![[メイン014]「自分」という幻想から自由になる方法](https://salon.hikiyose-saikyou.com/wp-content/uploads/2022/10/side022-001.jpg)
☆[メイン014]「自分」という幻想から自由になる方法
さて、今朝のInstagramで予告しましたが、
まずは、今朝の投稿を引用しておきます。
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さて、私たちは個人として生まれてきている
と感じているけど
本当は生まれたことはなく、
常に命(神)の一部(そのもの)として存在している。
それを自我のシステムによって、分離しているかのように
感じさせられているだけ。
昔から原初の仏教で「私は居ない」
と言っているのはそういうこと。
だから、本来はあなたは無限そのもの。
でも、今までの経験上から
「私の可能な範囲はここまで」
という感じで、自分で限定している部分が
「私」になっていく。
あなたがその範囲を広げれば、
あなたは何者にでもなれる。
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これは、非常に理解できにくいというか、
まあ、実際に実感してみないことには理解できるものではないですが、
結局、「悟りを開いた人(覚者)」や昔の仏教では繰り返しこのことを説明しています。
つまり、「私は居ない」ということです。
◎私は居ない
これは非常に言葉で表現するには限界があるというか、無理なことなんですが、
それでも言葉で説明すると、
このサイトでは繰り返し書いてきましたが、
私たちが「私」という「個人」を感じているのは、全て「自我」のシステムの影響です。
つまり、私たちは、そもそも「命(神・意識)」から分離したことは無い。
しかし、感覚として、この「肉体」を持って、記憶を持って、生まれた頃の写真などが存在するから、
「私は、赤ちゃんとして、一人の個人としてこの世界に産み落とされた」
というストーリーが出来上がっていきますが、
「覚者」の体験からすると、「それらはすべて誤解」であって、
ただ、「命(神)」が「私」という個人の夢を見ている。
それが私たちが体験している「人生」「現実」だということです。
だから、「この世はうたかたの夢」とか「マーヤー(幻影)」「リーラ(神々の戯れ)」と言われてきました。
その「本当は、『私』は存在しない!」ということに気づくのが「悟りを開く」ということです。
悟りを開いた人は、みんな口を揃えて、「思ってた体験と違う」と言いますw
◎だから、全ては「思い込み」
そう、だからこそ「覚者」はみんな、
「全てはあなたの思い込みでしかない」
「あなたはどうなっても大丈夫」と言います。
特に男性だと「あるある」ですけど、若いころにカンフー映画とかやくざ映画なんかを見た後に、
自分も強くなった気になれる。みたいなww
僕も実際に体験したのは、10~20代の頃ギターを結構弾いてて、
凄くうまい人のDVDを見ながら練習すると、普段弾けなかったフレーズが弾けるようになったりするんですよね。
「自分はこんなもの」という思い込みの枠を広げると、今まで自分が出来なかったこともできるようになる。
結局スポーツ選手なんかが、練習するのは、その「思い込みの枠を外す」ためです。
だから結局、もしあなたが本当に「思い込み」を変えることができれば、なんでも可能だと思います。
でも、僕もそうですが、この仕組みが分かっても、そう簡単に今までずっと持ち続けてきた「思い込み」を
一気に変化させることは難しいと思います。
例えば、今日から「ハリウッド俳優」のつもりで生活しましょう。と言っても、どうしていいか分かりませんよね?w
だから、その「思い込み」をずらしていくために、「行動」が必要になってきます。
「ハリウッド俳優」を目指すなら、まずはハリウッド俳優の日常がどんなのか情報を集めてみる。
次に、日本のプロダクションに入る、俳優の仕事をしてみる。
そして、アメリカに行ってみて、ハリウッド俳優が通うようなお店を巡って、雰囲気を味わってみる。
そこから・・・という風に、「思いこむための材料」を揃えていく。
もちろん、思い切って、いきなりハリウッド映画のオーディションを受けに行く。というのでも良いでしょう。
「私はもう、ハリウッド俳優でしょう」と確信が持てる状態までもっていく。
イメージ画像で言うと↓
↑ピンクの部分が、あなたが「自分」と思いこんでいる範囲。緑が「ハリウッド俳優」の範囲。
そこから↓
少しずつ、経験の幅を増やしていって、「思い込みの範囲」を広げていきます。
そして↓
↑こんな風に、「ハリウッド俳優」も自分の思い込みの範囲に含んでしまう。
こんなイメージですww
◎みんなの願いが叶わない理由
そして、こうやって見ていくと、「引き寄せが上手くいかない」とか「願いがなかなか叶わない」という理由が分かります。
つまり、願ったり、思い描いたりしているだけで、そもそもの「思い込み」が変化していなければ、それは実現しません。
これも今までも何度も書いてきたように、「◎◎になれますように」と願うということは、
「私は今◎◎ではない」と思いこんでいるということです。
それをいつまでやってても、変わることはありません。
本当に「私は◎◎です」と思いこめていたら、「◎◎になれますように」という言葉、思考は出てきません。
だから、一部の本で「願いを忘れると叶う」と書いてあるのはこのためです。
すでに「歌手」の人が「歌手になれますように」「歌手になるにはどうしたら?」と考えません。
「さあ、歌手として、どういう活動をしよう。まずはあのライブハウスで歌ってみよう」
と、実際にそのライブハウスで歌える方法を探すでしょう。
「願い」⇒「思い込み」になった時から、夢は実現し始めます。
◎人を「許せない」と、自分を制限する
そして、少し話がそれるかもしれませんが、関連したことで思いついたので書いておきます。
もしあなたが「許せない人」が居るなら、あなたはそのことで自分の人生に制限を掛けてしまっています。
例えば、誰かを「許せない」と思うのって、特に多いのが、「両親が許せない」。
そして、その理由の多くが、「私を愛してくれなかった」「私を認めてくれなかった」ということ。
例えばあなたが、今現在、とにかく「幸せ」と感じられていたら、
「昔両親がこんなことを言って」とか気になりますか?
だって、今が幸せであれば、それまでの道のりがどんなものであっても、「結果オーライ」ですよね?
だから、あなたが誰か、何かを「許せない」と感じているということは
今に不満を感じていて、同時に「その人に認められようとしている」ということ。
そして、無意識の部分で、「その人に認められなければ幸せになれない」と思いこんでいるということ。
本当に両親や家族から認められなければ幸せになれませんか?
あなたはあなたで勝手に、楽に幸せになっていいんです。
あなたの「思い込み」の範囲を、「両親」「家族」の枠から全くはみ出させていいのです。
あなたがその人を許さない限り、あなたの中には無意識に、
「この人に自分を認めさせないと、幸せはやってこない」という思い込みが在り続けるのです。
もちろん、あなたが幸せになって、結果的にそれを両親、家族が認めてくれるということも良いですが、
そんなことは関係なく、あなたは自分の生き方で幸せになっていい。
逆に「許せない」と思っていることで、相手の思うつぼになっている、
つまり、「社会は厳しいから、あなたの生き方では幸せになれない」というような、
相手の勝手な思い込みに巻き込まれている方が悔しくないですか?
特にひどい場合は、自分を認めなかった親に対して、復讐のような気持ちで
「あなたがあんなことを言ったから、私は行動できなくて、こんなにも不幸なんだ!あんたのせいで私は幸せになれないんだよ!絶対幸せになんかなってやるもんか!」
という心理から、幸せになることを自ら放棄してしまうこともあります。
今すぐに、それを手放すことです。「許す」ことです。
「許す」ことが、あなたの幸せにつながる唯一の道です。
だから、キリスト教では「赦し(ゆるし)」ということが中心のテーマになっています。
あなたがすべてを許せば、あなたはあなたの思い込みから自由になれる。
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