[書籍002]「引き寄せ」より引き寄せる!NLAメソッド

☆「引き寄せ」より引き寄せる!NLAメソッド

はじめに

はじめまして!

 

この電子書籍は僕、トモヒトとしては初の書籍
なので、おそらくほとんどの方が初めましてだと思うんですが、

 

この本では、15年以上「引き寄せ」や「心理学」などを学び続け、

 

僕が考案した「NLAメソッド」の理論と、

実践を書いていきたいと思います。

 

簡単に僕のプロフィールを書くと、

 

現在42歳の男性で、「心理カウンセラー」であり、
「気功療術師」でもあります。

奥さんと2人の子供たちと暮らしていますが、

僕は今まで一度も就職したことがありません。

また、20代前半のころまでは継続的にアルバイト
などもしていましたが、それ以降はほとんどバイトもしていません。

 

それなのに、こうやって家族を養えて、
しかも、最近マイホームが買えたのも、

ネットビジネスで稼げているというのもありますが、

 

何度も予想もつかない「臨時収入」にも恵まれ、

「NLAメソッド」のおかげというのもかなり大きいと思います。

まあただ、この書籍のタイトルにもあるように、

 

良い呼び方がほかにないので、「引き寄せ」と表現する場合もありますが、

 

「NLAメソッド」では、厳密には引き寄せませんw

 

「引き寄せる」というよりは、

 

「見えなくなっていたものが見えるようになる」

と言った方がいいと思います。

さらに言うと、僕はもともとスピリチュアル系や
超常現象系には懐疑的な、「論理派」人間だったので、

 

この「引き寄せの法則」というのも、いろいろな証拠や科学的な
見解などを揃えたうえで納得してきたほうなので、

 

「引き寄せ」というものが、どういう仕組みで、
どういう方法で引き起こされるのか?

ということを追及してきました。

 

その、僕が800冊以上の心理学、自己啓発、哲学
スピリチュアル、物理学、脳科学・・・などなどを読みまくって、

 

見出した、

 

「引き寄せじゃない、最強引き寄せ法『NLAメソッド』」

 

というものをこの書籍で段階的に解説していきたいと思います。

 

この僕が実践してきた「NLAメソッド」によって、

本当に理解しあえる奥さんと結婚できたり、

先ほども書いたように、一度も就職せず、
必要な時には必要なだけのお金(臨時収入)が入ってきて

自由な時間に仕事して、毎日生活できている。

 

その方法を書いていきます。

 

もちろん、「NLAメソッド」を実践し始めてから、
全ての時間、良いことばかりが起こるわけではありません。

 

しかし、「NLAメソッド」を知れば、その一見
「ネガティブ」な出来事も、その後の素晴らしい経験に
変換して行けるようになります。

また、この書籍では、何回も同じフレーズが
出てきたり、別の章で内容が繰り返されているように
思える箇所もあると思いますが、

 

人間、一度本を読んだだけでは、なかなか
内容をしっかり覚えられないし、理解できない。

 

本来は、同じ本を繰り返し7回ほど読まないと、
本当の意味を理解できない、記憶に定着しない
とも言われていますので、

 

繰り返し同じようなことを書く場面もあると思いますが、
特に覚えておいてほしい部分なので、ご理解ください。

 

もう一つ、この書籍の、
特に、『理論編』と『実践編』で、一見矛盾したような
内容を書いている部分もあると思いますが、

 

これは、まず、『理論編』で「頭」で納得してもらってから、
『実践編』を「感覚」で実践してもらうことで、

より効果的に、理解を深めてもらえると思います。

 

特に「思考」を重視する現代人には、このプロセスが
必要だと思うので、

 

まず一度構築した構造を、一度壊すような形になりますが、

これは、「矛盾」ではなくて、「必要なプロセス」
であるとご理解いただいてお読みいただければと思います。

 

まあ、今の時点でこんなこと書いても何のことやら
全く理解できないでしょうけど・・・。

 

まずは、僕が「引き寄せ」と出会い、実践し始めた
中で学んできたことを書いた

 

『出会い編』

 

次に『NLAメソッド』の『理論編』で

「引き寄せじゃない引き寄せ」が作用する仕組みを解説し、

 

そして、『実践編』で
この世界の本当の仕組みと、それを利用した
「願望実現法」・ワークなどを解説

理想の生活や、お金を引き寄せる方法などを
書いていきたいと思います。

 

ちなみに、「NLAメソッド」とは、僕の造語で

 

Neuron Link Adjustment(ニューロンリンクアジャストメント)」の略で、

 

直訳すると、「ニューロンのつながりを調整する」という感じです。

 

つまり、脳の神経回路の伝達を調整するというか、

 

今までの思考回路から、新しい回路に変化させていく

というような感じです。

 

まあこのあたりは、あまり気にしないでくださいww

 

 

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☆「引き寄せの法則」『出会い編』

 

~「引き寄せ」との出会いで、人生が変わった~

 

さて、この章では、まず僕がどのような人間で
どのように「引き寄せ」に出会い、

実践し、現在の気楽な生活にまで到達できたのか?

ということを、プロフィール代わりに書いて、
実際に、僕が提唱するこの「NLAメソッド」が

どのように出来上がってきたをご理解いただけたらと思います。

 

「お前のプロフィールなんて知りたくねえよ」

なんて言わずに、読んでもらえたら幸いです。

 

実は、この『出会い編』で実は後々わかると思いますが、

「答え」を書いてたりします。

「ああ、結局『○○』が大切だったんだな!」

と僕も今になって心の底から理解できます。

今現在これをお読みになっているあなたが、

「いろいろ実践してきたけど、うまく引き寄せられない」

という状態だったら、

おそらく、自分では気づかずに、「もや」の中に
入ってしまっていて、本当のことが見えていない

という状態だと思います。

この書籍ではその「もや」も解いていきたいと思っています。

 

◎始まりは「パニック障害」

僕は、この書籍の執筆中42歳なんですが、

19~20歳くらいの時に、「パニック障害」になったのが、そもそものきっかけでした。

 

「パニック障害」と言われても知らない方もいると思いますが、

 

以前には、歌手のYUIさんがこのパニック障害で
苦しんで、歌手活動を一時休止されていたりして、

海外でも、歌手のアリアナ・グランデさんなんかも、
パニック障害を告白したりして、

 

テレビなどでも報道されて多少メジャーになったと思いますが・・・。

 

簡単に説明すると、

「不安神経症」というものに分類される精神状態で、

「パニック障害」という名前の通り、

 

何らかのきっかけで、理由のわからない強い不安感・恐怖感
が湧き上がってきて、文字通りパニック状態になり、

過呼吸になって、めまい、発汗、呼吸困難などの
症状が起こるものです。

僕の場合は、最初は、電車に乗っているときに、

 

突然原因不明の不安感が襲ってきて、息が吸えないような
気がして、早く呼吸をしているうちに、

 

手足がしびれてきて、酸欠のような状態になり、

 

「なんだこれ!?なんだこれ!?」

というまさにパニック状態に陥り、
叫びだしそうに怖かった覚えがあります。

 

そして、それから、電車に乗っていると時々この
パニックが起きるようになり、

その「発作」自体に対しても恐怖感が出てきて、

電車に乗っても、1駅乗っては降りないと怖い

というような状態になり、

 

当時通っていた音楽の専門学校にもだんだん
通えなくなっていきました。

 

◎理解されない「パニック障害」

 

今でこそ、「パニック障害」という名前が付き、
先ほども書いたように、歌手のYUIさんはじめ、

有名人の方にも、この症状を訴える方が増えたので、
一般的にはなりましたが、

 

僕が20代前半、20年前のころには、そんな言葉も聞くこともなく、

精神科や、心療内科などに通っても、

「抗不安薬」を処方されるだけで、具体的な原因や
治療法などは、全く教えてもらえませんでした。

それどころか、お医者さんによっては、

 

「まあ、気のせいじゃないですかね」とか、
「睡眠不足とかじゃないですか?」

 

というように、僕の解釈ですが、

「大した症状でもないのに来ても仕方ないよ」

という感じの診察しかしてくれない方もいました。

 

母親には、「あなたまさか、薬物とかやってないでしょうね?」
というようなあらぬ疑いもかけられたり・・・(苦笑

しかし、日々その症状はひどくなってきて、

 

一番ひどいときには、家の2階にいるだけで、
「家の床が抜けて、転落するんではないか?」とか、

 

洗面所で顔を洗っているときに、なぜか
「顔がはがれたらどうしよう!?」

というような不安が湧いてきて、顔から手を離せなくなったりと、

 

外出するのも不安で仕方ない
というような状態になっていきました。

 

この時に、非常に強く実感したことがあります。

 

普段普通に顔を洗ったり、2階で寝たりしていたけど、
「不安」になるだけで、そんな当たり前のことさえも、

怖くて無理になってくる。

 

電車に乗ったり、外出したりすることさえも全くできなくなる。

 

ああ、自分は今まで「自信」によって生きてこれたんだなあ

と本当に強く感じました。

 

「自信」がなくなれば、何もできなくなる。

 

「不安」によって、こんなにも行動が制限される
ということを知りました。

そんな状態ですから、当然、専門学校にも全く
通えなくなり、退学することになったり、

 

だからと言って、バイトに通うということもできそうに
ないために、何にもできずに家でゴロゴロしている日々が続きました。

 

さすがにそのころには、母親も心配して、
色々な病院を探したりしてくれて、ある時、

神戸三宮にある、○○クリニック(名前などを忘れましたが)
に行ってはどうか?ということになり、

 

試しに行ってみたんですが、

そのクリニックのお医者さんが、かなり砕けた感じの
お医者さんで、

 

「ああ、これは『不安神経症』だねえ
君、かなり『真面目』でしょ?自分のことを責めたり、
なかなか自分のことを認めなかったり。

 

発作も、『不安発作』と言って、気持ちや体が極度に
緊張したときに起こる、体の生理的現象だから心配ないよ。
多分その感じじゃ、精神分裂とか精神異常とかには
ならないから。」

 

と、本当なのかわからないような軽い感じで診断されて、

 

「まあ、あまりまじめに考えないで、
一応抗不安薬処方しとくから、どうしてもというときには、
それ飲めば収まるから。またひどくなったりするようなら
また受診しに来て」

 

という感じでした。

 

とはいえ、ひとまず自分の
「原因不明」「名称不明」の「症状」に、

「不安神経症」という名前、そして、

 

「発作」が不安発作で、心と体が極度に緊張したことで起こる

そして、自分以外にもそういう人がいるんだ

ということが分かっただけでもどこか安心した
気持ちになりました。

 

だからと言って、一気に回復したわけでもなくて、
それからも、しばらくの間は家もろくに出れない
という日々が続きました・・・。

 

◎「自分で何とかしないと!」

 

クリニックでの診断で、ひとまず安心した僕でしたが、

それからも何か月間かは、マシになったりひどくなったり
を繰り返し、

 

時々は外出をしてみるけど、電車に乗ってもバスでも、
パニックが起こったりするので、何度も降りたりして
なかなか目的地に着けないようなことも多く、

さらに、処方されていた薬も効かない時が多くなりはじめ、

さらに、20代前半ということで、このまま仕事にも
いけないままでは、将来どうなってしまうんだろう!

 

という不安にも襲われて、ろくに夜も眠れない、
悲観的な考えばかりが湧いて、かなり地獄のような精神状態でした。

 

「これは何とかしないと!」

 

このころからさすがに、医者に通ったり、症状が出たら
薬で抑えるというような対症療法では、キリがない、

根本的に自分の精神状態から改善しないと、
いつまで経ってもこの状態から抜け出せないんじゃないか
という考えが湧いてきていました。

 

そこで、その頃から、歩いていける距離の図書館や本屋さんに通い始め、

心理学や哲学関連、スピリチュアルなどの本を
漁るように読みまくり始めました。

 

その中で、

僕は、「自己否定感」が強かった人間で、自分を認めることができず、

そのせいで常に自分を追い詰め続け、

 

たどり着けないゴールを目指して生きてきたせいで、
精神的なプレッシャーが重なった結果

 

「パニック障害」という形で表れてきたんじゃないかと
感じ始めました。

確かに、この「パニック障害」が初めて起こったころ
というのは、音楽の専門学校に通い始めて、

 

とにかく気合が入っていて、

「自分が好きな音楽の学校に通うんだから、
すべて学びつくすくらいのつもりで頑張るんだ!!」

 

というような感じで、今まで高校の時なんか
ほとんど自主的に勉強なんてしたことなかったのに、

 

とにかく予習復習はするし、授業でも少しでも
わからないことがあったら、どんどん質問したし、

 

家に帰ったら、曲を作って作詞して、録音してと
寝る間を惜しんで音楽に向かっていました。

 

さらに、自分が作った曲を、友達が「良い曲」
と言ってくれても、「いや、もっと良くなるはず」
「このままじゃ20点!」などと、

 

自分のことを認めることもなく、頑張り続けていたので、

今考えると、そりゃいつか爆発するわ・・・
という感じですが(苦笑

おそらく、そうやって自分を否定し続けて、
自分を認めないことを繰り返しているうちに、

 

自分に対する「自信」を失っていき、すべてに対して
「不安」を感じるようになってしまった、

 

それが、僕の「パニック障害」の原因じゃないかと
思い始めました。

また、それからもたくさんの本などを読んで、

「パニック障害」というのは、今まで抑え込んできた
自分の中の「感情」が溜まりすぎて、あふれようとして
起こってきているということを知りました。

◎そこで出会った「引き寄せ」

 

「パニック障害」を自分で克服しようと、大量の本を読み始め、

その中から克服のヒントとなるような考え方に出会い、

特に大きな出会いとなったのが「引き寄せ」でした。

当時は、日本で「引き寄せ」と言えば、
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」が代表的で、

今のようにたくさんの引き寄せ本はありませんでしたが、

 

この「引き寄せ」の概念である、

「人間は自分が普段思っている物・状態を引き寄せる」

というのが、僕の「パニック障害」の克服にかなりしっくりと来たんです。

 

つまり、僕は、
音楽を学ぶために、また自分で曲を作る上で、

 

「まだまだだめだ!こんなんじゃ全然足りない」
「こんな自分じゃだめだ!もっと頑張らないと!」

 

という気持ちで頑張り続けていました。

 

だから、「まだまだだめ」で「全然足りない」
「こんな自分じゃダメ」な「もっと頑張らないと」
いけない自分が引き寄せられていたんだ!

だから、逆に「不安で何にもできなくなる自分」が
実現したんだということに気づきました。

毎日自分を否定し続けて、だめだ!まだまだ足りない!と思い続けて、

自分が足りない人間だと思い続けた結果

 

その通りに何もできなくなる自分が実現したということです。

「パニック障害」の克服法について、詳しくは
また別で書こうかと思っていますが、

 

そこから、劇的に「パニック障害」は改善していきました。

 

毎日できるだけリラックスし、体にリラックスを覚えこませて、

意識的に、前向きな情報を聞いたり見たりし続け、

行動を起こしていくことによって、

 

だんだん普通に外出できるようになり、
徐々にパニック発作も起こらないようになっていきました。

 

そう、鍵はやはり「自信」でした。

 

◎「パニック障害」克服訓練で訪れた「目覚め」

 

その「パニック障害」の克服訓練中のある日、電車に乗っていたら、

久しぶりに結構強めの恐怖感が湧いてきて、
パニックが起こりそうになってきました。

 

いつもなら、そのパニックから気をそらして、
落ち着く音楽や、家でリラックスしているときの
感覚のほうに、意識を向けて、

 

「パニック発作が起こらないように」

という方法で、抑えていたんですが、

 

その時は、あえてその「恐怖感」や「パニック」を感じてみようと思って、

その恐怖感に意識を集中して、

パニックが起こる過程を自分の中で観察し続けました。

 

そうすると、体と心の緊張感がピークに達した瞬間に、
一気に緊張感が去って、ほっとしたような状態になりました。

 

その瞬間は何が起こったのかわかりませんでしたが、

 

あとで振り返ってみると、

今までは、

 

「あ、あのパニックがまた起こりそう!どうなるんだろう!怖い怖い!」と、

「何かが起こるかもしれない!」

 

ということに不安や恐怖を感じて、パニックになっていましたが、

 

実はそれを落ち着いて感じてみると、

その先になにかとんでもないことが起こるわけでもなく、
信じられないほど急に去っていきました。

 

 

ちょっと何を言っているかわかりにくいかもしれませんが、

何か実態のあるものに不安や恐怖を感じて、
パニックになったわけではなく、

 

元々初めての発作の時に、原因不明でおこった
呼吸困難から始まった「パニック」

 

これは自分を精神的に追い詰めた結果
体と心が緊張しすぎて起こった体の
硬直によって、息がしにくくなった・・・

 

というだけのことだったんですが、

その呼吸困難の理由がわからなかったために、
不安でパニックになってしまい、

 

そのまま、その「パニック」が起こるということ
自体に不安感を覚えて、パニックを繰り返していた

 

実体のないものをずっと怖がっていた、それに体も反応して、
色々な症状を引き起こしていた

ということに気づきました。

 

その瞬間に

 

「ああ、俺が恐れていたのってこんなことだったの?」
「原因やプロセスを知れば、特に何も起こらない!」

 

ということを実感したんです。

 

 

その「怖い」という一線を越えてしまえば、
別にどうってことがなかった。

 

この日のことがあってから、
よほど疲れたような時以外は、パニックが
起こるような気配もなくなっていきました。

 

さらに、その経験が「NLAメソッド」の根幹部分となりました。

◎「引き寄せ」を追及する旅へ

 

そして、「パニック障害」を克服しつつ、

同時に「引き寄せ」を追及する日々が始まりました。

 

僕が自分を追い詰め、自分を否定することで、
本当に、「何もできない自分」が実現した、

 

ということは、逆に、自分を肯定し続ければ、
「理想の自分」が実現するんじゃないか?

 

というところから、

 

特に、「引き寄せ」関連の本を探して、
漁るように読みまくり始めました。

 

また、先ほど書いたように、「パニック」を
じっくり感じてみると、実はその不安の先には
別に何かの実体があるわけではなく、

 

単純に「形のない不安」に「恐怖」を感じてパニックを起こしていた、

 

その「怖い」を超えるとリラックスが訪れたことから、

 

これは、実は人生でも同じで、

 

例えば「この先将来どうなるんだろう!?」
「このままいくと、お金がなくなるかも!?」

 

という恐怖や不安は、人間が生きる上で、生き残るために
備えた「潜在意識」の作用で、

 

実際は、そんなに恐れるべきものでもないのに、
いまだに反応してしまっているだけの場合が多い。

 

実際に、僕も何回もお金の危機を心配したことが
あったけど、そこで下手にじたばたせずに、

 

「何とかなるだろう」

と気楽に構えていると、

本当に臨時収入が入ってきた経験も何度もあります。

 

(これは後ほど書きますが、その「お金が無くなっていく」
「お金が上手く回らない」ということにも大きな意味があります。)

 

それらの経験から、
「自信」さえあれば、なんでも可能なんじゃないか?

という気持ちが芽生えていたので、

とにかく、自分を信じて「引き寄せ」を追及し始めました。

 

そして、その実践の中で、引き寄せがうまく行くとき、
うまく行かないときなどを経験し、

 

それらを分析して、そこに足りない要素を探し、

まとめ上げたものが「NLAメソッド」です。

 

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☆『NLAメソッド』理論編

 ~科学って本当に万能?~

 

さて、ここからいよいよ僕が提唱する
「引き寄せじゃない、最強引き寄せ法」『NLAメソッド』

の「理論編」を書き始めようと思いますが、

 

序章として、「科学って本当に万能ですか?」
ということについて書いてみたいと思います。

 

ここから書く「『NLAメソッド』」の理論は
僕が独学で、いろいろな心理学や脳科学、自己啓発、
スピリチュアル、哲学などの本を大量に読んで、

 

その中からたくさんのヒントを得て構築したものなので、
自信もありますし、

 

実際に僕自身が本当に
「幸せ」に気づける、自由な生活をできている

ということから、有用性はかなりあると思っていますが、

 

科学的に解明されているとか、科学的に正しい!

という内容ではありません。

しかし、そもそも「科学」ってそんなに万能なんでしょうか?

 

科学的に証明されなければ、実用性はないのでしょうか?

◎「科学」は「ドリルの答えを見て式を考える」みたいなもの?

 

よく、こういう引き寄せやスピリチュアル系の話が出てくると、

 

「科学で証明されてないものは信じない」
「目で見たもの以外は信じ無い」

 

という方がいますが、科学ってそんなに万能ですか!?

もちろん、僕もこの現代社会に生きて、
お医者さんにも行きますし、色々な薬剤なども使用するので、

 

「科学」の恩恵にあずかることも多いですし、

もともとは「論理派」寄りの考え方なので、
「科学」の有用性を否定はしませんが

 

かといって、「科学万能!」という感じで言われると
果たしてそうですか?と思います。

 

確かに今までの歴史の中で、色々な科学者たちが、
色々な調査をして、実験をして検証して・・・

 

と積み重ねてきて、現代科学というものが成立してきたので、
信頼できるデータももちろんたくさんあると思います。

 

ただ、それらは、「真実」ではなくて、

この世界にもともと「結果」が存在して、その「結果」
を生み出すには、どういう過程が必要なのか?

 

ということを、色々実験、検証して、同じ「結果」
が得られたから、それが「解明できた」

とされていますが、それって本当なんでしょうか?

 

つまり、簡単な例で言うと、

小学生の時とかに、夏休みの宿題で、
算数のドリルが出ましたよね?

 

あれで、ズルして、ドリルの最後の「答え」を見て、それから、式をひねりだす。

「科学」ってそれに似てませんか?

 

こんなこというと、科学者の方から怒られそうですが、

「科学」が元々あって、この世界が作られたわけではなくて、

 

元々この世界、地球、宇宙というものが存在して、

その中で、起こる現象を、人間たちが色々解釈して、検証してきただけの話で、

 

もし、この世界の法則を全て解明しているなら、

天候も完全に操作できるだろうし、人間も生き返らせることが
出来るし、誰でも一瞬で健康に変えることが出来るはずです。

 

しかし、実情は、(公表されている中では)
一度死んだ人を生き返らせることはできないし、

一から人間を作り出すことはできません。

 

さらに、僕が小学校や中学の頃に、理科や科学の教科書に書かれていたことが、
高校の頃には、「あれは間違いだった」ということもいくつかありました。

それって万能ですか?

 

それでも、なぜか、みんな「科学が言ってることは正しい」
と信じきっている感じがします。

◎スピリチュアルも同じじゃない?

 

最初にも書きましたが、別に僕は、

「科学はダメ!」と批判しているとかではなくて、

みんな、まだ万能でもない「科学」は妄信的に信じるのに、

 

それが「スピリチュアル」の話となると、急にみんな信用しなくなったりします。

「スピリチュアル」で昔から言われていたことで、

最近になって、科学的にも証明されたということがたくさんあります。

 

例えば、人間の体のエネルギーセンターと言われる「チャクラ」

インドのヨガの世界などでは、かなり昔から言われている事ですが、

最近は、電気機器などで、そのチャクラが測定できるという話もありますし、

 

「並行現実」なども、「マルチバース」として、
この世界には、同時にいくつもの次元や宇宙が存在する、
ということが、科学の世界でも言われています。

 

まあ、これはもちろん、科学の世界でも、「その可能性がある」という理論段階で、

実際に、その別の次元などの存在を証明するものでは無いですが、
これももしかしたら、50年後には、証明されるかもしれません。

 

また、脳科学でも、人間が何かの行動を起こす時に、
実際に行動を起こすちょっと前から、動き始めている。

 

つまり、自分の意志で体を動かしていると思っていますが、
実は、脳が認識する前から、動き出している。

ということも分かってきました。

 

実は、私たちは自分の意志で生きているわけではない・・・?

 

というように、この世界にはまだまだ科学で解明できていない
ことがまだまだあります。

 

だから、「スピリチュアル」を否定するのもどうかなと思います。

 

◎悪い人もいるからね・・・

まあ、とはいえ、「スピリチュアル」「自己啓発」というと、

「自己啓発セミナー」とか「霊感商法」などの、

目に見えないものだからということで、詐欺などに利用する人もいるために、

 

実際に効果がデータとして目に見えないもの、
公的機関が保証していないものに対する信頼が置けないというのも分かりますが、

 

スピリチュアル的なことを、取り入れるのも

面白いと思います。

 

 

まあ、「助かるためにはこれを信じなさい」とか、
「強運になるためにこれを買いなさい」とか、

言い出すと、それは信じなくてもいいと思いますw

 

◎スピリチュアルにもデータはある

しかし、スピリチュアルなどの話が、目に見えにくいとはいえ、

例えば、「引き寄せ」とかでも、数々の体験談
があったり、データはあるんです。

 

ただ、それを公的機関などが保証していないという
理由だけで、「怪しいもの」と言われるのはどうかなと思うんです。

 

また、科学で実験などをすると、

「AとBを合わせるとCが生まれる」

という結果が得られることによって、
法則というものが見出されますが、

 

その法則を生み出しているのは、科学じゃないですよね?

 

その結果が得られるのは、もともとこの地球、宇宙の法則
であって、誰かが生み出したものじゃないです。

 

もともとこの世界に存在する「法則」を
科学者たちが発見して利用しているだけで、

元から生み出しているわけじゃないんです。

 

誰かが科学によって重力を作り出したからこの世界に
重力があるわけではなく、もともと存在したものを、発見しただけですよね?

 

だから、たとえ科学的に証明されていないとしても、
「引き寄せの法則」が存在してもおかしくないですよね?

 

そして、それを実践して、望んだものが引き寄せられるという
結果が実際に起こっているわけですから、

そういう法則が存在していると信じても良いと思いませんか?

 

時には、「科学の法則」だけではなくて、
色々な「法則」も信じてみるのもいいと思いませんか?

 

とはいえ、この書籍では「引き寄せじゃない引き寄せ」を解説するんですけどね・・・。

さらに、僕の「NLAメソッド」は全然「スピリチュアル」

じゃないんですけどねw

 

ということで、次の節から『理論編』いきます!

 

☆『NLAメソッド』理論編 第1章

 

~思いは現実を変える~

さて、この書籍にたどり着いた方であれば、
今までにも何冊かの「引き寄せ」や「自己啓発」の本などを
読んできた経験があるんじゃないでしょうか。

 

そういう本の中では、「思いが現実を変える」
ということが書かれていると思います。

 

そして、この書籍を検索か何かで見つけて、
この文章を読んでいるということは、

 

「思いが現実を変える」ということは知っているし、
理解しているけども、「本当なのだろうか?」とか、

「信じたいけど、半信半疑」というのが正直なところじゃないでしょうか?

 

そのあたりをまずは、「頭」で納得してもらうための理論編
として書いていきたいと思います。

◎この世界は「一つ」

 

まず最初にわかっておいてほしいことは、
この世界は「一つ」であるということです。

 

この世界は、原子や分子など、私たちの目には見えない
極小の構成物質によって成り立っています。

 

それは、「空気」から、人間の体もそのへんに落ちている石も鉄も水も・・・

全てがそういった極小の元素から成り立っていて、

その組み合わせ、密度などが違うことで、

鉄であったり、空気であったりと「違う物質」として
この世界に存在しています。

 

しかし、それは、私たちの目には、「別々のもの」という風に見えても、

目の前に何も見えないとしても、そこには「空気」が充満していて、
その中の「酸素」が無ければ地球上の生物は生きていられません。

 

つまり、今僕やあなたが生きているということは、確実に周りに
酸素が存在しているということであり、

 

今あなたがこのブログを見ている、パソコンやスマホとあなたの間にも、
目には見えませんが、空気(酸素)が存在しているはずです。

 

先ほども書きましたが、それらは密度や組成が違うだけで、
極小の世界で見れば、すべて、原子(量子)が形作っています。

 

つまり、じつはあなたとパソコンのモニターの「間」、
もしくは、あなたとスマホの「間」に、
「空間」は本当はありません。

この世界は何らかの極小の物質で満たされています。

 

つまり、あなたも目の前のパソコン・スマホも、
分子、原子、電子などの極小「量子」の世界から見れば、
全て少しの隙間もなく「つながって」います。

 

つながっているからこそ、音も伝わります。

 

あなたが誰かと話す時に、相手の声が聞こえるのも、
あなたとその人との間に振動を伝える「何か(空気)」が存在しているからです。

 

良くスピリチュアル系・悟り系の本などで、「この世界は一つである(ワンネス)」
と書かれていますが、そういった概念だけではなくて、
物質的に見ても、この世界はすべてがつながっていると言えます。

 

また、心理学の世界でも、私たち人間や生物は、

一番深い意識の部分では、つながっているとも言われていますし、

 

また、「悟り」を開いたとされる人たちの話などからも、

 

「実はこの世界は『唯一の存在(実在)』がいろいろな形として表現されて
顕現している物であり、すべては『それ』である」

などともいわれています。

 

つまり、自分という存在や、目の前に見えている物や人などのすべてのものは、
一つの大元が映し出している幻想のようなものであり、

 

私たちは、それぞれ「個」として存在しているようでいて、
実は自らが現出させた「個」同士の関係性を観察している。

 

「悟り」を開くと、そのことがリアルに実感できるそうです。

 

例えるなら、太陽光がプリズムを通ると、7色の光に分散されます。
いわゆる虹です。

 

私たちは、その1色1色の色であり、

ある人は「私は赤」「私は青」「私は緑」・・・と7つの個性として
存在しているようですが、

 

実はそれらすべてが大元の太陽が映し出した光であり、
根本の部分では、一つの「実在」しかありません。

 

それがこの世界です。

 

もう一つ書くと、「虹」が見えたとしても、虹自体が
目の前に存在しているのではありません。

 

実は、虹は、7つに分解された光が、「目の中」で見えているのであって、

カメラで撮影できるのも、カメラのレンズが、その光を
捉えることができるので、映るのであって、

 

虹が独立した存在として、風景のどこかに立っているわけではありません。

 

全ては、私たちの「内側」で構築されています。

このことについては、後々さらに詳しく説明します。

◎思いは物質に影響を与える

そして、これも引き寄せ系の本には大体書かれていること
なので、今さら書くことではないかもしれませんが、

 

最近は、「量子物理学」などの発達によって、

この世界を構成している最小単位の「量子」は
その位置と運動量を、同時に正確に測定することができない。

 

つまり、観察するという行為が、量子に影響を与えて、
正確な計測ができないということが分かってきました。

 

これは「観察者効果」というものですが、
(一時期多くの本などで、「不確定性理論」と混同されていた)

 

簡単にいうと、私たちの「思い」がこの世界の物質に
影響を与えるということです。

 

もう一つ、こちらも引き寄せ系の本ではよく出てきますが、
「水の結晶」の研究で有名な江本勝さん研究からもよくわかりますが、

 

ポジティブな言葉をかけ続けた水は凍らせると、綺麗な形の結晶を形作るが、

ネガティブな言葉をかけ続けた水は、結晶が崩れ、

無視され続けた水は、全く結晶が出来なかったという実験です。

 

つまり、私たちの「言葉(思い)」はこの世界の物質に
影響を与えるということが良くわかります。

 

極端な話をすれば、
「私たちの思いがなければ、この世界も存在していない」
とまで言う方も居ます。

 

 

□私たちは「発電機」です

 

そしてもう一つの要素として、私たちは
日常的に「電気」を発生させています。

 

筋肉を動かす時も脳から電気刺激が出るので、筋肉が反応して動くし、

脳波を計測するときも、頭皮に付けた電極に脳から放出される
電気信号を拾うことによって、計測できます。

 

また、インドのヨガなどでいわれる「チャクラ」も
電気的な計測器で光の玉として計測できるという話もあります。

 

そして、人体の中でも一番強い電気を発して、磁場を作り出しているのが、
心臓だと言われています。

 

特別な測定器を使用して、測定すると、
体の回り、少なくとも半径2.4メートル以上の範囲に、
磁場を作り出していると言われています。

 

つまり私たちは、常に、電気的な刺激を体から発散させて、
周りの電子などの微粒子に影響を与え続けていると言えます。

 

良く、緊張した人のそばに行くと、「緊張が伝わる」
というようなことがありますが、あれも、

緊張によって、心臓がどきどきして、その心臓から発散される
電気によって、体の周りに「緊張した」磁場が出来上がり、
近寄った人が、その磁場を感じることで、緊張が伝わるのかもしれません。

 

つまり、私たちが「感情」を感じることで、
心臓がどきどきするなど、発散する電気信号を変化させ、
体の周りの磁場も変化させているということです。

◎思いは世界に影響を及ぼす

以上のようなことから、

 

▽この世界は微小な観点ではすべてがつながっている

▽私たちの行為や思いがこの世界の物質に影響を与える

▽私たちは常に電気を発散し、体の周りに磁場を作り出している

▽感情によって、心臓の鼓動などが変化する

▽心臓は強力な磁場を発生させている

▽感情の変化によって心臓の鼓動が変化し、磁場も変化する

 

ということが事実としてあり、

 

そのことによって、

何か「思いや感情」を抱く⇒心臓などの肉体に変化が起こる

 

⇒体が発する電気信号が変化する⇒その人の周りの磁場が変わる

 

⇒その磁場の変化が周りの量子に変化を起こさせる

 

⇒物質(他の生き物)に影響を与える

⇒現実が変わる

ということが言えるんじゃないでしょうか。

さて、次章では、「思いは距離をも超える」
ということで書いてみたいと思います。

☆『NLAメソッド』理論編 第2章

 

~思いは距離をも超える~

 

さてはまずは軽く前章を振り返りますが、

 

この世界は量子などの微小な粒子で構成されていて、

 

◎この世界は微小な観点ではすべてがつながっている

◎私たちの体は常に電気を発散し、体の周りに磁場を作り出している

◎感情によって、心臓の鼓動などが変化することで磁場が変化する

◎私たちが作り出す磁場によって周りの物質に影響を与える

 

そして、私たちの体の中でも、心臓は、特に強い磁場を
発生していると言われていて、測定すると、

少なくとも自分の周り、2.4メートル
以上の磁場を作り出していると言われています。

 

というようなことを書きましたが、

その「思い」が実は、自分の体の周りだけでなく、
距離が離れている場所へも影響を与える、ということについて
書いてみたいと思います。

◎「思い」は距離を超える!

 

この世界では、「予感」だったり、「虫の知らせ」
だったり、科学的には解明できないけど、

「何か」を感じる瞬間があると思います。

 

それはもしかすると、どこか遠くで何かが起こった、
誰かが発した「思い」「磁場」を感じたのかもしれません。

 

実際に、有名な2つの実験があって、

 

一つ目は、道徳的にかなり許せない実験ですが、

 

猫の親子がいました。
その子猫の方を、遠くの潜水艦にのせて、深い海に連れていきました。

 

そして、深海に潜った時点で、子猫を殺害しました。

すると、遠く離れて、深い水の中で行われたにも関わらず、
その瞬間地上にいる親猫の落ち着きがなくなって、右往左往し始めたそうです。

 

何とも気分の悪い実験ですが、

これは親猫が遠く離れた子猫に起こったこと、
子猫が発したシグナルを感じ取ったのかもしれません。

 

もう一つの実験では、

 

ある男性の皮膚組織を採取して、それを培養し、「生きている」状態にして、

何千キロも離れた土地に運びました。

 

そして、その皮膚組織を計器に掛ました。

 

次に、その男性に色々な感情を起こさせる刺激的な映像を鑑賞してもらいました。

 

すると、その男性が強い感情を抱くと、
何千キロも離れた皮膚組織も同時に電気信号を発し、
「反応」したことを、計器が測定しました。

 

これらの実験から、少なくとも、

「強い感情は距離を超えて伝わる」

ということが言えると思います。

 

また、ちょっとこのこととは違うかもしれませんが、

 

僕は今現在、「気功」を実践しているのですが、
その講師である、有名な気功師「梁蔭全」先生が、

 

1990年に、日本医科大学による実験で、離れた場所にある、
水槽内の金魚を遠隔気功によって、5分以内に眠らせたり、

 

1996年
佐々木茂美 電気通信大学名誉教授による東京―北京間での遠隔科学実験
に参加し、東京から、念力気功で、北京の研究所にある実験水を
科学的に変質させたという、結果もありますし、

 

「思い」とか「気」という人間が発する目に見えないものが
遠くの距離も超えて、届いて、伝わり、物質や空気に影響を与える

ということが分かります。

 

◎8000人が瞑想すれば世界は平和になる!?

 

今までの内容を簡単にまとめると、

 

1.私たちの体は常に電気信号を発している

 

2.私たちの「思い・感情・気」というものは電気(波動)を発生させて周囲に影響を与える

 

3.そして、思いや気は遠い距離や障害物があってもそれを超えて届くし、何らかの影響を与える

ということが言えます。

 

それを象徴するような実験がありまして、

 

1982年から始まった、レバノンとイスラエル間の戦争時に

 

研究者たちが、複数名の被験者たちに、

決まった曜日の決まった時間に

自分の中に平和を感じ続ける瞑想を実践してもらいました。

 

すると、紛争地区にもかかわらず、その瞑想を
行った曜日のその時間帯に、犯罪率や争いの数が

ガクッと減少したという、研究結果を得られたということです。

 

そして、その研究結果からもたらされたデータで算出すると、

この地球上で、たった8000人の人が平和を感じる瞑想をすれば、
地球丸ごと平和に出来る!

 

ということが発表されました。

 

まあ、かなりまんべんなく配置しないといけない気もしますが(笑

 

 

◎私たちの思いが常に世界に影響を与える

 

以上のように、私たちの「思い」というものは、
自分の体の中だけではなくて、

 

実験データによれば、何千キロも届く可能性があって、

そして、その「思い」のエネルギーが量子の世界に
明らかに影響を与えることから、

 

もしかすると、今この瞬間あなたが抱いている「思い・感情」
というものが、地球の裏側の「誰か」に届いて、

その人の「思い」を変化させ、何かの行動につながっていくかもしれません。

 

海外では、「バタフライエフェクト」と言われたり、
仏教では「縁起」と言われたり、

最初はたとえ小さな原因だったとしても、
それが伝わって、いつの間にか世界に大きな影響を
与えるということが起こりえます。

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◎バタフライエフェクト(バタフライ効果)・・・

 

力学系の状態にわずかな変化を与えると、
そのわずかな変化が無かった場合とは、
その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象

 

譬えとして、
「ブラジルで蝶が羽ばたいた風によって、テキサスで竜巻が起こる」

というように、最初は小さな力でも、伝わるうちに
とんでもない威力を持つようになる場合もある。

 

◎縁起・・・

 

他との関係が縁となって生起するということ。
全ての現象は、原因や条件が相互に関係しあって成立している
ものであって独立自存のものではなく、

条件や原因がなくなれば結果も自ずからなくなるということを指す

 

 

つまり、逆に言えばあなたの少しの思いが、
世界に大きな影響を与えることもあり得る。

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今回の内容だけでも、「引き寄せ」が本当に
起こる気がしてきませんか?

 

あなたが変われば、世界が変わる!

 

次章では、「信念は世界を変える」ということについて書いてみたいと思います!

 

☆『NLAメソッド』理論編 第3章

 

~信念は世界を変える~

さて、前回までで

 

▽この世界は微細な観点ではすべてがつながっている

 

▽私たちの体は常に電気信号を発して「磁場」を作り出している

 

▽思い・気持ち・感情によっていろいろな電気信号を発している

 

▽その「磁場」によって周りの物質に影響を与える

 

▽思い・感情ははるかな距離を超えて伝わる

 

・・・というようなことを書いてきましたが、

 

今回は、もっと自分の内側の世界に目を向けていきたいと思います。

◎「信念」はこんな働きをする

まず「信念」の意味を調べると、

「それが正しいと堅く信じ込んでいる心。」

と書いてあります。

つまりその人が、どのようなことを真実だと思っているか、

「この世界はこのような世界である」
「私はこういう人間である」

と、無意識に信じ込んでいること。

 

これが「信念」だと思います。

 

そして、この「信念」は人間が生きる上で、色々な
働きをしていると言えます。

 

例えば、「私は、人と話すのが得意です」

と思っている人は、誰とでも気軽に話せるし、そうやって話すのが楽しくて、好きで、

日ごろから色々な人と話そうとするでしょう。

 

また、日ごろから人と何を話そうか、何を話題にしようか
など、日常的に「ネタ探し」なんかも得意だと思います。

 

逆に、「私は人と話すのが苦手です」という人だと、

人見知りをするでしょうし、知らない人と合うのが苦痛に感じたり、

時には、自分の周りで人が楽しそうに盛り上がっていると
煩わしい・・・と感じたりする場合もあるでしょう。

 

あなたも、両方のどちらかのタイプで当てはまるかもしれません。

 

このように、「自分は○○○な人間である」という、「信念」によって、

得意だと思っているものは、「楽しく」感じたり、
苦手だと思っているものは、「不快」に感じたりします。

 

また、もっと大きな話になると、「宗教」などで、「信念」が違うことで、

宗教戦争が起こったり、人と人が争ったり、

「信念」によって人の命を奪い合うなんて言うことも起こりえます。

 

それだけ、「信念」というものが人間の生活に
大きな影響を与えているということが分かると思います。

 

もう一つ分かりやすい例を書くと、

日本は、「一夫一婦性」なので、結婚したら、「不倫」はダメ!と
かなり責められますが、

 

「一夫多妻制」の国では、結婚しても他の女性と結婚するのが
当たり前だったりします。

 

つまり、「信念」の違い「常識」の違いによって、

おなじことでも、

「許せない!」となったり

「当たり前」となったり、

人の気持ちや捉え方が180度変わってしまいます。

 

 

◎「信念」は「フィルター」の役目を果たす!

そして、その「信念」は「フィルター」の役割も果たしています。

 

人間は生きていくうえで、あらゆる情報や刺激、

 

聴覚から入る「音」であったり「言葉」であったり、
視覚から入る「風景」であったり「映像」であったり
臭覚から入る「臭い」であったり
「温度」「湿度」「触り心地」・・・と

 

毎日生きているだけであらゆる膨大な量の「刺激・情報」
にさらされていると言えます。

 

そして、私たちには大きく分けて二つの「意識」が
あります。

このあたりは、いままで自己啓発やスピリチュアル系
の情報に触れてきた方はほとんど聞いたことがあると思いますが、

 

大まかに分類すると、

「顕在意識」と「潜在意識」に分かれています。

 

おもに、普段私たちが意識している、
物事を考えたり感じたりしているのが「顕在意識」

 

そして、普段意識することが出来なくて、
体の機能など、常に自動的に動いてくれていないと
困るものなどを担当しているのが「潜在意識」

という風に言われています。

 

つまり、あなたがこの書籍の文字を読んだり、
理解して、何かを考えたりしているのが「顕在意識」

 

そして、その間心臓を動かし続けたり、お昼に食べたものを消化させたり、
いざという時にあなたの身の安全を守るために待機しているのが「潜在意識」

と言われています。

 

そして、外界からもたらされる「情報」や「刺激」
を「認識する」ことが出来るのは、

「顕在意識」でちゃんと意識した時です。

 

分かりやすいたとえで言うと、テレビを見ているときに
集中して見ていると、

テレビの内容が分かりますし、記憶に残りますが、

 

テレビを見ながらボーっとして他の考え事を
しちゃったりすると、テレビを見ているのに、内容が
全く入ってこない、覚えていない・・・

ということが起こります。

 

これは、私たちの「顕在意識」には、同時に処理できる
情報量が限られているということが関係しています。

そして、「潜在意識」は、外界からもたらされる情報を
全て蓄積できるとも言われています。

 

まあ、ここでは詳しく書きませんが、

「潜在意識は、私たちが意識できない部分、
顕在意識で処理しきれないものを処理してくれている」

くらいに思っておいてください。

 

そして、ここでやっと、「信念」ということに
つながってきますが、

 

この「信念」が「潜在意識」のフィルターとなって、
外界からもたらされる情報を分類して、
あなたの「顕在意識」に送られるということが言えます。

 

たとえば「私は仕事ができる」と思っている場合と、

「私はドジで仕事ができない」と思っている場合では、

かんたんに想像できると思いますが、

同じ仕事を任されたとしても、

「仕事ができる」と思っていれば、
「この仕事をいかに効率的に完璧に仕上げようか」

と考えて、重い腰を上げて、行動しなくても
それについて自然にたくさんの情報を集めることができるでしょう。

 

逆に「仕事ができない」と思っていると、

「どのように事なきを得ようか」と考えたり
何から始めたらいいか分からなくてなかなか動きだせない
ということが起こってくると思います。

 

このように自分が「どのような人間か」と思いこんでいる
ことで、入ってくる情報や、行動の速さにまで影響が出てきます。

 

自分が抱いている「信念」によって、
行動や思考、さらには人生にまで大きな影響を及ぼしているといっても良いと思います。

◎「信念」によって見える世界が違う!

 

脳科学的にも人間は「こうである!」と信じている
こと以外は、脳が「スルー」してしまうということは、

 

「洗脳」などで、何かを強く信じ込まされてしまった人が、
家族などがいくら正論で説得しても、考えを変えないなどのことからも明らかですし、

 

心理学的にも、人間には「スコトーマ」と言われる、心理的盲点があり、
自分の元来の認識範囲外のことや「見たくない」と潜在的に
思っていることは「見ることが出来なくなる」ということが言われています。

 

例えば、分かりやすい例で言うと、

 

年々太っている人が、周りの人は、
「どんどん太っていくな」とわかるのに、

本人は「え?そう?太った?」と気づかない場合があります。

 

これは、自分で鏡を見ても痩せているときのイメージで
自分を見ているので、太っていることに気づかない、

太っている自分が「見えない」ということが起こります。

 

また、以前テレビで特集していましたが、
「全然食べていないのに太っていく」と言っている人を、

隠しカメラで密着して見ると、しょっちゅう間食で
お菓子などをたくさん食べているのに、

 

後で聞くと、「そんなに食べてないはずですけどねえ」
とか言ったりしています。

 

自分に都合の悪いことなどは、無意識のうちに、
情報を省略したりして、記憶に残っていないということなども起こってきます。

◎私たちはほんの少ししか認識できない

先ほども書きましたが、私たちの「顕在意識」は、
認識、処理できる、情報量に限りがあります。

 

一説にはその場に存在する、膨大な情報量の
何万分の一とかそれ以上にほんの一部しか、認識できない、処理できない
と言われています。

 

それだけ、私たちの日常生活には大量の情報が
あふれていると言えます。

 

これはもちろん、耳で聞こえる情報や
目から入ってくる情報だけではなくて、

今座っているお尻の圧迫感だったり、お腹が空いた
という感覚だったり、目の虹彩が感じる明るさだとか・・・

あらゆる情報があふれています。

 

確かに、それらのすべての情報を同時に思い浮かべる
なんてことは不可能ですよね。

 

だから、何か一つのことに集中すると、
誰かに話しかけられても気づかなかったり、
目の前に知っている人が居るのに、全く気付かなかった

というようなことが起きてきます。

 

そして、だからこそ生きていけるともいえます。

 

そんな膨大な情報をいつもすべて受け止めていたら、
頭がパンクしてすぐに疲れてたおれてしまいますよね・・・。

 

なので、この「潜在意識」による情報の取捨選択
は生きる上で自分の身(精神)を守るためともいえますが、

 

同時に、「信念」のフィルターによって選ばれた
情報しか認識できないということも起こってきます。

 

このことが、実は望み通りの人生、現実を体験できない
という、障害にもなってきます・・・。

◎私たちの顕在意識はザルみたいなもん!?

先ほども書きましたが、
私たちは日常生活で、あまりにも膨大な情報に晒されているために、

それを全て同時に処理することは、精神的にも
肉体的にもあまりにも負担が大きいので、

 

「潜在意識」が自動的に、情報の取捨選択をして、
「顕在意識(脳・精神)」に負担を掛けないように、
生存のために働いてくれています。

 

つまり、私たちが普段認識している情報は、
本当の情報のほんのほんの一部であるということです。

 

それはそれで必要な事なんですが、同時に、
あなたが望み通りに生きるための障害となっている場合があります。

 

それを分かりやすく説明するために、

もう少したとえを書きますが、

 

毎日同じ道を通って、通学や通勤しているのに、

ある日「あ!この店閉店してる!!」と気づきます。

 

それを、友人に話すと「え?その店もう何カ月も前から閉店してたよ」
というような経験があなたにもあると思います。

 

これも、潜在意識がその人の「生存」に必要と思われる
情報を優先して選択するために、普段いつも通っている道の風景などの情報は、

 

それほど重要ではないと、判断されて、
何かのきっかけでそのことに注目するまで、
過去の記憶を再生し続けているということが起きてきます。

 

また、例えば友人と好きなアーティストのライブに行くとします。

 

そして、ライブを見終わった後、感想などを
話し合っていると、

 

A「やっぱりボーカルの声が伸びがあって綺麗だったよね!」

 

B「そうそう!それに、ギタリストのディストーション
のかかり具合が最高だった!足元にすごいたくさん
エフェクターが並んでたもんね!」

 

A「そんなのあったっけ?」

 

B「あったじゃん、足元にたくさん四角い箱みたいなの
並んでたでしょ!?見えなかった?」

 

A「え~?並んでたような・・・」

 

まあ極端なたとえですが、

Bさんはきっとバンド経験者なのかギターが好きな女の子で、
ギターの機材にも詳しかったんでしょうね。

 

なので、ギタリストの足元に置かれていた、
ギターの音質を変化させるための機材、「エフェクター」
を認識できたんですが、

 

Aさんのように、ギターについて知識が無ければ、

同じようにライブの舞台を見ていても、ギタリストの
足元に何かあったということは、はっきりと認識出来なかったりします。

 

つまり、私たちには、「信念」によって重要だと
思っていないことは、「潜在意識」によって、取捨選択されて、

 

「顕在意識」で認識できない、記憶できない
(潜在意識には記憶されても、思い出さない)

というようなことが起こっています。

◎「信念」は自信や行動にも影響を与える

そして、そういった「信念」というものは、
私たちの気持ちだったり、行動にも大きな影響を与えています。

 

例えば、

「私は不細工だからもてない」と思い込んでいる人には、

じつは、異性が、アプローチをかけてきているのに、

 

周りの人からしたら、わかりやすいほどのことでも、

「まさか、自分を誘っているはずがない」と
相手の気持ちに全く気付けなかったり、

 

できるだけ異性とコミュニケーションをとることを
避けようとしたりします。

 

これは、やはり「信念」によって、

「私は不細工だから恋愛には向いていない」

と潜在的にフィルターを掛けていて、

 

それによって、潜在意識が
「この人に恋愛をさせたら危険だ(生存が脅かされる)」

ということで、恋愛につながるような情報を
認識できないように働いてくれます。

 

そして、「顕在意識」では、異性のアプローチに
気づけない、その情報をスルーしてしまう
というようなことが起こってきます。

 

また、行動としても、相手に嫌われるような
行動を思わずしてしまったり、

「信念」によってプログラミングされたとおりに、
その「信念」を裏切らないような行動をし始めます。

 

友人に暴言を吐いてしまって、

後で思い返すと、「なんで私あんなこと言ったんだろ?」

と不思議になるようなことも、実は、「信念」の働きだったりします。

◎「信念」は成功をもブロックし続ける!

 

そして、ここからが一番の問題ですが、

私たちが日常生活で、望んだり願ったりする
「成功」や「幸せ」さえも、

 

この「信念」のプログラミングによって
ブロックされ続けるというようなことが起こっています。

 

たとえば、

「私はサラリーマンの家庭に育って、年収300万円くらいまでが妥当だ」

と、自分で思い込んでいるか、

 

幼少期からの家庭環境・生活の中で、
両親や兄弟姉妹との生活の中で、

無意識に作り上げられた潜在(意識)的な信念があると、

年収300万円を達成させる情報ばかりを、脳(潜在意識)は選び続けます。

 

つまり、例えば、年収1億円を達成する方法というのは、
普通に生活していても入ってこないし、

 

もし、それが本当に年収1億円を確実に達成する方法でも、
それを実際に本で読んでも、
話として聞いても、映像で見ても、

「見えない、聞こえない」ということが起こります。

 

これは、別に、本当に「見えなくなる、聞こえなくなる」
というわけじゃなくても、

 

その情報が入ってきても、それを、
「生かせない、重要な情報が、顕在意識に認識されない」ということになります。

 

つまり、年収300万円という信念からすると、
年収1億円というのは途方もなく「危険である」

 

日常の生活からすると、かけ離れた状況なので、

潜在意識的には、

「この人の命を守るためにはこんな情報を認識させたら危険じゃん!!」

となって、達成するための情報を認識させないようにします

 

だから、同じ「成功法」や「自己啓発」などの情報を見ても、
結果が出る人と、結果が出ない人が出てくるんです。

 

「潜在意識」は、その人の「信念」にそぐわない情報を避けようとします。

 

そして、その自分の「信念」にそぐわない行動をしようとすると、
「違和感」というか、「嫌悪感」というかを起こさせて、

「行動させないでおこう」とさせてしまいます。

 

これは、心理学などでは「コンフォートゾーン」と言われますが、

 

その人が生存する上で、安心していられる空間に居続けようと、

もし今までと違った世界に入ろうとすると、落ち着かなかったり、
違和感を覚えて、結局元の世界に戻ろうとする力が働きます。

 

よく宝くじに当たって、一気に大金を手にしたけど、
無駄遣いや、投資などに失敗して、一気に失ってしまう

 

というような話も、大金を手にしている状態が、
その人の「コンフォートゾーン」の範囲外だったために、

潜在意識の働きで、無意識に散財してしまうということが言えます。

 

潜在意識は常に「私は○○である」という「信念」に
あなたを固定し続けようと働いているということです。

 

☆『NLAメソッド』理論編 第4章

 

~この世界は仮想現実(VR)?~

 

◎この世界は実は「仮想現実(ヴァーチャルリアリティ)」なんです!

 

さて、前章は、

 

▽潜在意識が「信念」のフィルターによって、 外界からの情報を取捨選択している。

 

▽私たちは外界からの情報のほんの一部しか 認識できていない

 

▽「信念」は自信や行動にも影響を与える

 

▽「信念」は成功や幸せもブロックしてしまう

 

ということを書きましたが、

今回は、補足として、「この世界は実は仮想現実である」
ということで書いてみたいと思います。

 

◎この世界は実は仮想現実である!?

 

さて、ここまでで「信念」や「潜在意識」
が情報の取捨選択をしているということを書いてきましたが、

 

実はあなたが認識している「この世界」は
「仮想現実である」ということはご存知でしょうか?

 

簡単な話なんですが、

私たちはこの世界を目や耳や鼻や肌・・・などの感覚で感じています。

 

それぞれの器官を通して外界からの刺激や情報が入ってきます。

 

そして、それらの情報は自動的に「信念」のフィルターを
通って、取捨選択されて、あなたに必要な情報だけが取り込まれ、

顕在意識内に、映像や音、匂いとして認識されます。

 

つまり、外界からの情報はすべて、信念(潜在意識)という検閲を通って、

 

選ばれた情報だけを元に、私たちの内部で
再構築されて「現実」という映画が作り上げられて再生されます。

 

なので、私たちが常に認識している「現実」は
本当の現実、「真実」ではなくて、

必ず一度「信念」(潜在意識・脳)の検閲を受けて再構築されています。

 

そのため、私たちが「見ている」世界は「信念」によって
取捨選択された情報によって作り出された「仮想現実」と言えます。

 

最近は、「VR」技術がかなり流行して、色々な
ゲームや映像でVRが利用されていますが、

 

私たちが日常的に認識している世界も実はすでに
仮想現実とおなじと言ってもいいと思います。

◎みんな別世界で生きている!?

つまり、「信念」というフィルターが違えば、
同じ場面を目撃したとしても、内部で再生される
「仮想現実」は違うものになります。

 

このようなことから、同じ場所に一緒に行った友人と、
その時のことを話していて、

 

「え?そんなことあったっけ?」
「え?そんな建物あった?」
「え?そんなこと言ったっけ?」

 

というような食い違いが出てきます。

 

つまり、同じ風景を見て同じ時間を過ごしても、
内部で描かれている「仮想現実」は全然違う
映像や音声になっている場合があるんです。

 

私たちは、同じ世界を共有していると思い込んでいますが、
実は、人それぞれ全然違う世界を見ているかもしれません。

 

 

例えば、「色」。

←赤色

↑この色を「赤」ですと教えられているので、

 

みんな、この色をみたら「赤」と答えると思いますが、

もしかしたら、あなたの隣の人には、
あなたが「青」と思っている色で見えているかもしれません。

言ってる意味わかります?(笑

 

つまり、同じ色を見ていて、それが「赤色である」
と教えられているから、みんなその色をみたら「赤」
と答えると思いますが、

 

実は、ほかの人の目には全然違う色に見えているかも
しれないんです。

 

でも、それを確認する方法がないので、
(他人の目を通して見ることはできないので)

同じ風景を並んで見ていても、全然違って見えていたとしても
お互いにわかりません。

 

だから、私たちは世界を「共有」していると思って生活していますが、

それぞれ別の世界を生きていると言っても過言ではないんです。

 

◎他人の評価はすべて信じないで!!

 

だから、友達や家族があなたと同じ記憶を持っていなくても、
攻めたり、議論してはダメですよ!

 

見ている世界がそもそも違うんですから。

 

そして、自分では「私って駄目だなあ」と思っていても、
人からうらやましがられたり、

自分でスゴイと思っていても、人から評価されない
というようなことが起こってきます。

 

だって、見てる世界が違うんですもの。

 

だから、あなたのことが批判されたとか、
過小評価されている、と感じたとしても、

 

また、逆に周りが自分のことを過大評価している
とか、本当の私を分かってもらえない!

 

とか感じたとしても、そもそもあなた自身の感覚と、
周りの人との感覚、見ている世界が全然違うので、

それが当たり前です。

 

だから、どんなことでも、もしあなたが人からの意見や
評価を正しいと思ったり、聞くべきものがあると感じるなら、

それを受け入れて改善するというのもいいですが、

 

もし、周りからの評価が正しくないと感じつつも、
気にしてしまうような場合でも、

その評価は正しくないものがほとんどです。

 

あなた自身が良いと思えば、それが良いんです!

自分自身の感覚、気持ちを信じていきましょう!

 

もう少し書くと、

自分で足りないと思っているものは、足りなく見えて

自分で十分と思っているものは十分に見えます。

 

この世界はあなたの思い通りに見えています。

 

この仕組みを利用すれば、

あなたの理想の世界が目の前に現れるはずです。

 

後ほどこれらの技術や心の持ち方についても順番に
書いていきますので、お楽しみに!

☆『NLAメソッド』理論編 第5章

 

~潜在意識は「コンフォートゾーン」を選び続ける!~

さて、前々章、そして、前章で、

 

▽潜在意識が「信念」のフィルターによって、 外界からの情報を取捨選択している。

 

▽私たちは外界からの情報のほんの一部しか 認識できていない

 

▽「信念」は自信や行動にも影響を与える

 

▽「信念」は成功や幸せもブロックしてしまう

 

▽私たちが見ている「現実」は人それぞれの「仮想現実」である。

 

ということを書いてきました。

今回の章では、理論編第3章の最後にもチラッと触れましたが、
『潜在意識は「コンフォートゾーン」を選択し続ける」

ということで書いてみたいと思います。

 

◎潜在意識はあなたの安全を守り続けている!

 

さて、私たちが普段意識している、何かを考えたり、
認識している部分を、「顕在意識」

 

普段意識できない、生きる上で重要な、心臓を動かすことや
体温を調節するなどの体の機能などのような、

「うっかり忘れてしまう」と大変な部分を受け持っているのが
「潜在意識」とも言われています。

 

潜在意識は、常に私たちが安全に生きていけるように、
色々な調節などをしてくれているんですが、

この機能は、心理的、精神的な部分にも及んでいるんです。

 

つまり、気持ちのバランスを調整したり、

あなたが生きていくうえで、あまりにもショックを
受けるようなことを出来るだけ避けようとしてくれます。

 

なので、あまりにも強い痛みや、ショッキングな出来事に
遭遇すると、人間はその強烈な情報に耐えきれなくなるので、

意識で認識しないように、「気絶」したりします。

 

「よし!気絶しよう!」と頭で考えて気絶できないように、
「顕在意識」で操作しようとしてもできません。

 

これは、「潜在意識」がその人の「危機」を感じて、
それをモロに食らわないように自動的に守ってくれています。

 

そして、あなたを出来るだけ快適な状態、つまり
「コンフォートゾーン」に居続けることが出来るように、

「不快感」などを感じさせて、危ない場所に行かせない
でおこうと努力してくれます。

 

「トラウマ」と言われるのもこの作用だと言えます。

 

つまり、過去に一度遭遇して、あまりにもショッキング
だった出来事があると、

 

その出来事が起こった当時と似たシュチュエーションに
出会っただけで、恐怖感や不安感などの「不快感」を感じさせて、

その行動や、場所に行くこと、その場にいることを
止めさせようとします。

 

あなたを「コンフォートゾーン」に固定する働きを
してくれているんです。

◎潜在意識が「成功」も邪魔する!?

しかし、そのあなたを「安全」に生きてもらおうと、

あなたを「コンフォートゾーン」に居てもらおうとする

潜在意識の努力が、同時に、あなたを「成功」から
遠ざけるということも、起こってきてしまいます。

 

つまり、いわゆる世間的な「成功」と言うと、

 

▽お金をたくさん稼ぐ(手に入れる)

 

▽仕事で昇進、成り上がってトップに立つ

 

▽何かの分野・スキルでプロになる

 

▽幸せな(結婚)生活をする

 

などなど、あると思います。

 

そんな幸せなはずの「成功」を、
なんで潜在意識は避けるんだよ!?

と思うかもしれませんが、

 

上記のような「成功」を手に入れるということは、

いま現在生活している環境から、新しい環境、
今まで体験してこなかったゾーンに入っていくこと
につながっている場合が多いからです。

 

そして、おそらく多くの人の中に、

 

例えば、「お金持ちになる」ということには、

「お金持ちは悪いことをしてるんじゃないの?」

 

「お金持ちになるとみんなから批判されるんじゃないか?」

 

「みんなからお金を狙われて奪われるんじゃないか?」

 

「みんなお金目当てで近づいてきて信用できないようになるんじゃないか・・・?」

 

などなど、ネガティブな情報を多く持っています。

 

また、特に日本人では「お金をたくさん持つ」
ということに対する罪悪感を強く持っている場合が多いです。

 

そして、それらのことを考えると、不安や恐怖感を感じるために、

 

潜在意識は、

「ああ、この人はお金持ちになるのが怖いんだな」

と判断して、お金持ちになるような情報やシュチュエーションや
行動を避けさせようとします。

 

つまり、「お金持ちになるのは危険」という、「信念」
を持ってしまっていることで、

それがフィルターとなって、あなたを「お金持ち」の情報
から遠ざけ続けます。

 

つまり、「お金持ちになっている」状態があなたにとっては
危険な状態となってしまっているんです。

 

だから、潜在意識は何の悪気もなく、あなたを守るために、
最大限の努力であなたをお金持ちとは反対の状態に固定
してくれています。

 

逆に言うと、

「お金持ちになる」=「コンフォートゾーン」に
なることができれば、

潜在意識が最大限に協力してくれて、
あなたを自動的に、「お金持ち」へと導いてくれます。

 

◎「信念」と「コンフォートゾーン」の関係性

 

そして、ちょっと内容的に繰り返しの部分もありますが、

これまでの章でお話したように

 

私たちは今まで生きてきた中で作り上げられた

「信念」によって、その「常識」以外の部分は

「見えない」「聞こえない」ようになっている

ということを書きましたが、

 

それを例えると、

 

例えば、鉄板に大きさ5センチの星形の穴が開いているとします、

 

そこに、直径7センチの丸型のものが通ろうとしたらどうでしょうか?

 

 

 

つまり、星形の穴がある場合、それよりも大きなものが入って来ようとすると、

自動的に、真ん中の星形の穴以外の部分は切り捨てられます。

(もしくは、見えなくなります)

 

 

 

↑のように、星形以外の部分は通れません。

私たちの脳(潜在意識)でも、同じようなことが起こっていて、

 

先ほど書いたような、「自分は年収300万円くらいまでが妥当だ」と

意識的にか、無意識的にか思っていると、その年収300万円になる

情報というのが、上の図で言うところの、星形の部分。

 

そこに、年収1億円になるための情報、赤い丸型の情報が入ってこようとしても、

その、周りの部分というのが入ってこない、認識できない

という風になっていつまでも、私たちを「年収300万円にとどめておこう」

というプログラミングが働き続けることになります。

 

まあ、あくまで上の図はイメージ図であって、

ほんとうは人それぞれ、いろいろな部分が「穴あき」のフィルターを

持っていて、一人として全く同じものはないと思います。

 

 

それによって、一人一人の「常識」「個性」というものが

出来上がっているのですが、

 

それが時として、私たちの「成功」を「邪魔」してしまうことがあるので、

いくら、頑張って、いろいろなテクニックを使って改善しようとしても、

すぐに結果が出る人と、なかなか結果が出ない人という違いが出てきます。

 

つまり、同じ情報を聞いても、「聞こえている」部分、脳が「認識できる」

部分が、違うので、自然と、その後の行動や考え方が違ってきます。

 

そして、その「信念」は私たちの「生存本能」というものにかかわってくるので、

今まで慣れ親しんできた「常識」から外れることを「潜在意識」は嫌います。

 

今までの「常識」の外に出るのは「(命の)危険」だと判断するからです。

 

つまり「コンフォートゾーン」に固定され続けます。

 

そのために、さっきの年収の話で行くと、

今までの常識が年収300万円です。年収1億円というと、

大きく、今までの「常識」「コンフォートゾーン」から外れたことになります。

 

そうすると、脳(潜在意識)は

「これは危険だ、この人を守らなければ」と判断し、

違和感や嫌悪感というものを感じさせ、

 

「年収1億円になるには、すごい苦労をしなければいけないんじゃないか?」
「社長なんかになったら、人を使うことで大変な思いをするんじゃないか」
「税金とかで大変なんじゃないか」

「悪いことしないと無理なんじゃ」・・・

 

と、今まで生きてきた中で聞いた話や親から聞かされた話の情報から

年収1億円になることへの恐怖、不安というものを総動員して、
今の「安全な世界」にとどめようとする。

 

もちろんたとえ話ですが、このような働きが自然と起こっているといえます。

 

逆にいうと、この「信念」の部分を変化させることができれば、

自然と、自分が設定した「成功」へと導かれていくということになります。

 

この、「信念」を変化させていくというのには、いくつかの段階を

踏まないと難しい部分もありますが、習慣にしてしまえばすごく楽に

達成できると思います。

◎お金持ちになるには一度貧乏になる必要がある!?

良く、成功した方の本などで、今色々なことで成功して
大金持ちになっている方の本などを読むと、

 

けっこうな確率で、一度、ホームレスになるくらいに
貧乏になって、そこから、大逆転!

みたいな話が書かれていることがあります。

 

なので、もしかしたら大金持ちになるためには、
「正負の法則」的なもので、一度かなりの貧乏に
ならないといけないのか!?

みたいに思ったことがあるかもしれません。

 

僕は実際そう思いましたw

 

しかし、これも今回書いた「コンフォートゾーン」
の理論から考えてみると、

きっとその方も一度極限まで貧乏になるまでは、
どこかで、「お金持ち」になることに「不快感」を

感じていたかもしれませんが、

 

あまりにも貧乏になったために、その「不快感」
の方が圧倒的に強くなり、

 

逆に、そのあまりに強い不快感から、
「お金持ち」になるしかない、

 

お金をたくさん稼ぐということに対して、
不安や恐怖感を感じなくなるくらい、

 

貧乏な状態に本当に不快感感じたことで、

「お金持ち」に対するネガティブな感情がリセットされて、

 

潜在意識が、あなたを守るために、自動的に「成功に向かわせた」

ということが言えると思います。

 

だから、「お金持ち」になるには、貧乏になる必要
はないけど、

 

一度貧乏の不快感を強烈に感じることで、

お金持ちになることに対する不快感や罪悪感が
なくなって、そちらが「コンフォートゾーン」に変換された

ということじゃないでしょうか。

 

また、もう少し「上の視点」から見ると、この世界は
「二元性」の世界です。

「不幸」があるから「幸せ」がある
「貧乏」があるから「裕福」がある
「不細工」があるから「美形」がある

などなど、どちらも単独では存在できません。

 

逆があるから、その逆を感じられる。

一度貧乏を体験することで、より強烈に
「裕福」を感じることができるともいえます。

だから、「ネガティブな体験」を拒否しなくても
良いんです。それを受け入れることができれば、

抜けだすことができます。

 

「貧乏な体験をしたってことは、この後、裕福になれるってことだ!」

というくらいの心持ちで居てくださいw

また、この書籍では、そういう「強烈な体験」を
しなくても、自動的に「成功」に導かれる方法を書いていきますので、

 

この書籍の読者である
あなたは、貧乏にならなくても大丈夫ですよww

 

次章では、「興味が見える世界を変える!」

いうことについて書いていきます!

 

☆『NLAメソッド』理論編 第6章

~興味が見える世界を変える!~

さて前章では、

◎潜在意識があなたを「コンフォートゾーン」に縛り付けている

 

◎たとえそれが「成功」であっても、あなたの
今までの生活からかけ離れた世界にはなかなか行けない

 

◎「信念」のフィルターがコンフォートゾーンを決めている

 

というような話をしました。

今回は、さらに「興味があなたの世界を変える」ということについて
書いてみたいと思います。

◎「見て」も記憶できない秘密!?

現代人は基本的に、言語が発達して、その対象物が

「認識できて、言語に翻訳できて」

初めて、記憶できる(後で思い出せる)といわれています。

 

つまり、「あれは○○というものだ」ということを認識して初めて

記憶に残せる(顕在意識で思い出す事が出来る)ということです。

 

赤ちゃんの頃の記憶がないのは、この「言語化」ができないからと言われています。

 

というか、言語で記憶していないので、

成長して主に言語(思考)の中で生活している
私たちには「翻訳」できないという感じでしょうか。

ちょっと脱線しますが、言語脳は左脳、

空間認識や視覚は右脳の役目

と言われていますが、

 

もちろん、右脳は、その時見た風景や物を映像としては見ています。

 

だから、映像は脳(潜在意識)の中に残っているのですが、

 

そこで、その見たものを知っていれば、左脳が「あ、あれは◎◎だ」
と言語化できて、記憶に残るのですが、

 

右脳が映像を認識しても、左脳が言語化できないものは、
そのまま「映像記憶」としてだけ残って、

僕たち「思考」が普段認識できる「記憶」としては
残りません。なので、時々、

 

「あ、これ前にどこかで見たことある!」しかし、どこで見たのか思い出せない
というようなことが起こるのです。

 

そこで、どこかの風景を見たときに、すごく「懐かしい気がする」んだけど、
(前にいつ見たというような)記憶にはないということになります。

 

 

話を戻しますが、つまり、人間は自分が「興味」があって、

注目している、「焦点(フォーカス)」を合わせているもの
をしっかりと見たり聞いたりして、それを言語記憶として
残せたものが、はっきりと記憶できます。

 

逆に、「見て」はいたけど、興味がなかったものというのは、
映像記憶としては残るけど、何が起こっていたか、
誰が何を言っていたかなどは、記憶できなかったりします。

 

つまり、人間は、興味のある事しか「認識」していない
記憶できないと言っても過言ではないでしょう。

◎それを聞き分けるってすごくない!?

 

もう一つ、今度は「聴覚」についての話ですが、

「カクテルパーティー効果」という言葉はご存知でしょうか?

 

パーティーなどのたくさんの人が一斉に会話をしているような環境でも、
自分が話している相手の声だけを選択的に聞いたり、

 

ざわざわした中でも、自分の名前を呼ばれると気付く
というような現象というか、人間の能力のことを言います。

 

この時も、誰かと話していて、周りの声の音量も結構大きいはずなのに、
周りの人たちの話は「聞こえない(認識できない)」ということが起こります。

 

つまり、先ほども言ったように、

人間は自分の興味のあるのもだけを「認識」して、
それ以外のことは「フィルター」にかけて、スルーしてしまうことができる、

 

それ以外のことを無意識的に「無視」してしまえるということです。

 

一度、友人などとにぎやかな場所で会話している所を、
スマホのアプリなどで録音してみれば分かりますが、

 

実際に話しているときは、主に友人の声しか耳に入ってきませんが、

あとで録音した音を聞くと、すごく色々な音がしていて、

この中でよく友人の声だけ識別できてたなあ、と
きっと思いますよ!

◎興味によって見える世界が違うんです!

先ほどまで書いたように、

一般的には、人間は、外界からの刺激(情報)の何万分の1くらいしか、
情報処理、「認識」できないと言われています。

 

つまり、私たちは、日常生活で、すべてのことを「認識」していると
思いがちですが、

この世界のほんの何万分の1のことしか知らずに生きているのです。

 

そして、人によって、「興味」が違うので、
その、「認識(記憶)」している世界が違ってくる。

 

同じ家で、同じ時間を過ごしていても、2人の人間の間で
「記憶」が全然違うというようなことは、

このような理由から起きていることなのです。

 

私たちは、自分の興味(フィルター)によって、
ひとそれぞれ全然違う世界を見ているということになります。

 

それぞれの「興味」に従って、その「世界」しか見えていない。

 

逆に言えば、興味をもって注目して「見ていない」
「聞いていない」情報がほかにも山ほど存在しているんだけど、
普段はそれを認識もできずにスルーして生活しています。

 

自分が認識できている世界以外は存在しないと
思い込んで生活しているんです。

 

ということは、この「興味(信念・フィルター)」を変化させることで、
普段注目していなくて、スルーしてしまっている「ほかの情報」
に気づくことができ、「見える世界が変わる」ということになります。

 

さらに、この興味や信念のフィルターをうまく変化させることができれば、
「自分が見たい世界」だけが見えてくるということになります。

 

絵で表すとこのようなイメージになります

 

 

◎宇宙はたくさんある!?

 

最近は物理学などの科学の世界でも、
「この宇宙は唯一のものではない」

という、「マルチバース(多元宇宙論)」というものが
提唱されています。

 

wikipediaなどによると、

⇒現在の宇宙論がインフレーションを想定する限り、
観測可能な宇宙以上の空間を必然的に内包する。

 

⇒量子力学の解釈の一つで波動関数の収縮を想定せず、
すべての解に対応した世界があるとするもの。

 

⇒我々が住む宇宙は無限ないし多くの次元を持つバルク
(空間)に浮かぶたったの三次元のブレイン(膜)であるとするもの。
当然、バルク内に複数のブレインがあることが許容される。

 

 

というような感じで、かなり難しい表現になっていて、
僕も専門じゃないので、はっきりとは言い切れませんが、

 

つまり、この宇宙は計算上・理論上、
今実際に見えている、観測できている宇宙だけでは説明できない、
もっと別の次元や宇宙が存在しているはず。

 

ということだと思います。

 

このあたりからも、やはり私たちが目で見えている、
観測できる世界というのは、

 

本来の「この世界」のほんの一部であり、もしかすると、その別の宇宙には、
最高に成功している自分が存在していて、

そのもう一人の自分に波動を合わせれば、
成功している幸せな自分を体験できるかもしれない。

 

まあ、もちろんこのあたりは想像でしかないですが、

逆に否定できる人も居ないと思います。

 

だって、誰も観測できないんだから!

 

よくスピリチュアル系の本などで、

「私たちはラジオのようなもので、その時感じている
気分や気持ちによって、波動が変化し、その周波数
に合った現実を体験する」

 

というようなことが書かれているものが多いですが、

 

普段生活している中でも、

同じような状況や環境で生活していても、

人によって、感じ方が違ったり、捉え方が違って、
話をしていてもかみ合わないというようなことがありますよね?

 

あれって、もしかすると、同じ「現実」に存在しているようでも、
それぞれの意識が存在している「宇宙」が別の宇宙かもしれない!?

ということもあり得るんじゃないかと。

 

以前も書きましたが、

同じ場所に旅行に行って、同じ観光地を見て同じ人と話したはずなのに、
後でその時の話をしていると、全然記憶が違うというようなことがありますが、

 

あれは単純に、記憶違いではなくて、本当に、
その瞬間それぞれが別の宇宙に存在していて
それぞれの体験をしているからかもしれません。

◎どうせなら最高を選びましょう!

まあ、「マルチバース」が本当なのかどうかは
誰にも分からないことですが、

 

どちらにしても、

毎日明るく楽しく過ごしている人と、
毎日否定的に文句を言って暮らしている人では、

言うまでもなく、毎日の充実度や幸福度は違うはずです。

 

そして、やっぱり笑顔の人に人は寄ってくるものです。

 

なのであれば、

毎日気分の良い方を選びましょう!

 

たまには疲れてへこんでもいいですが、その場合は
そのへこんだ気持ちを奥のほうまで感じきってみてください。

そうすると、意外とそのへこんでいた原因が良くわからなく
なるような感覚で、だんだん気持ちが晴れてきます。

 

そして、気持ちが晴れたなら、
最初はちょっと頑張って意識を楽しい方に向ける必要が
あるかもしれませんが、

段々、そのエネルギーが増幅して、どんどん楽しい毎日
になっていくと思います。

 

この宇宙は先ほどの「マルチバース」でも言われているように、
今もどんどん膨張して増幅しています。

 

この世界の可能性がどんどん広がっていると言っても
いいかもしれません。

さて、次章は「信念(興味・フィルター)」はどのように形成されるのか?」

について書きたいと思います。

☆『NLAメソッド』理論編 第7章

~信念(興味・フィルター)はどのように形成されるか~

 

前章の図で表したように、私たちは、自分の
信念のフィルターによって、「自分が見たい」世界しか
見えていないということを書きました。

 

 

今回は、「信念(=興味・フィルター)はどのように形成されるか」
ということについて書いてみたいと思います。

 

そろそろ「早く引き寄せの法則の本格的なテクニックを教えてよ」
とじれったく思っている方もいるかもしれませんが、

 

この今書いている「前提」を理解しているのと、理解していないのでは、
「NLAメソッド」を使っていく上での効果が
全然変わってくるので、もう少しおつきあいください。

 

特に、今まで「引き寄せの法則」を試したけど、うまくいかなかった
という人はこの「前提」の部分がうまくできていないから、
効果が出なかったという可能性が高いです。

◎「信念」は外的要因によって構築されてきた

「信念」がどのように形成されて、
私たちにどのような影響を及ぼしているかということを理解することで、

 

いかに、その「信念」を効率的に「書き換え」、一番効果的に「NLAメソッド」を
利用していくかということをこれから順番に解説していきます。

まず、私たちのなかにある「信念」もしくは「常識」というものは、
基本的に、私たちが今「考えたり」「何かを思い描いたり」
している、認識できる意識、「顕在意識」ではあまり感じることはありません。

 

それは、普段私たちが認識することのできない「潜在意識」の
中で形成されていることが大部分です。

 

つまり、外界から入ってくる情報は、

私たちが普段意識できない「潜在意識」を通って、
「フィルター(信念)」を通り、取捨選択された情報だけが、

「顕在意識」に入ってきて、認識できるという感じです。

 

もちろん、これは、大まかな概略的な説明の仕方なので、
ほんとうの潜在意識と顕在意識の関係とは違う!という意見も
あるかもしれませんが、私たちの意識の働きをわかりやすく簡略化
したものなので、あしからず。

 

そこで、この「信念」というフィルターはどのように形成されるかということですが、
それは、まず、生まれたときからの育った環境。

 

両親や、兄弟姉妹、親戚、近所の人・・・

 

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、会社・・・などの同級生・同僚

 

また、テレビ、雑誌、書籍、インターネット・・・などの媒体からの情報・・・

 

こういう、日々触れている、環境、人物、情報によって、形成されていきます。

でもやはり、一番大きい影響を与えているのは、両親や、育ててくれた
人々の「言葉」や「雰囲気」というものが一番大きいと思います。

 

例えば、すごく裕福な家庭で、会社も経営していて、
その経営もうまくいっているというような家庭で育てば、

 

「お金はたくさんあるし、仕事の仕方でどんどん稼げる、会社は経営するもの」

 

というような「信念」ができるかもしれませんし、

 

すごく生活に追われていて、両親がいつも

「お金がないお金がない」と言って、バタバタと共働きをしている家で育てば、

 

「お金はたくさん働いて、苦労して、やっとなんとか生活できる程度に稼げるんだ」

 

というような「信念」が出来上がるかもしれません。

 

どちらにしても、生まれてから、幼少期のころに形成された
「信念」というものは、かなりのパーセンテージでその後の人生に
大きな影響を及ぼします。

 

幼少期に、両親から、「この子はグズだから」とか、
「この子は運動ができないから」というような言葉で、
大人になっても、行動が遅かったり、運動が苦手だったり。

 

逆に、「あなたは絵がうまいわね」
「あなたは歌がうまいわね」という風に褒められて、
そのまま画家になったり歌手になったりと、

 

幼少期の「言葉」がいつまでも人生に影響を及ぼしている
実例を目にすること、また、自分自身で感じること
というのはかなりあると思います。

 

こういうことを昔の人はことわざの
「三つ子の魂百まで」という言葉で表したのかもしれません。

 

そして、その言葉通り、その形成された「信念」というものは、
私たちの顕在意識ではなかなか気づけるものではないので、

 

その、幼少期に形成された「フィルター」もしくは「プログラム」
みたいなものがいつまでも、働き続けることになります。

◎おんなじ『洗脳』を繰り返し繰り返し・・・

その原因の一つが、私たちは、普段、意識的にも無意識的にも、
1日のうちに何万という「思考」を頭の中に、浮かべます。

 

そして、時々自分で意識的に、「これについて考えよう」
と、考えることもありますが、ほとんどの場合、無意識的に、

「思考」が頭の中に浮かんでいます。

その、80~90%以上は、前日と同じ事を繰り返し考えているといわれています。

 

(そして、そのほとんどは「ネガティブ」な思考だとも言われています)

 

つまり、私たちは、幼少期に形成された「信念」に基づいて、
認識する情報を取捨選択して、(限られた情報ばかりを取り入れて)

そのうえ、毎日同じようなことを繰り返し考え続け、

その「信念」を強化し続けている。

こういう状態だと言えます。

 

極端な言い方をすれば、

私たちは、小さいころに両親や周りの環境から「洗脳」された情報に基づいて、
その後の人生でも繰り返し自分自身で「洗脳」し続けているといえます。

 

この状態では、いくら、「引き寄せの法則」だ、「ポジティブシンキングだ」
と頑張ってみても、自分の意識できない部分で、

 

「今まで通りの人生を生きよう」というプログラミングが働いているので、

 

最初のうちは、気持ちも上がって、「よし!今日もいい気分」
「今日もいいことがたくさん起こるぞ!」と思っていても、

 

何日か経つと、それも忘れてしまい、いつの間にか
現実世界の悩みや、問題に意識が向ってしまっている
というような状態に戻りがちです。

◎テレビを見ない方が良い理由!

現代では、「テレビ離れ」ということが言われていますが、
それでも、まずほとんどの家庭に最低1台はテレビがあり、
家にいるときのおそらく半分以上はテレビをつけている
といっても過言ではないと思います。

 

そして、最近は、テレビだけでなくインターネットが発達してきて、
インターネットのなかの情報も、あまり見続けないほうが良い、
意識的に情報を選択してみたほうが良いということです。

 

これは特にテレビでわかりやすいのですが、
基本的に取り上げる情報、報道などの内容は基本的に
「ネガティブ」な情報が多いです。

 

というのも、基本的には、テレビはCMなどの広告を流すことで、
広告収入を得ている、スポンサー企業のCMを流すことで、成り立っています。

 

つまり、いろいろな番組がありますが、基本的には番組よりも、
間に流すCMの方を見て欲しいから、視聴率を稼ぐために、
「面白い」「たくさんの人が見てくれそうな」番組を作っています。

 

しかし、「面白い」というのは、かなり人による、センスによって
「面白い」と感じることは変わってくるので、万人に面白いと思われる
物を作るのは、難しい、というのが現実です。

 

そこで、確実に人の目を集めるためにはどうしたらいいか、
たくさんの人が「見たい」というより、「見なきゃ」と思わせるには
どうしたらいいか?どのような番組を作ればいいか?

 

と考えていくと、人間に共通して起こりやすい感情「不安」
ということを突いていく方が簡単だということです。

 

つまり、「こういう風にしておかないと大変ですよ」とか
「知らないと、損するかもしれませんよ?」とか

 

ニュースとかでも、もちろん、言葉には出しませんが、

「世界はこんな大変なことになっています、だから、常にニュースで
情報をリアルタイムで知っておかないと、世間から遅れるし、
無事に生きていけないかもしれませんよ?」

 

というような、潜在的な「不安」の感情をあおることで、

「テレビを見ておかないと、情報に遅れて、大変なことになる!」

と思わせて、また次回も見ないとという風に仕向けていく。

 

また、CMでも、

 

「こういうケアをしておかないと、年取ってから大変かも?」

「あなたの体臭大丈夫?嫌われるかもよ?」

 

という「不安」を提示して、

 

「それを解消するには、この商品!」とアピールしていく。

また、ドラマなどでも、基本的に、ストーリーの展開上、
「ずっとうまくいってて、幸せ!」という話がずっとつづいても仕方がないので、

 

「世の中、甘くない、ずっとうまくはいかない」というようなストーリが
展開されて、「やっぱり人生は大変だ」と思わせられるよなものも多いと思います。

 

「テレビ」というシステム上、仕方ないといえば仕方ないですが、

常に国民を「不安」にしておくと、テレビを見ずにはいられない、
新しい情報を入手しておかないと不安という状態を作り出しています。

 

最近「携帯(スマホ)」依存症などが、社会問題みたいになってますが、
その前に、日本の人口のほとんどが慢性的に「テレビ依存症」に
なっているといえます。

 

これは、インターネットのマーケティング手法でも、当たり前のように
使われています。

 

人々の「問題」「不安」「恐怖」というところを掘り出して、
そこを刺激して、

「その問題を解決するにはこの商品!」とアピールする。

こういう影響もあって、私たちは意識的に「思考」を選んでいかないと、
毎日ほとんどの時間を「不安」に関する「思考」を頭の中で
反復している状態になっています。

 

僕は「パニック障害」になってから、本当に何百冊という本を読んできましたが、
世に言われる「成功者」「大富豪」「研究家」「スピリチュアリスト」などの
多くが、「テレビは見ない」「テレビは見ない方がいい」と主張しています。

テレビを見ているときのことを思い出してみてください。

ご飯を食べながら、何かをしながら、ボーっとテレビ画面を見つめ続けている。

 

そして、余程衝撃的とか、ドキドキする映画とかを見ていない限り、
「リラックス」したような状態でテレビを見続けています。

 

「リラックス」するということはいいことなんですが、「リラックス」
すると、かなり、「催眠」や「洗脳」がかかりやすい状態ともいえます。

 

そのような状態で、「不安」をあおる情報を、1時間、2時間平気で、
見続け、聞き続けています。

 

「顕在意識」はあまり気付かないかもしれませんが、

「潜在意識」には、基本的にすべての情報が蓄積されると言われています。

 

つまり、見た時間分の「ネガティブな情報」が潜在意識には
どんどん溜まっていきます。

 

そうすると、それは「信念・フィルター」として機能し始め、
「世界は大変、人生は大変」というような世界を見せ続けることになります。

 

逆に、「引き寄せの法則」や「ポジティブシンキング」と言っても、
そのテクニックとして、「前向きな気持ちを感じる」とか
「夢を実現している状態を映像化して思い浮かべる」

というような手法がありますが、

 

1時間も2時間も、「リラックス」したまま、「前向きな情報」を思い続ける
ということができるでしょうか?

 

まずできないと思います。

 

僕はできません(苦笑

5分もすれば、いつのまにか違うことを考え始めてしまいます。

 

つまり、テレビなんかを見続けて、1時間2時間と
根本的に「不安」をあおるような情報を浴び続けて、

その後「引き寄せの法則」を使おうとしても、

 

その「不安」を克服し、上回るほど集中して「ポジティブな気持ち」
を感じ続けることができないということです。

 

これでは、自分が発する「波動」「信念」を変化させて、
「引き寄せる」ということは難しいといえます。

なので、できるだけ、「テレビ」を見ないようにしましょう!

 

このように、「信念」は自分では気づかないうちに、

 

周りの情報などから構築されていき、

それを意識しない限り、自動的にプログラミングのように

働き続けているということです。

 

☆『NLAメソッド』理論編 第8章

~理論編のまとめ~

 

さて、『理論編』としてはここまでですが、
ここまで書いた内容をまとめて、そして、それに対して、

『実践編』ではどのような流れで「世界を変えていくか」
ということを書いて、「理論編」を締めたいと思います。

まずは、これまでの「章」ごとの大まかな内容を並べてみます。

◎この世界はすべてつながっている

 

この世界には本当に「空」の部分はなく、
微小な原子、分子、量子などの世界で見れば、
どこにも境界線はなく、すべてつながっている。

 

また、心理学などでも、人間は潜在意識、もっと深くの
深層意識の領域ではみんなつながっていると言われている。

 

つまり、すべてのものは物質的にも内面的にも
つながっていると言える。

 

◎私たちは世界に影響を与えている

 

私たちは常に体から電気信号を発していて
特に心臓からは強い磁場が発生している。

 

「感情」によって、心臓がどきどきしたり
変化するように、自分の周りに展開される磁場も変化する。

 

そして、この磁場は周りの物質や人に変化や影響を与えている。

◎感情や思いはどんな距離をも超えて伝わる

 

私たちの感情や思いは、
いくつもの実験が物語っているように、地球の裏側
であろうと、一瞬で伝わっていく。

 

そして、その遠い場所の磁場にも変化を与える。

◎「信念」のフィルターで入ってくる情報が変わる

 

私たちは日常生活で、

幼少期からの両親の影響や友達や環境などによって
「信念」が作り上げられている。

 

その「信念」は
「私はこういう人間である」
「私には○○が妥当である」
などのその人の「思い込み」となっていて、

 

潜在意識はその「信念」に従って、
外界から入ってくる情報を自動的に取捨選択して、
顕在意識に送ってくれる。

◎潜在意識はあなたの安全を守ろうとする

 

潜在意識は「信念」に基づいて
外界から入ってくる情報を自動的に取捨選択してくれるが、

 

それは、あなたの安全を守るために、
今までの日常生活からかけ離れた情報は、
「危険な情報」ということで、ブロックして、

私たちが普段意識できる顕在意識には送らないようにして、

 

安全なゾーン「コンフォートゾーン」に固定して

あなたが、普段とかけ離れた生活、
環境に入り込んでしまわないようにしてくれている。

◎潜在意識が「成功」を邪魔する!?

 

そして、私たちが「安全」であるようにと
いつも守ってくれる潜在意識は、

あなたをいつもの「コンフォートゾーン」に
固定してくれているので、

 

あなたが思い描く「成功」も、それが
「ドキドキ」するような、普段の生活とは違うものであると、

「この人は危険なことを考えている」

ということで、その成功に向かうような危険な道を進ませたくないので、

 

その「成功」へ向かうような情報はブロックして、
認識できないようにしてしまう。

 

または、自分で「これは僕には無理だ」と考えたり、
他人の「それ難しいんじゃない?」という言葉を聞かせて、
止めようとする。

◎「信念」のフィルターによって見える世界が変わる

 

私たちは、その「信念」のフィルターを通って
認識された情報によって、

自分の内部で再構成して、「映画」を上映しているため、
その「信念」によって、見える世界が変わってくる。

 

つまり、

「この世界は希望に満ちていて楽しい!」

という人は、楽しい情報がたくさん入ってきて、
バラ色の世界が見えるだろうし、

 

「この世界は苦しみばかりで絶望的だ」

という人は、世の中大変だという情報ばかりはいってきて
地獄のような世界が展開していることでしょう。

◎「興味」が「信念」を構成する

 

普段私たちが「興味」を持って見ているもの、聞いているもの
などが積み重なり、

その興味をもったものの情報がどんどん
入ってきやすくなってくる。

 

人間の潜在意識(脳)はインターネットの「検索機能」
のような役割も果たすので、

なにか、興味がある=その情報を検索というように、

 

例えば、同じアーティストのライブを見ていても、

ギターが好きな人には、ギターの
音色や機材などの情報が目から、耳から入ってくるし、

 

ドラムが好きな人にはドラムの音や情報が
際立って入ってくるし、

 

持っている「興味」によって、入ってくる情報が変わってくる

つまり、見えている、聞こえている世界が変わってくる。

◎「信念」は今までの生活の中で構成される

 

その「信念」は

 

・幼少期からの両親との会話や、言葉、雰囲気、

・生活環境、

・友達の言葉や雰囲気、

・学校の環境や先生たちの言葉

・テレビやインターネットの情報・・・

 

などから構成されていて、

 

そのまま「信念」となったり、
もしくはその環境への「反応」として作り上げられてくる。

 

つまり、「そのまま」とは、

 

両親が貧乏で、いつも
「お金が無いお金が無い」
「節約しないと大変なことになる」

というような場合、そのまま
「私は貧乏で、お金は節約しなければならない」

ということが「コンフォートゾーン」になり、

いつもお金に苦労する生活になりがちだったり、

 

逆に「反応」の場合は、

両親が貧乏で、いつも
「お金が無い」「節約しないと」

と言っているのを聞いて、本当に嫌気がさして、

 

その生活が「コンフォートゾーン」でなくなって、

「私は、必ず豊かに成功してやる!」

という反応がおこり、それが「信念」になる場合がある。

◎この世界にはいくつもの次元・宇宙が存在する

 

そして、最近は科学の世界でも、
この宇宙には、今観測できる宇宙以外にも、

理論上、もっとたくさんの宇宙が存在する、
または、次元が存在するということが言われています。

 

そして、スピリチュアルなどの世界でも、
この世界には「並行現実」というものが存在して、

あなたが発している「波動」によって、
その周波数にふさわしい「現実」を選び出して、
その現実を体験するというのにも言われています。

☆『NLAメソッド』理論編 総まとめ!!

私たちが生活しているこの世界はそれぞれの
物質が「別々」に存在しているように見えるが、

微細な「原子」や「量子」の世界では、境界線はなく
全てがつながっていると言えます。

 

そして、私たちの体は常に何らかの電気信号
は発生させていて、

私たちの体の周りに「磁場」を作り出している。

 

その「磁場」は周りの物質や人の電子などに
影響を与えている。

 

また、私たちの「感情」や「思い」は地球の裏側
であろうが、深海であろうが一瞬で距離を超えて
伝わっていく。

つまり、私たちは常に、「感情」や「思い」が
生み出す「磁場」によって世界に影響を
与えていると言ってもいい。

 

その「感情」や「思い」を生み出すのは、

私たちは「信念」というものを持っていて、
その「信念」がフィルターになり、
外部から入ってくる情報を潜在意識が取捨選択してくれる。

 

その「信念」の持ち方によって、人それぞれの
「感情」や「思い」が生まれてくる。

また、私たちが普段意識している「顕在意識」が
「見ている」世界は

「信念」のフィルターから通り抜けた情報を
自分の内部で再構築して出来上がった「映画」を
見ているようなもので、

 

その「現実」と呼ばれている「映画」も人ぞれぞれ。

 

つまり、その「映画」は
「信念」を変化させることで、
潜在意識が取捨選択する情報が変化し、

内部で再構築される「映画」も変化していく。

 

だから、「信念」をうまく方向づけてあげることで、

外部から入ってくる情報が変化し、

 

「感情」や「思い」が変わり、体の発する「磁場」が変化することで
世界に与える影響が変わり

 

また、自分の内部で再構築される「現実」という「映画」
の内容が変わるので、

 

目の前に自分の見たい「世界」が現れる!ということです!!

 

 

これが、僕が提唱する、
「引き寄せじゃない、最強引き寄せ法」

 

『NLAメソッド』の概要です!!

 

 

そして、これから、補足などを挟みながら、

 

「NLAメソッド」実践編

 

を書いていきたいと思います!

 

『NLAメソッド』実践編

 

☆『NLAメソッド』実践編 プロローグ

 

さて、たっぷりと「理論編」を書いてきましたが、
これからやっと「実践編」に行きます。

 

この書籍のプロローグで、

 

「この書籍の特に、
『理論編』と『実践編』で、一見矛盾したような
内容を描いていると思いますが、

 

これは、まず、『理論編』で「頭」で納得してもらってから、
『実践編』を「感覚」で実践してもらうことで、より効果的に、

 

特に「思考」を重視する現代人には、このプロセスが
必要だと思うので、

 

まず一度構築した構造を、一度壊すような形になりますが、

これは、「矛盾」ではなくて、「必要なプロセス」
であるとご理解いただいてお読みいただければと思います。

 

まあ、今の時点でこんなこと書いても何のことやら
全く理解できないでしょうけど・・・。」

 

ということを書きましたが、その伏線を今回収しますが・・・

勘の良い方は、もうお気づきかもしれませんが、

「理論編」で
「私たちは世界に影響を与えている」とか
「思いは距離を超える」

とか、色々書いてきましたが、

 

これは、この「現実」と呼ばれている
世界の作用を理論として説明するためで、

はっきり言って、当たり前のことなんです(笑

 

だって、あなたの目の前に広がっているのは、

あなたが「信念」によって、取捨選択した情報を
再構築した「映画」なんですから、

すべて、あなたの「信念」が投影された「映画」になっています。

 

だから、あなたが「思いは距離を超える」と信じていれば、
届くし、「そんなの無理だろ」と信じていれば届きません。

 

これも有名な実験ですが、被験者たちに、

 

一切の「刺激」を与えないように、リラックスする環境で、

 

五感から入ってくる情報を遮断して、ある程度の時間が経過すると、

みんな、幻聴や幻覚を起こしてしまいます。

 

つまり、私たちは、自分の中で勝手に「映画」を作り出すんです。

 

日常的に、自分なりの「映画」を見続けているんです。

 

それを「現実」として生きています。

以前「博士も知らないニッポンのウラ」という、
浅草キッドの水道橋博士が司会を務めて、マニアックな
文化人や学者などを読んで、ディープな話を聞く

という番組があったんですが、

 

その番組にゲストとして
天才脳機能学者と言われている、苫米地英人さんが出演した回で

釈迦や、龍樹(ナーガールジュナ)などの話をしていた時に、

 

「この世界は『在る』と言えば在るし『無い』と言えば無い世界だからね」

 

というようなことをおっしゃってましたが、

まさに、自分が認識している世界というのは、100%自分という
フィルターを通して見て居る世界なので、

 

自分が「在る」と思えば、在るし、「無い」と思えば無いということです。

 

幽霊を見る人もいれば、そんなもの見たことないという人も居る。

だからあなたには無限の可能性があります。

本気で「できる」と思っていることはできるし、
できないと信じているものはできません。

だって、たとえば、500年前に
「何百人も人を乗せた飛行機を作りたい!」と言ったら

まあ、みんな「こいつは頭がおかしい」と思うような100%
不可能なことだったでしょうけど、

 

現代は当たり前に、そんな旅客機が毎日空の上を飛んでいます。

 

これには積み重ねてきた歴史というものがありますが、
それでも、前まで不可能とされてきたことが、今では当たり前
ということはいくつも存在します。

 

そして、それは、「これはできる!」と信じて行動した人
によって実現されてきました。

 

それと同じように、あなたが今「不可能でしょ」と思っている
ようなことも、何かのきっかけで、突然できるかもしれません。

 

その方法は、あなたの「信念」を変化させていくだけです!

◎『NLAメソッド」実践編 実践概要

さて、ここからやっと「実践編」に入っていきますが、
まずは、大まかな流れを説明したいと思います。

「理論編」でいろいろと書いてきましたが、

私たちの日常生活は、ほとんど、

「信念」によってプログラミングされた「潜在意識」
によって構築された「映画」を見ています。

 

そこで、この「信念」というフィルターを変化させるということを
やっていかないと、いつまで経っても現状のプログラミング
のまま、「映画」(生活)が変化していきません。

 

もし何か、自分で変化をさせようと行動を変えても、
「信念」の部分が同じままだと、入ってくる情報が変化せずに、
同じ「映画」を見続けることになります。

 

例えるなら、私たちは「現状の私」という監督によって
撮影されて映画館で上映されている「映画」を見ています。

 

しかし、あなたはその「映画」が苦しくて笑えなくて気に入りません。

そこで、あなたはその映画館で、すでに撮影が終了した「映画」が映し出されている
スクリーンに手を伸ばして、「映画」を変化させようと努力している。

 

スクリーンが揺れたりへこんだりはするかもしれませんが、
その映し出されている「映画」は変わらないですよね?

 

これが、あなたが今「現実を変えよう!」と努力している状態です。

もしあなたが、この「映画」をもっと楽しくて豊かで笑える
映画にしようと思ったらどうしないといけませんか?

 

それには、まず監督は「あなた」ですから、代えようが
ありませんが、監督の考え方を変える、脚本を変えることで、
「映画」の内容を変えることができます。

 

やはり、監督である「あなた」の考え方、思想、思い癖
などを変化させて、脚本を変えなければ、いつまでたっても、

「シリアスなドキュメント映画」を見続けることになります。

 

つまり、僕の理論でいうと、その脚本とは、「信念」のことです。

そしてこの方法には大きく分けて「3つの段階」があります。

 

1つ目のステージは既存の「信念」を解除・クリアにする

 

2つ目のステージは新しい「信念」をプログラミングする

 

3つ目のステージは「信念」に従って行動する

 

あなたがこれからクリアしていくステージはこの3つになります。

 

そして、これからそれぞれのステージに必要なツールやワーク、
あなたの思い込みを変化させるエッセーなどを用意しています。

 

順番に読み進め、実践していくことで、あなたの人生もきっと
変化し、「引き寄せ体質」になっていくと思います。

 

あなたの「映画」を楽しくて笑える「ラブコメディ映画」にしてみませんか!?

気軽にわくわくしながら実践してみてください!

■『NLAメソッド』実践編 第1章

 

~実践するうえで、まずわかっておいてほしいこと~

☆「NLAメソッド」実践編 第1章 第1節

~まずは何よりもリラックスすることが大事~

 

さて、これから「実践編」を進めていくにあたって、
この第1章では、実践していく上での「心構え」の部分を
書いていきたいと思います。

 

この心構えが間違っていると、頑張って実践しても効果は
十分に出てこないと思うので、じっくり理解してください。

まずは、「リラックスすることの大切さ」ということで
書いてみたいと思いますが、

 

やはりこういう引き寄せとか、自己啓発系の本だと、
「リラックスする」というのは結構重要な要素になってきますが、

リラックスすることで、どんなことが起こるのか?

 

最大限に生かす方法とは?ということで書いてみたいと思います。

◎リラックスすると、体の声が聞こえる

さて、リラックスすると何が起こるのか?ですが、

 

逆に体が緊張すると、

心臓が早くなる、血流が早くなる、頭の回転が早くなる、動作が早くなるなど、

緊急時などに対応できるように、臨戦態勢になります。

 

やはり、人間も動物ですから、太古の昔、森の中で
食料を手に入れるために狩りをしたり、ほかの部族と戦ったり、

と、緊張することで、戦いに対応できるようになります。

 

ただ、あまりに体の一部に緊張が続くと、血管が圧迫されて、
血流が悪くなる場合もあります。

これが肩こりだったりします。

 

このように、緊張するのは、昔の地球で生き残るためには
必要なモードだったのは確かですが、

現代は、仕事中などに長時間体が緊張することで、肩こりや
体のゆがみを起こしやすくなったり、現代病も出やすくなってきます。

 

リラックスすることで、心拍や血流が緩やかに
なり、思考も静かになる傾向があります。

 

ただ、現代人はかなり頭に頼って生きているために、
いつもかなり頭がうるさくなっています。

 

そこで、できるだけ、体に意識を向けることで、リラックスしやすくなります。

 

また、潜在意識と言われる意識は、実は、「体の意識」とも言われていて、

リラックスして、体に意識を向けることで、「体の声」を聴くことができる
といわれています。

 

◎「体の声」とは?

 

ここで、体の声?という感じの方もいると思いますが、

 

潜在意識は、あなたの体を守るために、私たちの
思考などの顕在意識とは関係なく、体の機能を司ったり、
あなたの安全をまもるために、思考や体調をコントロールして、

できるだけ、常に安全な状態に保とうとしています。

 

そこで、以前から書いている「信念」によって、その潜在意識の働きが変化し、

「私は運動音痴」と思い込んでいる人は、本当に、体を動かすのが苦手だったり、

「私はブサイクだからもてない」と思い込んでる人は、
異性に対して積極的にできなかったり、
思ってもない言葉を言ったりしてしまいます。

 

こういうことも、実は、「体の声」、潜在意識の働きだったりします。

そして、リラックスしているときは、

「この人は安全だと感じているんだ」

ということで、潜在意識が、リラックスしながらしている
行為に対して協力的になってくれます。

 

例えば、読書をしているときに、リラックスしていれば、
どんどん集中して、素晴らしスピードで読むことができたり、

 

運動などでも、リラックスすることで、普段以上の
能力を発揮できたりします。

 

また、リラックスしているときに、浮かんでくるアイデア
などは、あなたが普段目指している、実現したいと
思っている夢などに必要なアイデアだったりします。

 

なので、リラックスしているときに、楽しい気分で、
あなたが実現したい夢などを想像していると、

その実現のヒントが湧いてくるというようなことも珍しくありません。

 

僕も、現に、よく曲を作っていたときは、
シャワーを浴びて気持ちいい~というタイミングで

良いフレーズが浮かぶということが良くありました。

 

やはり、リラックスして、気持ちいいという感覚が、
生きる上でもっと快適な生き方をできるような情報を

引き寄せてくれるのかもしれません。

 

また、過去の偉人たちも、ふとした瞬間に浮かんだアイデアで
成功した!という話も多くあるように、

 

リラックスすると、普段の「思考」の体系ではないところから
アイデアが浮かんできます。

 

基本的に「思考」は今までの経験からの延長上でしか
展開することができません。

 

つまり、「顕在意識」で認識したことのある言語などから
構築していくしかないので、自分が今までに解決したことのある
問題にしか対処できないことになります。

 

でも、リラックスすることで、「潜在意識」につながりやすくなり、
今まで「顕在意識」では認識できていなかった範囲の
膨大なデータベースにつながることでできるといっても過言ではありません。

 

なので、常にリラックスすることを意識しましょう。

 

◎リラックスする方法

 

そして、普段簡単にリラックスする方法をいくつか
書いてみたいと思います。

 

1.呼吸弛緩法

 

これは一番手軽にできる方法ですが、

まずは、ゆっくりと息を吸い込みながら、体、特に
肩や首に力を入れていって、凄く緊張した状態を作り出し、

 

息を少し止めて、

 

息を吐きだしながら、一気に体の力を抜いて、「ホッ」とします。

 

これを、3回くらい、1日のうちできるだけ何回も、気づくたびに
繰り返してみてください。

 

そうすると、だんだんと息を「は~」と吐くことで、
体が勝手にリラックスする癖がついてくると思います。

2.スイッチ法

 

こちらは、まず先ほどのように、体に力を入れて緊張
した状態を作ります。

 

そして、鼻の頭とか、肩とかどこでもいいですが、
あなたの好みで、場所を決めて、

その場所を人差し指や手の平で触った瞬間に体の力を抜き、

リラックスした状態にするというのを繰り返しすることで、

 

だんだん、その場所を触るだけで、リラックスの状態がよみがえる
ということになっていきます。

 

こちらも、気づいたときに何回も繰り返してみてください。

 

3.リラックス音楽を聴く

こちらは、家や、自営業の仕事場での話になるかも
しれませんが、

 

まずは、家でリラックスしているときなんかに、
お気に入りの、気持ちの良くなる音楽を聴きます。

 

これは、もちろん「アンビエント」や「イージーリスニング」
「リラックス音楽」と言われる、心地の良い音楽が望ましいですが、

 

逆にロックやダンス音楽でも、リラックスできるのであれば、
それでもいいです。

 

まあでも、一般的には、ロックやダンスなどでは、興奮してしまい、
多少体がリラックスできないと思うので、やはり静かな音楽がいいですが、

とにかくその曲を聴いているときは完全にリラックスした状態で
ぼーっとしてください。

 

そして、体が完全にリラックスしている状態というのを
体に覚えこませていくと、そのうち、その音楽を聴くだけで、
一気にリラックスした感覚がよみがえるようになります。

 

ですので、一日に30分でもそういう音楽を聴いて
完全にリラックスする時間を持ってください。

4.スマホやパソコンに向かわない日を作る

 

現代人はかなりの確率で、スマホとパソコンを持っていて、
「スマホ依存症」など社会問題にもなるほど、

一日中何らかのデバイスに向かっていると思います。

 

僕も実際そうですが、ネットビジネスという仕事上、どうしても
一日中パソコンの前に座って作業をしたり、

暇が合ったらスマホで何かを調べていたりしています。

 

そうすると、夜寝るときなどに、特にスマホを持っている
右腕、右肩に勝手に力が入って、なかなかリラックスできない

というような状態になってしまいます。

 

常に体が緊張した状態になるので、これは良くないと思います。

 

なので、できるだけ特にスマホを持つ時間などを少なくするように
しましょう。

このほかにも瞑想や、ヨガ、気功など、あなたに合った
リラックス法を取り入れて、毎日少しの時間でも実践して、

日ごろからリラックスした状態で生活できるように意識
してみてください。

 

これだけでも、新しい現実を生み出すきっかけになるかもしれません。

 

☆『NLAメソッド』実践編 第1章 第2節

 

~どんなことでも心配するだけ損~

 

さて次に、どうしても人間生きているうえで
将来に対して「不安、怖い」という気持ちを感じることは
色々な場面であると思いますが、

 

その「心配」するだけ損です!

 

◎「心配」はほとんど起こらない!

 

人間は日ごろから色々なことを「心配」する生き物ですが、

以前アメリカでの調査で

人が「心配」することの80%は起こらない(起こらなかった)

 

そして、残りの20%のうち、16%は準備すれば避けられる(避けられた)こと。

 

つまり、普段人が心配したことの96%はじつは心配する必要が無かったことということです。

 

そして、残りの4%は「避けようがなかったこと」
つまり、突然の天災に遭うなどのことです。

 

ということは、じつは「心配」することの100%が、
準備しておけば、あとは気にする必要が無いということになります。

 

だって避けようがないことは、どうしようもないですしね。

 

まあ、その4%がもし自分の身に起こったらどうしよう!と
心配してしまうのが人間というものですが、

 

はっきり言って、予測も予想も準備もできないことを
気にしても仕方ないし、

 

あとの96%は起こらないか避けられるのであれば、
気にする必要はないですよね。

 

ということで、生きる上で、「心配」するだけ損。

 

心配なのであれば、思いつく範囲で準備をしておいて、
後は運に任せるというのが一番いいということですね。

 

そして、僕の「NLAメソッド」の究極のテーマとして、

「とにかくやりたいことをやるしかない」
ということがあります。

 

これはまた詳しく説明しますが、

 

最高の人生を生きるためには、

「心配」せずに、とにかくやりたいことをやる、

というのが基本になってきます。

 

今日からは、何も「心配」せずに生活しましょう!!

◎「運命」は決まっているのか?

良く、スピリチュアルとか、自己啓発系の話とかで

「運命は決まっているのか?」

ということが語られますが、

僕個人的には「どっちでもいい」と思っています(笑

それはなぜかというと・・・

◎私たちは思考さえ選べない!?

最近かなり日本でも多くなってきた「悟り系」の本などだと、

人間は、実はすべての思考なども自分で考え出しているのではなくて、
自分の中に勝手に浮かんできているだけ、とも言われています。

 

瞑想などをすればわかりますが、
たしかに、自分で、思考を止めようとしても勝手に雑念が湧いてきます。

もし、思考が自分でコントロールしているものであれば
自分がいま考えようとしていることに集中するとか

「頭を真っ白にしよう」と思えば、出来るはずなのに、

勝手にいろんな余計なことまで考えちゃいますよねw

 

だから、考えることも、選ぶ道も自動的で、自分で選んでいるようで、
自動的に進んでいる・・・という説もあります。

 

そこで、

例えば、「運命が完全に決まっている」とします。

 

そしたら、全部完全に決まっているんだから、
自分が色々考える必要が無い。

 

流れに身を任せていれば、自分が進むべき道に進み続ける。

 

ということは、どんな道に進んでいるように見えても、
何の心配もする必要が無いし、

心配しても自動的なんだから、どうしようもない。

 

ずっと寝ときたければ、寝とけばいいし、
落ち着かなくなって、何か行動を起こしたければ、起こせばいい。

だって、すべて決まってるから。

◎すべてが自由なら!?

そして、逆にすべてが自由で、決まってなくて、
自分の意思ですべてを選べるのであれば?

 

そうなると、これから生きていくうえで、
どんな道を選んでも、どうなっていくかは分からない

その夢が実現するかもしれないし、実現しないかもしれない。

 

自分にはすべてをコントロールして、引き寄せる力があるかもしれないし、
全く力が無いかもしれない。

 

おなじことをしていても、

成功する人もいれば、成功しない人もいる。

 

ということは、こちらも、将来を心配しても、
どうなるかなんてわからない。

 

と、そうやって考えてみると、

「運命が決まってようが、運命が決まって居なかろうが」

一緒だと思いません?

 

そりゃ、世の中には占い師の方とかで、
完全に本当に未来が見こせる人がいたりするのかも知れませんが、

かといって、その占いを聞く人が未来を見越せなければ、
言われたことが本当かどうかは分からない、
信じるかもしれないし、信じられないかもしれない。

 

だから、
「未来」のことなんて考えても仕方ないと思いませんか?

 

先ほど「どんなことでも心配するだけ損」
ということで書きましたが、

この世界の心配事は96%が「起こらないか、避けられること」
残りの4%は自然災害などの「避けようがなかったこと」

ということで、心配しても仕方ないんですよね。

◎私たちにできること・やるべきこと

 

ということで、結局、私たちが出来ることは、
運命が決まってようが、決まって居まいが

「心配」のほとんどは避けられる。

 

そして、本人に未来を見越す能力が無い限り、
いや、未来を見越す能力があったとしても、

「いつでも希望を持って、明るい気持ちで

今この瞬間にやりたいこと、するべきだと感じていること

をその過程を楽しみながら生きる!」

これに尽きると思います。

 

また、たとえ暗い気持ちになったとしても、
今はその暗い気持ちを思いっきり感じて、

「日々を感じて生きる」ということしかありません。

 

なので、「心配」が起こったら、それを感じて、
なぜ心配なのか?どのようなことでその心配や不安が解消するのか?

ということを考えれば、これから生きていく上での
目標にもなります。

 

その「心配」をしなくてもいい人生がきっと、
あなたの理想の人生のはずだから。

 

だから、「心配」や「不安」は気にしなくてもいいし、

「心配」をしなくてもいい人生を目標にしていけばいいので、

うまく付き合っていきましょう!

 

☆『NLAメソッド』実践編 第1章 第3節

 

~あなたの「引き寄せ」が成功しない理由~

 

もしあなたが、今までいろいろな「引き寄せ」を試してきた
けど、成功しなかった、肝心の部分が叶わなかったという
経験を持っているのならば、

 

あなたが「引き寄せ」をしようとする「前提」が
間違っていたからかもしれません。

 

そこで、ここでは

 

「なぜあなたの引き寄せが成功しなかったか?」

 

ということを書いてみたいと思います。

 

僕も最初はそうでしたし、今では、「引き寄せている」
というのとは少し違うようになってきているんですが、

 

僕の今までの実践結果や、ほかの人の話などを聞いたりした中から、

引き寄せがうまくいかない場合の共通点を書いてみたいと思います。

◎マイナス視点から始めている

これが、やはり引き寄せがうまくいかない理由の中でも
一番大きい、ありがちな原因だと思いますが、

 

まず、
「私には無い」
「私には足りない」

という視点から、その不足分を埋めようとして、引き寄せようとする。

 

これは、なかなかうまくいきません。

 

例えば、『お金が欲しい』

 

「私には十分なお金がないからもっとお金を!」
「お金がないから、自信が持てない、楽しくない」

「早くお金を引き寄せないと!」
「来月の払いがやばいんだよ!」

 

と思っている、その状態でいくら、

 

「私はたくさんお金を持っています!」と
何回も言い続けたりしたって、

 

こんな感じでは、お金が入ってきそうにもないですよね?w

 

この世界では、「自分が思うものになる」と言われています。

つまり、「お金が足りないから引き寄せよう!」

と頑張るということは、

 

「今の私にはお金がないんだよ!」
「早くお金持っている自分になりたいんだよ!」

という宣言をし続けているのと同じです。

 

先ほどの例えからいうと、

「お金の引き寄せを頑張る!」=「私にはお金がないよ!」

という脚本の映画を撮影し始めることになります。

 

そして、「お金がない」が信念になっているために、
そのフィルターを通って入ってくる情報は当然

「お金がない私」になる、その状態を保つための
情報ばかりが入り続けます。

 

そして、その情報を再構築して、また次々に「お金のない映画」を
外の世界に投影して、「お金を持っていない」世界を体験し続けます。

◎気持ち(波動)が焦っている

そして、次に大きい理由として、

気持ちが焦った状態で、必死にアファメーションや
引き寄せが成功して喜んでるところを想像したりしている。

これです。

 

多くの場合、何かに困っている、何かが必要
と感じているときに、「引き寄せ」を利用しようとします。

 

そうすると、これまた特に「お金」なんかの場合、
「来月の支払いがやばい!」というようなときは

完全に気持ちが焦って不安で仕方ないので、引き寄せようとする。

 

そうすると、自動的に、
「お金がなくて焦っている自分」という波動で
世界に発信し続けるので、

お金が入ってこない情報を受け取って、
それを再構築して、投影して、「お金のない映画」・・・という流れですw

 

効率的な願望実現には、やはり、「自分は豊かである」という「信念」

自分が発する気持ち、感情が重要になってきます。

 

「焦った」磁場を発しているあなたの周りには、豊かな情報は入ってきません。

 

◎行動が伴っていない

いくら、前向きなアファメーションを
唱え続けたり、楽しい未来を思い描いていても、

やっぱり、この世界は行動も伴っていないと
なかなか、「現実」という映画は変化しません。

 

例えば、「マイホームが買いたい」と思っていて、

「私はマイホームを手に入れました!」
「私はマイホームを買うお金を持っています!」

と言いながら、頭の中で、マイホームに住んで
楽しく暮らしている自分を想像して・・・

 

といくらやっていても、

 

まあ、もしかしたら、いきなりどこかから電話がかかってきて、
「おめでとうございます!あなたに家が当たりました!」

と言われてマイホームを手に入れることもあるかもしれませんが、

 

それを待ち続けるよりも、まずネットで、マイホームを買いたい
街の家の販売情報を調べてみる。

 

不動産屋さんにいい家がないか聞きに行く、

 

モデルハウスなどを見に行く・・・

 

など、行動もし始めると、いよいよ身も心も、
「マイホーム」を手に入れるという「信念」になっていきます。

 

それに、家で必死で思い描いているよりも、
それを直接的に、不動産屋さんに伝えることで、

もっと強く、直接的に波動を伝える、

 

または、潜在意識に、
「私は本当にマイホームを手に入れるんだよ」
ということを伝えることで、

そのことに慣れていくことで、

 

マイホームを手に入れることが「コンフォートゾーン」
になっていきます。

 

それによって、「信念」が変化し、
手に入れるための情報を認識できるようになっていきます。

 

また、やはり「行動に移せない」ということは、
どこかで自信がない、何かが不安と感じている
ということが原因になっている場合が多いと思うので、
その不安な磁場が、制限をかけてしまっている。

 

だって、本当に「私は大金持ちである!」と思っていたら、
部屋で「マイホームが手に入る!マイホームが手に入る!」
と繰り返しているよりも、

「お金は当然払えるんだから」ということで、
不動産屋に行きますよね?

 

まあもちろん、いきなり何億円の豪邸を買います!と
不動産屋で宣言することは、気持ち的に難しいと思うので、

段階を踏んでいく必要はあると思いますが、まずは
第一歩行動してみることです。

◎鏡の中の自分を笑わせようとしている

これは、よく言われる例えの一つですが、

「鏡の中の自分を笑わせたければ、まず自分が笑わないと」

ということです。

 

まあ僕の「撮影の終わった映画を変えようとしている」
という例えと似ていますが、

 

鏡に映っている自分の顔が笑うには、あなた自身が笑わないと
変わりようがありませんよね?

 

それなのに、現実を変えたいと思っている人は、
自分は笑わないのに、鏡のほうの顔に先に笑ってほしい!と
努力しているようなものです。

 

先ほどの「行動に移す」ということにも共通しますが、

「現実」を変えたければ、まずは、自分自身を変化させないと、
「現実」だけが勝手に変わることはできません。

 

まずは、あなた自身があなたが望む現実を体験できる
あなたに変わっていかなければいけません。

◎あなたが「今」に存在しない。

 

そしてこれは僕が最近「あ!」と気づいたことなんですが、

私たち現代人は、かなり「思考」の中で生きています。

 

1人で居る時でも、常に何かを考えている状態です。

 

ところが、「思考」というのは、「過去」か「未来」
のことしか考えられません。

 

あなたも一度意識してみてください。

あなたが普段何気なく考えていることって、

過去の後悔だったり、未来の想像だったりしませんか?

 

何か目の前で出来事が起きて、それを頭で考えた瞬間に、
それは過去のことを思い返している状態です。

 

どう頑張ったって、「思考」は現実の後からやってくるものです。

なので、「思考」に意識が向いている間は、常に、

「今」の中に居ないという状態です。

「引き寄せの法則」を利用したい!という方の多くは、

「今が良くないから、それを取り換えて、
素敵な未来を引き寄せたい!」

という感じだと思います。

そのために、アファメーションを繰り返したり、
理想の未来を思い描いて、その時の気持ちを感じたり・・・

ところが、私たちには、本当は「未来」というのは存在しません。

実際に今、「わたしは未来に存在しています」って人いますか?ww

「未来」は頭の中の想像にしか存在しません。

そうやって、「理想の将来」のことを考えている時は、
意識が「今」に居なくなり続けています。

 

「今」に居るためには、「感覚」を重視してください。

 

「これやりたいな」とか「この場所にいきたいかも」

というような、ふわっと湧いてくる「衝動」を感じて、
それに従う習慣をつけてください。

私たちに「変える」ことができるのは、「今(の行動や気持ち)」だけです。

自分の理想と比べて、「今が良くない!」と言い続けていても、

「今」を変えることはできません。

「未来」を思い描き続けるばかりでは、「今」に居ることができません。

「今」に居る時しか、「今」を変えられません。

「将来は◎◎になりたいな」ではなくて、
今この瞬間、◎◎になってください。

◎◎になっているあなたは、何をすると思いますか?

「念じ続けていれば、いつか勝手に理想の未来になっている」

ではなくて、今この瞬間に、理想になってください。

そして、今すぐできる範囲でそのことを行動に移してください。

 

以上が僕が「引き寄せがうまくいかない」理由だと思っています。

 

これらに当てはまっているなというあなたは、
これから説明する実践法を参考にして変えていってみてください。

 

きっと徐々に映画が変わっていくのを実感するはずです。

 

■「NLAメソッド」実践編 第2章

 

「あなたの『信念』を解除・クリアにする」

 

☆「NLAメソッド」実践編 第2章 第1節

ここから本格的に、テクニックやワーク的なことも含めて、

僕が提唱する「最強引き寄せ法」または、「映画撮影し直し法」
『NLAメソッド』の方法論を書いていきます。

◎日々の感情を感じきる-何かが目覚める

 

私たちの生活の中で日々感じている「感情」

これは、今まで生きてきた中であなたの中に
作りあげられてきた「常識」、「トラウマ」

 

または、過去に強烈に感じて、自分の中で抑圧、
押し殺してしまった感情というものが、蓄積されて、

目の前で起きた出来事などが、その過去の
処理しきれなかった感情に触れることで、

怒りや悲しみとして「再生」させることがあります。

 

これは同時に「信念」でもあります。

 

「私の『常識』からするとありえない!」
ということで、怒りを覚えたり、

 

子供のころにバカにされて、傷ついた
ことについて、再び触れられると、悲しい気持ちになったり

 

そういう処理されていない感情が残っていますよ
ということを教えてくれています。

 

そして、感情が湧き起こるということは、

目の前で起きた出来事があなたの「信念」とマッチ
していないか、逆にすごくマッチしている、ということです。

 

「不快な感情」が湧いたときは、その目の前で起きたことが
あなたの信念にそぐわなくて、許せない。

 

逆に「喜び」や「笑い」が湧いたときは、目の前で起きたことが
あなたの信念に沿っている、可能性を広げてくれている
というサインです。

 

だから、特に「不快な感情」が湧き上がった場合は、
「あなたには、こんな制限的な『信念』がありますよ」

というお知らせだと思ってください。

 

怒りや悲しみなどの「不快な感情」が湧き上がったら、

それを無理やり収めたり、

 

「こんなネガティブな感情を感じていては、もっと悪いことを引き寄せる!」

と恐れないで、時間が許す限り、その不快感を感じ尽くしてください。

 

人それぞれかもしれませんが、

怒りや悲しみの感情などは、多くの場合お腹や腰のあたり、
不安や恐怖は、背中や首あたりなど、

感情の種類によって、体のどこかの部分が
モヤモヤしたり、熱く燃えるように感じたりしていると思います。

 

それが、「感情のエネルギー」です。

 

過去にその感情を抑圧してしまったということは、
その「エネルギー」をどこかに閉じ込めていたということです。

 

感情によって体のどこかに引き起こされる
モヤモヤ感や熱さなどは、そのエネルギーが暴れている、
そして発散されているということです。

 

体は心と密接に関係しています。

スポーツなどをして、気が晴れたりするのは、
その停滞しそうになったエネルギーを体の動かすことで、
流してあげることによって、気が晴れたりします。

 

とはいえ、その過去に抑圧した「感情のエネルギー」を
流してあげるには、とにかくそのモヤモヤ感などが消えるまで感じきる。

 

また、その時に、「なぜ私はこの感情が起こるのか?」
ということを考えてみて、感じてみると、

 

「ああ、これは子供のころにお母さんから、
『お金を稼ぐには一生懸命努力しないといけない!』
と言われ続けたから、遊ぶことに罪悪感を感じるんだな」とか、

 

「ああ、私はいつまでも子供のころにバカにされた
ことを気にしていたんだな。今はそんな事実はないのに」

 

という「信念」があるということに気づいて、「許せる」ことがあります。

 

その「信念」を持っていたということに気づいて、
それを解放することができます。

 

そうなってみると、次からは、

「ああ、これは、単なる昔からの癖で怒ってたな」とか

理解できるようになるので、もうあまり腹が立たなくなってきます。

 

そのように過去の感情をほどいていくと、
驚くほど日常生活に問題が起こらなくなっていきます。

 

そうなってくるとすべての問題は自分自身が
作ってきたんだなと実感することでしょう。

 

「信念」を解放することによって、その「信念」が
作り上げてきた「映画」を消去して、新しいシーンを生み出すことが
できるようになります。

 

「お金を稼ぐには一生懸命努力しないといけない!」

という「信念」があったために、お金のために必死に
努力する「映画」を見続けてきましたが、

 

その「信念」を解放することで、お金のために必死に努力する
というシーンを生み出さなくてよくなっていきます。

 

そして、この「感情を感じきる」ということを
繰り返し行っていくと、問題が起こらなくなっていくとともに、

ある時期から、この世界が「愛であふれている」
ということに気づくかもしれません。

 

この「感情を感じきる」ワークを繰り返しおこなってきた
人たちの多くは、「目覚める」瞬間がやってきます。

 

もちろん、それが「悟り」とまではいきませんが、

この世界が愛であふれていると実感するようになったり、
この世界には「今」しかなくて、無限の可能性に
あふれているということを実感するなどの、

ある種の「目覚め」を迎えます。

 

そうすると、自分も世界を愛ある目線で
見るようになるので、今までと行動や気持ちが変わっていき、

日々の本当の幸せに気づけるようになってきます。

 

僕も実際、段階的に「この瞬間」を迎えて、
家族と過ごせる幸せ、子供たちが健やかに育ってくれている幸せ、
一緒に旅行に行ったり、楽しみを共有できている幸せなど、

何かを達成しなくても、日常の中に幸せがあふれていることを
本当に心の底から感じています。

 

それは、何かを達成できることで感じる「幸せ」とは違う、
どんな瞬間にも感じることができる幸せです。

 

「何でもない日常に幸せを見つけて納得しよう・・・」

 

という話ではなくて、本当に、今ここに存在することに、
そして、いろいろな人とかかわることができる、いろいろな体験を
できることに、本当に感謝を感じ始めます。

 

こうなってくると、びっくりするほど涙もろくなってきます(笑

 

ひどいときはお笑い番組を見ていても、

 

「この人たちは自分の体を張って、みんなに笑いを提供して、
みんなの気持ちを明るくしてくれているんだ!なんてありがたいんだ!
存在してくれていてありがとう・・・」

 

と感動して、お笑いを見ながら涙を流すという・・・

 

この世界に存在する、または存在していたすべての
人たち、この地球、宇宙などが存在してくれていることで、

僕はこんないろいろな体験ができているんだ!

 

ということを実感して、感謝とともに、泣けてくるし、
そういう存在のすべてが、ずっと存在して幸せでいてほしいと
思うようになりました。

 

なので、最近は、自分の家族はもちろん
子供のころから苦手で許せなかった両親にも「ありがとう」と言えたり、

最近会っていない、連絡を取っていなかった友達に、
「お前が居たから俺はあの頃ダメにならずに生きてこれた」

と感謝のメールを送ったりと、

この世界が「愛」であふれていると感じられるようになりました。

 

まあ、このあたりはなかなか科学的に証明することも

出来ませんし、いわゆるスピリチュアルと言われる様な

ことかもしれませんが、

 

幼少期から今まで生きてきた中で、環境や周りの人の

影響などで、

 

「この世界はこんなもんだ」と思い込んできた「もや」が

晴れていくという感じですかね。

 

ネガティブな感情が湧いたときに、その感情に注目すると、

「今まではこんな思い込みの中で生きていたのか」

 

ということに気付けて、その古い「信念」が揺らぐと、

本来の、「自由な自分」というものが出てくるというのか、

 

とにかく、今まで「これは問題だ」と思っていたものが、

そんなに問題と感じなくなっていき、

 

そうなってくると、自然と解決して行ったりします。

 

なかなか言葉でうまく説明できない感覚何ですが、

ここはあまり考えずに、とにかく信じて、

ぜひ「感情を感じきる」ワーク、やってみてください。

 

そして、あなたを制限している「信念」に気づいて、
解放していってください。

 

解放する方法は、ただ、そういう「信念」を持ち続けていた
ということに気づくだけで変化していきます。

 

◎徐々に「考えない」ようにする

 

「感情を感じきる」ワークをやって、あなたの「古い信念」を

あぶりだしつつ、ある程度その「古い信念」がわかってきたら、

今度は徐々に、いろいろな感情が起こり始めたら、

 

「考えずに」ただ単に、その感情が湧いたときの体の様子を

「エネルギー」として感じるだけにしていってください。

 

最初はあなたの「古い信念」を自分で感じる、

見つけることによって「頭」を納得させます。

 

「ああ、私はこんな信念を持っているから、このことに腹が立つんだ」とか

「ああ、私はこんな信念を持っているから、人にうそをついてしまうのか」とか

 

色々発見することで、今までの「思い癖」を矯正していけます。

 

そしてある程度その作業が進んでいくと、怒りなどが起こっても

それが「周り」のせいではなくてすべて自分の「思い込み」のせいだ

ということが理解できてくると思います。

 

そうなってくると、不思議と怒ったり不安に感じたりするような

出来事が減っていきます。

 

目の前で起こることに対して、怒ったりイラついたり悲しくなったりするのは、
すべて自分の「信念」にそぐわないことだと思うから起こる感情です。

 

そのことが理解できれば、今度は

 

「この感情が起こる原因の『信念』はなんだ?・・・」

 

ということも考えずに、できるだけ感情が起きているときの体の反応だけを
感じてください。そこに「思考」は必要ありません。

 

できるだけ何も考えずに、その「エネルギー」だけを、

エネルギーの動きだけを感じてください。

 

この段階になってくると、そういう感情や「思い」というものが

自分が自発的に起こしていることではなく、

体のどこかから「勝手にやってくる」という感覚を感じていると思います。

 

感覚だけを感じるようになってくると、その感情に対して

「脚本」を作り上げなくなってきます。

 

人は無意識のうちに、何かの感情が起こって、

例えば「不安」を感じて、下腹部のあたりに
ムズムズするような落ち着かない感覚を感じたとします。

 

すると、今までの人生の経験からその感覚に似た感情を感じた

過去の出来事などを勝手に結び付けて、

 

「ああ、またこれだ、将来のお金はどうなるんだろう?」

「ああ、この感じが起こるときは良くないことが起こるときだ」

 

などのように、勝手に「脚本」を作り上げて、

「不安な映画」を撮影して鑑賞しはじめます。

その「結びつき」をほどいてください。

 

その感情は、「過去にもあった同じような感覚」とは違うものです。
ただ単に、体の中に何らかのエネルギーが流れただけです。

 

体に起こった「感覚」をただ単に感じるようにしていってください。
その感覚について何も考えなくても大丈夫です。

 

そうやって「体の感覚」だけに意識を向けていると、

徐々にその間は「思考」が湧きにくくなっていきます。

この「思考」または「脚本」があなたの目の前に起こる現実を作り出しています。

その「脚本」を止めていきます。

 

そして純粋に「体の声」を聴けるようになってくると、

今度は徐々にあなたの本当の「声」が聞こえてくるようになります。

 

それは「思考」のようにうるさくはないので最初は気づきにくいですが、

その声に気づくようになってくると、「現実」は、人生は変わっていきます。

「本来のあなた」が求めるものがわかってきます。

 

今までは、「思考」によって、この「現実世界」に合わせて

生きなければという観点から、

本来のあなたは「映画監督」なのに、いつの間にか

「エキストラ」くらいの感じで人生を生きてきました。

 

「この映画(現実)は私には動かせないから、思考の言うとおりに生きよう」

という感じです。

 

しかし、「思考」を沈めて体の感覚だけを感じるようになると、

本来のあなたの「映画監督」としての声が聞こえてくるようになります。

 

ふっと湧いてくる微妙な感覚。

懐かしい場所が思い浮かんだり、何かをしたくなったり
あなたが本当にこの世界で「やりたかったこと」というのが見えてくると思います。

 

たとえすぐに見えてこなくても、その小さな「欲求」に従っていくと、

不思議といろいろとことが運んで行って、

不思議な「縁」を感じるような出来事が増えていき、

自分が本来目指すべき道にたどり着いたりします。

 

それは、凄くうれしい出来事の場合もあれば、

その瞬間はとても不幸に見える出来事かもしれません。

 

しかし、その一見「ネガティブ」な出来事のおかげで、

その後の人生が一変して、
幸せに生きられるようになったということもたくさん起きます。

 

あなたにとって一番最適な方法で「何か」が起こり始め、

本来進むべき道をたどり始めます。

 

特に、今までの「思い込み」が激しい人は激しい出来事として現れるかもしれません。

 

でも恐れないでください。

 

「体の声」に従って生きていれば起きてくるどんな出来事も
「道しるべ」です。

うれしさもつらさもすべて考えずに「感じてください」

これからあなたの中で起きてくるすべての感情が「道しるべ」になります。

 

気が向くことはどんどんやってください。

あなたが本来やるべきことです。

気が向かないことはどんどんやめてください。

あなたが本来やらなくていいことです。

 

あなたがこれからやるべきことは、感情・感覚を思考なしで感じていって、
気が向くことはやる、気が向かないことはやめる。

そして、そこで起こってくる出来事、

それに対する感情もすべて湧くことをゆるして、感じていく。

これだけです。

 

そんな生き方をしたら「お金が心配?」「将来が心配?」
その感情もどんどん感じきってください。

 

とにかく感じきっていくと、徐々に「至福」が訪れてきます。

号泣した後に、やけにすっきりするようなあの感覚です。

 

その「至福」の感覚をできるだけ多く感じるようにしてください。

 

感情を感じきると、不思議と「不安」を感じにくくなっていきます。

 

例えばいつも「お金の心配」をしている人なんかだと、それを感じるたびに
その不安を湧いてくることを許して、歓迎して、体の感覚として感じていくと、
いつのまにか、「お金」のことを考えても

「不安」が湧きにくくなってくる瞬間がやってきます。

そうなるくらいまで感じきってください。

 

するとあとは「至福」の瞬間が増えてきます。

 

そうすれば世界は変わります。世界を映し出しているあなた自身が変わるので
あとは、「至福」の世界が目の前に広がってくるはずです。

「不安の脚本」を作り出さないあなたになっているはずです。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第2章 第2節

 

◎同じ気持ちで居続ける必要はない

最近ふと気づいたことがありますが、瞑想や気功の鍛錬をしていると
自分の内面を静かにじっくりと見つめる時間があります。

そうやって、自分の内面をじっくりと観察していると、
おんなじ考えが何回も頭(意識)の中をぐるぐる回っていたりします。

「人間が一日の頭に浮かべる考えは、何万とも言われていますが、
その8割、9割は前日と同じことを繰り返して考えている」

ということなので、仕方がないといえば仕方がないんですが、

 

意識的に考えていると言うよりは、自動的に習慣的に考えている?
浮かんでくる?と言う感じです。

僕も脳科学の専門家ではないので、その辺の詳しいシステムは分かりませんが、

おそらく、そういう自動的(無意識的)に浮かんでくる思考というものは
潜在意識に貯蔵されている情報が元になって、

(周りの出来事なんかをきっかけにして)
表(顕在意識)に送り出されてくるんじゃないかと思います。

 

そして、その頭の中の繰り返しが「信念」を強化していると言えます。

 

ということは、やはり、潜在意識の情報をどんどんアップデートしていかないと、
そういう自動的に浮かんでくる思考は変えられないと思います。

また、人間、特に現代人は
「テレビを見てはいけない理由 」のところでも書きましたが、

テレビや新聞などのマスコミの同じような情報を繰り返し浴び続けているために、
基本的に「不安・恐怖」などが思考の主体になりがちです。

そして、そうやって「不安」を感じたときに、
その感情を感じきって、感情のエネルギーを流したり、
「信念」に気づいて解放することができれば、

「至福」に至って、その「不安」は終わりなはずなのに、

また、テレビなんかで不安になる情報を見てしまう。

その結果いつも「不安」で、

その「不安」に対して対策を考えなければいけない、

 

「不安」なことについていつも考えないとやばいんじゃないの!?と、

「不安」になるというような悪循環におちいりがちです。

 

僕も以前は時々あったのですが、具体的に何に対してか分からないけど
「不安」みたいな気分の日があったりしました。

 

もしかしたら、「第6感」が働いているのかもしれませんが、
ほとんどの場合その不安が的中するような出来事は起きません。

その「不安」を持ち続けているメリットは何もありません。

◎楽しいことを考えよう

 

そこで、僕が提案する、「不安」に対する対処法は
前節で書いたように、「感情を感じきる」のが一番なんですが、

まだ、どうしても「不安」を感じて落ち着かない、

なかなか落ち着いて感じきる余裕がないというような場合は、

1、なにか具体的な内容の伴った「不安」の場合は、

その不安な事柄について、自分で備えることの出来る対策を考えて、

何でも良いからその対策に対して行動をする。

そして、行動をし始めたら、全てうまくいくことだけを考える。
行動している自分をほめてあげて、結果を気にしない。

2、具体的な内容を伴わない「不安」の場合は、

その不安を深く感じていくと、特に根拠もないし、何で「不安」なのか
分からなくなってきます。

 

先ほどの「感情を感じきる」方法です。

 

それだけで不安が解消する場合もあるし、

解消しない場合は、

いま思いつく最高に楽しいこと、ワクワクすることをする。
実際に行動に移す。

 

または、楽しいことを思い浮かべて、

お金持ちになって色々買い物するところでも良いし、
自分の理想の体型になって、

異性からモテモテになっているところでも良いし、

 

そういう楽しくワクワクする気持ちを感じていくようにすれば、
いつのまにか、「不安」を持ち続けることがなくなってきます。

 

たとえ実際に、何か目の前に良くない事態が起きていて
「不安」を感じて心配しても、心配することによって

事態が良くなるわけではありません。

行動したり、自分の中の気持ちを書き換えてあげることで、事態が変わっていきます。

僕個人の考えだと、本当に自分の運命を信じられて、

自分のことを愛せていれば、自分に100%の自信を持っていれば、

気持ちを変えるだけで、全ては好転すると思います。

 

行動は、その気持ちを変えるための手段に過ぎないと思っています。

なので、やっぱり、まずは不安などの不快な感情を感じきって
あとは、楽しい嬉しい幸せになるような情報や行動、思考をいつも探して、
それにいつも触れていると言うことが大切だと思います。

☆『NLAメソッド』実践編 第2章 第3節

~自分が何が好きで、何が嫌いか、嫌かを理解する~

◎「好き」「嫌い」は「信念」の塊

 

さて、もう一つあなたの「信念」を探る方法として、

あなたが普段「これは好き・得意」「これは嫌い・苦手」
という風に分類していることを探ってみます。

まあ今の「制限を掛けている信念を解放する」という時点では
「好き・得意」という項目は重要じゃないんですが、

後々必要になってきますので、こちらも探ってみてください。

 

1、まず自分が「これ好きだなあ」「これするのは得意」

「この人が好き」というようなこと、

 

または、子供のころから現在までで、
「これについて人から褒められた・評価されたなあ」
「人から言われてうれしかったなあ」

ということをリストアップしてみてください。

 

これが、あなたの「自分が好きリスト」になります。

 

2、次に、「これ嫌いだなあ」「これをするのは苦手」
「この人苦手」というようなこと、

 

または、子供のころから現在までで、
「これについて、人から怒られたなあ・評価が低かった」
「人から言われてつらかったなあ」

ということをリストアップしてみてください。

これが、あなたの「自分の嫌いリスト」になって、
同時にあなたに「制限をかけている信念リスト」になります。

今回の章で取り組むのは、2番目の「自分の嫌いリスト」になります。

 

これ嫌いだなあとか、苦手だなあということは、ほとんどの場合、
子供のころの体験が元になっている場合が多いです。

 

「子供のころにこの事でバカにされた」
「子供のころに自転車でこけてから自転車は苦手」
「子供のころに親に怒鳴られ続けたから、今も声の
大きな人は苦手」

 

というような体験です。

しかし、その「嫌い」というのは、その過去の体験の時に、
その感情をしっかりと感じることができなくて、抑圧したまま
残っているので、いまだに苦手なままということがほとんどです。

 

つまり、実際はそのことがあなたに何も問題を引き起こしていないのに、
過去の記憶から、勝手に「これは問題だ」と思い込んでいる場合がほとんどです。

 

先ほどの例でいうと、「子供のころにバカにされた」ことで、例えば、運動が苦手・・・

という場合なんかも、大人になってみると、運動が苦手な人
は結構いて、自分よりも全然できない人もいるし、

 

その子供のころにバカにされて以来、特にバカにされていなくても、
ずっと「運動はバカにされるから苦手」という「信念」をかたくなに

持ち続けているという感じです。

 

僕も実際、食べ物でいうと「ショウガ」が苦手でした。
ショウガが何かの料理に入っているだけで、「嫌!」という感じだったんですが、

 

高校のころにちょっと色気づいて、おしゃれなバーに行ったときに、
本格的な「ジンジャーエール」があって、友人がそれを頼んだんです。

 

本格的だけあって、大量のショウガのしぼり汁で作っていて、

僕は「絶対いらない!」と思っていたんですが、
怖いもの見たさみたいな心境で、飲んでみたら、これが意外とさわやかでおいしい!

それから、全然ショウガが平気になりました。

 

最近では、冬の寒い時なんか、たっぷりとショウガを擦った

ショウガはちみつレモンをホットで飲むくらい好きになりました。

 

もう一つ、この書籍の最初に書きましたが、
僕は「パニック障害」になって以来、車の運転が怖くて、

運転からは遠ざかっていたんですが、

パニック障害を克服してからも、やはり苦手で運転はしていませんでした。

 

しかし、奥さんが妊娠して、検診に通ったり、

産気づいて、破水したときなどに、
運転する必要が出てきて、徐々に運転するようになってから、

 

まあ今でも、自分から進んで
「今日は天気も良いし、車でドライブ行こう!!」なんてことはないですが、

普段どこかに買い物に行くとか、奥さんを迎えに行くとかは

普通に運転するようになりました。

そのことを振り返ってみると、やはり、「今現在本当に苦手」ということではなくて、

「昔から苦手だったから今も苦手」という感じで、

ただの過去からの思い込みだったんじゃないの?と思うようになりました。

 

このことからも、「信念」が自分の行動や好みに影響を
与えるということが理解しやすいと思います。

しかも、その思い込みも、ふとした出来事なんかで、

一気に変化するということも分かってもらえると思います。

そして、そういうきっかけが無くて、なかなか解消できない

過去からの思い込み、「信念」を解放するのは、
その「苦手なもの、こと」と直面したときに、どのような感情が
湧き上がってくるかを、じっくりと感じ切ります。

 

そして、思い出せるのであれば、あなたがその「もの・こと」が
苦手になった瞬間の思い出を探ってみてください。

 

その、「問題になった瞬間」というのを思い出して、
それが「今のあなたにも本当に影響を与えているのか?」ということを考えてみて下さい。

 

ほとんどの場合は、

「過去に嫌だったから、今も嫌で居ないとね」
という感じのことが多いんじゃないでしょうか?

 

「あの時嫌だったから、今も多分嫌なんでしょ」という感じです。

 

実際、現在のあなたには何の影響も与えていないはずのものも、
「信念」によって、

 

「これは問題だと思っていたでしょ!?だから避けなきゃ!」

ということで、今も苦手だと思い込んでいる状態です。

 

それがわかってくると、別にそれが今は問題ではないということに気づいていくと思います。

 

◎それでも気づきたくない!

 

ここで一つ厄介なのが、「それに気づきたくない!」と思っている場合です。

 

例えば、「食器洗いはすぐに食器を割っちゃうから苦手で・・・」

と思っているとします。

 

過去に食器を割ってしまって親に怒られた
↓ ↓
親に怒られるのは嫌
↓ ↓
「私、食器洗いをすると毎回のようにお皿を割っちゃうんですよね」
↓ ↓
怒られたくないから、食器洗いは向いていないと思いたい

というような場合は、本人が意識している、していないにかかわらず、

「怒られるのが嫌」だから「下手で居たい」
「食器を洗うと危険なキャラ」でいたいと思っているために、

それがただの思い込みであるということに気づきたくないという場合があります。

 

この場合は、まあ放っておいても問題のないこともありますが、
やはりそういう思い込みは、どこかで自分に制限をかけてしまって、

夢の実現などにも制限を掛ける結果になっていきます。

 

極端な話ですが、食器洗いが苦手ということで、
「料理人」という夢をあきらめるというような。

もしかすると、料理人になっていれば、すごい才能を
発揮していたかもしれないのに、「食器洗いが苦手」
という思い込みだけで、その才能を生かせないということにもなりかねません。

 

とにかく、できるだけそういう「信念」は解放してあげましょう。

 

繰り返しになりますが、

まずはその苦手なことに直面した時の感情を感じきって、そのエネルギーを流してあげる。

これは、必ず1回で解放できるとは限りません。

 

繰り返し繰り返し同じことで、感情が湧き上がるかもしれませんが、
そのたびに感じきってあげてください。

 

そして、感情を感じきったとは、それが苦手でなくなった自分を
想像してもいいですし、その気持ちを感じてください。

 

できれば、その「苦手」なものが生まれた瞬間の思い出を探ってください。

そして、今現在のあなたにも、

それが本当に「問題」を起こしているのかを考えてみてください。

 

出来れば、ある程度その気持ちを開放できたと感じたら、
その「苦手」に挑戦してみてください。

 

これを繰り返すことで、色々なことがただの「思い込み」で
嫌になっていることに気づいていけると思います。

 

そして、一つでも、「苦手」を克復する経験ができれば、

次々に他の「苦手」も克服できるかもしれません。

 

そうすれば、選択肢も増え、実は隠れていた特技を
見つけて、それが仕事になるかもしれません。

 

とにかく「『信念』によって狭まっている視野を広げてあげる」

ということです。

このワークでほとんどの苦手は克服できるんじゃないかと思います。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第2章 第4節

◎自分がどんな「前提」で生きているかを感じる

 

人間はほとんどの場合、人それぞれの「信念」をもって
生活していて、その「信念」に沿って行動、思考しています。

その「信念」を「前提」として考えたり、行動します。

 

つまり、

「私は魅力的じゃないから恋愛はできない」
「私は貧乏だから、たくさん働かないといけない」
「自分には才能がないから、今の仕事を続けなければいけない」

「◎◎するには ▽▽しなければいけない」
「◎◎だから、▽▽できない」

という感じです。

ここでは

「私は魅力的じゃない」
「私は貧乏」
「自分には才能がない」

という「前提」でその後の行動を決めています。

 

今までのワークで、ある程度の信念を解放してきたと思いますが、

この普段の生活での「前提」は結構しつこいです。

 

つまり、あまりに習慣化してしまっているために、その「前提」
に対して、不快な感情さえも湧かなくなってしまっていて、

「感情を感じきる」という対象になりにくかったりします。

 

ただ、日々生活していて、何かに追われているように生活していたり、
何かを手に入れたいのに、それがなかなか手に入らないという場合は

この「前提」が邪魔をしている場合が多いです。

 

つまり先ほどの
「私は貧乏だからたくさん働かないといけない」

という場合だと、「私は貧乏だから」という部分は「前提」
となっているので、普段あまり意識できません。

 

なぜだか「私は一生懸命たくさん働かないといけない」
と追われるように必死に仕事をしてます。

 

ところが、「あなたはなぜそんなに必死に働くの?」と聞かれると、

 

「いやいや、そりゃ必死に働かないと生活できないでしょ!?」

 

と答えるでしょうけど、きっと本当の理由はよくわからない、

 

「いや、だってみんなそうしてるでしょ?」

 

という感じでしか答えられないと思います。

 

果たしてそうでしょうか?

僕もネットビジネスで生活していますが、
ネットビジネスで年間何千万円稼いでいる人を知っていますが、

働いている時間は一日に2~3時間程度です。

そして、しょっちゅう旅行に行っています。

たくさん働く=たくさん稼げる  ではありません。

 

それに、「私には才能がない」というような場合も、
本当にそうですか?それは社会に認められるような、

学校で比べられたような、目立つ才能だけで自分を判断していませんか?

 

もしかしたら、あなたは「話す才能」がなかったとしても、
「人の話を聞く」才能があるかもしれません。

 

その才能を使って、インタビュアーになる?
お年寄りの話を聞いてあげて、お買い物を手伝ってあげる仕事をする?
たくさんの人の悩みを聞いて、アドバイスをするカウンセラーになる?

 

誰しも何か才能はあるんじゃないでしょうか?

ところが、今まで生きている間に、テレビドラマ、映画、
ドキュメンタリー番組、家族や友人の話・・・などから、

 

「お金を稼ぐには必死で働かないと」という

「信念」ができてしまっているために、

なぜだかわからないけど、必死で働いている。

 

「お金を稼ぐには必死で働かないと」という脚本の映画を見続けているんです。

 

そして、「前提」として「私は貧乏だから」と思い込んでいるので、

「貧乏である」という状態がコンフォートゾーンになってしまい、
お金が入ってきても、いつの間にかなくなっていく、

なぜか入ってきてはどんどん出ていくという、「映画」を見続けることになります。

日々の無意識の行動の中で、この「前提」によって行動
してしまっているということが結構あると思います。

 

「人から尊敬される人になるには、たくさん勉強しないといけない」
「子供たちを良い子に育てるには、親も頑張らなくてはいけない」
「老後まで生きていくには、無駄遣いしてはいけない」

 

などの、「~ねばならない」「~してはいけない」だらけで、
色々なことに縛られて、生きていませんか?

 

これは、特に日本人に強く根付いているように思います。

それは、僕個人の見解ですが、戦中戦後の
「欲しがりません、勝つまでは」のような

「国のために、みんなのために、自分の欲求は抑えなければいけない!」

 

という教育がまだまだ、この豊かになった時代にまで根付いているんではないかと思います。

 

もちろん、地球の環境などのことを考えれば、何でもかんでも欲しがって、
大量消費していくというのもどうかと思いますが、

 

それでも、「みんなのために、辛抱しなければいけない」という、
そんな息苦しい生き方をしなくてもいいと思います。

 

この制限をかけている「前提」に気づく方法としては、

 

日々生活している中で、なんとなく、

「退屈な毎日だなあ」「なんかいつも疲れるなあ」
「面白くないなあ」「何が楽しいのかわからない」

というような「満たされない思い」を感じているのであれば、

 

なにか、しんどい「前提」によって

「~~しなければならない!」と追われるように

生活している可能性が高いです。

 

それに気づければ、

「なぜ私はこのように必死に働いているんだろう?」

貧乏だと思っているから?
必死に働かないと認められないから?
働いていない自分に価値がないと思っているから?

その「前提」の部分を探ってみてください。

 

逆に言うと、その「なんだかしんどいな・・・」と感じていること、
仕事であったり、日々の行動を、すっぱり辞めるとしたら、

何に対して不安を感じますか?

それが、あなたの「前提」だと思います。

 

仕事を辞めたら、お金が不安?

「私は貧乏だから(必死に仕事をしないとお金が入ってこない)」
という前提かもしれません。

 

良い人を演じるのをやめたら、友人が居なくなる?

「私は魅力がないから、(いい人を演じていないと人から好かれない)」

そういう前提を見つけてみてください。

 

その「前提」が本当?と疑ってみてください。

「前提」が見えてきたら、それを感じて、逆のことを思い描いてみて下さい。

 

「毎日ゆっくりしていても、自分にはお金が入ってくる」
「自分を正直に表現しても、みんなに好かれている」

それを繰り返し思い描いて、それを「前提」にしていってください。

 

自分が豊かで、誰からも愛されているという前提で、
全てを考えてみたら、どんな行動をすると思いますか?

 

そういうことを思い描くクセを付けてください。

そうすれば、目の前に展開している「映画」が変化
していくのを感じるはずです。

 

会社などに務めていて、給料をもらっている方は

気付きにくいかもしれませんが、

 

僕の過去を振り返ってみると、

「やばい!頑張って仕事して稼がないと!」と

負われるように仕事をしているときに限って、

 

大して稼げませんw

 

逆に、どんどん苦しくなるようなことがほとんどです。

 

そういう気持ちで頑張れば頑張るほど、

 

「稼ぐために悪戦苦闘する俺」という「映画」を作り上げてしまいます。

 

僕の経験からすると、この習慣化してしまっている
「前提」を見つけて、解放するのが一番難しい気がします。

 

あまりに日常の中に溶け込んでいて、それがしんどいことを
しているということにも気づきにくいからです。

 

なぜか毎日が満たされないと感じたら、日々の行動を振り返って、

「◎◎だから、▽▽しなければいけない」と思い込んでいる
部分を探ってみてくださいね!

そして、しつこいですが、何らかの感情が湧いてきたときは、
その時の「感情を感じきる」ですよ!

☆「NLAメソッド」実践編 第2章 第5節

 

◎将来、未来は今この瞬間から始まっている

 

普段私たちは、時間をまっすぐな線で考えがちです。
NLPの用語としても出てきますし、最近はスマホアプリの「LINE」
などでも使われますが、

「タイムライン」というように、イメージとしては、

人生は自分の前後に直線が延びていて、その線上を
時間に沿って歩いているようなイメージじゃないでしょうか?

 

 

もしくは、前から時間が流れてきて、自分を通り過ぎていくようなイメージ?

 

 

しかし、この認識の仕方だと、僕もいつのまにか

そうなってしまいがちですが、「未来」というのは先の方にあって、

そこに向かって歩いていって、やがてそこにたどり着く、

 

もしくは、「未来」が先の方から自然とやってくると思ってしまいがちです。

 

そうすると、無意識のうちに、
「いつか良くなるだろう」とか「いつか実現するだろう」
というように、自分の人生を未来に預けてしまいがちになります。

そして、現在していることをルーチンワークのように毎日
繰り返して生活してしまいます。

 

「そのうちはじめよう」「そのうち頑張ろう」となってしまいます。

しかし、私たちは、「今」にしか生きられません。

「過去」は記憶の中だけに存在しています。
「未来」は想像の中だけに存在しています。
私たちは「過去」や「未来」の中には存在できません。

もちろん、現状に満足していて、このまま一生暮らせれば良い
と思っているならそれで良いのですが、

 

もし、「人生を変えたい」「あの目標を達成したい」
と思っているなら、「今」を変えることしか、私たちにはできません。

 

まずその、時間の認識の仕方、そして気持ちを
変えていけば、自然と行動が変わり、現状が変化していくと思います。

 

「今」が変われば、当たり前のように「未来」も変わります。
「今」感じたり、行動することが、そのまま「未来」になっていきます。

 

逆に、「今」が変わらなければ、世間は変化して行ったとしても、

自分の「未来」は(自分の理想のようには)変わっていきません。

 

以前、流行りましたが、まさに、「いつやるか?今でしょ」ってやつですね。

これからは、こんなイメージはどうでしょうか?

 

まず「最高の自分」が居て、その最高の自分が無限の可能性の中を生きている。

時間という概念を取っ払ってみると、「今」しか存在しないことに気づきます。

 

だって、今に存在し続ける私たちは、今この瞬間に同時に、

過去や未来の中に生きることはできません。

 

何かを実現したいなら、始めるのは今です。

何かを変えたいなら、行動を変えるのは今です。

☆「NLAメソッド」実践編 第2章 第6節

◎今の瞬間を見逃してると、ヤバいことに!!

 

ちょっと繰り返しになりますが、

ここは本当に重要なところなので、あえて強調しますが、

引き寄せとか、願望実現とかの方法って、

やはり、どうしても「未来」を見据えたり、「夢」を描いて

「将来もっとこういう生活を」

「子供たちが独立したら」

「老後になったら」

などなど、先のことに目が行きがちです。

というか、そもそも人間って、普段生活していて、

「考える」という行為をしているときは、

必ず、「未来」を思い描くか、「過去」を振り返るか、
「起こっていないこと」を想像するなど、

誰でも、ほとんどの時間「頭の中」で過ごしていることが多いです。

そんな風に、ずっと頭の中だけで生活していると、

すぐにとんでもないことになるかもしれませんよ!?

◎卒園しなければいいのに・・・

僕は、2人の男の子のパパでもあるんですが、
2018年、次男が幼稚園を卒園して小学生になりました。

それはもちろんおめでたいことだし、子どもたちがここまで
よく元気で育ってくれたなあと感慨深いものがありますが、

 

すでに小学4年生になった長男を見ていると、
やはり、学校に自分で行って、自分で勝手に帰ってきます。

 

親としては、幼稚園の頃みたいに、毎日のお迎えも無くて楽で
精神的にも時間的にも余裕ができてありがたいんですが、

 

その分、学校での息子たちの様子を知る機会が、
幼稚園に比べるとかなり少ないです。

 

授業参観や懇談会など1年に数回という感じです。

 

それに比べると幼稚園では毎日お迎えに行ったり、
親が参加する行事などがちょくちょくあって、

幼稚園での子供たちの様子、どんな先生で、どんなお友達と遊んでいて、
どんな態度で生活しているのか・・・

そういうことをうかがい知る機会がたくさんありました。

 

なので、正直次男が卒園する時は、

「ああ、このまま卒園しなければいいのに・・・」

とか思っちゃいました(笑

 

特に、人生の中でも、幼稚園や保育園の時期って、
成績を気にすることもなく、人間関係でも、一番何のしがらみもなく、
みんなと一緒に楽しく過ごせる期間なんじゃないかと思うんです。

 

子どもが小さいときは、

「早く大きくなって手がかからなくなってほしいな」と思ってましたが、

いまとなっては、幼稚園の時間はすごく貴重な、
子どもの成長を見守れる時間だったなと感じます。

 

でも、また、子供たちが中学生になるころには、

「ああ、もっと小学生の子供たちを見ていたかった」

と思うんだろうなって思います。

 

だから、今の息子たちの姿を、もっとじっくりと、

見ていたいと強く感じています。

この気持ちをずっと忘れないでいたい。

◎自分の「今」も見つめよう!

 

そして、話は戻りますが、

もちろん、楽しい将来を思い描いてワクワクするのも大切だと思いますが、

 

やっぱり、「頭の中」ばっかりで、「今ここ」に存在しない、

「将来」とか「未来」の心配や、期待の中ばかりで過ごさないで、

 

今この瞬間に在る、自分の気持ち、体の感覚、

大切な家族、大好きな恋人、
美しい風景、心地よい風、涼やかな雨音

そういう、今この瞬間に在るものをもっと感じて、愛するということも
すごく大切だと感じています。

 

小学1年生の今日の次男は、当たり前ですが、今日にしかありえません。

 

そして、「今日の、今の自分」というのも、今日、今にしか存在しません。

 

とにかく、今感じないと、すぐに過ぎていき、「過去」になります。

 

今の自分を「考える」んじゃなくて、感じてみましょう。

 

気持ちとか、体の感覚とか。

「幸せ」が湧き出てくるかもしれませんよ!ww

◎幸せをいつ感じるの!?

「○○が実現したら幸せになれる」

「結婚出来たら幸せになれる」

「お金持ちになれたら幸せになれる」・・・

 

って、思いがちになったりしますが、

 

「幸せ」って、今、自分で感じるしかないんですよね。

最近特にそう感じています。

 

「○○が実現したら・・・」

とか言ってたら、もし、それがずっと実現しなかったらどうしますか?

ずっと幸せになれないってことですよね?

 

何年後まで確実に生きる!って言える人いますか?

今、その日常の幸せを感じとかないと、今しかないですよ!

 

今日、こうやって平和な日本で、健康で、少なくとも食事にも困らずに、
自由に書籍を書いていられる

こんな幸せがありますか?ww

 

そして、そんな「幸せな自分」がこれからもこの世界を生きていく、

「幸せ」以外にありえないでしょ!

「幸せ」を作り出して、「幸せ」を感じることができるのは自分だけです。

今を思いっきり楽しみましょう!

 

そしたら、自動的に、幸せの瞬間が積み重なって、

今日が幸せな日になり、
毎日が幸せになれば、自動的に未来も幸せになるでしょう!

 

この「幸せ」については後ほどもっと詳しく書きます。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第3章

 

~人間関係の「信念」を解除する~

☆「NLAメソッド」実践編 第3章 第1節

 

 

◎「批判や判断」はあなたをコントロールして、上がれなくする

 

この電子書籍をに興味を持ってくれたあなたなら、
今まで何冊か自己啓発、スピリチュアル系の本を読んで、

「批判や判断をしない」というような内容を読んだことがあるかもしれません。

 

これをあなたがどのように解釈しているかは、わかりませんし、
人それぞれの解釈があっていいと思うので、それは自由ですけど、

 

僕が以前、珍しく高熱を出した時に頭に浮かんできた、
この「批判や判断」がなぜ「毒」になるのか?ということのイメージを

頑張って言葉にしてみたいと思います。

 

まず特に、他人に対して、あなたが「批判や判断」を下す
というときはどのような心理状況でしょうか?

 

大体の場合は、「相手が間違っている」とか、
「相手が自分の思い通りに動かないのでコントロールしたい」
と思っているときじゃないでしょうか?

 

つまり、

「相手が間違っている」=「私が(正解)合っている」

=「自分の方が上」

 

というような「優越感」を感じたい

 

または、

「相手が自分の思い通りにならない」=「私の世界に持ってきたい」

=「みんなを自分の好みの位置に持っていきたい」

 

相手を「コントロール」したいというような心理状況が大半ではないでしょうか?

 

そのような心理状況がどのような影響を及ぼすかと言えば・・・

◎自信の無さが裏返る

つまり、上記の「優越感」にしても「コントロール」にしても、

「自我」が自分の存在感を「意味」のある
「権威」のあるものであると主張するための作戦とも言えるし、

潜在的な「自信のなさ」の現れであると言えます。

 

「優越感」は相手を自分よりも「下」に見ることによって感じる感情であり、

常に自分よりも「下」の存在を探して、作り出して、
「批判・判断」することで、始めて「優越感」を感じる。

 

つまり、常に周りが自分よりも「下」であってもらわないといけないので、
あなたのマインドは、その「下」を探すことに大忙し。

本当の「幸せ」を感じる暇なんてなくなってしまいます。

 

そして、その状態を裏返せば

「私は、自分に自信が無いから、みんなを下に見ることで
初めて自分の存在に自信を持てる」

という心理が隠れています。

 

つまり、「優越感」を感じようとしている状態は、
逆に言えば、世界に対して、

「私は、自分に自信が無いんです!!」

と宣言していることと同じです。

また、「コントロール」にしても、

相手があなたの世界の中の住人でいてくれなければ困る。

 

相手が右に行こうとすれば、前に立ちはだかり、元に
戻そうとし、左に行こうとすればまた元に戻そうとし、

相手に合わせて動くことになり、

 

じつは、相手をコントロールしようとすると、

「あなたが相手を」ではなくて、
「相手によってあなた」がコントロールされている

ということに気づいていません。

 

四六時中あなたは周りをコントロールすることに
大忙しで、自分の人生を生きていないことに気づきません。

 

「世界をコントロールしなければ」ということにコントロールし続けられています。

 

この相手をコントロールしようという行為自体が、

自分に自信がなくて、そのままの自分では足りない、

 

相手から尊敬されないかもしれない
相手に愛想をつかされるかもしれない
相手に去って行かれるかもしれない
相手に裏切られるかもしれない

 

こういう、寂しい気持ちが起点だったりします。

 

「世界をコントロールしておかなければ、自分にとって
不都合な世界になってしまう。
自分だけが取り残される。一人きりになってしまう」

 

というような不安を持って生き続けているということになります。

 

そして「信念」は「世界を作り出す」ので、
あなたはずっとその「不安な世界」の中に自分で自分を
閉じ込めて、同じ場所をぐるぐると回り続けることになります。

 

経験が無いですか?

 

学生から会社員やアルバイトになってからも、

付き合うメンバーは変わっているのに、いつも
いつの間にか同じような人間関係になってきて、

いつも同じような問題で悩んでいるということが。

 

これはあなたの今までの「信念」が作り出した世界の中で生き続けているからです。

◎そのままのあなたで生きよう!

そんな風に相手を「批判や判断」したり、必死にコントロールしていると、
いつまでたっても、そのループから抜け出せません。

 

もう、その価値観から抜け出しましょう!

 

まずは、「私は大丈夫!」と思い込みましょう。

 

「私は本当の私を表現しても好きになってくれる人がいる!」ということを信じて、

あなたがあなたらしく楽しく生きていれば、

いくらでも一緒に歩ける仲間は出てくるはずです。

 

たとえ去っていったとしても、裏切られても、

それは、その後の出会いや気づきに必ずつながる。

 

たとえ孤独だったとしても、人生には必ずその孤独と

向き合わないといけない時期が来る。

早いうちにその孤独と向き合えば、一人でもいいと思えるし、
そうなれば、逆に周りが孤独にしてくれなくなって、

ああ、孤独になりたいなって思うかも?

 

そして、ここでも何らかの激しい感情などが湧いたときは、
その感情を感じ切りましょう!

「私は大丈夫」が「信念」になれば、
「私は大丈夫」という世界が目の前に広がり始めます。

それを信じて行動してみてください!

☆「NLAメソッド」実践編 第3章 第2節

 

◎なぜ人は「偉く」なりたがるのか?

人間、いつのまにか「偉くなりたい」「人気者になりたい」
「権力者になりたい」「大金持ちになりたい」

というような、何者かになりたい!という願望を持ちます。

 

もちろんそれ自体はこの世界に生きる以上当たり前の
欲求と言ってもいいし、悪いことではありませんが、

 

その願望を実現したいのは、どういう理由からなのか?

ということを掘り下げてみると、本当はその必要がなかったり、

その願望を追及し、実現することで、実は本来自分が
求めるもの、生活から逆に遠ざかってしまう

というようなことが起きてしまいます。

 

例えば、「人気者になりたい!」と思って、
アイドルになろう!とか、歌手になりたい!とか、俳優になりたい!と夢を見ます。

 

そして、それに向かって頑張っていくけれど、

いつの間にか、「人気者になる」ということだけが
目標になってしまって、

 

手段はどうでもいいというように、

youtubeに、過激な動画をアップして、世間に迷惑を掛けてしまうなど、

いつの間にか、本来の目標からずれてしまう場合、

 

または、その「人気者になりたい!」という願望自体が
その深層心理を掘り下げていくと、

小学校のころバカにされていた

↓ ↓

トラウマやコンプレックスを持つ

↓ ↓

自分を馬鹿にしたやつらを見返してやりたい!

↓ ↓

芸能人になってみんなから尊敬されたい!

という感じで、実は子供のころのコンプレックスなどが
もとになって、「人気者になりたい!」と思っていたりします。

 

こういう場合、本当に夢がかなって、芸能人になったとしても、
もともとのそのコンプレックスを解消しないままだと、

自分よりももっとすごい人がいた、ネットで悪口を書かれた、
プロデューサーから「もっと面白いことできない?」と言われた・・・

 

などのことで再び傷ついてしまい、夢をかなえたはずなのに
全然幸せじゃない。

 

ひどい場合は、薬物に走ってしまう、自ら命を絶ってしまう・・・

などの悲劇的なことになってしまう場合もあります。

つまり、世間一般的に「すごい」とか尊敬されている職業、
立場になったからと言って、

それが、本当に自分の幸せであるかどうかはわかりません。

 

もちろん、

「そんなことやってみないとわからないだろ」

ということも、もっともです。

 

実際にやってみて、もしかしたら「これが天職だ!」と気づくかもしれないし、

「全然合わなかった」と感じるかもしれません。

 

ただ、みんなからバカにされた自分のコンプレックスを解消するために、
芸能人になったり、政治家になって権力を持ったりする必要はないということです。

 

芸能人になることが楽しい、自分には合っている!
政治家になって、本当に日本をよくしたい!という思いから
やっているのであれば、それはもちろんいいと思います。

 

しかし、「○○になりたい!」という気持ちの根本がどこからやってきているのか?

 

ということを掘り下げて、見極めてみれば、

わざわざ苦労をして芸能人にならなくても、
本当に自分の好きな手芸でいろいろな作品を作っていくことで、
ブログなどから注目され、人気が出て、みんなから尊敬されたり、

 

もっと簡単に、

 

「あの頃周りの友達が私を馬鹿にしたのは、

自分が仲間外れになるのが怖くて、
言ってたことで私は全然悪くないし、素晴らしい」

 

と思えることができれば、それだけで解消される場合もあります。

 

あなたはもともと無限の可能性を持った素晴らしい存在です。

 

だから、コンプレックス解消や、「優越感」を感じるために
「何かすごい人」にならなくてもいいですよ。

 

それが逆に、あなたをもっとみじめな気持ちにさせる場合があります。

 

何かを補うためじゃなくて、本当にあなたがしたいことを見つけてください。

☆『NLAメソッド』実践編 第3章 第3節

 

◎親に認められなくてもいい

僕は最近自分自身の内面を見つめる瞑想をしたり、
自分の過去を振り返ったり、また、人と話をしていると感じるのが、

 

やはり、

「大人」と言われる年齢になっても、みんな多かれ少なかれ、
「親」の影響がいつまでも続いているということを感じます。

 

その影響が「良い影響」の場合もあれば、
その人の人生を大きく制限してしまっている場合もあります。

 

そして、そういう人は無意識のうちに「親に認められたい」
という基準で自分の行動を決めている場合が多いのです。

 

もちろん、それを自分で意識していな場合がほとんどなので、
その人に直接言ってみても

 

「いやいや、親のことは関係ないよ」という答えが返ってきたりしますが、

奥深くまで紐解いていくと、実は親の言葉によって作り上げられた基準の上で
生き続けているというのはよくあることです。

 

特にお金の話になると、かなり色濃く親の影響が出てくるものです。

 

例えば、子供のころお父さんが
「お金なんて、楽して稼げるもんじゃないし、楽して稼いでも
ロクなことにならない」

とよく言っていた場合なんかだと、

 

本人は意識していなくても、お金を稼ぐことに

罪悪感を感じてしまったりして、

 

お金を稼いでも、どんどん使ってしまったり、

楽に稼げるというような話を聞いても、

 

「その話なんか怪しいんじゃないの?」とか、避けるようになったり、

 

まあ、儲け話ってちょくちょく本当に怪しい話もあるので、

気を付けないといけませんが(笑

 

話を戻して・・・

また、一生懸命働いてお金を稼いでいないと

自分に価値を感じることができなくて、

 

もしお金を稼げていない場合などに、自分は恥ずかしい存在だ
と卑下するようになって、誰に対しても卑屈な態度になってしまったり・・・

と色々な影響が表れます。

 

もちろん、ご両親がすごく楽しそうに幸せに豊かに生きていて、

それを目指したい!という場合なら、

親の言葉に従って、親に認められるような生き方をするというのも

理にかなっている気もしますが、

 

世の中を見れば、「楽して」というのは言葉が悪いかもしれませんが、

自分の好きなことを追及して、やる気を起こして頑張らなくても、
好きだからどんどん行動して、それで大金を稼いでいる人もたくさんいます。

 

親がいくら「楽して稼いでもロクなことにならない」と言っていたとしても、
それが正しいとは限りません。

 

ただ単に、自分が楽して稼ぐことができなかったから、
「楽して稼いでいるような奴なんて、幸せであってくれたら困る」

という嫉妬などから出ただけの発言かもしれません。

 

僕も実際2人の子供たちの親になってみて、子供に何かを言った後に、
「ああ、俺、感情だけで言っちゃったな・・・」と思うことなんてたくさんあります。

 

そこにしっかりとした論理性なんてなくて、ただやってほしくないから
「やめておいたほうが良い」というようなことを言ってしまったり。

 

自分がこれまた親の呪縛で、辛抱していることなどがあると、
それを自分の子供がやっていたり、やろうとしたりすると、

 

「世の中そんなに甘くないからやめておきなさい」とか
「そんなことして将来のことはちゃんと考えているの?」

 

というようなことを言いがちです。

 

自分が辛抱してるんだから、みんなも辛抱するべきでしょという感じです。

 

誰かが自分が辛抱してやってこれなかったことをしていると
嫉妬するし、あの人はいけないことをしていると感じてしまいます。

 

子供のころに、親が

 

「おもちゃなんて、何の役にも立たないから買わなくていい」

 

と、実際はお金を使いたくないから言っていたのに、

 

そう言われ続けて育った人は、自分が親になっても、

 

「(理由はよくわからないけど)おもちゃは買いなさんな」

 

ということを自分の子供にも言いがちです。

 

親もただの人間です。良いことも言えば、間違ったことも言います。

 

親に認められるようなことをしなくてもいいんです。

 

やるべきことは、自分が本当にしたいと感じること。

「やらなければいけない」と思うことではないですよ!

自分が本当にしたいと感じることです!

 

それをやることが、親の呪縛から抜ける方法だと思います。

 

そして、その「したいこと」をやっている自分を許して、認めてあげて、

罪悪感を感じたとしても、その気持ちを感じきって、
心の中で、「はい、全部親のせい」と言ってもいいです(笑

 

あなたが自分のしたいことをやることは何も悪いことはありません。

 

逆に言えば、あなたが思いっきり楽しんでいる姿を見て、
誰かが勇気をもらったり、楽しめたりするかもしれません。

 

楽しそうにしている人には、人が集まりますし、
人が集まれば、自然とお金も集まるようになります。

 

親に認められなくても、ほかのもっとたくさんの人に認められるかもしれませんよ。その特技。

☆「NLAメソッド」実践編 第3章 第4節

 

◎他人を認められない理由

「他人を認められない」というときに、
自分の中では、どのようなことが起こっているのでしょうか?

 

それは、

「自分が相手よりも上である」という優越感を感じることによって、

自分の存在を確立しようとしている、

つまり、自分の存在への自信のなさが
「他人を認められない」ということにつながっています。

 

「あの人より上」というふうに自分と他人を常に比べて、
何かの分野で、自分のほうがすぐれているから安心。

というような心理が働いている場合がほとんどです。

 

つまり、「他人を認められない」=「自分を認めることができない」から
他人を下に見て安心しようとしている。

ということだったりします。

◎他人の多様性を認めることで・・・

 

また、夫婦などの関係で、

「私はこれだけ頑張っているのに」というような不満が出る場合は、

本来のあなた自身の性質を無視して頑張ってしまっている、

 

夫とはこうあるべき、妻とはこうあるべき
というようなイメージに縛られて生活しているという場合だと思います。

 

つまり、私はこれだけ辛抱してるんだから、

あなたも辛抱しなさいよ、という心理です。

 

まあこれは、夫婦に限らずですけど、

「社会的な常識なら◎◎なのに、それを守らないなんておかしい」

という風に批判をしている場合も、

 

私はみんなに批判されないように頑張っているのに、
あの人は、平気で何でもしてしまう

というような、嫉妬に近い心理で言う場合もあります。

 

そこで、他人の個性を認める、多様性を認めるということができれば、

つまりは、自分の個性や多様性も認めるということにつながります。

 

例えば、友人がすごく自由にいろいろな女性と遊びまわっている

それを見て、「あんないい加減なこと」と批判するとすれば、

 

まずは、別に友人がそういうことをしているから
といって、あなたには何の影響もない。

 

あなたが本当に、「一途であるべき」と感じるなら、
あなたがそれを守っていけばいいし、

だから、批判をする必要はないし、

 

もし、それがうらやましさから出ているのであれば、
その友人と一緒にいろいろな女性と遊んでもいいし、

他人を認めることで、自分が今までしてこなかった
ことも、自分に認めてあげられるようになる。

◎他人の豊かさも許してあげる

 

他人の多様性を認められるようになってくれば、

次は、他人の豊かさも認めてあげる。

 

というか、他人の豊かさや幸せも祈ってあげるというくらいになれれば、

自動的にあなた自身も豊かになっていけます。

 

「まず自分が繁栄したい」
「自分だけが繁栄すればいい」

という考えであると、

 

同時に
「私はまだずっと豊かでいられる自信がない」
「他人が豊かになられると、自分が豊かになれない」

という、制限された、

 

「この世界の豊かさには限りがあって、自分はまだ十分に豊かになれる資格がない」

 

ということを、発信していることになります。

 

それが信念となり、あなたが豊かでないという情報
ばかりが増えて、豊かでない世界を見ることになります。

 

これは、国と国の関係に例えればわかりやすいと思いますが、

よくニュースなんかで、国民総生産などが、

中国に抜かれたとか、アメリカが衰えてきたとか、
どこどこの国が日本より少ないとか、

自分の優位性を確かめるように発表しますが、

 

冷静に考えると、例えば中国がどんどん豊かになれば、
爆買いも増えて、日本も豊かになる、

 

逆に、日本がダントツ豊かで、ほかの国がみんな貧乏って、ありえなくないですか?

 

貿易が成り立たないから、いずれ日本も貧乏になっていく。

 

つまり、ほかの国がみんな豊かになってくれれば、自分たちも自動的に豊かになる。

 

それなのに、なぜか競って、奪い合おうとする。

 

別に一番に豊かにならなくても、周りのみんなが豊かになっていけば、
自動的に、自分も豊かになっていくと思っていれば、気楽だし、

 

よく、

「付き合う友人の年収の平均くらいがあなたの
年収になってくる」

と言われるように、

周りが豊かであれば、あなたが豊かになるチャンスも増えます。

 

だから、他人の豊かさも、

「あんな金持ちって裏で悪いことしてるよ」

とか言ってないで、認めて祈ってあげましょうww

 

◎自分の自由を認めてあげると・・・

そうやって、自分の多様性や個性、豊かさを認めてあげると、

仕事が増えたり、収入が増えたりします。

 

ゲイの方が、ゲイであるということを告白したことで、
テレビの仕事が一気に増えたり、

 

人に言うのが恥ずかしいような趣味でも、
ブログで書き始めたことで、共感してくれる
ファンができて、本を書くようになったり。

 

女性が好きで仕方ないということを、ブログでどんどん
書いていって、本当にモテモテになったり、

 

自分が本当に自分らしくあることを認めてあげると、
それが仕事になったり、

夢がかなったりしやすくなります。

 

まずは、自分の多様性、自由を許して、他人の多様性も認めてあげて、

どんどん自分の好きなことに飛び込んでいきましょう!!

☆「NLAメソッド」実践編 第3章 第5節

 

~3つの「夫婦(人間)関係をダメにする大きな原因」とは?~

 

◎人間関係を壊す3つの原因とは?

人間関係、夫婦関係というものは、
仕事やプライベート全般に影響を及ぼすものです。

 

特に夫婦関係や仕事仲間との関係が良好でなければ
なかなか、いい結果を生み出すことは難しいと思います。

 

僕はなぜか、友人や知り合いから、そういう相談を受けたり、
夫婦間でいろいろ人間関係に対する話をする機会が多いので、
心理カウンセラーの資格なども取得したのですが、

経験上と学んだ内容から、見えてきた、人間関係に共通する
「3つの人間関係をダメにする大きな原因」を書いてみたと思います。

 

□夫婦(人間)関係をダメにする原因1

「何かを競いあっている」

 

これは、スポーツ選手間や会社の同僚とかであれば、「ライバル」として
いい効果をもたらす時もありますが、

 

特に夫婦関係で、自分たちでは普段気づいてなくても、
夫婦間がうまくいっていない、よく愚痴を言っている夫婦を
見ていていると、どこかに

「相手よりも上に立ちたい」という心理が見えてきます。

 

つまり、「自分のほうが賢い」「自分のほうが正しい」
「自分のほうが力(権力)を持っている」「相手に頼りにされたい」

ということから、お互いに譲り合えない。

 

自分の正当性を主張するために言い合いになるというようなことが多いです。

 

特に夫婦間では、この競い合いって必要ですか?

 

これからもしかしたら一生一緒に過ごす相手と、
「自分が上、自分が正しい」と主張し続けることに何か意味があるでしょうか?

 

そういう関係性がお互い楽しくて良い!というのであれば
それでもいいと思いますが、

夫婦間がうまくいかなくてしんどいという風に感じているなら、

一度、自分を振り返ってみて

 

「相手よりも上に立とうとしていないか?」
「相手よりも自分が正しいと主張していないか?」

 

ということを見つめなおしてみてください。

 

□夫婦(人間)関係をダメにする原因2

 

「言わなくてもわかってくれると思っている」

 

これは、ケンカしている夫婦からよく聞くセリフですが

「いちいち言わなくてもわかってくれればいいのに」という思いです。

 

これは、寂しい話かもしれませんが、基本的に夫婦といえども、
10年、20年以上くらいすごせば多少できてくるかもしれませんが、
言わなくても思いが伝わるというのは難しいことです。

 

というのも、結婚といえば、いくら早くても、男性で18歳、女性で16歳からです。

ということは、「夫婦」として生活する前に少なくとも16~18年間は
違う環境で育ってきたということです。

 

ということは、顕在意識にも、潜在意識の中でも
お互い全く違う「常識」というものが出来上がっています。

 

「旦那さん(お父さん)といえばこんな人物」

「奥さん(お母さん)といえばこんな人物」

 

というのが、それぞれの家庭で無意識のうちに根付いています。

 

なので、夫婦として5年や10年一緒に過ごしたところで、
なかなか、その夫婦として過ごしてこなかった16年~18年以上、

特に、結婚する年齢によっては、20~30年以上の生活の中で
築き上げてきた「常識」というものは、

よほど密接にコミュニケーションを取り合わなければ
理解しあえて、新しい「夫婦としての常識」を作り上げていけるものではありません。

 

そういうことから、例えば旦那さんの家では、
お父さんは、仕事をして帰ってきたら、ソファに座ってテレビを見て、
ご飯を作ってもらえるのを待って、食べて、風呂に入って寝る
というのが当たり前であれば、おそらく旦那さんは同じようにするでしょうし、

 

奥さんの家では、お父さんが積極的に家事を手伝っていたのであれば、
奥さんは、「なんで家事を手伝ってくれないの?」
と思うだろうし、逆に、奥さんが「家事を手伝って」と言っても、

旦那さんのほうから考えると「なんで?」と思う。

 

これは、「気持ち・思いやり」というよりも、

実は、その人の中にある「常識」というものがそれぞれ違う

ということから起こっている場合が多いのですが、

 

このようなことから「旦那は思いやりがない」と思ってしまうというのは
よくあることのように思います。

 

しかし、自分の「常識」が相手にも通用するとは限らないということです。

 

ここを「当然相手がわかってくれるはず」と思っていると、
気付かないうちに大きな亀裂になっていく場合があります。

 

 

□夫婦(人間)関係をダメにする原因3

 

「この人はこういう人だというレッテルを張ってしまう」

 

これは先ほどの「言わなくてもわかってくれればいいのに」
ということにかかわってきますが、

 

一度および、複数回、自分の言っていることが理解してもらえていないと思うと、

「この人は○○ということをわかってくれない人だ」

というレッテルを張ってしまいがちです。

 

しかし、本当は、相手にとっては、そういう「常識」がないというだけなのに、

 

「思いやりがない人だ」というレッテルを張ってしまう、

 

そうすると、相手が行うこと全般において、

 

「思いやりがないから、こういうことを言うんだ」とか

「思いやりがないから、してくれないんだ」

 

と、そういう目で見てしまいがちになります。

 

そうすると、それからの相手の行動はすべて、「思いやり」の無い行動に見えてしまいます。

 

もう一度言いますが、これは、「思いやり」とかいう問題の前に
相手にそういう「常識」がないという場合が多いです。

 

それを理解していないと、すべてを

「相手が人間としてできていない」という風に見てしまいかねません。

 

そうすると、「自分が正しい」ということにつながり、
お互いが、「自分の正当性」を主張するので、いつもぶつかることになってしまいます。

 

まずは、夫婦に限らず、人それぞれ「違う常識」の
中を生きているということを理解してください。

 

そうすれば、少しずつでも相手を理解できるようになっていきます。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第3章 第6節

 

~夫婦(人間)関係を円滑にしていく 3つの改善方法~

 

◎人間関係を円滑にしていくには?

さて、前節で「夫婦(人間)関係をダメにする原因」を
3つ書きました。

 

1、「何かを競いあっている」

 

2、「言わなくてもわかってくれると思っている」

 

3、「この人はこういう人だというレッテルを張ってしまう」

この上記の3つが、夫婦(人間)関係に大きな影響を及ぼしていると思われます。

そこで、今節では解決法を書いてみたいと思います。

◎夫婦(人間)関係を円滑にしていく 3つの方法

 

□本音で語り合う

これが、できているようで、実は夫婦間でもなかなかできていないことが
うまくいかない原因にもなっています。

 

基本的に誰しも、人とぶつかるのは嫌ですし、
お互いに何のストレスも無いというのなら、ぶつかる必要もないですが、

 

特に夫婦の場合、離婚や別居をしない限り、
お互い一生一緒に暮らしていくことになります。

 

それなのに、本音で話し合えないと、いつまでも
どこかに壁を作ったまま、お互いに辛抱しあって
過ごすことになってしまいます。

 

本当の気持ちを話し合うことで、お互いの過ごしやすい距離感や
どういうことを望んでいるのかということ、

 

また、前節で書いたような、その相手の「常識」というものが
どういうものなのかということが見えてきます。

 

「僕の家族の場合はこういうことが常識だった」

 

「私の家族の場合はこういうことが常識だった」

ということをお互いに知ることで、
わかっているのにわざとやってくれないと思っていたり、

自分が望むような反応を返してくれないというようなことの理由が、

そもそも、その相手の「常識」の中には
そういう部分がなかった・・・、そういう世界を見てこなかった

だけ、ということがたくさんあると思います。

 

こういう部分をできるだけ早い段階でお互いに把握しておかないと
いつまでも、その部分でぶつかることになるし、

 

「相手が理解してくれないから、あきらめた」

というようなことになって、解決しないまま、不満を持ったまま
これからもその人間関係を続けていくとになりかねません。

 

何か、不満を持った時には、その瞬間に出来るだけ冷静に、

 

「自分はこう思っている。自分はこう感じた」

ということを話し合ってみてください。

 

何か見えてくることがあると思います。

 

そして、そのうえで、どうしても分かり合えないのであれば、
それは、相手と自分が合っていないと見切りをつけるのも早くできると思います。

 

多くの場合、この「感じた瞬間」に本音を言わないことで、
気持ちを抑圧して、だんだん蓄積してきて、
ある時突然何かの出来事で一気に爆発してしまう。

 

それで一気にお互いの信頼関係が壊れてしまうというようなことになりかねません。

 

怒りや不満などのエネルギーはできるだけ溜めないようにして、
その時その時に何らかの形で表現しておかないと、
大体あまりいい結果にはなりません。

 

怒りを相手に直接ぶつけるのが難しい場合は、まず自分の中で、
「ふざけんなよ!何考えてるんだ!」とか声に出さなくてもいいし、
トイレなどのプライベートの空間で、声に出してもいいですし、

そういうことで発散しつつ、その怒りのエネルギーを感じてみてください。

今までにあまりにため込んでいなければ、5分もすればだんだん
そのエネルギーが分散していくと思うので、

その状態で、相手に、自分の意見などを優しくぶつけてみてください。

 

□「言ってもわからないことがある」と理解する

 

これも、前節、「ダメにする」原因で書きましたが、

 

基本的に、私たちはどこかで

 

「言わなくても、相手が理解してくれる」

「言えば、ちゃんと理解してくれる」

と思いがち(そう信じたいと思っている)、ですが、

 

先ほども書いたように、人はそれぞれ、育った環境、
過ごした人間関係のなかで、十人十色、その人の中の「常識」
というものが全く違います。

 

だから、いくら、夫婦として、5年10年とかそれ以上に過ごしても、
やはり、夫婦として過ごす前の赤ちゃんからの16~18年以上の時間に
出来上がってきた「常識」というものは、なかなか変化するものではないですし、

 

お互いに、自分の「常識」以外のことは「見えない」場合が多いので、

自分の意志や、意見、気持ちなどが、相手にそのまま伝わる
ということは基本的に無い、と思っておいたほうが良いんです。

 

これは、一見寂しいことのように思えるかもしれませんが、
仕方のない部分もありますし、

 

このことを理解したうえで人と接したほうが、じつは、相手のことを
受け入れやすくなったり、関係が円滑に展開していきやすいのです。

 

もちろん、過ごしていく時間の中で、「以心伝心」など
言わなくても伝わるという経験はどんどん増えていきますが、

 

基本的には、「伝わらないものだ」という心構えでいたほうが、
相手に求めなくなり、いろいろな場面で「許す」ことができるようになります。

 

僕もそうでしたが、相手に怒ることが減ってきます。

 

そのうえで伝わらなかった時は、怒るのではなく

 

「自分はこういう意図で言ったけど、どう伝わった?」

というようなことを話し合うと、

 

「ああ、そういうことだったのか」と納得できることが多いです。

 

□相手に求めない

 

これは、なかなか難しいといえば難しいのですが、

基本的に、よくケンカをしたり、離婚した夫婦を見ていると、

 

「相手にはこうあって欲しい」

というのがお互いに強い気がします。

たとえば、

「夫とはこうあるべきだ」「父親とはこうあるべきだ」

「妻とはこうあるべきだ」「母親とはこうあるべきだ」

という思い込みが強い。

 

知り合いの夫婦で、奥さんが、

「旦那がちょくちょく、ソファーで服のまま寝てしまうのが許せない」

と言って怒っていました。

 

僕からすれば別にそれくらい良いんじゃないの?と思ったんですが、

 

詳しく話を聞くと、その奥さんのお父さんは
いくら仕事で疲れて帰ってきても、ちゃんとお風呂に入って、
寝巻に着替えて、自分で布団も敷いて、大体決まった時間には寝る。

というお父さんだったので、それが、彼女の「常識」となっていて、
その「常識」から外れると、「なんでちゃんとできないの?」となってしまう。

 

特に子供ができたりすると、子供に示しがつかないと思ってしまう。

 

つまり、「旦那さん(父親)とは、きっちりとしていて、ちゃんと着替えて、
身だしなみも整えて、ちゃんと布団で寝るものだ。そうしないと子供に悪影響になる」

 

というような基準が出来上がっていて、それから外れると許せない。

 

こういうことが、夫婦間やいろんな人間関係でよく起こっています。

 

それは、あくまで、自分だけの価値基準「常識」であって、
その「常識」が相手にもあるとは限りません。

いや、無いほうが圧倒的に多いです。

これを解決するには、「相手に求めない」ということです。

 

そうすれば、そもそも基準がないわけだから、相手がその基準から
外れようがないですし、

 

もし、最初のうちやっぱり腹が立っても、それは、相手のせいではなくて、

「自分の常識(価値基準)」のせいだということを理解して、

 

落ち着いて、相手に、「今の行為はなぜしたの?」
というような聞き方をすれば、その相手の行動の背景、思想
などが分かってくれば、理解出来るようなことも少なくないと思います。

 

と、3つ書いてきましたが、

 

基本的には、

 

「自分と、相手の『常識』は違うものである」

 

「自分は、相手ではなくて、『自分の基準(常識)』によって怒っている」

 

「自分にとっては当たり前のようなことでも、相手の『常識』には存在しない事柄もある」

 

というようなことを、理解していれば、

今までのように、腹が立ったり、ストレスがたまるようなことは
避けられると思います。

 

以上6節にわたって、「人間関係」の「信念」を解きほぐして
きましたが、気が楽になった部分もあるんじゃないですか?

 

大きくまとめると、人間は

 

「相手に怒っている」のではなく、

「自分の基準(常識)によって怒っている」

 

このことを基本として理解していれば、冷静に考えることが
できるんじゃないでしょうか。

 

そして、そのそもそもの基準が本当に正しいのか?
その基準は絶対に必要なのか?

ということを追及していくと、

「まあ、どうでもいいや」ということもあると思います。

 

そうなってくれば、相手に怒ることも少なくなって、
許せることのほうが多くなってくるんじゃないでしょうか。

 

 

『NLAメソッド』第4章

「本当の幸せとは!?」

さてこの章では、一度「幸せってなんだ?」ということについて
書いてみたいと思います。

 

もちろんこれは人それぞれ形があると思うし、
今現在感じる幸せが人によって違うということもあると思うので、

 

あくまで、僕個人が感じる
「本当の幸せってこういうことじゃない?」

ということを書いてみたいと思います。

 

僕が提案する「幸せ」じゃなくても、あなたの「幸せ」
というものがどういうものなのか?ということがわからなければ

ただやみくもに「幸せになりたい!」と言っていても、

理解できていないものは「見えて」きません。

一度あなたの「幸せ」がどんなものなのかを確認してみてください。

☆「NLAメソッド」実践編 第4章 第1節

 

 

◎幸せは自分だけが決められるもの

そもそも、「幸せ」ってなんでしょうか?

 

結婚したら、幸せ?
大金持ちになったら幸せ?
大きな家に住めたら幸せ?

 

色々あると思いますが、

 

結婚したからと言って幸せになるとは限らない
大金持ちだからって幸せとは限らない
大きな家に住めたからって幸せとは限らない

 

逆に、何気ない日常で気持ちよく晴れた日に

お庭で紅茶を飲んでいるときに幸せを感じたり、

誰かに言われた言葉で、幸せを感じたり、

 

一言に「幸せ」といっても、人によって、状況によって色々な形があるものです。

 

そして、多くの場合、何かを達成することで得られる

「幸せ」は、割と早く消えていきます。

 

つまり、達成した瞬間は、快感を感じたり、達成感で喜んだりしますが、
早ければ、その瞬間、長くとも、次の日、2~3日くらいで、

だいたいそういう達成感というものは薄れて、

「次の目標、次の達成、次の成功」

と次を求め始めます。

◎「達成」の幸せは達成しないと得られない

 

そして、その「達成」の幸せというのは、

その目の前の目標が達成されないと、幸せとは感じられません。

 

例えば、ボクサーが、次の対戦相手に勝つ、また、次の対戦相手に勝つ、

そして、日本チャンピオンになる、
東洋チャンピオンになる、世界チャンピオンになる・・・

 

と、とんとん拍子にいけば、その間は
きっと幸せや達成感、優越感を感じれるでしょうけど、

 

もし、最初から全然勝てなかったら?

そしたら、ずっと挫折と不幸せという状態が続きます。

 

「達成」しなければ、ずっと幸せになれない、ということになってしまいます。

私たちは、「幸せ」のために、
仕事を頑張ったり、何かの資格を取得したり、
結婚をしたいと願ったり、たくさんお金を稼いだり・・・

色々な努力をします。

 

確かに、何かを達成したり、たくさんのお金が入って来たり
自分の欲しいものを手に入れたり、好きな人と出会って、付き合ったり

そういう出来事の瞬間と、しばらくの間は
「喜び」と「幸せ」な気持ちになって、晴れ晴れとしますが、

 

それが、ずっと続いたことってありますか?

 

やっぱり、何か他の出来事が起こったり、
問題が持ち上がると、その気持ちがリセットされたり、
逆にどん底に落ちちゃったり。

 

逆に、じゃあ、何かを達成しなければ、「幸せ」はやってこない?

何かを達成しないと、「幸せ」になっちゃダメ?

もし、その達成したい何かが、40年かかる夢だったら?

達成される40年間はずっと不幸せ?

もしその夢があなたには達成できなかったら

ずっと幸せになれない?幸せになっちゃだめ?

有名な例え話があって・・・

——————————————

ある国の王様が居ました。

その王様は、世界を平和でくつろげる世界にしたいと
国を統一しようと戦い続けていました。

 

ある村を訪れた時に、その村には悟りを開いた聖人が居る
という噂を聞いたので、

その聖人を訪ねたのですが、

聖人が居ると言われた場所を訪れると、

そこには、衣服も身に付けていない老人が
木陰で寝そべっていました。

 

王様は恐る恐る、

「私は平和な世界を創るために戦っています。
あなたは何をしているのですか?」

と尋ねました。

 

するとその聖人と呼ばれる老人は

「いや、わしは今くつろげるときにくつろいどるんじゃが?」

—————————————–

まあ、この話もかなり前に読んだので、

細かい内容などは忘れましたけど大体こんな話でした。

 

僕はこれを読んだ時に衝撃を受けました。

 

そう、くつろぐために戦う必要が本当にあるの!?

今すぐくつろげばいいんじゃないの!? って。

 

「幸せ」のために、頑張る必要ってある!?

「幸せ」のために結婚する必要ある!?

「幸せ」のために大金持ちになる必要ってある!?

 

もちろん、頑張って何かを得て幸せと思うこともある、
もちろん、結婚して幸せな家族を感じるときもある、
もちろん、大金持ちで何でも手に入れば幸せを感じるときもある、

 

でも、それが揃うのを待たなくても、

「いますぐ「幸せ」になればいいんじゃないの?」と思いました。

◎「幸せ」は外部からもたらされるものではない

そして、「幸せ」は、自分以外からもたらされるものではありません。

 

「結婚して幸せになれると思ったのに」
「引っ越せば幸せになれると思ったのに」

 

というような言葉を聞くことがあります。

 

そういう言葉を言うということは、

「幸せ」は自分の外からもたらされるものと思っているということです。

 

・環境が変われば幸せになれる

・良い相手を見つければ幸せになれる
・大きな家に引っ越せば幸せになれる
・子供ができれば幸せになれる

 

などなど、何かの条件がそろうと幸せであると思っていたりします。

 

しかし、たとえその条件がすべてそろっても、幸せになれるとは限りません。

 

いい相手を見つけたと思って結婚しても、
凄く仕事が忙しくて、旦那さんがほとんど家にいなくて
寂しい毎日を送る場合もあります。

 

子供ができても、子育てに大変で、イライラして、
幸せを感じられない場合もあります。

 

結局、なにか外部のものに幸せを求めても、
それが、必ずあなたに幸せをもたらしてくれるとは限らないし、

そうなると、あなたの幸せは、自分以外の存在に頼らなければ、
ずっと感じられないということになってしまいます。

 

つまり、あなたの幸せが常に、
他人や周りの環境の都合で決まるということになってしまいます。

◎「幸せ」は自分が決めるもの。

 

先ほども書いたように、何かを達成することで得られるのは、

「幸せ」というよりも、

達成感や優越感という快感であるといえると思います。

 

また、条件がそろえば幸せということだと、

その条件がそろわないと、幸せではない、

さらに、その条件がそろったとしても、必ず幸せになれるものでもない。

 

結局、「幸せ」というのは、自分自身が、
日々の生活の中で、気づくかどうか、ということにかかっています。

 

例えば、戦争の映画などを見て、毎日空襲におびえる生活を見て、

 

「ああ、毎日爆弾におびえずに生きていられる生活って、なんて幸せなんだ!」

とか、

 

どこかの独裁国家のように、しめつけられずに、

 

「自由に仕事も選べるし、好きな人と好きなように付き合って、
生活できるなんて幸せ」

とか、

そういう、「今日生きていられる幸せ」

というのが、実は一番幸せだったりします。

 

そして、それに気づくのは、自分自身しかいません。

 

今健康で生きているのならば、

病気になって体が動かなくなってから、
「ああ、健康で自由に動けるって幸せだったなあ」

と気づく前に、

普段から、その健康な体に感謝して、大切に生きてください。

 

失ってから始めて、「ああ今までが実は幸せだったんだ」と
気付くことが多いんです。

 

あなたは実はすでに常に幸せとともにあるということに気づいてください。

◎幸せに気づける人は、どんどん幸せを引き寄せる

そして、そうやって、日々の幸せに気づける人は、

どんどん幸せが舞い込んできます。

 

日々の幸せに気づく生活をしていると、

波動が「幸せモード」になって、

どんどん幸せな状況が目に入ってきます。

 

つまり、その幸せの状態が「信念」になるので、
そのフィルターを通ってくる情報も、幸せなものになっていきます。

 

そうなると、自分の内部で構築される「映画」もどんどんハッピーなものになり、

目に見える世界がどんどん変わっていきます。

 

何かを目指し達成するから、幸せになれるんじゃなくて、
まず、自分が「幸せ」な存在になるから、どんどん幸せが産まれてくる

と言ってもいいかもしれません。

 

極端なたとえをするなら、

自分が「塩」なのに、「甘い綿菓子になりたい!」じゃ無理ですよね?

まずは、自分が「甘い砂糖」にならないと「甘い綿菓子」はできません。

 

そして自分自身が幸せであれば、これからしていくこと、
起こることのすべてが幸せなことに変わっていきます。

 

だから、まずは毎日の幸せを見つけましょう!

 

◎やりたければやればいい!

 

だからと言って、幸せに向かって「何もするな!」ということではなくて、

そう、今この瞬間に自分は「幸せ」だ!って気づいて、
その「幸せな自分」が何かをやっていけばいい。

 

やりたいと思うことをやれることからやっていけばいい。

 

幸せな「この瞬間」を積み重ねていけば、ずっと幸せでいられるはず。

 

「やりたい」を優先してやっていけばいい!

それが意外と一番の近道だったりします。

逆に「やりたい」を優先しない生き方が、

「幸せ」を感じられない原因だったりします。

 

つまり、「家族のため、生活のため、お金のため・・・」と、

自分のやりたいことを後回しにして、

「やらなければいけない」ということを好きでもないのに
やり続けることによって、毎日が幸せじゃなくなってしまう、

 

幸せがなんだかわからなくなって、感じられなくなってしまう。

ということが起こります。

 

もちろん僕も仕事をしながら、2人の子育てにも参加していて、

全て自分のやりたいことばかりやれるわけではありません。

 

でも、1日のうち、1時間でも自分のやりたいことを

自分にさせてあげる時間をとっていると、

毎日寝るときにも、すこし満足感を感じて過ごせます。

 

そうすると、他にもいろいろと幸せなことが

増えていく感じがします。

 

「今すぐ仕事を辞めて、夢を追いかけろ!」とは言いませんが、

日々、少しずつでも自分の幸せを感じるために、
自分が本当に「やりたい」ということを何でもいいから
やっていくようにしてください。

 

選ぶ基準は、それによって収入が得られるかどうかとかは、関係なく、
本当にやりたいことですよ!

 

それを繰り返すことで、もしかすると自分が一番
この世界に「貢献」できるなにか、「天職」を見つけるかもしれません。

 

そして、それを見つければ、自分も「幸せ」に仕事をできて、
ついでに周りの人も幸せにできるという最高の循環が生まれます。

 

だから、毎日の「幸せ」を見つけて、

あなたが心から「やりたい」ことをやっていきましょう!

☆「NLAメソッド」実践編 第4章 第2節

 

 

◎幸せやなあ・・・涙 by西川きよし

去年、次男の7回目の誕生日を迎えました。

その日の朝、起きてみると、長男がすでに起きていて、
なにか工作をしているので、何をしているのかと思ったら、

「弟の誕生日のプレゼント作ってるねん」
と、牛乳パックとゴムを使って、箱を開けると飛び出す、
いわゆる「びっくり箱」を作っていて、

別に誰に言われたわけでもないのに、自分で考えて
弟のことを思って作っている姿を見て、

ひそかに胸が熱くなって涙が出ました。

そして、子供たちが学校から帰ってきて、誕生日パーティーをして、
家族で食卓を囲んでいると、

「ああ、子供たち2人とも健康に元気にここまで育ってくれて、
本当に幸せだなあ・・・」

と胸がいっぱいになりました。

昔、西川きよしさんの長男が、

 

「食事時に、食卓でお父さんが突然泣き出して、

『幸せやなあ』と涙を流していて、びっくりして、

 

キッチンのお母さん(ヘレンさん)のところに、

『なんかお父さん泣いてるで』と言いに行ったら、お母さんも

野菜切りながら涙流していた・・・」

という笑い話がありましたが、

それをテレビで聞いた当時は、
「どんな熱いオトンやねん」くらいに思ってましたが、
今は、その西川きよしさんの気持ちがわかりますねww

世間的な成功とか、欲しいものは何でも手に入れるとか、
そういう欲求も、楽しめるなら、楽しめばいいと思いますが、

こういう、ただ、その人が存在してくれているだけで「幸せ」
と思える、こういう幸せも本当に幸せだなあと心の底から思います。

そして、また、そういう家族や友人たち、自分が今まで
かかわってきた人たちのすべて、

 

もっと言えば、世界のすべての人が、
奪い合ったり、いがみ合ったりすることなく、

それぞれ本当に大切な存在に気づいて、
その幸せを願える。

 

そんな世界になれば、素晴らしいなと思いました。

僕は、小さなことですが、家族に対する感謝はもちろん、
今まで特に仲良くしてもらっている友人、

最近連絡を取っていなかった友人などに、
メールで感謝を伝えています。

自分の見栄とか、自己顕示欲とか、相手にどう思われているとか
もう、どうでもよくて、みんな幸せでいてくれたらそれでいい

もちろん、自分自身もそういう幸せを感じられていたら、
それでいい、と思えるようになりました。

何かを達成することによって感じる、「幸せ」

そういうゲームも面白いですが、

みんなが幸せになれる、そういうことを基準に、

これからの行動を考えていけば、
きっとずっと幸せでいられるんだろうなと思います。

☆「NLAメソッド」実践編 第4章 第3節

 

◎生きているだけでいいんだよ

この章を書いている2018年6月18日
大阪府を中心として、震度6弱の地震がありました。

 

僕の住んでいる神戸も、結構揺れて、

ちょうど長男が学校に向かって、家を出た後で、
次男が「今日は学校に行きたくない」と駄々をこねていた時でした。

グラグラと家が揺れて、家族に緊張が走り、とっさに僕は
次男をその部屋で一番丈夫そうな、金属枠のソファーの下に押し込みました。

 

揺れが収まり、テレビをつけると、大阪で大きな地震があったと。

 

学校に連絡してみると、

 

住んでいる地域が山の上ということもあり、地盤が固く、

 

「学校の震度計では震度4で、学校のほうが安全だと思われるので、登校させてください」

 

とのことで、行きたくないといっていた次男も状況が状況だけに
そのまま素直に奥さんに連れられて、学校に登校しました。

 

そして、通常通り授業が終わって、家に帰ってきた長男次男を見て、胸が熱くなり、

 

「お帰り!今日も元気で生きていてくれてありがとう!」

と二人を抱き寄せました。

 

その瞬間、同時に思いました。

 

「ああ、自分にも『今日も健康で生きていてくれてありがとう!』やな」

 

家族や大事な人に「今日もありがとう」と思うように、

「今日もこれからも元気で生きていて」と思うように、

 

自分自身にももっと毎日感謝して生きようと思いました。

そして、普段はいつのまにか子供たちにも、

 

「もっとこうしてくれたらいいのに」
「こういう風にできないかなあ」
「この教科苦手だけどこのままで大丈夫だろうか?」

 

とかいろいろ望んでしまうけど、

本当に、毎日元気に学校に行ってくれている、

帰ってきてからも楽しそうにお話ししてくれたり、
笑顔でいてくれるだけで十分じゃない?と感じました。

 

大切な人が元気でいてくれる、

それが何よりも「幸せ」だと思いませんか?

 

もし、「大切な人なんか居ない!」という方でも、

今日も、あなた自身が生きられている。気持ち次第で、

なんでも体験していける。そのことが幸せじゃないですか?

 

そして、その大切な人たちと楽しいことできて、

豊かな生活ができたらもっと幸せですね(笑

 

 

本当の「幸せ」は何か大きなことを達成しなくても、
日常の何気ないところにずっと在ったりします。

 

それに気づくということも、一つの「引き寄せ」だと思います。

 

本当の幸せに気づくことができれば、幸せはどんどん増えていきます。

何かを達成しても、一緒に喜んだり、
何かで挫折しても、一緒に悲しんでくれたり、
色々お話しして共感しあったり、

 

そういう存在が居なければ、人生はきっと色あせたものになると思います。

 

普段居るのが当たり前と思ってしまっている人でも、いつかは居なくなる。

 

その人が居なくなったとしたら、あなたはどんな気持ちになりますか?

何か一緒にしておきたいことはないですか?
何か言っておきたいことはないですか?

 

また、自分自身も今の肉体を持った人生はいつか終わります。

 

この人生でやっておきたいことはなんですか?
感じておきたい気持ちはどんなものですか?

 

「何かを達成しなければ!」とか「ちゃんとした人間でないとだめだ!」

とか、自分をいじめて追い詰めないで、

 

「元気で生きてくれてたら、それでいいよ」
という気持ちで、自分に自由を許してあげてください。

 

今しか味わえない気持ち、幸せを感じましょう!

それこそが幸せです!

 

 

『NLAメソッド』第5章

「新しい『信念』を作り上げていく」

 

さて、「実践編」も第5章まで来ましたが、
今までは、まず今日までのあなたの「信念」をリセットして、

「ゼロ」の状態に戻すためのものでした。

 

どのような「信念」が出来上がっていて、それがどのようにあなたの
夢の実現を邪魔していたのか?

ということを追及して、その思い込みを解除して、

 

この第5章から本格的に「新しい『信念』」というものを作り上げていきます。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第5章 第1節

 

◎自分がどうしたいか?で決めよう!

 

私たちは普段生活していると、どうしても
「何かを達成しなければいけない」という気持ちになりがちで、

 

「どうすればできるか?」
「どんな方法ですればいいのか?」

ということを考えてしまいがちですが、

 

どうしても「どうすればできる?」とか、
「どんな方法ですればいいか?」という考え方をしていると、

今までの経験上の延長で物事を考えがちになります。

 

例えば、「お金を稼ぐ」ということについて、方法を考えると、

ほとんどの人は今まで経験したことのあるバイトだったり、
仕事先だったり、賭け事だったり・・・と

今までの経験上でのアイデアしか出てきません。

 

それは、「今まで実際に稼いだことがあるから」なんですが、

ほかの方法で稼げるという想像がしにくいからです。

 

しかし、世の中には今まで自分が経験してきた方法とは
全く違う方法でも、たくさんのお金を稼いでいる人がいて、

しかも、意外と身近にもいたりするんですが、
それでもそういう方法は頭から除外してしまいがちです。

そこで、これから「新しい『信念』」を作っていく上では、

「どうすれば?」ではなくて、

「自分がどうしたいのか?」
「自分の気持ちがどう感じているのか?」

という基準で物事を考えてみてください。

 

先ほどの「お金を稼ぐ」という例でいえば、

「私は何でお金を稼いでいきたいのか?」

ということで考えてみてください。

 

しかもそれは、世間的に、「この方法でお金が稼げますよ!」
とか、「この方法ならお金が稼げそうだから」

という方法を考えるのではなくて、

 

「方法はわからないけど、私はこれでお金を稼ぎたいんだ」という感じです。

 

そして、実際にそのやりたいことをお金関係なくやり始めてください。

 

「これでお金を稼がないと」という感じになってしまうと、

どうしてもやり方が限定されてきて、

いつの間にか、自分が本当にやりたいことから外れてしまいがちです。

 

自分がやりたいようにやらなければ、そこに独自性や、

あたらしい発想というのは生まれにくいです。

そして、そのほかにはない独自性や、新しい発想が人の目に留まり、
お金を呼びこみやすいんです。

 

とにかく、まずは

「自分がどうしたいのか?」
「自分がどう感じているのか?」

ということを優先して、これからの行動を決める習慣にしましょう。

 

そのことで、今までの経験上とは違う路線に乗ることができ、
その行動によって、「新しい『信念』」が作り上げられていきます。

 

あなたの未来・将来を変えるのは、「今のあなた」そして、「今のあなたの行動」です。

☆「NLAメソッド」実践編 第5章 第2節

 

◎思い立ったことはすぐに行動に移す

今までの僕の人生や読んだ本、経験を振り返ってみると、

人生というのは、「自分は何者か?」ということを学ぶための
舞台みたいなものかなと思います。

 

人生に起こる出来事から、色々な感情や考えが起こる。
楽しい、幸せ、嬉しい、悲しい、辛い、嫌い、好き、愛しい・・・

 

その経験から、自分が何が好きで何が幸せで、何が嫌いで・・・と学んでゆく。

 

例えるなら、潜水艦が真っ暗な深海をソナー
(水中音波を使って水中の物体を捜索、探知、測距する装置)で
探って、地形を測定し、進行方向を決めるような。

 

だから、人生もその時その時の出来事に一喜一憂するのはその瞬間だけにして、

そのことから、

「自分はどうしたいのか?」
「自分が望むことは何か?」

ということを見つけ出し、

それをポジティブに思い描いて、行動し、実現させていく。

 

人生を思い通りに生きていく基本はこれじゃないかと思います。

つまり、誰も明確に「これだ!」という答えを持っているわけでも
ないし、それを探っていくのがこの人生というもの

だから、どうしていいかわからないなんて当たり前。

 

自分の気持ちに従って、自分の選ぶ道を信じて、
歩いていく!これが究極の「成功法」じゃないかと思います。

 

また、脳科学や心理学の見地からも、

「ふと思いついた」ことというのは、その時は理由がわからなくても
後から振り返ると正しかったということが多くあります。

 

それは、実は潜在意識が

 

「あなたに適した道はこちらですよ」
「あなたが安全に楽しく生きるにはこうしたほうが良いですよ」

 

という「サイン」だったりするのです。

 

私たちが普段意識できる「顕在意識」の部分では、

かなり限られた量のことしか認識できません。

 

しかし、潜在意識には今まで生きてきたうえで受信したデータが
すべて蓄積されているといわれています。

 

その、潜在意識には存在するけど、顕在意識で意識できていなかった
データが、何かの拍子に、潜在意識から送り出されてきたもの、

それが「ひらめき」だともいわれています。

 

そして、それはあなたの「信念」に従って、送り出されます。

 

さらに今までこの書籍を読んできて、

今までの制限された「信念」をリセットできたあなたは、

これからドンドン今まで意識できなかったデータが送り出され始めるでしょう。

 

なので、その「ひらめき」を信じてドンドンと行動に移していく、
ということが、最短の「成功法」「正攻法」になっていきます。

 

突拍子もないことに思えても、その「ひらめき」に従っていってください。

 

☆「NLAメソッド」実践編 第5章 第3節

 

◎好きなことをする引き寄せ効果

 

僕の奥さんのママ友に、「まつ毛エクステ」専門で、

自宅で開業している方がいるんですが、

 

彼女は、元々美容師を目指して美容室に務めたんですが、
毎日朝早くから出勤して、終電で帰るような生活をして、

 

それで1年たっても、させてもらえる仕事と言えばカラーリングの容器を
用意するくらいまでしかできなくて、

 

美容師という仕事にも面白みを感じられなくなり、

そのうち出会ったのが、「まつ毛のエクステ」という仕事でした。

彼女は、このまつ毛のエクステを付けるという作業が非常に好きで、

ハマったそうです。

そのために研修を受けて、資格を取得し、就職したんですが、

 

そのサロンもそんな資格を必要とする
仕事にもかかわらず、時給800円くらいしか払ってくれず、

しかも、開店中は拘束されるのに、客がいないときは、
「就労時間」とみなされなくて、

 

つまり極端な話、

8時間店にいたとしても、作業時間が1時間だったら、

800円しか入らないという・・・。

月に3万円くらいしか稼げなかったそうです。

 

その労働環境に耐えられなくなった彼女は、店を辞めて
自分で開業することはできないかと模索し始めます。

 

「まつ毛エクステ」で開業するには、まず、美容師の資格が必要でした。

彼女は、美容師を目指していたので、この資格は持っています。

 

そして、もう一つの条件としては、

自宅で開業する場合、リビングを通らずに、

施術室が有ることが条件となります。

 

つまり、玄関を入ったらすぐ横に部屋があるという家、
そして、その部屋に水道が通っているということが条件なんですが、

 

家を探し始めて割とすぐに予算も含めて、

ぴったりの条件の家が出てきました。

 

彼女は迷わず、その家を買い(もちろん旦那さんと相談して)
自宅で「まつ毛エクステ」のサロンを開業し始めました。

 

すると、口コミで客はどんどん増えて、今では
春先や年末は予約でいっぱいになるくらい人気になっているそうです。

◎一見マイナスも実は必要な経験

 

彼女はもともと「まつ毛エクステ」施術師を目指していたわけではありませんが、

 

美容師を目指して、挫折して、一見、夢に破れたように見えますが、

 

美容師として務めていたことで、開業に必要な美容師の資格を手に入れていて、
「まつ毛エクステ」という仕事にも出会います。

 

また、まつ毛エクステで最初に努めたサロンの労働環境が
悪かったことも、一見マイナスな出来事ですが、

 

そのことで、自分で開業しようという意欲につながりました。

 

その時点ではネガティブに見える出来事も、
実はすべて、その後の人生の上でプラスになっていくということが結構起こります。

 

特に、自分が本当に好きで、情熱を感じて、
「頑張らなくても」頑張れてしまうということ、ワクワクを感じることというのは、

 

そういう、「引き寄せ」が起こりやすいです。

 

「ああ、今までのネガティブに思えていた出来事は
全てこのためだったのか!」

と気づく瞬間がやってきます。

 

今の仕事をすぐにやめて、自分の夢に向かってください!

とまでは言いませんが、

たとえそれがお金に結びつかないように思えることでも、
どんな形でも、少しずつでも実行して、動いてみてください。

 

それが不思議な引き寄せを起こしてくれるかもしれません。

そして、あなたが本当に目指す道はそちらにあるかもしれませんよ。

☆「NLAメソッド法」実践編 第5章 第4節

 

◎人間万事塞翁が馬

「人間万事塞翁が馬」ということわざがあります。

日本語風に読むと「にんげんばんじさいおうがうま」という言葉ですが、

これは、古い中国の故事に由来する言葉で、

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ある街に老人が居ました。その老人は素晴らしい馬を飼っていました

 

ところがある日、その馬が逃げ出してしまい、街の人々は
老人を慰めに行ったのですが、老人は落ち込んだ様子もなく

 

「このことが幸福にならんとも限らん」と言いました。

 

そしてしばらくすると、その逃げ出した馬がこれまた素晴らしい
馬たちを引き連れて帰ってきたのです。

 

街の人々はまた老人にお祝いを言いに行くと、老人は

 

「このことが災いにならんとも限らん」と言いました。

 

しばらくすると、老人の息子が、その帰ってきた馬に乗っていた時に
落馬して、脚を骨折してしまいました。

 

街の人々が老人を慰めに行くと、老人はまた

 

「このことが幸福にならんとも限らん」と言いました。

 

時がたち、胡の異民族たちがこの街を襲撃してきました。

街の若者たちは戦いに出兵し、街は守られたのですが、

ほとんどの兵士たちは命を失ってしまいました。

 

ところが、老人の息子は脚を骨折していたことで、
出兵できずに、命を落とさずに済んだのです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まあ、この物語のその後がわからないので、このことが
また災いとなっているかもしれませんが、

 

その時災いに見えることも、その時幸福に見えることも、
長い目で見た時に、本当に悪かったのかよかったのかは

わからないものだということです。

 

先ほどの節でも書きましたが、僕の奥さんのママ友の話もそうですが、

 

一見挫折したというようなことも、その後の人生まで見た時に、

あの時のことが実はよかったんだ!ということはたくさんあります。

僕も実際いろいろ経験しましたが、

僕は一時期、アクリル製品をWebショップで販売していて、
H市の都会のほうに住んでいたのですが、

 

ある時期から一気に売り上げが下がってきてしまい、
家賃も払えるのか?というところまで来ていました。

 

その時はとにかく悩んで、考えて、

もうすでに奥さんと結婚もしていたし、長男も生まれたばかりで、
これはどうしようもないということで、

恥を忍んで神戸の実家に帰ることにしました。

 

この時は本当に落ち込んだし、情けなかったし、最悪の気分でした。

 

しかし、神戸の実家は山の上のほうで、

かなり空気がきれいなんですが、

しばらく住んでみると、やっぱり環境的に最高で、
(H市が悪いといって居るわけではないですが、長男の体質には合わなかった)

 

実は1歳の長男がだんだんと喘息の症状が出ていたこともあり、
あのまま引っ越していなかったら、息子の体質を考えると、

もっとひどくなっていたかもしれなくて、

 

また、実家に住むことで、家賃から解放されたので、
仕事についても色々と考える余裕ができて、今稼ぎ続けている
ネットビジネスを始めることもできました。

 

さらに、このH市からの引っ越しの時も、

引っ越し作業で、大量のほこりを吸い込んだために、

 

僕ももともと喘息持ちで、20年くらい出ていなかったんですが、

喘息の発作が爆発してしまい、

 

引っ越ししてから、2週間くらいは

苦しくて夜も眠れないという一見最悪の状態になっていたんですが、

 

このことをきっかけに
「これは長男のことも含めて一度根本的に体質を治さないと!」

と思い立ち、いろいろな方法を探して、やっと出会えた方法で、

 

本当に全くアレルギー症状に悩まされない体質改善ができて、

 

自然に健康的に12キロのダイエットに成功し、

それからは全く喘息はもちろん、鼻炎なども出なくなりました。

 

それだけではなくて、人生で一番体が快調!

と感じるくらい体が軽くて、調子が良くなりました。

 

やはり、その瞬間は「これ最悪」という事態でも、

それをきっかけに人生が一気に好転するということがあります。

 

なので、良くないことが起きても、それにとらわれ続けないで、
生き方を見直す機会だと思って、明るく生きていれば、

絶対に好転すると思います!

 

 

☆「NLAメソッド」実践編 第5章 第5節

 

◎今が良ければそれでいい?

 

やはり僕も気づけばそうなってる時もあるし、
両親や世間の人を見ていても思いますが、

 

み~んなブームのように「将来の心配」してますよねw

 

僕ももちろん、今でもふとした瞬間に

 

「このままでいいの?」
「これがこのまま続くの?」

とか不安になるときもあります。

 

ただ、考えてみてください。

「運命は決まっていても決まっていなくても心配するだけ損」

というようなことを書きましたが、

 

もし運命が決まっているなら、

自分が何をしようと将来は決まっているから、心配してもしかたない。

 

逆に全く運命が決まっていなくて自由ならば、未来は予想のしようもない。
思い通りに展開するかもしれないし、
思い通りにならないかもわからない。

 

ということは、やはり先のことを心配しても時間とパワーの無駄。

 

ということで、私たちは、

目の前のことに集中して行動していく、ということしかできません。

 

そこでどんな行動を選ぶかは、あなたの気持ち次第。

それがどう転がっていくかなんて誰にも分りません。

 

同じ行動をしても、成功する人、失敗する人色々います。

そして、その成功だって、次の日には実は悲劇の序章だった

ということになるかもしれないし、

その失敗がのちの大成功につながるかもしれない。

結局存在しない「不安な将来のこと」なんて心配しても1円も稼げないです!

◎あなたはあと何年生きるか知ってますか?

 

「将来」っていつのことですか?

5年後?10年後?老後のこと?

あなたは本当にそれまで生きてますか?

 

心配してても、そのころにはこの世界から解脱して、

成仏して涅槃に到着してるかもしれませんよ(笑

 

若者が「今が楽しければそれでいい」って言って
大人たちが「最近の若者は・・・」なんて嘆いている

こういう光景がいつの時代も繰り返されますが、

 

それでいいんです!

 

もちろん、だからって、盗みや暴力とか、人の迷惑になることは、
やっぱり結局は自分にも返ってくるし、他人にも迷惑なので、

やめておいたほうがいいですが、

 

「今この瞬間に何がしたくて、何がいい気分にさせてくれるか?」

とうことを選ぶのが一番いいんです。

 

だって、明日生きているかもわからないのに、

 

「明日のために今日は辛抱して・・・」

 

と毎日繰り返していたら、いつ楽しむ時が来るの?という感じですよね。

 

「いや、でも今日楽をしたら明日大変だし」
とか
「仕事だから辛抱して仕上げないと」

なんて声も聞こえてきそうですが、

 

もちろん、いま自分が「仕上げなければいけない」とか、

「それをやることが一番自分の欲求にあっている」

と感じているなら、それを続けてください。

 

でも、それが実は苦痛で仕方ない、気が進まないというのであれば、
できる範囲で今すぐやめてみて、

今したいことで、すぐにできることを、

小さなことでもいいので、始めてみましょう。

◎実は自動的に選択している?

 

まあ、これも実は大きな視点から見ると、自動的に選んでたりするんですけどね。

 

よくありませんか?

 

ふと、「そういえばあの時私の選択は結果的に正しかったけど、
冷静に考えると、なんであの時こちらを選んだんだろう?」

という時。

 

そのまま本能に任せていれば、実はいつも正しい選択をしたりするんですが、

 

それでも、やはり頭で考えてしまいがちな私たち。

できるだけ、「気持ちいいか」「不快感を感じるか」
という判断で目の前の選択をするのもいいと思います。

 

そして、今の瞬間瞬間を「気持ちのいい」選択ができれば、

「気持ちのいい」毎瞬が続くことになり、

そうすれば、いつの間にか、気持ちのいい毎日になって、

いつでも幸せということになります!

◎今の瞬間を見逃し続けますか?

そして、このことが実は僕が一番言いたいことかもしれませんが、

あなたは、将来の心配や過去を後悔することで、

今の瞬間を見逃し続けるんですか?

 

あなたは日々変化し続けます。

今のあなたは今の瞬間しか感じられません。

あなたの恋人も日々変化します。
あなたの奥さんや旦那さんも日々変化します。
あなたの子供たちも日々変化します。

 

特に子供たちはどんどん成長して大きくなっていきます。

子供が10歳の時に、「ああ5歳の時の息子をもう一度体験したい!」
なんて思っても手遅れです!!

 

今この瞬間にしかいない自分も含めたその大事な人を
今この瞬間に感じてください。

 

頭の中を静かにして、

じっくり見てください
じっくり触ってみてください。

ギューッとハグしてみてください。

 

今のその人は今この瞬間にしか存在しません。

失ってからではなく、毎瞬じっくり感じてみてください。

今までよりももっと大切に感じると思います。

 

そして、今までよりもっと許せるし、愛せると思います。

元気にそこに存在してくれているだけで、

 

なんて幸せなんだろうって。

◎もう一度!今が良ければそれでいい?いいんです!

「将来」なんて、今存在しないものにエネルギーを使うより、

今この瞬間に、自分が一番いい気持ちでいれる選択をして、

その目の前のことに集中しましょう。

 

心配するのではなくて、
自分で一番効率的だと思えること、すっきりする計画を立ててもいいし、

目の前のことを一つ一つ済ましてもいいし、

とにかく、今の状況で一番気持ちよく居れる方法を感覚で感じて、
行動していきましょう。

 

今浮かんだ欲求に正直になりましょう。

今辛抱したら一生そのチャンスが来ないかもしれません。

 

だから、できるだけ、「したい」ことはその瞬間に!

そうすれば、毎日が幸せの連続になるはず!

 

その選択の連続が自動的にあなたの進むべき道に導いてくれます!

 

たとえ今はそんな風に思えなくても。

 

そして、今この瞬間の大切な人を感じてください。

今この瞬間のその人は、今この瞬間にしか存在しません。

 

☆『NLAメソッド』実践編 第5章 第6節

 

◎頑張らない生き方はなぜ成功するのか?

 

最近「自己啓発系」や「悟り系」の本などで、

「夢(理想の人生)をかなえるには
頑張ることをやめる!」

みたいなメッセージが多くなっている気がします。

 

僕はこの意見に賛成だし、実際に頑張らないほうが良い結果が出る

ということも何度も経験してきました。

 

僕は以前、アクリル製品のWebショップを運営していたり、
現在は、ネットビジネスで生計を立てていますが、

 

売り上げがやばくて、「これは何とかしないと!」と焦って
何かを始めた時って、大体あまり良い結果が出ません。

 

逆に、「まあなんとかなるでしょ!」くらいの気持ちで、
出掛けるとか、何か他のことで忙しくしているとき
のほうがやけに売り上げがアップしたりします。

 

これは本当に何回も体験したことなので、確信しているのですが、

最近になってこの「仕組み」、

頑張らないと良い結果が出る。ということのからくりが分かってきました。

 

◎頑張っても頑張らなくても成功しない?

 

この「仕組み」がわかるまでは、何回か、
「頑張らなかったのに」売り上げが悪くなったり、

「頑張ったら」売り上げが上がったりしていて、

「結局運任せなの?」という感じの時もありましたが、

 

そういう経験を何度も繰り返しているうちに、
売り上げが上がるか、上がらないかというのは、

実は、「自分の気持ち次第」なんじゃないかということに気づきました。

 

つまり、「やばい何とかしないと」という気持ちでいるときは、

頑張ろうが頑張らなかろうが、あまりいい結果は出ないし、

 

「ま、余裕でしょ」くらいの気持ちでいるときや、
「これは絶対いい結果が出る!」と確信を持てているときなどは、

頑張っても頑張らなくてもいい結果が出ているんです。

 

実践編の最初のほうの「あなたの引き寄せが成功しない理由」
のところにも書きましたが、

 

やはり、出発点の気持ち、自分のありようが
「焦った」り、「追い詰められている」状態から何かに取り組んでも、

よけいに「焦る」「追い詰められる」現実が生み出され、

 

出発点で、

「余裕」「安心」「気分がいい」状態から取り組めば、
どんなこともいい結果を生み出すということです。

このあたりの理由としては、

やはり「不安」な気持ちから頑張り始めたり、頑張るのをやめても、

 

「信念」の部分では、

「頑張らないと稼げない」「頑張っていると稼げない」という、

自分の行動を変えないと稼げないという思いが、よけいに、
その目の前の現実を強化する。

 

世界に「私は稼げていない人ですよ!」という

メッセージを発信し続けることになります。

 

逆に、「安心」から何かをし始めると、

「信念」の部分でも、「私は何をしていても大丈夫」という状態なので、

どのような行動をしていても、さらに「大丈夫」な現実を
強化して、もっと大丈夫な現実を見ることになる。

ということです。

◎思いはさらに強い思いを連れてくる

 

「引き寄せの法則」なんかでも、よく言われていますが、

 

「良い気分で居ると、良いことが引き寄せられ、
悪い気分でいると、もっと悪いことが引き寄せられる」みたいなことです。

そして、
「自分が今現在信じている『自分像』が現実化される」ということです。

また、脳(認知)科学的な方面から言っても、

良い気分で居ると、その良い気分に、悪い気分で居ると悪い気分に、
適合するものしか見えなくなります。

 

文字通り、本当に、目で見ていても、認識できなくなるんです。

 

それを心理的盲点「スコトーマ」と言いますが、

人間は、今現在「どういう人間であるか」によって、

認識できる世界が変化していきます。

だから、「何をどうやってやるか?」「何をすればいいか?」ではなくて、

「どんな気分を味わいたいか?」

「どんな自分でいたいか?」と言う観点から、
行動を選んでいくことが大切だと思います。

先ほども書きましたが、いくら頑張っても頑張っても、

その裏の気持ちが「不安」や「恐怖」、「焦り」なんかだと、

結局望ましい結果は得られません。

「不安だから、頑張らなきゃいけない自分」が現実化し続けるからです。

まずは、その「不安」や「恐怖」、「焦り」を

やわらげることからはじめましょう。

 

僕のおすすめはやはり「感情を感じきる」ワークですが、

瞑想してもよし、僕みたいに気功をしてもよし、ヨガでも良いし、
好きな音楽を聴いて落ち着くでもいい。

楽しい出来事をたくさん想像することでも良いし、

明るくなれる本を読むでも良いし。

 

とにかく、普段からできるだけ多くのポジティブなこと、

あなたが望むことを意識する時間を増やしてください。

 

「思い癖」が変わっていくことで、「信念」を変えて、
目の前に広がっている「現実(映画)」が変わっていきます。

◎頑張ることのデメリット

 

「頑張るも頑張らないも気持ち次第」という感じで書きましたが、

やはり、「頑張る」というのは、デメリットが大きいです。

 

例えばその人が「よ~し頑張るぞ!」と言っても楽しんでやっている
ような感じであれば、それはいい結果を生みやすいですが、

 

「頑張らないといけない」ということであれば、

 

「好きでもないけど、(稼ぐためには)頑張らないと」
「自分には合ってないけど頑張らないと成功できない」

「自分を押し殺して 頑張る」
「将来のために今は辛抱して 頑張る」
「家族のために自分を犠牲にして 頑張る」

 

というような、思いが根本にあったり、

 

「頑張らなければ、私はだめだ」
「私は不完全だから頑張らないと追いつけない」
「頑張ればあの人のようになれる」

 

というように、自分の存在、尊厳というものを、

卑下した、小さく見ている深層心理が働いていたりします。

 

だから、頑張れば頑張るほど、自分を犠牲にして、

自分の存在を認めていないという状態が続くので、

セルフイメージが良くない状態で毎日を過ごしがちになります。

 

そして、

「ダメな私が頑張って何とか生きていく」という辛い「映画」を見続けることになります。

◎行動することはその「気持ち」を変える手段

 

だから、僕が信じているのは、

「行動」というのは、その「気持ち(信念)」を変える手段

として行うものだと思っています。

 

つまり、心の底から本当に、

「私は何をしなくてもいつでも使いきれないほどのお金が入り続ける」

と信じられていれば、

 

毎日寝ていてもなぜかお金が入ってきて豊かに暮らせるでしょう。

 

しかし、人間今までの習慣や常識というものから

完全に脱却するのは難しいと思います。

その「気持ち(信念)」を変化させるために、

「行動(頑張る)」ということが必要になってくるのです。

世の中には、何かの行動をしたことによって、

夢をかなえたという話がたくさんあります。

 

しかし、それは

「行動をしたから、頑張ったから」

夢が実現したというよりも、

 

「自分を信じて行動をしたことによって、
『信念』が強化されることによって、
自分の理想の現実が生み出された」

と言ったほうが良いと思います。

だから、今太っていて「痩せたい」と思っているのであれば、

 

元々のあなたの「信念」は

 

「私は食べると太っていく」
「私は太りやすい体質だ」
「私は太っていて醜いから人から好かれない」

 

というような状態に固定されている可能性が高いです。

 

そういう場合に、何も行動せずにいきなり

「私は今日から何しなくてもドンドン痩せていく」

という新しい「信念」になるのは難しいと思います。

だから、まずはあなたの中の「信念」を探ってください。

 

不快感を感じたら、その気持ちを感じきって、

あなたが何を信じているかを見つけてください。

 

そして次は、あなたの理想の体型をモデルさんや

芸能人の画像などで探してください。

 

次に、その人のような体型になった自分を思い描いて

その気分を味わう時間を増やしてください。

 

そうしたら、「これをやったら私痩せるかも」というダイエット方法でも、
ヒーリングメソッドでもいいですが、実行してください。

 

すべてそうですが、

 

「まずは自分の『信念』を見つける、不快感を探す」
(古い信念をクリアにする)

↓ ↓
「自分の理想を知って、思い描く、気分を味わう」
(新しい信念を作っていく)

↓ ↓
「そのときに思いつく行動をしていく」
(新しい信念を強化していく)

という流れです。

「行動すれば実現する」「実現のために頑張る」のではなくて、

「気持ち」「信念」を変えるために行動してください。

 

何をしているときも、その時感じている気持ちや、
何を信じて行動しているかということが重要です。

 

その「気持ち」に応じて「現実」「結果」というものが生まれてきます。

『NLAメソッド』実践編 第6章

「目標を明確にする」

さて、ここまでで、

「古い信念をクリア」にし、
「新しい信念に塗り替えて」きました。

 

まずは、日常生活で不快な感情が起こることを見つけて、

その不快な感情は、自分の中にどのような「信念」があるから
その感情が起きるのかを見つけていきます。

そして、そのあなたの「信念」を見つけることができれば、

その不快感を感じきることができれば、

古いエネルギーが流れ出して、

今までの「信念」がクリアになっていきます。

 

それから、第5章では「新しい信念」を作り上げるために

色々な実例を挙げてきました。

 

「信念」を変えることができれば、見えている世界が変わっていきます。

 

そして、その「信念(気持ち)」を変化させるには、

「行動」が重要だと言いました。

 

最初のうちは特に、「信念(気持ち)」を、何もしないで
思い込みだけで変化させることは難しいからです。

 

すべての行動は、その時感じる「気持ち」を変化させるために行っていきます。

 

下を向くと気持ちが暗くなりがちなように、
上を向くと気持ちが明るくなっていくように、

 

体を動かして、行動することで、「気持ち」を変化させることができます。

 

そして、行動することで繰り返し「気持ち」を変化させることで、

それが、「信念」になっていきます。

 

「信念」が変化すれば、入ってくる情報が変化し、あなたが見ている「世界」が変化していきます。

そして、このプロセスが理解できたのであれば、

次は、具体的に、

 

「私は何を求めているのか?」
「私はどのような人間になりたいのか?」
「私はどのような生活をしていたいのか?」
「私はどのような世界を望んでいるのか?」

ということを明確にしていく必要があります。

「映画」の例えでいえば、

監督のあなたがこれから、どのようなテーマで、
どのようなキャスティングで、どのような脚本の映画を
撮影したいかをはっきりさせないと、

新しい映画を撮影し始めることはできません。

 

もちろん、自分の運命を信頼して、「運任せで良い!」と

お任せで行くのもありだと思いますが、

やはり何か実現したい目標や夢があるのであれば、それを
「明確化する」ということは、重要になってきます。

 

つまり車でいえば、カーナビに「目的地」を設定するということです。

 

いくらあなたが、いままでの「信念」をクリアにして、新しい「信念」に書き換えても、

「目的地」がはっきりしなければ、

そのシステムを効率的に活用することができません。

また、今までいろいろな自己啓発やビジネス系の本を読んできて、

「いや、目標を明確にしたけど、実現しなかったよ」

という方もいると思いますが、その時と今では、

 

あなたの「信念」が違っていますから、以前とは違って、
「内なるあなた」が味方になってくれて、

目標の実現に向けて、動き出しているはずです。

 

さらに言えば、「信念」を新しくしたことによって、
以前目標を明確化した時とは、根本的に違った姿勢で、

目標を描くことができると思います。

 

以前は、古い「信念」から見える世界を基準に目標を
立てていたので、どうしても「制限された世界」を実現します。

 

しかし、新しい「信念」になったことによって、新しい視点から、

「この世界は、自分の思い込み次第でどうにでもなる」

という制限のない世界を見れるようになっているはずです。

「新しいあなた」の「新しい目標・夢」を明確にしていきましょう!

 

☆「NLAメソッド」実践編 第6章 第1節

 

◎なぜ、目標を明確化することが大切なのか?

「そんなこと言われなくても分かってるよ!」という方も居ると思いますが、

でも、大部分の人がこの作業をいい加減にしているがために、
本当なら手に入れているはずの、物、地位、名誉、成功、幸せ・・・

それら全てを投げ捨ててしまってると言ってもいいかもしれません。

人間の能力には、入ってくる情報にフォーカスするという能力があります。

 

前にも書きましたが、「カクテルパーティー効果」のように、
パーティーのような多くの人がいてざわざわしているような環境でも、

会話している友人の声だけがはっきり聞こえることだったり、

 

最近はスマホのカメラなどが普及して、誰でもきれいな景色や面白いもの
などを撮影するのが日常になっていますが、

 

これもみなさん経験あると思いますが、お城などを、「きれいだなあ!」
と思って、撮影してみたけど、目で見たのとは全然迫力が違う。

 

「あれ?目で見たらこんなに迫力あるのになあ・・・?」

 

ということありませんか?

 

これはもちろん、立体として認識しているのと、カメラで撮影した
2次元の画像とでは迫力が違うということもありますが、

 

やはり人間はファーカスしたものを「大きく・拡大して」感じることが
できるという能力があります。

そして、ぼくのこの電子書籍で提唱している

「NLAメソッド」も、この人間がフォーカスしたものが
「拡大される」という部分を利用しているのですが、

注目する、ということで一気にそのものに対する情報が入ってきます。

例えば、有名な例で、普段は何気なく歩いている道で、
「今日はフォルクスワーゲンを探そう」と意識すると、

普段は全く気付かなかったのに、こんなにもたくさんフォルクスワーゲンが
走っているのか!と気づくように、

 

何かにフォーカスすると、普段気づけなかったことに気づける、

実はその探していたものが身近にこんなにも存在したんだ!

と気づけるようになります。

また、先ほどのカーナビの話のように、目的地を決めることで、

進む道が明確になりますが、

 

目的地を決めないままで走り出しても、
自分がどのあたりを走っていて、どこにたどり着くのかさえわかりません。

◎ギルガメッシュ!

 

あなたは、「Gilgamesh(ギルガメッシュ)」というアニメを知ってますか?

今となっては結構古いアニメで、今どこかで見れるのかはわかりませんが。

 

僕は、何年か前に偶然深夜テレビで見て、その独特の世界観が
なんとなく気になってたんですけど、

以前、yahoo動画で配信されていることを知り、全部見ました。

 

ギルガメッシュとは、古代メソポタミア、シュメール初期王朝時代の
ウルク第1王朝の伝説的な王。

ギルガメシュ王は死後間もなく神格化され数多くの神話、叙事詩に登場する。

そして『ギルガメシュ叙事詩』と呼ばれる一つの説話へとまとめられていった。

 

その『ギルガメシュ叙事詩』をベースにしてストーリーが展開されます。

 

その中で、『ギルガメシュ叙事詩』の一節に

親友のエンキドゥを失ったギルガメッシュが永遠の命を求めて旅するなかで、
飲み屋の女主人に言われた言葉

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

 

『日夜 宴を開き おいしいものを食べ 踊って楽しみなさい
水浴びをして 髪を洗い 綺麗な服をまといなさい
子供達を可愛がり 妻を抱いて 喜ばせなさい

日々の暮らしを 慈しむこと
それが命に限りある 人間のすべきことなのだから』

XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX

親友を失ったショックから、永遠の命を求めて旅に出た、ギルガメッシュ。

でも、永遠の命なんか求めても、親友は戻らないし、
そんなことよりも、限りある命の中で、一日一日を精一杯楽しんで生きる。

そういうことが大切なんじゃないでしょうか。

◎あなたは本当は何が好きですか?

 

上の言葉を聞いた時に、

「自分は毎日を本当に幸せに生きているだろうか?」

と自問しました。

 

僕は20代前半は、とにかくビジネスで成功して、お金持ちになって
人がうらやむような成功者になりたいと考えていました。

そして、いつの間にか、自分の夢ではなくて、
社会的な成功、夢を、自分の夢と勘違いして進んでいました。

何をしていても、どこかで空しさを感じて、
ビジネスで成功しよう!と一緒に言っていた友人ともなんとなくズレを感じ始め・・・。

そして、30歳を目前にした頃、
そうやってビジネスでとにかく成功してお金持ちになって・・・

という夢が本当の自分の夢、したいことではないと実感しました。

もちろん、お金をたくさん持つということは、余裕も出来るし、
大切なことだと、今も思っています。

 

でも、そのために、本当は好きじゃないことを辛抱してやっていても
最初はいいかもしれませんが、なかなか続けられるものじゃないです。

また、そうやってどこかで空しさを感じているようなことを
続けていても、本当の成功、幸せと言うのはきっと手に出来ないでしょう。

これから、僕とあなたの本当に幸せを感じられる人生を計画していきます。

その第一歩。

「目標を明確化する」前に、一度ゆっくり考えてみてください。

 

あなたが、

1.何をしているときが本当に幸せか?

2.本当に幸せを感じるのはどんな人生を歩んでる時だろうか?

3.どんな人、ものに囲まれて生きている自分がワクワクするだろうか?

4.自分がこの世界に貢献できること、家族を幸せにできることは何だろうか?

5.死ぬ瞬間に「思い切り生きた!幸せだった!」と思えるのは どんな人生を歩んだときだろうか?

こんなことを考えてみてください。

ここでは、「お金」のことは考えないでください。

 

あなたの本当の気持ち。どんなことが幸せ、

胸がほんわかするかを感じながら、考えてください。

お金のことはまた後で考えます。

これは本当に重要なことだと思います。

僕は、第4章の「幸せって何?」というあたりでも書きましたが、

 

40代に突入して一気にいろいろな経験もして、

自分の内面を振り返るような出来事が重なって、つらい気持ちもたくさん感じて、

 

その中で、「ああ、この世界は愛でできているんだ」と実感しました。

「何言ってんの?」と感じる方も居るかもしれませんが、

自分への愛であったり、家族への愛であったり、地球への愛であったり、

 

例えば商品も、使ってくれる人が本当に助かるものは何か?を考えて作られたり、

 

親が子供に対して、いろいろ世話をするのも愛ですし、

時に、子供に対して期待しすぎて、子供の重圧になってしまうのも、

形が良くないけど、愛だったり。

 

犯罪を犯すのは、もちろん人の迷惑になることだったり、
誰かを悲しませることになるので、するべきことではないですが、

 

それでも、それも家族を養うためのお金を手に入れるためだったり、
自分本位な考え方だったとしても、自分の快楽のために薬物を使ったり
自分の人生を守るために、人の命を奪ったり・・・

 

歪んでいたり、間違っていたりしても、やはりそれはどこかで
誰かに対する愛だったりします。

もちろん「愛だから犯罪も仕方ない!」ということではなくて、

 

そういう間違った表現の仕方ではなくて、

この世界を「愛」だと考えた時に、

 

自分が家族、友人、世界に送れる「愛」はなんなのか?

自分に対して、送れる「愛」はどんなものなのか?

 

ということを第一に考えてみれば、

きっとあなたの天職に気づくことができると思います。

 

まずは、「目標の明確化」の第一歩として、それを考えてみてください。

「考える」というより、胸で「感じて」みてください。

☆「NLAメソッド」実践編 第6章 第2節

◎夢がすべて叶うとしたら?

 

さて、前回の5つの質問について考えてくれましたか?

1.何をしているときが本当に幸せか?

2.本当に幸せを感じるのはどんな人生を歩んでる時だろうか?

3.どんな人、ものに囲まれて生きている自分がワクワクするだろうか?

4.自分がこの世界に貢献できること、家族を幸せにできることは何だろうか?

5.死ぬ瞬間に「思い切り生きた!幸せだった!」と思えるのは
どんな人生を歩んだときだろうか?

まずは、この質問に対する答えを、紙に書き出してください。

 

そして、今回は、もう一つの手法をお伝えします。

この方法は、一時期「ブレインダンプ」などの名前ではやりましたが、
それのアレンジバージョンという感じです。

 

大体のこういう目標を書き出すというツールだと、
「やりたいこと」「実現したいこと」を書き始めますが、

今回はちょっと違います。

 

また、前提として、「自分の望みはすべて叶う!」という気持ちで、

遠慮せずに書いてください。

 

ここで制限をかけても仕方ありません。

どんな壮大な夢でもいいです。すべて書いてみてください。

まずは、

 

1、あなたが、「こんなことはしたくない」「こんな風にはなりたくない」
とか、絶対にこれから辛抱したくないことを書き出してください。

 

これは、もしかするとあなたが今までの古い「信念」をクリアに
する過程ですでに克服してしまっているかもしれませんが、

 

この「こんなことしたくない」「こんなことにはなりたくない」

という「不安」が逆にそういう現実を見せている場合が多いので、

 

ここでもう一度、もしあなたがまだ

「こんなことにはなりたくない」というような不安を感じていることがあれば、

思いつく限り書いてみてください。

 

そして、この作業の時に自分の不安をあぶりだすので、胸のあたりとかに
モヤモヤとした不快感が湧いてくると思います。

それを感じきってください。

 

2.「1」で書いたことをふまえて、じゃあ逆にどんな人生を
送っていきたいか、どんな自分で居たいかを書いてください。

「1」で自分の不安を書き出したら、そこからその逆を考えれば、
あなたが本当に望んでいることを自然と知ることができます。

本来の「ブレインダンプ」などの手法だと、

「まずはあなたが欲しいものを」というような場合が多いんですが、

 

この順番から始めると、どうしても今までの古い視点で

考えてしまうことが多いんです。

 

だから、逆に「不安」を感じることで、

あなたの根本的な欲求をあぶりだすことができ、

今まで欲しがっていたものが実は必要ないかも?

ということも出てきます。

 

3、そしてあなたが「2」で書いた人生を送るには、どのようなことを
していたいですか?

ここでも大切なポイントとして、あなたが「2」で書いた人生には、

 

「何が必要?」とか
「何をしなければならないと思いますか?」

ということではなくて、

あなたが望む人生を、「何をして実現していたいですか?」
ということを感じてください。

 

「何が必要?」「何をしなければ」という考え方をしていると、
こちらもどうしても世間の常識の範囲で考えてしまいます。

 

「まず起業するにはバイトで資金を作って、その資金をもとに
ビジネスで売れる商品を作って・・・」

というありきたりのことしか出てこないと思います。

 

そうではなくて、「夢はすべて叶う」という前提で、

「自分の好きなことをして、幸せな人生を送る」ということで
考えてみてください。

 

世の中には、1850年~1929年まで生きたサム・ブリンクリーのように、

 

ただ単に、床につくような「長いひげ」を生やしているということで、有名になって、

 

人にひげを見せるときに10セントずつ払ってもらったり、
全盛期のひげを伸ばした姿を絵ハガキにして爆発的に売れたり、
サーカス団に同行してお金を稼いだり、

そのひげが評判になって、イギリス国王に謁見することができたり・・・

 

と、一見「どうでもいいようなこと」でも、お金を稼いだり、
国王と会うことまで実現したりするんです。

特にこのサム・ブリンクリーの時代と違って、現代はインターネットが
あり、youtubeなどの動画投稿サイトがあって、誰でも世界に
自分の「特色」を発表することができます。

 

現代でも、とにかく自分の「寝ている姿」をyoutubeに投稿して
お金を稼げている人などもいたり、

 

「そんなことお金になるわけない」ということでも、

やり続ければ、「仕事」になります。

 

そのような視点で考えてみてください。

 

4、その上で、その人生に必要なものは何ですか?

 

そして、今までの「1~3」を十分に考えたうえで、それでも、
あなたの人生に必要なものは何ですか?

 

「もの」と言っても、人でもいいし、能力でもいいし、
何でもいいです。

 

「こんなものを持っていたら幸せだろうな」
「これを持っていたら誇らしいだろうな」

というようなものです。

 

わくわくして思い描いてみてください。

 

もしかすると今までの過程で、以前欲しかったものなどが
別に魅力的ではなくなった、ということもあると思います。

5、その上で、あなたの人生に必要なお金はどれくらいですか?

 

そして、最後に「お金」です。

「1~4」で考えたあなたの「幸せな人生」にはどれくらいのお金が必要でしょうか?

 

もしかしたら、その幸せな人生にそれほどお金は必要ないかもしれないし、

もしかしたら、あなたの幸せな人生には、
「日本中に丈夫で快適な避難施設を作りたい!」という夢が
あるなら、莫大なお金が必要でしょう。

 

もしかしたら、あなたの熱い思いで、いろいろなお金持ちが
賛同して、その莫大なお金を出してくれるかもしれませんが。

 

正直、僕はこの「お金」の部分はあまり重視していません。

 

漠然と「これくらいあればいいかな」というくらいで、決めてください。

 

また別で説明しますが、お金は、「エネルギー」や「信頼」や「感謝」です。

あなたがあなた本来の生き方をして、世界に「愛」を送っていけば、自然と増えていきます。

 

あなたが辛抱して、制限された世界を生きていると減っていきます。

そういうものです。

 

6、「1~5」の項目をすべて組み合わせて、

あなたの「理想の人生」をストーリーのように組み立てて書き上げてください!

 

これまでの5つの質問で書いてきた答えを、すべて見直して、
自分が本当に「これを実現できたらわくわくするぞ!」という
項目を組み合わせて、

 

例えば、

今年中に今の仕事を辞めて、心理カウンセラーとしての仕事を
はじめ、楽しく仕事をしながら順調に収入を伸ばし、週4日間6時間の仕事で、

十分豊かに暮らせる収入を得て、2020年までには、200坪の土地に
○○ホームに建ててもらった、ホームシアタールーム付きのマイホームに住み始め
本当に毎日充実した気分で、自由にお出かけもし、・・・

 

というような感じで、「気持ち」の部分を重視してストーリーに
していってください。

 

そして、これを大きな紙に書いて、いつも目にするところに貼る。

紙に書いて、財布の中に入れておいて、時々見る、などして

毎日このストーリーを読んで、その実現した気持ちを感じてください。

 

「どうやって実現させようか?」なんて考えなくて大丈夫です。

 

そのストーリーがあなたの「信念」になっていき、自動的に
必要な情報や状況が目の前に広がってきます。

 

あとはそれに従えば、あなたの夢はかなっていくでしょう。

 

そして、その行動をするときは「やらなければならない」ではなくて、
「これをやってみたい」「これをやったら楽しそうだ」という感覚を優先してください。

さて、これであなたの「目標」はかなり明確になったんじゃないでしょうか?

それに、この本に出会う前と、かなり望みが変わった方も居るかもしれません。

あなたは今「新しい信念」「新しい視点」の世界に入ったからです。

◎「どうすれば?」ではなくて「どうしたい?」か

 

以前、映画「WANTED」のDVDを見ました。
ああいう役をやらせたら、アンジェリーナ・ジョリーはぴったりですね。

映画の内容は最初は「何じゃこりゃ?」と言う感じだったんですが、
個人的な印象は、映画「マトリックス」と漫画「ジョジョの奇妙な冒険」を
足して2で割ったような?

アニメを見る感覚で見ると面白く見れるかな・・・?

 

その中で、主人公が修行をしている途中に、自分と的との間に障害物が
あって、その的を銃で打ち抜かないといけない。

 

常識的に考えると、弾丸はほとんど直線に飛んでいくので、
弾道を曲げないと的には当たらない。

 

そこでモーガン・フリーマンが
「当たるか当たらないかは意志の問題だ」と言うんです。

 

そして、主人公は弾道を曲げて、見事、的に命中!

 

まあ、そんなことが現実に出来るできないは別として、

この現実世界でも、何事も、

 

「どうすればできるか?」「どんな方法でするか?」

よりも

「自分がどうしたいか」「自分の気持ちはどう感じてるか?」

の方が大切だと最近思います。

 

「どうすればできるか?」と考えると、だいたい誰かが今までに
やった方法の中から探しがちだけど、

 

「自分がどうしたいか?」と考えると、自分のやりたいやり方で
過程も楽しんで、もしかしたら、誰もやったことが無い方法で

誰も達成したことの無い速さで、目的を達するかもしれません。

 

自分の気持ちを信じて、どんどん行動することの大切さを最近本当に実感します。

☆「NLAメソッド」実践編 第6章 第3節

 

◎あなたは何歳まで生きるか知ってますか?

 

 

前節では、具体的に目標を明確にする方法を書きましたが、
今節ではちょっと話が前後してしまう気もしますが、

自分のこれからの望み、夢、目標を考える上で大切な要素を一つ。

 

僕達はいつ死ぬか分かりません。

死はどんな人間にも平等にやってきます。

最近は高齢化社会になって、平均寿命が長くなってるとはいえ、
明日事故で死ぬかもしれない。病気で死ぬかもしれない。

別に不安をあおるつもりは無いのですが、これは事実です。

いつ死ぬか分からないからこそ、自分の本当にやりたいことを
後回しにしているヒマはありません。

今は本当にやりたいことを辛抱して、仕事を頑張って、
お金をたくさん稼いで余裕が出来たら、やりたいことをやろう!

とか考えていても、

辛抱している間にこの世を去ることになるかもしれません。

確かに生活をするために、お金を稼がないといけないというのは
ありますが、でもだからといって、24時間毎日仕事をしている
わけではないはずです。

目標を立てるときに、あなたが「いずれしたい」「本当はやりたい」
というようなことを、後回しにせずに、

今日から、今から、少しずつでも、一日10分でも、
その本当にやりたいことをやる時間を作ってください。

その「本当にやりたいこと」を「将来の目標」ではなくて、
「今現在やり始めているもの」にすることによって、

 

それが「信念」となって、その夢・目標に必要な情報や状況を集め始めます。

 

「将来の目標」にしていると、今の自分には必要ではないこという風に
意識が判断してしまうので、いつまでたっても必要な情報は認識できません。

 

やりたいことがあるなら、何でもいいです。まず最初の一歩を
踏み出してください。その行動が世界を変えていきます。

◎3年後にこの世を去るとしたら

 

さて、いろいろな自己啓発本とかでも、目標を考えるときに、
「もしあなたが1年後に死ぬとしたら?」というような質問が
あると思いますが、

 

僕は個人的にあれって、ちょっとリアリティがないというか、
1年後とか言われると、逆に焦るというか1年しかないのか・・・
って感じで、やる気が起こらないというか・・・

 

なにしたってどうせ1年後にはいなくなるんでしょ?
という感じにも思えてしまうので、

 

なので、僕の場合は、3年後ということにしています。

 

もし、3年後にこの世を去るとしたらあなたはその3年間で
何をしたいですか?

 

3年というと、何もせずにぼーっと過ごすにはちょっと長いですよね?
それに人間その気になれば3年あれば結構な夢も実現できます。

 

その3年の間に、あなたが絶対にやっておきたいこと。
体験してみたいこと。やらずにおいたらきっと後悔するということ。

そういうことを考えてみてください。

 

ぼーっとしていると「時」はいつの間にかあっという間に過ぎていきます。

 

私たちが「見る」ことができるのは、「今」という瞬間だけです。

そこには「過去」も「未来」もありません。

今この瞬間に行動を起こさなければ、目の前の「映画」は変わりません。

やりたいことはできるだけすべてやっておきましょう!

◎逆にもし1000年生きるとしたら・・・

 

そして、「あと3年って言われてもなかなか思いつかない」
という人もいるかもしれません。

そういう場合は、逆の発想で、

「もし、あなたがあと1000年生きるとしたら?」
という基準で考えてみてください。

 

あなたはあと1000年も今のような生活を続けたいですか?
あなたはあと1000年も今の仕事を続けたいですか?
あなたはあと1000年もその体調でいたいですか?
あなたはあと1000年もやりたいことを辛抱しますか?

 

そうやって考えてみると、

「いや、この状態をずっと続けたくはないよ!」ということが
色々と出てくると思います。

 

そう感じるものをピックアップしていけば、

「じゃあ、逆にどうなりたい?」

ということを自分に問いかけて、

自動的に、自分の望むことが出てくると思います。

 

1000年続けてても楽しいだろうなという生活。
1000年続けてても楽しいだろうなという仕事。
1000年ずっとこんな体なら快調だろうな。

こんなことが実現していけば1000年生きても飽きないだろうな・・・

ということを思い描いてみてください。

 

まあ、本当に1000年間やり続けたらどんな楽しいことも飽きそうですが(笑

 

そんなことは考えずに、とにかく

 

「それをやっていたらいつの間にか時間が過ぎる」

 

というようなことを探せば、あなたが本当に人生でやりたいことが
見つかると思います。

 

そして、それがそのまま仕事になることもあると思います。

楽しんで見つけてください!

☆「NLAメソッド」実践編 第6章 第4節

 

◎あなたを邪魔している物の正体

 

さてここで、もう一つこれからの人生の目標や実現したことを
考える上でポイントとなることを書いておきますが、

 

もしこの本を読んで順番に真面目にあなたの感情と向き合って、
「古い信念」をクリアにして、「新しい信念」に書き換えてきた人なら、

 

あなたの夢の実現を邪魔するものはなくなっているかもしれませんが、

やはり、「感情を感じきるワーク」などの「古い信念」をクリアにする
方法はどうしても時間がかかります。

 

今まであなたが生きてきた中で繰り返し作り上げられて、

強化されてきた「信念」ですから、

時間がかかるのは仕方ないと言えます。

 

ああ、かといってその生きてきた年数と同じだけ

時間がかかるという事ではないので、ご安心を。

 

これは人によって期間が違うので「これくらい」というのは言えないんですが、

毎日「自分の感情」や「体の感覚」に注目し続けることができれば、
予想以上にはやく「変化」が訪れることもあります。

 

しかし、やはりその「変化」がはっきり表れるには、ある程度の時間が
かかるので、それを短縮する意味でも、

この節では、あなたの「夢の実現を邪魔している物」

 

そして、あなたに「違う夢を見せている物」というのをいくつか挙げて、

それに気づくことで「古い信念」をできるだけ早くクリアにしていけると思います。

◎もしあなたが・・・

 

まあやっぱりこの現代社会で多くの人の本当の夢を邪魔している物と言えば、

 

「お金」です。

 

どうしても生活のことを考えると、「まずはお金を稼いでから・・・」
ということを考えてしまうので、

 

いつのまにか、純粋な夢ではなくて、「お金を稼ぐための目標」

という感じになってしまいがちです。

 

この「お金を稼がねば」というあたりが頭の中にちらつくので、
どうしても思い描く夢も、「まずは仕事で成功して月収100万円以上稼いで・・・」
というような感じになりがちだと思います。

 

しかし、それでは、どうしても「今までの日常」からの延長上にしか
なりにくく、しかも実際に心の底では今の仕事を本当に好きではない

という場合もあるので、仕事でもやはり思うような結果が出ない、

 

そして、いつの間にか日常通りに戻っていき、夢も忘れる・・・

というループが続きます。

 

あなたの「古い信念」をクリアにして「新しい信念」に書き換えるには、
その「今までの日常ループ」から抜け出さないといけません。

 

それには、「今までの常識」というゾーンからはみ出さないと無理なんです。

 

例えるなら、「オリンピック選手を目指すんだ!」と
庭の子供プールで練習を続けても、まあ無理ですよね・・・

そのためにはいままでの常識の範囲からはみ出した目線から
目標を描かないといけません。

 

そのためにまず、「お金を稼ぐことは考えない」。

というよりも、

「もし今1兆円を持っていたら?」と考えてみる

今の仕事を続けたいですか?
今の家に住んでいたいですか?
今の街に住んでいたいですか?
今の友人関係を続けたいですか?

どんな気分ですか?

これからどんな生活をしていますか?
どんな家に住んでいますか?
どんな服装をしていますか?
どんな仕事をしていますか?
どんな友人たちとパーティーをしていますか?
毎日どんな食事をしていますか?
どんなものを手に入れていますか?

どんなことで世界に貢献していますか?

 

そして、もし1兆円持っていても、今やっていることで続けて居たいことが
あるなら、それはあなたが「本当に好きなこと」です。ぜひ続けましょう!

 

このように、「お金の心配」を取っ払って考えてみると、
きっとあなたの「本当に望むこと」が出てくると思います。

 

それを「良し悪し」を考えずに思いついたままにリストアップ
してみてください。わくわくしませんか?

 

それがあなたの「本当にしたいこと」です!

 

ポイントとしては、それを手に入れたり、

実現しているところを思い描いたら

ワクワクドキドキすることです。

そういうものがあなたの心からの本当の望みです。

 

 

◎あなたには時間は無い!

 

そして、もう一つあなたの「夢の実現を邪魔している物」は

「時間」です。

 

例えば、

 

「夢を追いかけたいけど仕事もしないといけないので時間が取れない」とか

 

「◎◎の夢を追いかけたいけど、もうこの年齢じゃ今更・・・」

 

というような感じで、「時間」というものに縛られた思考をしてしまいがちです。

 

しかし、「時間」というのは実は「概念」であって、

一定ではありません。

 

同じ1時間でも、集中して何かをしているとあっという間に過ぎるし、
「退屈だ早く終わらないかな」と思っているとなかなか過ぎません。

 

このように、「時間」はあなたの「とらえ方」で伸び縮みします。

 

「悟り系」の本なんかでも、「目覚め」を体験すると、
「実は時間というものは存在しないということに気づく」とも言います。

 

私たちが「時間」の中で生活をしていると思いがちですが、
実は、私たちの「意識」が時間を作り出していると言えるんです。

 

まあ、これを証明しろと言われてもできませんが、

僕もこのことを知ってから、「よしこの作業を2時までに終わらせる」
と決めて、時計を気にせずに没頭していると、

かなり多くの作業だったにもかかわらず、ほとんど2時ぴったりに
終わらせることができた、

というような経験も多々あります。

 

また先ほど書いたように、「集中している1時間」は早く過ぎると
感じていますが、時間が早く過ぎるというよりは、

 

自分が集中することで、本来は2時間とか3時間分の作業を1時間の
中に詰め込んでやってしまっているので、早く過ぎたように感じるけど、

 

実は、その作業時間からすると、1~2時間節約したことになります。

また逆の見方をすると、

「知らないうちに8時間も経っていたけど、1時間くらいにしか感じなかった」

ということもあると思います。

 

そして、そう感じているということは、本当にその人には
「1時間しかたっていない」ということが起きています。

だから、何かの職人さんだったり、自分の好きなことを追及して
仕事にしている人なんかは、実年齢よりもかなり若い人が多いんです。

その仕事の作業に没頭することで、意識によって、「時間」の中をワープしている感じです。

このように、「時間」というのは一定のスピードで流れ続けている
ものではなくて、「意識」によって生み出されるものなので、

あなたの夢の実現に「時間」は関係ありません。

 

「この夢だったら3年は必要かな」とか
「このことをやりたいけど一日の時間が足りないな」

と思っている時点で、その「信念」がそのような現実を見せてくれます。

 

そして、その「夢」を常に、「未来」に置きっぱなしにしてしまいます。

 

だから、これから「夢」を思い描くときは、

「どれくらい時間がかかる」とか「時間がないかも」というようなことは考えない。

また、「私の年齢では・・・」とか考えない。

 

そうやって思い込んでいる時点で、そのようになります。

 

逆に「今年中に実現したい」というような思いがあるなら、それを
信じてください。

 

もちろん、ここで「じゃあ今日中にプロサッカー選手に!」とか言っても、
自分の中では全然信じられてないですよね?

 

だから、自分であまりにも「これ無茶だな」と思うような

期限はつけないようにしましょう。

 

また、時間の指定が気持ち的に難しい場合は、

「最速で実現する」と思い描くのが良いと思います。

「『時間』が無限にあるとしたら、何をしたいですか?」
「『年齢』が関係なかったら何をしたいですか?」

この質問に答えることで、あなたの本当にしたいことが見えてくると思います。

◎私なんか・・・

 

そして、もう一つあなたの「夢の実現を邪魔するもの」が、

「私なんか・・・」という「自己否定感」です。

 

これは、「感情を感じきるワーク」を進めていけば、徐々に解除されていくと思いますが、

 

どうしても誰しも、「私なんか・・・」という部分を持っていると思います。

 

そして、そうやって自己否定をしていると、どうしても
「自分は○○が足りないから・・・」という視点から、

目標や夢を考えがちなので、

 

「本当にやりたいこと」ではなくて、
「足りない私を補うには?」という基準で「夢」を描いてしまいます。

 

そういう夢は、本当にやりたいこと、あなただからできることではないので、
どうしてもつらくなってくるし、どこかで本気になれなかったりします。

 

また、「自己否定感」がかなり強くて、それを補うために必死でその夢を
叶える人もいますが、そういう場合はその夢の仕事で疲れてしまい、

薬物に走ったり、自ら命を絶つなんていう場合もあったりします。

 

スタート地点が「私は足りない」というマイナス視点からスタート
しているので、どうしても「足りない現実」を生み出し続けます。

 

この「自己否定感」の場合は、どうしても「感情を感じきるワーク」を
続けて、ある時「この世界はすべてが感謝だな」とか涙が止まらない

というような「目覚め」を迎えるまで、なかなか消えていくことはないですが、

一つ言えることは、あなたは何も足りなくありません。

 

あなたが「足りない」と感じているのは、あなたのご両親や
家族・親戚のなかでの「常識」や、

幼少期から幼稚園、学校、そして、社会人になって会社に勤めたりする過程で、

 

そのなかの「社会の常識」というものを基準にすると、
何かが足りないと評価されたことであったり、

人から言われたことであったりするだけで、

あなたは「あなた」として何も足りないものはありません。

 

あなたは「あなた」として世界一の存在です。

 

あなた以上に「あなた」である人はこの世界にいません。

 

誰しも常に、あなたがこの世界の中心です。主人公です。

 

そういう視点から考えてみると、

 

「社会の常識」に合わせなくていい、
「100%自由な自分の夢」というものが見えてきませんか?

 

「スイーツ学者になりたい」?
「毎日可愛い女性を見つけて撮影するカメラマンになりたい」?
「世界一の草むしりストになりたい」?

 

なんでも自由です!社会の常識に合わせる必要はありません。

社会の常識に合わせた夢は、「ありがちな夢」です。

 

できるだけくだらないけど、自分が好きなこと、思わずやってしまうこと

 

そういうものが、実はみんなが見たい、知りたい事だったりするかも?

 

そして、現代には、それを簡単に発表する場所があります。

ブログ、インスタグラム、youtube、ツイッター・・・

 

とにかく今すぐ、自分を否定することなんかやめて、
その「くだらないこと」をみとめて、追及して、発表しちゃいましょう!

 

さて、第6章では、「目標の明確化」ということで

書いてきました。

 

貴方の「新しい目標」は見えてきましたか?

 

次の章では、それをどんどん「行動」に移していきましょう!

『NLAメソッド』第7章

信じて行動しようぜ!

 

さて、第7章では、今まで

「古い信念」をクリアにし、

「新しい信念」に書き換えて、

「新しい目標を明確にしてきた」

 

ということで、どんな人生にしていこうか

ということが見えたんじゃないでしょうか?

 

そして、実際に「現実(映画)」を変化させていくには、

 

実際に行動していくのが一番の近道です!

 

これまでの章の中でも、

「思いついたこと、やりたいことを

どんどん行動に移してみましょう!」

 

ということを書いてきたので、この章では、

もう少しだけ、「行動する」ということの重要性、

 

書いておきたいことを書いてみたいと思います。

 

 

◎夢をかなえる人、叶えられない人のちがいとは?

 

さて、あなたは

「夢をかなえる人」と「いつまでも変わらない人」

の違いは何だと思いますか?

 

才能?環境?人間関係?ルックス?

 

もちろん芸能界で売れるとか、スポーツでチャンピオン
というと、そういう要素も必要になってくるでしょう。

 

でも、先ほどから書いているように、

「何かの分野で有名になる」=「成功・幸せ」とは限りません。

 

だからと言って、「有名になる」「売れる」ということが
ダメだとか、求めるべきではないといってるわけではありません。

 

あなたが何かの分野でやりたいことがあって、
それやっていたら、「結果的に」成功したり、優勝したり、
有名になる・・・

というのであれば、それは望ましいことです。

 

しかし、「幸せ」になるために、必ず何かで成功しないと
いけないわけではないし、

 

「有名になるために」何かをするというのは、あまり
幸せになれるとは思えません。

 

今の世の中、無意識のうちに、
「芸能界、テレビの世界」で有名になることが一番スゴイ

というようなイメージを持ちがちですが、

 

テレビに出ない人でも、密かに世界で認められている人は、います。

 

そして、そういう人たちって、テレビで人気が出ようが出まいが
関係ないので、人にどう思われるとか関係なく

本当に好きなことをしています。

 

そして、最近は、「クレイジージャーニー」のように、
そういう、一風変わった人。

人とは違う道を歩んで躍動している人というのを取り上げて、

 

その人が大人気になって、テレビに出まくる
ということも起こってきています。

 

爬虫類ハンターの加藤英明さんなんかも、
最近はテレビで見ない日は無いというくらい、

爬虫類系の企画には引っ張りだこですよね?

「テレビで有名になるために!」と頑張る人よりも、

そうやって、自分の好きなことをとことん追求している方が、
後々、テレビで人気が出て、定着したりします。

そういう、自分なりの夢を叶える人たちは、

「とにかく行動、とにかくやる!」ということです。

 

誰かに気に入られるとか、人気が出るとか、
そんなことは関係ないと思います。

 

とにかく自分が好きなことをとことん追求していたら、

いつの間にか、みんなに認められていた・・・。

違いと言えば、「やるか?やらないか?」だけだと思います。

 

その中で、失敗すること、挫折するようなことも出てくる
でしょうけど、

 

だからと言って、そのままやらずに一生を終えて、
どう感じるでしょうか?

 

「やれば」0.001%だったとしても、成功する可能性が出てきますが、

「やらなければ」いつまでたっても、0%のままです。

余命がわずかという方々に、

「人生振り返ってどうですか?」という質問をすると、

 

ほとんどの人が、

 

「あれをしておけばよかった」

「あの人に会っておけばよかった」

「あの人に言葉を伝えておけばよかった」

 

と「やらなかったこと」を強く後悔するそうです。

「成功したかどうか」よりも、もっとその前の部分、

「やってみたかどうか」。

このままあなたの夢に挑戦しなければ、きっと後で、

 

「ああ、やってみたらどうなってたんだろう?」

「なんでやらなかったんだろう?」

 

って後悔することになりますよ。

「成功する」「人気が出る」「売れる」・・・

その前に、

とにかく「やりたいこと」をなんでもやってみませんか?

 

「達成」することよりも、

「やりたいことをやってみる」ことをまずは目標にしてみませんか?

意外とその方が、色々な夢をかなえるのに近道かもしれませんよ?

◎現代は、ツールがいっぱいある!

 

そして、現代はインターネットの普及によって、

誰でも自分の情報を発信することがしやすくなっています。

 

youtubeもあれば、ツイッターもあったり、
この書籍のようにAmazonのKindleから誰でも簡単に
出版が出来たり、

「夢をかなえる」ための条件はかなり揃ってきています。

 

本当に、あとは、「やるか」「やらないか」だけです。

 

あなたがもし「これをやりたい」ということがあるなら、

それをどんな形でもやり始めて、それをブログやyoutube、
Amazonなどで発表していきませんか?

そのあなたの特色が、誰かの役に立ったり、誰かを助ける
かもしれません。

そう、あなたがその特色を生かさないことは、密かに
誰かの損失になっているかもしれないんです。

早く、その能力を、自分のため、そして人のために生かしてください。

第6章では「目標の明確化」ということで色々書きましたが、

 

究極のところ、

大きな夢、目標を持つこともワクワクしますし、良いことです。

 

でも、有名になるため、人気が出るため・・・に頑張るのではなくて、

 

あなたが、本当に「やりたい」ことを少しずつでも見つけて、

それを行動に移していってください。

ということです。

いきなり「人の役に立つこと」とか、「大きな夢・目標」を
探そうとしても、なかなか出てこないこともあります。

 

その日その日でもいいですから、ふと思った「やりたいこと」を
一つ一つ行動に移していくと、

確実に「今」の質が変わってきます。

 

それがいつの間にか、大きな変化になって、

あなたの人生が、「望んでいた人生」になっていくと思います。

 

☆『NLAメソッド』第7章 第2節

 

◎行動する意味とは?

さて、ここまででもちょくちょく「行動すること」の

意味というものを書いてきましたが、

 

とにかく、行動するというのは、

 

自分の「気持ち」を変えるためであり、

 

自分の「信念」を強化するためであり、

 

夢の実現を早めるものであったりします。

 

「スピリチュアル」や「悟り系」の話では、

この世界(物質世界)は、

 

肉体を持って、色々な体験をするために生み出された。

 

とも言われています。

 

確かに、色々な哲学や心理学などが発達してきましたが、

 

「私たちは何のために生まれて、何のために生きるのか?」

 

ということを解き明かすことができる人は居ません。

 

なぜかこの地球に生まれて、意識をもって生きている。

 

であれば、頭で色々考えるよりも、

いつまでも、アファメーションや楽しい妄想を

続けるよりも、

 

そろそろ動いてみませんか?

 

僕も実際に、「マイホームが欲しい」と思いつつ、

やはり、頭で考えて、

 

「理想のマイホームを持つために、稼いでお金を貯めて

余裕が出来たら、不動産会社に行って・・・」

 

みたいなありきたりの道順を思い描きつつ、

 

それを「引き寄せよう、引き寄せよう」という感じで

いつの間にか考えていたんですが、

 

ある時、夜散歩していたら、

道端に、家の広告が落ちていて、

 

かなり僕の理想に近かったんです。

 

最近住んでいる地域では、30坪前後の家が増えていて、

それが主流になっているんですが、

 

僕は、園芸が趣味なこともあって、

ちゃんとした庭がないと嫌だなあと思っていたんです。

 

そのチラシの家は、50坪ほどでしたが、

最近の新しくたつ家よりもいいかもと思って、

 

以前なら、そのまま「でもまだお金も貯まっていないし」

と考えていたかもしれませんが、

 

もう、その時は「よし連絡してみよう」と思って、

その不動産会社に連絡をしてみたんです。

 

すると、その家の担当者がたまたま、我が家の長男の

同級生の女の子のお父さんで、

 

しかも、結構長男と、その女の子は「良い仲」というか、

小学3年生だったので、付き合うとかではないけど、

 

お互いに・・・みたいな関係で、

 

そのこともあって、その方と意気投合して、

 

そのチラシの家は、すでに売れていたけど、

「正直結構直さないといけないのでそこまでおススメでは・・・」

 

という感じで、

 

そこから色々な家を見せてもらいました。

 

その時は、結局条件に合う家が見つからなかったんですが、

 

しばらくして、そのMさんから連絡があって、

「すごくいい物件が出ました。一度見に行かれますか?」

 

ということで、内見にいったら、

 

中古で、外見はちょっと時代遅れという感じでしたが、

 

中は割と最近リフォームしたということで、すごくきれいだし、

耐震強化もされている。

 

また、売り主がローンの残額で売れたらいいという条件で、

 

しかも、最近住んでいる地域でも、

元々立っている家をつぶして、土地を2分割にして、

約30坪くらいの家が、2500万円というか価格なんですが、

 

70坪以上でその半額以下・・・。

 

Mさんも、「あまりに条件にバッチリだと思ったので、

一番にお知らせしました。」

 

と言ってくれました。

 

実際に今も住んでいますが、大きな家具も綺麗な状態で

揃っていて、最高でした。

 

 

このように、頭で色々と考える前に、動いてみたら、

とんとん拍子で、望みのものが手に入りました。

 

考えて、色々と計画する、解決策を探す・・・

ということも良いですが、

 

自分が作り出した、目の前の「現実」を信頼してみる、

 

受け入れてみて、現れたことにそのまま飛び込んでみる。

 

ということが、実は一番の近道かもしれません。

 

ここまで、「新しい信念」を作り上げてきたあなたは、

今までとは一味違った「現実」が目の前に現れてくると思います。

 

その「現実」がどんなものであっても、

それを信頼して、感じるがままに飛び込んでみてください。

 

頭で考えて決めるのではなくて、

その体験とともに生きてみてください。

 

もし、あなたが「映画の主人公」なら、このシーンで

どんなふうに動くと思いますか?

 

こんな書き方をすると乱暴かもしれませんが、

 

誰でも、どんなに安全に気を付けて生きたとしても、

 

いつ死ぬかわかりません。

 

というか、全ての人に平等に「死」がやってきます。

 

それならば、どうせなら今目の前の「映画」に

積極的に飛び込んでみませんか?

 

もしかしたら、あなたはその「映画」では

「ヒーロー」かもしれませんよ?w

 

『NLAメソッド』第8章

悟りを開くって?

 

◎「悟り」とは?

 

さて、ここまで「NLAメソッド」の流れを順番に説明したり、
あなたの「信念」を揺らがせてきたと思います。

もう一度ここで、「NLAメソッド」の流れをまとめておきますが、

大まかな流れとしては、

 

「まずは自分の『信念』を見つける、不快感を探す」
(古い信念に気づきクリアにする。その「信念」が
『思い込み』で真実ではないということに気づく)

↓ ↓
「自分の理想を知って、思い描く、気分を味わう」
(この世界は、自分のなかで再構築された映画だという
前提で新しい信念を作っていく)

↓ ↓
「そのときに思いつく行動をしていく」

という流れです。

1、まず、「感情を感じ切る」ワークによって、

あなたの中に湧き起る感情をまず考えずに感じ、

その感情が起こるのは、あなたの中にどのような「信念」が
あるからなのか?

ということをあぶりだしていき、古い「信念」を洗い出します。

 

そして、それらはすべて、今までの人生の中で勝手に作り上げられた
「思い込み」の塊だということを認識します。

2、邪魔になっている「信念」を洗い出して、

必要のない「信念」をクリアにして行ったら、次に

新しい「信念」に書き換えていきます。

 

つまり、この世界は、あなたが今まで思っていたような仕組みとは
違っている。

「『信念』のフィルターを通して入ってくる情報を
脚本とした「映画」である」

「意識が注目することが現実化(映画化)」している世界
だということ。

 

そして、「信念」を変化させることで、今まで見えなかった「映画」が
見え始めることを知りました。

3、新しい「信念」を持った、「無限の可能性」のあなたが、

「心からやりたいこと」を追及していく。

 

「有名になりたい」「人に認められたい」が出発点じゃない、

「自分がやりたいからやること」を目標に生きていく。

 

あなたがあなたである意味、特色を追及していく。

 

そして、「達成」や「成功」をすること=「幸せ」ではなくて、

日々瞬間を生きること自体が本当の幸せである
ということを書いてきました。

 

さてここまで来ましたが、スピリチュアルや、自己啓発などの本を
読んできたあなたなら、きっと一度は気になったことがあるだろう

「悟り」

これについても書かないわけにはいかない気がします。

 

なので、この第8章ではおまけという感じで、

軽く触れたいと思います。

多くの人は、「悟りを開けば」

幸せになれる、すごいパワーを手に入れられる、
願望がどんどん叶うんじゃないか・・・

という期待を持っている方も居るかもしれません。

まあかつては僕もそうでしたww

まず言っておきますが、僕はいわゆる「悟りを開く」とか
「一瞥体験」というのを明確に感じたわけではありません。

ただ、数多くの「悟り系」の本を読んでくると

全てに共通して書かれていることが、

1、私たちは、本当はみんないつでも「悟りを開いている」

 

2、自分が悟っているということに気づけなくなっているだけ

 

3、「悟り」は特別な体験やパワーをもたらすものではない
(特別な体験として体験する人もいる)

 

4、それは求めて得られるものではない

 

5、マインド(頭脳)で気付けるものではない

 

 

という感じで、悟りを開いたからといって劇的に何かが
変化するとか、超能力を手に入れるとか、

人生の謎が一気に解けるとかそういうものではないそうです。

 

また、悟りを開いたからとって、常に「至福」で居られるものでない。

 

あたしたちは普段、この肉体、そしてその肉体に宿った魂を
「私」と思って生きています。

 

しかし、本来の「私」は肉体自体でも、肉体の中に閉じ込められた
魂というようなものではなく、

この肉体と意識を通して、この「世界」を体験している、「気づき」だといいます。

 

つまり、普段の私たちはVRゲームの主人公を自分だと思って、
生活している状態です。

 

あなたはゲームをする時に、例えばマリオを自分だと思い込んで、

「やばい!!あんなでっかい亀と戦えるわけないだろ!!??」と
足が震えたりしていますか?ww

ところがこの世界の中では、私たちは、その「マリオ」を完全に
「私」だと思い込んで生きているようなもの。

本当は普段からその「気づき(プレイヤー)」であるはずなのに、
この世界があまりにリアルなために、没入しすぎて、

自分が、「気づき」であるということを忘れてしまっています。

 

 

だから、本来は常に「悟り」の状態にあるはずなのに、
それを忘れてしまっている。

 

その忘れてしまっている原因が「思考・マインド」が常に
頭の中に流れているからだったりします。

 

そしてその「思考・マインド」がこの肉体とマインドを、「私」
と思い込んでいる原因なために、

「思考・マインド」で、「悟りを開こう」と頑張っても難しいのです。

 

その「思考・マインド」との同化をしなくなれば、
本来の「気づき」の部分にシフトするというようなことなんですが、

 

ここがまた難しいというか、実際に体験しなければ理解できませんが、

「悟りを開く」というのも、「眠りに落ちる」と同じように、

自分の意識でしようしようと思ってもできないことだということです。

 

「昨日はいつの間にか寝ちゃってたよ」という感じで、

「そういえば、さっき悟りを開いちゃってたよ」という感じみたいですww

それじゃあ、「禅寺」などで修行をしているのは無駄なんじゃ?
と思うかもしれませんが、

 

あれは、「公案」や「禅問答」などで、難解なことを考えて
考えて、考えてとにかく思考を疲れさせるまでやりきって、

その後に訪れる静寂の中で、悟りに気づくということらしいんです。

 

つまり、修行や問答によって悟りを開こうとしているのではなくて、

頭脳や肉体を酷使することで訪れる、「マインドが落ちる」状態を作り出すことで、

「思考」と自分とを切り離し、見えなくなっている「気づき」に気づく
という感じでしょうかww

◎それってどっちでもよくない?

 

そして、もう一つ「悟りを開いた」とされる人が共通して
口にすることで、

「あなたは何があっても大丈夫」ということです。

 

これは、私たちは、この肉体でもなければ、マインドでも無い。

つまり、VRゲームのキャラクターを操作しているプレイヤーなので、

 

そのキャラクターが凶暴な亀に襲われようが、

深い谷に落ちようが、プレイヤーには何の影響もない。

というようなことらしいのです。

 

このキャラクターには、これからもいろいろな「問題」や
「事件」が起こるかもしれないけど、

 

ゲームの中で問題があれば、それを解くことが楽しいように、

本来の「私」がこの世界を体験しているだけの「気づき」であるなら、

 

どんな事が起こっても、プレイヤーとして、それを楽しめる
というような心境に変わるということです。

確かにゲームをしていて、ずーっと平和で、お金がたくさんあって、
敵も全く来なくて、何の謎もなくて・・・

なんてゲーム面白くとも何ともないですよねww

 

または、ロールプレイングゲームで、最初からレベル9999で、
どんな敵が来ようが全て一撃必殺。美人の王女と結婚してて、
マップ上のどこへでも一瞬でワープできて、ボスも一撃・・・

ヒマでしょうがないですよねww

つまりこの世界は、超リアル体験型のアトラクション
という感じの様なんです。

 

そう思えば、確かに時々「もう嫌」と感じたり、
「こんな問題解決できるわけない!」と思ったりしますけど、

この世界が、そんな超体験型アトラクションやゲームなんだったら、

わざわざ「悟りを開く」必要も無くないですか?

 

出来ることと言えば、日々この世界を楽しんで、味わいつつ、
ふと思いついた「やりたいこと」をやっていく

ってことしかないような気がしませんか?

 

毎日「安全に、気を付けて」生きていても、明日突然
事故で死ぬかもしれません。

 

逆に「この人危なっかしいなあ!」と思うような人でも、意外と
長生きしたりもする。

 

悟りを開いたからと言って、いきなりスーパーパワーに目覚めるわけでもない。

だったら、悟りを開こうが、開けなかろうが、どっちでもよくないですか?

最後に、「感情を感じ切る」ワークも実は、「思考・マインド」から
離れて、「感覚」に集中する手法です。

 

もしかすると、これを続けていれば、「悟りを開く」かも!?

とにかく、日々をゲーム感覚で、楽しんで生きていきましょう!

 

 

エピローグ

 

ここまで読んでくれたあなた。

本当にありがとうございます。

僕が考案した「NLAメソッド」が分かってもらえましたでしょうか?

「NLAメソッド」は僕が15年以上
「自己啓発」「スピリチュアル」「悟り」「引き寄せ」「心理学」「脳科学」・・・

などの本をそれこそ何百冊くらい読んできた中で、

 

その手法を取り入れたり、自分の中で「ひらめき」があったり、

人から相談される中で、アドバイスをしながらも自分も
すごく発見をしたりして、

 

その中で、「この世界って」「人間って」・・・というものが段々と
見えてきたような気がします。

 

僕たちは普段、会話でも思考でも、「言葉」を使っています。

 

「言葉」は確かに「他人」とコミュニケーションをとる時や、
知識や思い付きなどを記録する場合には、便利ですし、

言葉によって色々な「感覚」「感動」などを感じることもありますが、

 

例えば「感動」という言葉一つにしても、

 

「ジワーっと胸が熱くなる」ような「感動」なのか

「涙が止まらなくて号泣する」ような「感動」なのか

千差万別の感覚、感情を、「感動」というひとまとまりに
してしまうというデメリットもあります。

 

そこから「誤解」なども生まれたりします。

 

言葉は便利なものですが、「真実」を表しているわけではありません。

 

本来この世界は、「体験」であり、「経験」であり、「感覚」の世界です。

 

誰も見たことが無いものを、「言葉」で説明するのが難しいように、

 

「体験」を人に伝えることはなかなかできません。

「言葉」で他人に同じ「体験」をさせることはできません。

なので、いくら「偉い」人が、言葉を尽くして

「この世界は、こう生きればいい!」と言ったとしても、

それは「体験」を「言葉」という記号化して、伝えている物で、
全ての人に「真実」が伝わるものではありません。

何が言いたいかと言うと、「真実」はあなたの「感覚」の中にしか
ありません。

 

自分以外の人が「これは良い!」と言っていることでも、

あなたにとっては、全然興味が無いことかもしれません。

 

あなたの「外の世界」に答えを探しても見つからないんです。

また、あなたの「思考」の中にも、「真実」はありません。
それはあなたの「信念」が自動的に生み出しているものだから。

 

ですから、僕の「NLAメソッド」では、「感情」や体の「感覚」に注目して、

あなたの中の「真実」を感じてもらおうという試みです。

「感覚」は今、あなたが握りしめている「信念」に気づかせてくれます。

 

今はどうしても、「頭」で考えて、「自分はこうしたい」ということを
ひねり出してしまうと思いますが、

 

「感覚」に注目していくと、段々敏感になっていき、

本来のあなたが望んでいること、感覚がワクワクすることに
気付けるようになっていきます。

これからは、頭が考えた「これをしなければ」「これをやるべき」
という窮屈な事じゃなくて、

 

出来るだけ少しずつでも、「心」が望む、「感覚」が望むことを
自分自身にやらせてあげてください。

 

あなたがこの世を去る瞬間に、

「あ~あれやっておいてよかった!」

と言えるようなことを、一つずつ体験してください

僕の「NLAメソッド」がその助けになれれば幸いです。

またお会いしましょう!

トモヒト

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

僕も実際そうしましたが、これから「奇跡のコース」を実践してみたい!

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あなたは必ず世界の見方が変わります。