今回は、「新年鑑定2024デラックス」の方に特典としてつけた、
「超願望実現マニュアル」をシェアしたいと思います。
☆超願望実現マニュアル
さて、まず最初に理解しておいてもらいたいのは、
「私たちの意識は、自分が心底信じていることを見る」
これが基本だということを覚えておいてください。
あなたが心底「それが実現する(している)」とか「私にはできる!」と信じ切れたものは実現します。
しかし、世の中の「成功法」「願望実現法」「現実創造法」というのは、
その書いている人、解説している人の「根本的な性質」や「知識」が影響してくるので、
どうしても、「Aさんにはすごく効果があったけど、Bさんは全然叶わない」
ということも起こります。
なので、僕はできるだけ「誰でもこの方法に従えば、願望を実現できる」という方法を、
とにかく古今東西の本やセミナーなどを学んで、その中から抽出した「エッセンス」を凝縮して、まとめました。
これを読めば、基本的な「願望実現法」の基本から知識、具体的な方法まで知ることができて、
あとは、それを実践すれば、あなたの望みを叶えていけるでしょう。
◎残念なお知らせです
ここで残念なお知らせをしなければいけません。
この方法は、巷の「◎◎をすれば、すぐに願いが叶う!」「3カ月で月収100万円!」というような、
派手な方法ではありません。
(そういう方法の殆どは、かなり条件が揃わないと難しいものがほとんどなので、誇大広告に近いものも多いですが・・・)
まずは、ある程度「自分と向き合う」ということが必要になってきます。
多くの人はこの「自分と向き合う」ということが嫌で、面倒臭いので、
「簡単!開運法!」とか「一つの習慣で魔法が使える!」みたいな方法に飛びつきますが、
それで本当に叶っていく人がどれだけいるでしょうか?
時には、その「手法」を解説している人のことを信頼していて、
「この人の言うとおりにやれば、叶うんだ!」と信じてやれば、叶う時もあるでしょうけど、
これはかなり時と場合によります。
しかし、逆に「自分に向き合う」ということをしっかりとやってみると、
「ああ、なんだ、私の望みってこういうことで、こうすればよかったのか」
と「静かな気づき」が起こり始め、
段々と「努力なし」に望みが叶うようになっていきます。
それでは早速、順番に解説していきます。
☆[第1章]「超願望実現マニュアル」基本編
まず、これからあなたが「思い通り」の人生を生きていくために、必要な基本的な「知識」の部分を書いておきたいと思います。
これを理解しているのと、していないとではかなり違いが出てくると思います。
1,私たちは「ほんの一部」しか見られない。
これは、僕の教材や講座を受けてもらった方にはおなじみの概念で、
僕の「NLAメソッド」や「高次元からの成功法則」の「根幹部分」ですが、
私たちは、「この世界」を、「五感(視覚・聴覚・臭覚・触覚・味覚)」からの「情報」を基に、
「私の外側にはこんな世界が広がっている」と認識していますが、
「外側の世界」を直接認識しているのではなく、
「五感」を通して感じた「情報」を「脳内(意識内)」で集めて、「再構築」したものを脳内で「再生」して、「現実」として認識しています。
そう、私たちは、「外の世界」を直接見ているのではなくて、「脳内で再生されているもの」しか見られないのです。
(精神疾患や認知症などによって、その「再生される映像」がみんなと違ってしまった人は、他の誰にも見えないものを見たりするのです。)
一説には、私たちは、今目の前に存在する、「何万分の一」くらいの「情報」だけしか同時に認識できていない、
つまり、「この世界」のほんの一部だけをとらえて、「これが世界だ」「これが私の現実だ」と思いこんでいるということです。
これの分かりやすい例えが、
「私たちは、向こう側が見渡せないような巨大な倉庫の中で、懐中電灯で照らした部分だけを、『世界だ』と思いこんで生活している」
という感じです。
つまり「この世界」には、まだまだ、本当は目の前に存在しているのに、
あなたが「私はこうである」と思いこんでいるために視野が狭まって、見えなくなっているものがたくさんあるということです。
2,「外の世界」は存在しないかもしれない。
そして、これを言うとややこしくなるかもしれませんが、
もっと言ってしまえば、私たちは、「自分の体の外」に出ることはできないので、
「私の外側に世界が在る」と確認できません。
もしかしたら、脳内で?「超リアル臨場感VR動画」を見ているだけかもしれないのです。
もし「VRゴーグル」を装着して、「映像+音」だけでなく、「香り、感触、味」までが感じられたら、
「現実」と区別がつくでしょうか?
まあ、難しく考えないでください。言いたいことは、
「確固たる現実」という物は無くて、私たち個人個人が見ている「世界・現実」は「脳・意識」内で、再生されている「リアル映像」に過ぎない。
ということです。
だから、同じ部屋に居て、同じ時間を過ごしても、
「あの時こんなことがあってさあ」
「え?そんなことあった?」
というような記憶の違いも生まれてきます。
「人それぞれ違う世界を観ている」と言っても良いでしょう。
3,私たちはすぐに「幻覚」を創り出す。
これも僕のブログやInstagramではよく書いていますが、
有名な「感覚遮断実験」などをはじめ、
真っ暗な無音の狭い部屋に閉じ込められると、人間はすぐに
「幻覚」を見始め、「幻聴」を聞き始めると言われています。
早い人では10分くらいで、「幻覚」「幻聴」が始まり、それが続くと、
「現実」と「幻覚」の区別がつかなくなり、気が狂ってしまう人も出てきます。
このように私たちはすぐに「幻覚」を創り出すのですが、日常的に、
「全く幻覚を見ていない」と言い切れるでしょうか?
「さっきこんなことがあって・・・」ということは、本当に起こったでしょうか?
4,記憶はどんどん改ざんされる
私たちは、たくさんの記憶を持っていて、
その記憶の集まりを、「私」と認識しています。
「日本に生まれて、男性・女性で、◎◎家の子供で、左利きで・・・」という感じに。
しかし、これも色々な実験で、被験者に何か特定の「体験」をしてもらって、
それを1か月後、半年後、一年後・・・という感じで話を聞いていくと、
人によっては、一年後に「50%以上の記憶が改ざんされている」ということが分かったと言います。
また、あるドキュメンタリー番組で、あのアメリカの大事件「911 同時多発テロ」を特集していた中で、
ある女性に話を聞くと、「あの時は、家の自分の部屋に居たんだけど、窓の外を見ていたら、凄い砂煙が舞っていて・・・」
と言うのですが、家と事件現場の位置関係を検証すると、事件があったビルからの距離や角度的に、
どう考えても、その子の家の窓の外に「砂煙」が見えるはずがないのです。
つまり、どうもニュース映像などで見たシーンと、当時の「自分の部屋に居た」記憶がミックスされて、
「私が体験した記憶」として記憶されている場合もあるのです。
そして、私たちが「今見ている」と思っていることも、
「現実」を「目」が見て、その「映像情報」を「脳」に取り込んで、それを編集したものを見ています。
つまり、「ほんの少し前の記憶」と言ってもいいのです。
そこに、「自分の思い込みが創り出した幻覚」が入り込まないと言い切れるでしょうか?
「1年前のあの時あなたは、こんなことを言ったわよね!?」
「え?そんなこと言ったっけ?」
この時、あなたの「この人はこんなことを言いそう」という「思い込み」が「一年前の記憶」を勝手に「改ざん」してないと言い切れるでしょうか?
◎「現実」は不確かなものである!
ここまで書いたように、とにかく言いたいことは、
私たちは、「確固たる現実・世界」の中に生きているのではなくて、
もしかしたら、「全て幻想」かもしれないような不確かな世界で、
もしかしたら、いつの間にか「思い込み」によって「改ざん」されているかもしれない「記憶」を持って、
もしかしたら、いつの間にか「幻覚」を見ているかもしれなくて、・・・
というような「不確かな世界」を見ているのです。
これが、「悟りを開いた人(覚者)」が、「この世はすべて幻想である」「思い込みで世界はできている」と口を揃えて言う理由です。
じゃあ、「思い込み」を変えれば、「違う現実」が見えてくるのは当然とは思いませんか?
☆[第2章]「願い」は叶わない!
さて、いきなりトンデモなことを言い出した、と感じる方も居るかもしれませんが、
実は、私たちの「願い」は叶わないのです。
このマニュアルも、多くの人に分かりやすいように「願望実現」というタイトルにしていますが、
「願望」は叶いません。
なぜならば、「願う」「願わないといけない」ということは、どういう状態ですか?
つまり、「今の私にはそれが無い、足りない」と「信じている、思いこんでいる」ということですよね?
すでに100兆円持っている人が「お金持ちになりたい!」とは願いませんよね?
つまり、「~~になりますように」「~~でありたい」と願うということは、
「私は今、~~がない現実をみている!」と宣言しているということです。
そうなると、「第1章」の話からすると、あなたの意識は、
「この人は、『~~が無い』が見たいんだな」という感じで、「幻覚」を創り出して、あなたに見せてくれる。
今までの人生のすべての「記憶」も、「~~が無い!」という「思い込み」に合わせて、「編集」してくれる。
「私は子供のころから、どんくさくて、いざという時にチャンスを逃すの・・・」という風に、
「今現在の『思い込み』」に合わせて、「過去の記憶」さえも「編集」して、
今の「思い込み」に都合の良い「(幻覚を交えた)編集記憶」ばかりを見せてくれる。
この後で順番に解説していきますが、「願う」のではなく、『それが当たり前』にしていかないと、
「それが叶っている現実」はなかなか見えてこないでしょう。
◎「アファメーション」の落とし穴
良く、「願望実現」や「自己啓発」の手法で、「アファメーション」が勧められていますが、
(一応知らない方用に解説すると、アファメーションとは、
「私は豊かです」「私はいつも気分が良いです」という風に
前向きな宣言をつぶやくことによって、気持ちを上げていって、
「良い現実を引き寄せよう」という手法の一つです。)
これも扱いに注意が必要というか、
今まで解説したような仕組みを理解していれば、
「私は豊かです」とつぶやきながら、本当に「豊かである自分」を感じて、
「豊かさを当たり前に手に入れている私」と「思いこんで」いければいいんですが、
「お金があまりないから、幸せに生きられていないから、アファメーションでお金を引き寄せよう」
という気持ちでやっても、結局それは「願い」であり、
いくら表面上は「私は豊かです」と言葉で言っていても、気持ちや心理的には、
「今の私には幸せもお金もない!」という「思い込み」を宣言し続けることになるので、いつまでも実現しません。
だから、「アファメーション」は、「願う」ためではなく、「これから実現させる」ためでもなく、
「今すでにそうなっている私」を感じ続けて、「あれ?私本当に豊かかも!」
「私は豊かだ!」と「勘違い」⇒「信じる」⇒「当たり前」になっていくために実践していくものです。
◎「努力」はこれのためにする!
そして、「努力」も実は、直接的に「夢を実現させる」ための手段としてするのではなく、
「努力をするから、夢が叶う」のではなく、
「努力をしていくうちに、思い込みが『勘違い』⇒『信じる』⇒『当たり前』に変化していくから」
夢が叶っている「現実」を見るようになっていきます。
(もし「努力すれば叶う」のなら、
借金地獄で、毎日3つの仕事を掛け持ちしているような人がどんどんお金持ちになっていかないとおかしいですよね?)
「これだけ努力しているんだから、実現してもいいよね?」
↓ ↓ ↓ ↓
「これだけやったら、実現するに決まってるでしょ!」
↓ ↓ ↓ ↓
「私はこれをやってるから、実現してるんです」・・・という感じに変化していく。
だから、これから「努力」は「夢を叶えるため」ではなく、
「努力」によって、「私は素晴らしい」と思えるようになる、
「私」に対して、「私は夢を実現する価値がある」と感じるためにする。
そして、その「努力」は、一番自分が自信を持てることにする。したいことにする。
そして、自分の「思い込み」をどれだけ「勘違い(私いけるかも)」⇒「信じる(私いけるに決まってる)」⇒「当たり前(私はいけてます)」にしていくか?
毎日「どれだけいい気分で過ごせるか?」の為にしていくことです。
◎OSHOが語る「空になれ」
僕が好きで読む本の中でも一番よく読むのが「OSHO」の本です。
彼は、「悟りを開いた『覚者』」と言われていて、まあとにかく知識もすごいし、頭も良い。
まるで世界がすべて見えているかのように語ります。
アメリカでは、「カルト教団の教祖」という扱いを受けて、迫害されましたが、
僕が本を読んでいる限り、一つも間違ったことは言っていないように思います。
その「OSHO」が「Tao 永遠の大河 OSHO老子を語る」の中で語っていることが興味深いので取り上げておきます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
主張しないこと。そうすれば、あなたの主張は完全に満たされる。
勝ち誇ろうとしないこと、そうすれば、あなたの勝利は絶対だ。
頑張らないこと、ただいるのだ。そうすれば、頑張ってやれるような事は皆
自分からひとりでにあなたところにやってくるだろう。
何一つ求めなかった人間が、
どんな形であれ、成功しようなどとしなかった人間が、
満たされるべきどんな野望も追い求めなかった人間が、
突然、全てが満たされていることを見出す。
生命それ自身が、その秘密を分かち合おうと、その豊かさを分かち合おうと、彼の所へやってくる。
なぜならば、主張なしにとどまる人間は、1つの「空(くう)」になるからだ。
その「空」の中に、命は、その秘密や豊かさを注ぎこみ続ける。
生と言うのは真空に惹きつけられるものだ。
もしあなたが「空」になったなら、あらゆるものがひとりでにやってくるだろう。
頑張ったら、失敗は間違いない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
「主張する」ということは、「願う」ことに似ていて、
「私がこう言わなければ、私の権利が守られない」と思いこんでいるということ。
すると、「私の権利が危険にさらされる現実」を見ることになる。
そして、「空(くう)になれ」というのは、
これまで書いたように、「私」というのは「過去の記憶の集積」であり、
それらはすべて「思い込み」に影響されている。
「運動が苦手で、人付き合いが下手で・・・」と勝手に思いこんだ「私」が居る。
「勝手に改ざん・編集された、勘違いの歴史」。
すると「私」が実現を邪魔する。「過去にそんな風だった私に、そんな夢がかなえられるわけがない」と。
「エネルギー」的にも、「これが私です!」という「エネルギー」であなたが満たされていれば、それ以外の新しい「エネルギー」が流れ込んでこれない。
だから、「空」になる。いつでも「今スタートの私」で居る。
何にも汚されていない。何にも制限されていない。
そして今この瞬間に、「全てを手に入れている私」になったら、毎日どんな気持ちでどんなふうに過ごす?
そんな風に過ごしている人を見たら、あなたはどう感じる?
あなたがこの瞬間に「そんな人」になってみよう。
あなたが「私は◎◎が苦手なんです」と思いこんで見ている世界と、
「私はこれが得意です」と思い込んで見ている世界では、見えているものが全く違ってくるのは想像できますよね?
それと同じように、「私はこうである!」と決めつけて、いつもその視点・視座から見ている世界と、
常に「今スタートの私」「すでにいつも全て満たされている私」の気持ちで見ていく世界は、見えてくるものが変わってきます。
「なぞなぞ」なんかでも、思い込みが強い大人がなかなか分からないのに、子供がすぐに答えるなんてことも、
結局は「これはこうである」という決めつけが、見えなくしているのです。
◎強く願わない
これは、先ほども軽く書いたけど、
「強く願う」ということは、それだけ「私の願いが叶うのは難しいです!」と言っているようなもの。
これを、「エネルギー」的な方面から言うと、
この世界は、「エネルギー平衡化(へいこうか)」の力が働く。
全てのバランスを保とうとする。
この地球で起こっているすべての「天候・自然現象」は、「温度」をできるだけ一定に(急激に乱高下しないように)保とうとする作用。
あなたが「強い願い」つまり「強いエネルギー(温度)」を放つということは、それを「平衡化」しようと、「抵抗」が起こる。
静かな図書館で、突然騒ぎ出す人が居れば、みんなが静かにさせようと、追い出そうとするように。
逆に、みんなが騒いでいるライブ会場で、静かに座っている人が居たら、「なんでもっと乗らないの!?」と煽られるように。
また、その「願い、目標、目的、夢・・・」に「強い意味(重要性)」を持たせないこと。
あなたがそのことを重要だと感じて、強く思い続けるほど、抵抗が大きくなって、夢の実現が遠ざかってしまう。
だから、「私はそれを叶えて当たり前」という気持ちで居ることが大切。
だから、「叶う叶わない」ということも考えない。気にしない。いずれそうなるんだから。
(もしそれでも叶わないなら、それはあなたが人生の中で、本当に実現するべきことではないんだから)
◎世間の夢を追いかけない
そして、「世間の夢」を追わないこと。
例えば、「豪邸を建てる」というような夢。
それ自体が悪いことではないけど、それが「本当に自分の夢」なのか「世間の夢を追いかけているだけ」なのか見極める必要がある。
なぜなら「世間の夢」を追いかけているということは、ほとんどの場合
「みんなからすごいと見られたい。」
「すごいことをして、自分を誇りたい」という自己承認欲求、自己顕示欲から来ている。
ということは、その心理は?
「私は認められていない」「すごいことをしないと認められない」
「認められないとちゃんと生きていけない」・・・
ということが「思い込み」だから、たとえ「豪邸を建てる」ことに成功したとしても、結局
「認めれれていると感じられない」
逆に豪邸を建てたことで疎外感を感じたり
「いつまでも自分を誇れない」
豪邸だけでは足りないから、「もっともっと」とキリが無くなる。
「いつまでも幸せを感じられない」
そもそも認められてないと感じているのは、自分の思い込みだけで、その思い込みを手放さない限り、それが解決することはない。
↑このような「無駄」なことに沢山の「エネルギー」を注ぎ込んで、
「エネルギー」を注ぎ込む分「抵抗」が強くなって、苦労して、
苦労して叶えた結果、何も得るものが無い・・・こんな虚しいことはない。
さらに、「世間の夢」を追いかけていると、あなたの奥底は本当にそれを望んでいるわけではないから、
無意識のうちに上手く行かないように動いてしまう。
だから、あなたが「心の底から望むこと」だけを思い描こう。
「他人からどう見られるか?」ということを一切考えないで、
ただ単に、「私はこうしていたい」という夢。
例えば、「家」でも、「常に筋トレして、自分で見とれる体型でいたいから、地下にトレーニングルームを作ろう」
「園芸を楽しみたいから、100坪の庭にしよう」
「音楽を思いっきり楽しみたいから、最高級の音響機材をそろえたリスニングルームを作ろう」
という感じで、「必要」ベースで思い描く。
それが結果、成り行きとして「豪邸」になっても、それは「あなたの目的」に必要なこと。
大谷翔平選手を見ていると分かりやすくないでしょうか?
彼は、「有名になりたいから」とか「認められたいから」とか「お金持ちになりたいから」ということで、野球をしているように見えますか?
ただ単に、「野球が好き」で、「野球で一番になりたくて」、それを追及するために、「一番になれる、一番の条件を選んでいる」
という感じがしませんか?
多分「お金」や「有名になる」なんてことは「オマケ」でしかないように感じます。
先ほどの「OSHO」が言っていたように、
「何も主張しない、求めない(強く願わない)者が、全てを手にしていることを見出す」
大谷選手がまさにそれだと感じませんか?
勿論、あなたが100%あなたの夢だけを追究したからと言って、大谷選手のように1000億円を手に入れる!とは保証しませんw
でも、きっとあなたがこの世界に求めてきたことは、手にしていることに気づくでしょう。
☆[第3章]「超願望実現マニュアル」実践編
さてここから、いよいよ「実践編」に入りますが、
ここでも、「力まないで」ください。気楽に、「そうすれば叶うのね」という気持ちが大切です。
僕も実際、「マイホーム」を手に入れたり、1カ月で「占い師」になれた時もそうでしたが、
結局願いが叶う時というのは、「まあ、やってみっか」くらいの軽い気持ちで、始めた時です。
不思議なほど「追い風」が拭いてきて、あれよあれよという間に、何の苦労もなく、気づいたら「波に乗っている」状態になります。
僕たち夫婦の「結婚」の時なんかも、別に二人とも全然結婚を望んでなかったのに、付き合ってるうちに、周り(特に奥さんの家族さん)が、
「まあ、そのうち結婚するやろ?ごめん、勝手にその前提で話すけど・・・」とか
「(奥さんの実家が)オリンピック招致のための区画整理になるから、この機会に同棲したら?」とか、
勝手に話が進んで、いつの間にか同棲して、「じゃあ籍入れとく?」みたいなww
しかし、多くの場合、「何かを叶えよう」とすると、
「よし、そのために十分準備して、頑張って、叶えていくぞ!」と「強いエネルギー」を発し始めるので、
「抵抗」が強まって、「ん?上手く行かないかも?」「あれ?難しいかも?」「なんだかやる気が無くなってきた・・・」
という風に、「通常の状態」に戻されてしまうのです。
時には、その「頑張る力」が強い人は、それでも強引に夢を叶えるときもありますが、そのあとは多分、
一気に没落するとか、心身ともにぼろぼろになるとか、その分の「マイナス」も伴うでしょう。
(もちろん、どんなに気楽に叶えても、何かを叶えるということは、同時に何かの制限を受け入れるということなので、それは仕方ないですが。
例えば、「家族が欲しい」と、結婚して子供ができた。
幸せな生活が始まったけど、一人のゆったりした時間がなかなか取れない、
自分だけじゃなくて、誰かの分の家事や仕事もしなければいけない、
静かにして居たいときも、誰かがしゃべっている・・・という風に、どうしても避けられない「副作用」は起こります。
でも、それを避けていては、「幸せな家庭」は難しいでしょう
それらも受け入れる覚悟をする。)
とにかく、「夢を叶える!!」と力まずに、ただ単純に、自分の理想とする生活を思い描いていく事です。
(なかなか夢が叶わない時というのは、その「副作用」を心の底では受け入れていないから。
先ほどの例のように、「家族が欲しい!」と思っていても、
心の底では「ずっと自分のペースで生きていたい」と感じていれば、「結婚」や「家族」ができない方が都合が良いですよね?
だから、いくら表面上「結婚したい」「家族が欲しい」と考えていても、
「自分のペースで生きていたい」が優先されて、なかなか叶わない。)
1,「夢」を明確にする
そして、まず「夢を明確にする」。
その「明確にする」というのも、「はっきりさせる」という意味もありつつですが、
先ほども触れたように、「本当の自分の望み」なのか?「世間に認められるための夢」なのか?
ということを「見極めた」上で、その「本当の自分の望み」がどんなものなのか?
を「はっきりとさせていく」ことが必要になります。
△自分の本当の望みを見つける
例えば、先ほどの「豪邸を建てたい!」という夢。
それが本当に、先ほども言ったように自分の「必要ベース」で組み立てた結果、豪邸になった
というなら良いと思いますが、「なんだか分からないけど、でかい家建てたら幸せなはず」という感じで望んでいるなら、
その奥の心理を見つめてください。それが「自己顕示欲」や「自己承認欲求」だと感じるなら、その夢は一回捨ててください。
そして、例えば、「この世界に自分一人だったとしても、その夢を叶えたいか?」ということで考えてみてください。
その夢が「高スペックな相手と結婚したい」だとしても、あなた以外に同性が居ないと仮定して考えてみてください。
自慢できるような相手も競う相手も居ません。相手は選び放題です。
それでも「高スペック」にこだわりますか?一緒に居て「ほっと」できる相手の方が良くないですか?
結局、どんな「望み」にしても、「お金持ち」、「良い相手と結婚」、「良い家に住みたい」、「すごい力を持ちたい」、「みんなに愛されたい」。。。
全ての人に共通している、根本的な欲求は、結局
「満足して安心して生きたい」。これに尽きます。
例えば「ファッションが好きだから、いろんな服が欲しい」という望みでも、
「自分に満足していたい」「人から美しいと思われたい」「異性からモテたい」
そうなれれば、「満足、安心」だから。
ところが、多くの人が、その根本的に求めているものを見失うから、おかしなことになります。
例えば、「お金持ちになりたい」という夢も、本来は
「お金をたくさん持っていれば、困ることも少ないだろうし、選べる選択肢も増えるから」
「満足、安心して生きられる」ということで、求めているはずなのに、
社会的に「お金持ちになる」=「幸せになれる」という感じになるから、
とにかく「お金持ちになる」ということばかりを追いかけ始めて、
「お金持ちになるには、ビジネスで成功して、いくつも会社を経営して・・・」
と「ありがち」なパターンを夢見ますが、実はそんなことをすることには向いていないのに、
面白くないけど、その先に「幸せ」があるはずだから頑張って・・・
すぐに成功するものでもないから、なかなか「幸せ」を感じられなくて、
もし成功しても、いくら稼いでも「幸せ」な時もあれば「不幸せ」な時もある。
どんどん「重圧」「責任」は増えるし、それをずっと維持しないといけない・・・。
それって、「満足、安心」ですかね?
勿論、そういうことをすること自体が楽しくて、続ける人もいます。
しかし、多くの人が、自分の望みや適性をよくわからずに、とにかく
「社会的に良いとされることを目指して、努力して、達成すればいいはず」ということで、
今は全く楽しくないけど、未来の「幸せ」の為に頑張り続ける・・・なんてことになりがちです。
まずは、あなたの「満足」「安心」とは何か?ということを見つめ直してください。
正直、完全な「安心」というのは難しいです。たとえ100兆円持っていても、
「ハイパーインフレで、お金の価値がゼロになったら?」
「お金目当ての親族がどんどん出てきて、人間不信になったら?」
「お金を狙って強盗に襲われたら?」といくらでも不安は出てきます。
(「自我」の仕組み上、どんなところからでも「不安・心配」を見つけ出します。
あのビル・ゲイツのお母さんが、すでに十分成功して、何兆円という資産を築いているビルに
「あなた、ちゃんとご飯食べてるの?」と心配したと言いますからねw
どんな状況になろうと、人はどこかから「心配の種」を見つけるものです。)
だから、「安心」は置いておいて、「満足」を中心に思い描いてみてください。
もしそれがなかなか思い描けなかったら、
「もし、今100兆円持っていても、やっていたいことは何か?」
「もし、あと1カ月で地球が終わるとして、どんな生活をしていたいか?」
という極端なシュチュエーションで考えても良いでしょう。
まあ、100兆円あったら、まず欲しいものはすべて買えるでしょう。
そして、そのうち「もう欲しいものが無い」ってなると思います。
その状況でも、やっていたいこと、やってみたいこと、
あと何年あるか分からない人生の中で、やっておきたいこと。
感じてみたいこと、味わってみたいこと、行ってみたいこと、会ってみたい人・・・。
△収入ベースで考えない
よく、「月収100万円あれば・・・」という感じで思い描く人も多いですが、
それよりも、まず、その100万円があったら、「何をしたいのか?」「何に必要なのか?」
ということをベースに考えてください。
「毎月家族と旅行したくて、そのためには乗り心地の良い、大きな車が必要で・・・」
と思い描いた結果、それには「最低月収80万円は必要だろうな」という感じで、
あなたが生きたい生き方を中心に考えてください。
そして「その旅行に行くためには、毎月5~10日くらいはまとまった休みが欲しいから、普通の会社勤めでは難しいかな?」
「じゃあ、自分の好きな「◎◎」で起業してみようかな。」
という感じで、「やりたいこと」「ワクワクすること」を考えて、それに付随して、「お金」のことを考えたほうが良いです。
逆に言えば、もし「衣食住に困らず、いつでも自由に旅行に行ける」なら、お金が無くてもいいかもしれませんしね?
△リストアップする
そして、とにかく、そうやって自由に発想した時に出てきた、
「したいこと」「行きたい場所」「会いたい人」「欲しいもの」
「必要なもの」「こんな人と一緒にしたい」・・・
ということをどんどんリストアップしてください。
△分類、優先順位をつける
そして、それらを、「やりたいこと」「欲しいもの」という感じで分類して、
その中でも、「これは絶対」という優先順位の高いものから書いていってください。
出来れば「紙」に書いて、いつでも目に付くところに貼っておくのが良いと思います。
2,理想を自分に「定着」させる
自分の望みを「明確」にしたら、それを、自分の中に定着させていきます。
これは最初のうちは忘れがちになるし、面倒くさいかもしれませんが、
これをできるだけ毎日続けることで、「そんな私」になっていきます。
△ストーリーを思い描く
先ほどの自分の「望み」「欲しいもの」などの一覧が出来たら、
それを見ながら、これからの自分の「ストーリー」を思い描いてください。
映画を見る感じではなくて、「VR動画」のように、完全に自分(主観)視点で、
それらを買ったり、体験している自分をできるだけリアルに思い描いて、「体験」してください。
ただ思い描くのではなくて、できるだけリアルに本当に「感触」「匂い」「音」までも思い描いてみてください。
そして、それを実現している自分の気持ち、感情、感覚まで感じてください。
特に「寝る前」「起きた瞬間」が効果的でしょう。
さらに、起きているときも、時々そのリストを見て、その時に感じた「気持ち、感情、感覚」を感じるようにしてください。
△執着しない
そして、ここが難しいところでもあるんですが、
その「望み」をリアルに思い描いて「体験」しつつも、
「早くそれになりたい!」とか「これにならないとつらい!」という風に執着しないことです。
思い出した時は、それをリアルに「体験」しつつ、普段は「忘れている」くらい。
「それが叶っても、叶わなくてもいい」くらいの気持ちで居る。
というか、「すでにかなっているから、私はこれでいい」という気持ちで居る。
「すでにそれが叶っている、叶うことが分かっている人」が、いちいちその夢について気にしないはずですよね?
△「その人」になる
そして、もうあなたは「全てが叶っている私」になっているんだから、
普段からの「言葉」「考え方」「視点」「視座」に気を付けてください。
「全ての望みが叶っている人」が何かに不安を感じたり、焦ったりするでしょうか?
誰かを批判したり、政府を批判したり、この世界の不条理を責めたりするでしょうか?
誰かがお金持ちになって幸せそうにしているのを見て、「何だよこいつ」と思うでしょうか?
未来の心配をするでしょうか?
「私なんてダメだわ」「こういうところが嫌い!」と思うでしょうか?
「あなたは自分が好きですか?」と聞かれて悩むでしょうか?「はい!好きです!」と即答できるでしょうか?
目の前に現れた現実に、「なんで私ばっかりこんなことをしないといけないの?」と思うでしょうか?
「よし!これこそが私が最高に幸せになるための道なんだ!」と捉えられるでしょうか?
今この瞬間から、「全ての望みが叶っている人」になってください。
△「ポジティブ貯金」をしよう!
そして、これから日常的に、全てを「エネルギー」で考えたらわかりやすいと思います。
あなたが発している言葉、感じている感情、考えていること、している行動などなど、
それが、「どのようなエネルギーを発しているか?」「ネガティブ発信か?ポジティブ発信か?」ということを感じてみてください。
そして、例えば、あなたの発言が、「誰かに対する批判」なら、
「ネガティブ貯金」が貯まっていきます。
あなたが笑顔で過ごして、誰かを笑顔にしたなら、
「ポジティブ貯金」が貯まっていきます。
非常にシンプルなことなんですが、どうしても日常の中で忘れがちになって、
「これどういうこと?!」「あの人何なの!?」と「ネガティブ貯金」しがちです。
しかし、そうやって貯まった「貯金」はいつか、何らかの形であなたにちゃんと返ってきます。
それを意識してください。
◎「感情」の対処法
これは別に「感情を我慢して抑え込もう」ということではありません。
でも、これからは何か感情を感じたら、しっかりとその感情を感じきって、
「なぜ私はこんな感情を感じるのか?」ということを感じてください。
「相手が悪い」のではなく、あなたの中に、それに反応してしまう「思い込み」があるのです。
「邪魔をする思い込みの見つけ方」や「思い込みの解除の方法」について詳しくは「高次元からの成功法則」で解説していますが、
ここでは簡単に書くと、
例えば、「ヴィーガン(菜食主義)」でも過激な人になれば、「肉を食べる人が許せない!」となったりします。
でも、「肉を食べる」って悪いことですか?
人類は太古から動物を狩って、肉を食べてきました。(同時に果物や植物を採取して食べていました)
逆に「農耕」を始めたのがかなり後になってからです。
しかし、「菜食主義」という「思想」を支持し始めると、「肉を食べる=悪」になってしまうのです。(極端な人の話ねw)
つまり、人は「思い込み」「思想」によって、感じる感情も変わってくるのです。
そして、「思い込み」「思想」によって、許せない人ができてきて、怒って、イライラして、「無駄なエネルギー」を消耗して、
「ネガティブ貯金」を殖やしてしまうのです。もったいなくないですか?
誰しも、どんなに性格の曲がった人でも、その人なりに、必死に「自分を守ろう」として生きているだけです。
だから、余程、実害、暴力などが無い限り、「あの人も必死なんだな」と思ってあげて、流してあげるのが良いです。
それよりも、その相手に怒ってイライラし続けて、自分を「ネガティブな感情」にさらしつづけていることの方が問題です。
できるだけすぐにその「感情」を感じきって、解放したら、笑顔になって、みんなが幸せに過ごせていることを思い描いてください。
そして、誰かほかの人にでも、笑顔や良いことを向けてあげてください。
もちろん自分にも、楽しいこと、嬉しいことをプレゼントしてあげましょう。
それによって「ポジティブ貯金」していきましょう。
3,行動に移す
そして、ここまでで、「理想を明確化」「理想を定着」させたら、
後は行動に移していくだけです。
△「努力」は「信じる」為におこなう
さて、ここから具体的に「行動」に移してもらいますが、
先ほども書いたように、この「行動」や「努力」を、直接的に「夢を叶えるため」に行い始めると、やはり「抵抗」を生み出しやすいです。
なので、これからはすべての「行動」「努力」というものは、
「自分が自分を信じるためにする」「ポジティブ貯金を増やすためにする」
「自分の価値を信じられるためにする」
という感じで、捉えてもらえれば一番良いでしょう。
つまり、「私は普段からこれだけやってるんだから、当然素晴らしい結果を受け取るに決まっている」
という感じ。「願望」でも「期待」でもなく、「静かな自信」を持ち続けるために。
いきなり願望が実現しなくても、あなたの「静かな自信」があふれていけば、
どんどんと「住んでいるゾーン」が変わっていくように感じられるかもしれません。
見えてくる、聞こえてくる「情報」が変わったり、家や会社などで、人の性格が変わる、嫌な人が居なくなる、
臨時収入や、ふとしたことを実行して、収入が増えたり・・・
などの実際の変化も起こってくるかもしれません。
(今までに、受講者さんや占いの常連様に実際起こったことです)
△「5%作戦」をする
私たちの「自我」は、「私はこういう人です」と決めたほうが安心するので、
できるだけ、「私」を固定したがります。なので「変化を嫌い」ます。
だから、「ダイエット」「筋トレ」などが続かないのもそれです。
今までゆったり過ごしているのが「コンフォートゾーン(安心ゾーン)」だったために、
できるだけそこから動きたくない。
そのために、何か新しいことを始めたり、新しい習慣を付けようとすると、
気持ち的に「なかなか始めたくない」という感じで不快感を感じて、進めなくなってしまいます。
なので、僕がおすすめするのが「5%作戦」です。まあ「2%」とかでも良いですが。
とにかく、いきなり「一気に始めよう」としないこと。
例えば「庭掃除」を例にすると、お庭の全体を「100%」として、
毎日「5%」くらいの面積だけをちょこちょことやっていく。
すると、単純計算で20日で庭がきれいになります。
しかしこれを「一日で一気に!」と思ってしまうと、かなり気合が必要になるので、
「また今度」「また今度」「体調がもっといい日に」・・・という感じで伸ばし伸ばしになってしまいます。
それよりも、家を出る前に5分間だけ草抜きや片づけをする、という風に、少しずつを習慣にしたら、
意外と早くきれいになるのを実感すると思います。
この感じを他の「夢の実現」にも応用してみてください。
「一日10ページ、それについて本を読む」
「1日10分それについて検索して、一つずつ必要なものを揃えていく」
「今日は腕立て伏せ10回 明日は腹筋10回・・・」
という風に、積み重ねてみてください。調子が良い日は「10%」「20%」に増やしてもいいでしょう。
でも、疲れて、次の日「5%もできない」ようにならない程度に。
こうしていけば、毎日「やってる感」も感じられて結構続きますし、気づけば結構な結果が出てくるので、おすすめです。
△「脳をだまして」「ずらし」ていく。
少し長くなりますが、これはNetflixの番組「医者に訊け!医学の新常識まるわかり」で、実施された実験で、
机に座って、ついたての向こう側に左腕を置いて、布をかぶせ、見えなくして、
目の前には布から偽物の「ゴムの手」を見えるようにする。
そして、そのゴムの手を筆でなでる。本当の左手もついたての向こう側で
同じようなところを筆で触られると、
目の前に見えているゴムの手が「自分の手」だと錯覚し始めて、
あれ?これって私の手じゃないよね?と触って確かめるほど、
目の前のゴムの手が自分の手だと錯覚してしまうのです。
◎ないものがあると錯覚する
そして、これは時々聞く話ですが、事故や手術などで脚や腕を切断した方が、傷が治っても
もう無いはずの、脚や腕が「痛む」と言う。
つまり私たちは、たとえそれが「私の物」ではなくても、意識によって、「それは私の一部である」と「錯覚」し始め、
その「物」が無くなっても、「そこに腕があった」という「感覚(意識)」だけが残り続けるから、「無いはずの腕が痛い」と感じたりする。
(実際には腕が無くなっても、見えない「(腕の形の)神経・感覚」みたいなものだけは残る。
「そこに腕があった」という「思い・信念」によって、「いまだにそれが在る」と感じる。)
私たちは自分の身の周りの「物」や「情報」を集めて、(意識によって)(本当は『私』でないものも)「これが私だ」と思いこみ始める。
だから、「スピリチュアル」や「悟り」系のお話では、「この肉体が『私』ではない」と言われる。
(「これが私だ」という「思い込み」によって、「この肉体(に限定されているの)が私だ」と勘違いしている)
そして、それをこの日常生活でどう活用すればいいのか?
それは、「思い込み(勘違い・錯覚)」をずらしていく。ということ。
何度も言うように私たちの「自我」というものは、「安定」を好む。
「私はこういう人間であって、こう生きればいい」ということを確定させて、安心したい。
一気に変わろうとすれば、「抵抗」が起こって、「元に戻ろうとする」
だから、じっくりと、「思い込みをずらしていく」のが良い。
つまり、現状では、あなたは、「私はこういう人間で」「私にできるのはこの範囲で」「私の能力はこんなもので」・・・
と「自分の範囲」を決めている状態。
でも、先ほどの実験でもあるように、「ゴムの手」を「自分の手」と錯覚できるように、
「思い込み」によって、「自分の範囲」を広げることができる。
↑この画像のように、「私はこういうものだ!」と思いこんでいるために、
その範囲内のことしか「自分のこと」だと思えない。
そのために、あなたにはその範囲内の出来事(現実)しか起こってこない(ようにしか見えない)。
でも、例えば「今まで行ったことのない場所に行ってみる」というような、「行動」を変えることで、
徐々に自分の中の「範囲」が広がっていって、見えるものが増えていく。
よく言われるような
「お金持ちになりたかったら、高級店に行って、その雰囲気を味わってみる」
というように、今まで体験したことのないものを体験してみると、
「お金持ちになるということは、こういうことだ」という感覚が思い描けるようになってくる。
先ほどの「ゴムの手」のように、「高級店」を見ることで、それが
「自分の(現実内に)存在するもの」として認識できるようになっていき、
そのお店で、自分がたくさん買い物をしていることも思い描けるようになっていき、
それが「自分の物」になるという「錯覚」をできるようになっていき、
徐々に、あなたの「現実」が変わっていく。
あなたがあなた自身をどれだけ「勘違いさせるか?」で
あなたに見える「現実」は変わっていく。
◎「ずらし」作戦
究極、あなたが本気で何かを「思いこめ」れば、それは叶うと思いますが、
例えば、今日から「ハリウッド俳優」のつもりで生活しましょう。と言っても、どうしていいか分かりませんよね?w
だから、その「思い込み」をずらしていくために、「行動」が必要になってきます。
「ハリウッド俳優」を目指すなら、まずはハリウッド俳優の日常がどんなのか情報を集めてみる。
雑誌を読んだり、ブログを読んだりして、どのような生活をしているか探る。
次に、日本のプロダクションに入る、俳優の仕事をしてみる。
そして、英語をしゃべれるようになって、アメリカに行ってみて、ハリウッド俳優が通うようなお店を巡って、雰囲気を味わってみる。
そこから・・・という風に、「思いこむための材料」を揃えていく。
もちろん、思いこめるなら、思い切って、いきなりハリウッド映画のオーディションを受けに行く。というのでも良いでしょう。
「私はもう、ハリウッド俳優でしょう」と確信が持てる状態までもっていく。
イメージ画像で言うと↓
↑ピンクの部分が、あなたが「自分」と思いこんでいる範囲。緑が「ハリウッド俳優」の範囲。
そこから↓
少しずつ、経験の幅を増やしていって、「思い込みの範囲」を広げていきます。
そして↓
↑こんな風に、「ハリウッド俳優」も自分の思い込みの範囲に含んでしまう。
こんなイメージですww
△「マインドマップ」「曼荼羅チャート」を使う
そして次に、さらに具体的な「行動」「努力」として、
これは必須ではありませんが、「マインドマップ」や「曼荼羅チャート」などを利用して、
この前にリストアップしてもらった「実現したいこと」を分解というか、
日々の行動に落とし込んでいきます。
「マインドマップ」や「曼荼羅チャート」については、ネットで検索すればいくらでも説明が出てくるので、
ここでは文字数などの都合上省略させてもらいますが、
自分に合う方法で、例えば「ハワイ旅行する」というようなことならば、
「資金50万円」「ハワイの情報を集める」「仕事の日程の調整」など、「ハワイ旅行」に向けて必要なことが色々あるはずです。
それらを分類していって、
「じゃあ、50万円を作るためにできること」
「ハワイで、自分が満足できそうな場所を探す」という風に
「ハワイ旅行」に向けて、日々やっていく事を細分化して明確にしていきます。
特に「曼荼羅チャート」はあの野球の大谷翔平選手が使っていることで有名になりましたが、
例えば、学生の時にいきなり「メジャーのホームラン王になる!」と言っても、なかなか自分でも信じ切れないでしょうけど、
その「夢」を細分化して、明確化していくと、
(これは大谷選手とは関係ありません↓今思いついたものです)
「まずは、高校でホームラン王」←「高校野球の名門校でレギュラー」←「名門校に推薦」←「中学のクラブでトップクラス」←「トップクラスの走力」←「トップクラスのスイングスピード」←「トッププロ選手の分析」・・・
そして、最終的に日々できることとして、「毎日500回の素振り」「50本の全速力短距離」・・・
という感じで、ここまで細分化して、日々のトレーニングに落とし込んでいくと、
「ああ、とりあえずこれならできる」と感じてきませんか?
そのように、あなたの「夢」も、細分化していく事で、日常に落とし込んでいけて、「信じる」ことができるようになっていきます。
△瞑想、読書を習慣に
そして、そうやって「夢」を「明確化」していくと、
自分の中に、その夢の「情報のネットワーク」ができていきます。
すると、「瞑想」などをしているときも、その「夢の情報」についての「ひらめき」なども出てきやすくなるし、
「読書」などをしていても、書いてあること自体でもその「夢の実現」に向けて、必要な情報を見つけやすくなったり、
その読んで学んだことから、新しい発想が出てきやすくなって、
あなたの中に、「夢の実現に向けての地図」が出来上がりやすくなっていきます。
◎瞑想のコツ
「瞑想」も、最近は「イメージング」と混同されていて、
「素晴らしい自分を思い描いて・・・」とか「誘導瞑想」などがありますが、
それは「イメージング」です。
本当の瞑想は、とにかく、「自分を忘れる」ということが目的と言っていいでしょう。
なので、瞑想に「成功する時失敗する時」があります。「失敗すること」の方が多い気がします。
目を瞑って、とにかく何も考えない。考えないようにするよりも、
頭の中に浮かぶ思考を、客観的にただ見つめる感じ。思考の中に巻き込まれない。
呼吸に意識を集中して、それを数えたり、観察するのも良いでしょう。
するとそのうち、「自分」がどこかへ行って、何者か分からないような、気持ちのいい瞬間が訪れます。
ただそれを感じ続けてください。何かを思いつかせようとか一切考えない。
何も期待せずに、ただその瞬間を楽しむ。
それを続けていると、時々「ふと」素晴らしいアイデアが浮かんだり、声が聞こえたりして、
それに従ってみると、うまくいく。ということも起こってきます。
でも、あくまで、「何も期待せず、ただ居る」ことです。
△細分化したら「やることリスト」
そして、ここまで細分化して、日々の行動まで落とし込めたら、
毎日朝か、前日の夜に次の日の「今日やることリスト」を作りましょう。
「◎◎についての本を50ページ以上読む」
「Instagramの投稿2件以上」
みたいな感じで、すぐにできる簡単な行動リストとして、どんどん実行していきます。
できたら、そのリストに「◎」を付けて、「わたしよくやった!」とほめてあげましょうw。
△あとは、すぐに行動!
そして、そうやって「下準備」が出来たら、「思いついたこと」「気になったこと」などを、
すぐに行動に移していくということです。
「面倒くさいこと」が思いついても、できるだけすぐにそれをする。
そのことで、「エネルギー」が動く習慣がついてくるので、「運気」も好転しやすくなっていきます。
ここまでくると、あとは、「何か思いつく」⇒「すぐ行動」
「何か起こる」⇒「感情を感じきる」⇒「思い込みを和らげる」⇒「いい方向に思い描く」⇒「すぐ行動」
という風に、パターンに従っていけば、いつの間にか「現実」が変わっていくでしょう。
そして、もう一度言いますが、どんな時も常に、
「無駄なエネルギーを消耗していないか?」
「今の私の言葉、感情、思考、行動は、どんなエネルギーを発しているか?」
「これは、ポジティブ貯金か?ネガティブ貯金か?」
という感じで、意識してください。
△そして、「焦らない」!
ここまで来たら、あとは「神様のお任せ」という感じで居てください。
もう、それが「実現するかどうか?」は気にせず、とにかく自分が信じた道を進んでください。
もしその望みが叶わなくても、「それは私に必要ないのかも?」くらいで思ってください。
その瞬間その瞬間感じたことを、メモしたり、行動に移してください。
たとえ「ハプニング」「悪いこと」が起こったとしても、あわてず騒がず、
「これが私に教えてくれていることは?」「これが私に求めていることは?」
という感じで、「糧」にしていってください。
全ての局面を「ゲーム」のように楽しんでください。
◎「悪いこと」すらも、必要なこと
そうやって、実現に向けて動いていくと、どうしても
一見「悪いこと」が起こることもあります。
しかし、それは「必要なこと」だったりするのです。
例えば、僕も今では「占い師」をやったりしていますが、
これも、20代のころからの「パニック障害」や、「ネットビジネスの失敗」などが無ければ
絶対にならなかったことですし、今書いているような知識も誰かに伝えることは無かったでしょう。
先ほど出てきた「OSHO」も
「人生を振り返れば、何も変えようとは思わない。すべては完璧な流れだと知る」と言っていましたし、
「喜びから人生を生きる! 臨死体験が教えてくれたこと」の著者アニータ・ムアジャーニさんも
「人生、この世界は、複雑に織り込まれたタペストリーのようなもの。全ては壮大な計画通りになっている」と、臨死体験から強く実感したそうです。
そう、どんなこともすべてあなたの「ストーリー」を進めるには必要なこと。
だから、「悪いことが起こった!」と立ち止まらないで、
例えば、「何かをやめないといけなくなった」としても、「最悪だ!」と言わずに、
「ああ、私はこれ以上、それをしなくても良いってことか・・・」と静かに受け止めてみてください。
そうやって「受け入れた先」に必ず、もっと壮大な、あなたの人生を輝かせる何かが始まるはずです。
自分の運命を信じてください。「私は必ず素晴らしい人生を生きる」とつぶやいてください。
あなたがあなたを信じた分だけ、人生は開けていきます。
思い切って「あなた」を生きてください。
あなたがあなたを生き切ることが、一番の世界への貢献です。
あなたに幸せが降り注ぎますように。