☆「運がいい人」「運が悪い人」の違い
さて、タロットメール鑑定をさせてもらっていると、
ご相談内容で「私は運が悪いのか」とか「娘が運が悪くて」というようなことが書いてあったりする。
今回は、僕が感じる、「運がいい」「運が悪い」の違いを解説してみたいと思います。
◎非常に根本的なこと
まず、非常に根本的なことを言ってしまうと、
「運がいい」「運が悪い」というのも、「どこで切り取るか?」という違いだけとも言えます。
有名な言葉で「人生万事塞翁が馬」という言葉があるように
人生は何が起こるか分からない。良いことだと思っていたことが、後々「あれが無ければ」と思うようなことになったりする。
例えば、「宝くじで6億円当たった!」⇒「運がいい人」ということになるけど、
そのことによって、人生が激変して、お金目当ての人がどんどん寄ってきて、お金は狙われるし、
以前からの友人も信用できなくなってきた。
しかも、投資話に乗って大失敗して、お金が消えた・・・。
そうなると「運が悪い人」になる。
どんな出来事も、その時点で「止まる」ということは無くて、人生が続く限り、全ては次々に移り変わっていく。
逆に、「交通事故に遭って入院した」⇒「運が悪い人」となるかもしれないが、
実はそのことによって、家に居なかったので強盗殺人にあわなくて済んだ。
ということもあるかもしれない。
このように、全てのことは重なり合って、影響し合って、「縁」でつながっていくので、
その一つ一つの出来事を「良い」「悪い」では判断できない。
もっと言うなら、地球規模の大災害が起こって、自分一人が生き残った。
これって、運がいい?運が悪い?w
◎「運がいい」「運が悪い」の仕組み
それでも、僕が自分の経験や今までの相談を受けてきた経験から
「運が良い」「運が悪い」を分析してみると、
「流れに添っているときは運が良いように見えて」
「流れに逆らっているときは運が悪いように見える」
ということが分かってくる。
つまり、その人が「居るべき場所に居る」「向かうべき方向にむかっている」
時は、不思議なほど「シンクロニシティ」みたいなことが起こって、すんなり流れていくけど、
その人が「居るべきでない場所に居る」「向かうべき方向に向かっていない」時は、
会社が倒産する、誰かに裏切られる、大病をして何もできなくなる・・・
という風に、「運が悪い」ようなことが起こる。
でも、結局は後から振り返ると、その「運が悪い」病気になったおかげで、
今まで心の底では嫌々やっていた仕事を辞めるきっかけになって、自分が本当に喜びを感じる、農業に転職せざるを得なかった。
というようなことにもつながるので、それが「運が悪い」とは言い切れない。
でも、一つ言えることは、常に自分の直感やひらめきに従って、
今までの自分の「立場」「地位」「功績」などにこだわらずに、次々新しいことをしていっている人というのは、
なかなか「運が悪い」という状態には陥りにくい。
もちろん「失敗」するようなこともあるけど、それこそが学びにもなるので、立ち止まらない限り、「運が悪い」状態でとどまることが無い。
◎「運気」のセンサーを高める
そういう意味で言えば、「運が悪い」状態になりたくなければ、
日々の中で、自分の「運気」を感じ取れるようになっておくと良いと思う。
例えば、「なんか最近同じパターンが続く」とか、「人から不満ばかり聞く」とか、
「なんか体調が悪い時が多い」「単純に面白くない」・・・
というように、あまり気分がすぐれない日々が続き始めたら、
「エネルギーが循環していなくて、『そろそろ方向転換したほうが良いんじゃない?』というお知らせかも!」
と早めに気づくことができれば、その後に決定的に「もうそうするしかない」というようなハプニングが起こる前に次に進める確率も上がる。
そういう時はとにかく、「気分転換」できることを探して、実行する。
「運動」をしてみる。行ったことのない場所に行く、断食してみる、瞑想してみる・・・
前から「気になっているけど、放置していること」をちゃんと済ませる。
部屋のものを処分したり、売ったりして減らしてみる。
思い切って、前からやってみたかったことに挑戦する。
そういう、「新しい行動、習慣」をしていく事で、エネルギーの流れ方が変わるので、そのまま運気が上がったり、
そのことによって、自分が向かうべき方向がみえやすくなったりする。
「運」とは「はこぶ」とも読む。
あなたの「命」をあちこちに運んであげることで、「命」が喜んで、あなたに色々な助けをよこしてくれる。
「迷ったら、追い詰められたら、とにかく何でもいいから動いてみる」
これが、「運が良く」居る方法だと思います。