[メイン014]「自分」という幻想から自由になる方法

☆[メイン014]「自分」という幻想から自由になる方法

さて、今朝のInstagramで予告しましたが、

まずは、今朝の投稿を引用しておきます。

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さて、私たちは個人として生まれてきている

と感じているけど

本当は生まれたことはなく、

常に命(神)の一部(そのもの)として存在している。

それを自我のシステムによって、分離しているかのように

感じさせられているだけ。

昔から原初の仏教で「私は居ない」

と言っているのはそういうこと。

だから、本来はあなたは無限そのもの。

でも、今までの経験上から

「私の可能な範囲はここまで」

という感じで、自分で限定している部分が

「私」になっていく。

あなたがその範囲を広げれば、

あなたは何者にでもなれる。

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これは、非常に理解できにくいというか、

まあ、実際に実感してみないことには理解できるものではないですが、

結局、「悟りを開いた人(覚者)」や昔の仏教では繰り返しこのことを説明しています。

つまり、「私は居ない」ということです。

◎私は居ない

これは非常に言葉で表現するには限界があるというか、無理なことなんですが、

それでも言葉で説明すると、

このサイトでは繰り返し書いてきましたが、

私たちが「私」という「個人」を感じているのは、全て「自我」のシステムの影響です。

つまり、私たちは、そもそも「命(神・意識)」から分離したことは無い。

しかし、感覚として、この「肉体」を持って、記憶を持って、生まれた頃の写真などが存在するから、

「私は、赤ちゃんとして、一人の個人としてこの世界に産み落とされた」

というストーリーが出来上がっていきますが、

「覚者」の体験からすると、「それらはすべて誤解」であって、

ただ、「命(神)」が「私」という個人の夢を見ている。

それが私たちが体験している「人生」「現実」だということです。

だから、「この世はうたかたの夢」とか「マーヤー(幻影)」「リーラ(神々の戯れ)」と言われてきました。

その「本当は、『私』は存在しない!」ということに気づくのが「悟りを開く」ということです。

悟りを開いた人は、みんな口を揃えて、「思ってた体験と違う」と言いますw

◎だから、全ては「思い込み」

そう、だからこそ「覚者」はみんな、

「全てはあなたの思い込みでしかない」

「あなたはどうなっても大丈夫」と言います。

特に男性だと「あるある」ですけど、若いころにカンフー映画とかやくざ映画なんかを見た後に、

自分も強くなった気になれる。みたいなww

僕も実際に体験したのは、10~20代の頃ギターを結構弾いてて、

凄くうまい人のDVDを見ながら練習すると、普段弾けなかったフレーズが弾けるようになったりするんですよね。

「自分はこんなもの」という思い込みの枠を広げると、今まで自分が出来なかったこともできるようになる。

結局スポーツ選手なんかが、練習するのは、その「思い込みの枠を外す」ためです。

だから結局、もしあなたが本当に「思い込み」を変えることができれば、なんでも可能だと思います。

でも、僕もそうですが、この仕組みが分かっても、そう簡単に今までずっと持ち続けてきた「思い込み」を

一気に変化させることは難しいと思います。

例えば、今日から「ハリウッド俳優」のつもりで生活しましょう。と言っても、どうしていいか分かりませんよね?w

だから、その「思い込み」をずらしていくために、「行動」が必要になってきます。

「ハリウッド俳優」を目指すなら、まずはハリウッド俳優の日常がどんなのか情報を集めてみる。

次に、日本のプロダクションに入る、俳優の仕事をしてみる。

そして、アメリカに行ってみて、ハリウッド俳優が通うようなお店を巡って、雰囲気を味わってみる。

そこから・・・という風に、「思いこむための材料」を揃えていく。

もちろん、思い切って、いきなりハリウッド映画のオーディションを受けに行く。というのでも良いでしょう。

「私はもう、ハリウッド俳優でしょう」と確信が持てる状態までもっていく。

イメージ画像で言うと↓

↑ピンクの部分が、あなたが「自分」と思いこんでいる範囲。緑が「ハリウッド俳優」の範囲。

そこから↓

少しずつ、経験の幅を増やしていって、「思い込みの範囲」を広げていきます。

そして↓

↑こんな風に、「ハリウッド俳優」も自分の思い込みの範囲に含んでしまう。

こんなイメージですww

◎みんなの願いが叶わない理由

そして、こうやって見ていくと、「引き寄せが上手くいかない」とか「願いがなかなか叶わない」という理由が分かります。

つまり、願ったり、思い描いたりしているだけで、そもそもの「思い込み」が変化していなければ、それは実現しません。

これも今までも何度も書いてきたように、「◎◎になれますように」と願うということは、

「私は今◎◎ではない」と思いこんでいるということです。

それをいつまでやってても、変わることはありません。

本当に「私は◎◎です」と思いこめていたら、「◎◎になれますように」という言葉、思考は出てきません。

だから、一部の本で「願いを忘れると叶う」と書いてあるのはこのためです。

すでに「歌手」の人が「歌手になれますように」「歌手になるにはどうしたら?」と考えません。

「さあ、歌手として、どういう活動をしよう。まずはあのライブハウスで歌ってみよう」

と、実際にそのライブハウスで歌える方法を探すでしょう。

「願い」⇒「思い込み」になった時から、夢は実現し始めます。

◎人を「許せない」と、自分を制限する

そして、少し話がそれるかもしれませんが、関連したことで思いついたので書いておきます。

もしあなたが「許せない人」が居るなら、あなたはそのことで自分の人生に制限を掛けてしまっています。

例えば、誰かを「許せない」と思うのって、特に多いのが、「両親が許せない」。

そして、その理由の多くが、「私を愛してくれなかった」「私を認めてくれなかった」ということ。

例えばあなたが、今現在、とにかく「幸せ」と感じられていたら、

「昔両親がこんなことを言って」とか気になりますか?

だって、今が幸せであれば、それまでの道のりがどんなものであっても、「結果オーライ」ですよね?

だから、あなたが誰か、何かを「許せない」と感じているということは

今に不満を感じていて、同時に「その人に認められようとしている」ということ。

そして、無意識の部分で、「その人に認められなければ幸せになれない」と思いこんでいるということ。

本当に両親や家族から認められなければ幸せになれませんか?

あなたはあなたで勝手に、楽に幸せになっていいんです。

あなたの「思い込み」の範囲を、「両親」「家族」の枠から全くはみ出させていいのです。

あなたがその人を許さない限り、あなたの中には無意識に、

「この人に自分を認めさせないと、幸せはやってこない」という思い込みが在り続けるのです。

もちろん、あなたが幸せになって、結果的にそれを両親、家族が認めてくれるということも良いですが、

そんなことは関係なく、あなたは自分の生き方で幸せになっていい。

逆に「許せない」と思っていることで、相手の思うつぼになっている、

つまり、「社会は厳しいから、あなたの生き方では幸せになれない」というような、

相手の勝手な思い込みに巻き込まれている方が悔しくないですか?

特にひどい場合は、自分を認めなかった親に対して、復讐のような気持ちで

「あなたがあんなことを言ったから、私は行動できなくて、こんなにも不幸なんだ!あんたのせいで私は幸せになれないんだよ!絶対幸せになんかなってやるもんか!」

という心理から、幸せになることを自ら放棄してしまうこともあります。

今すぐに、それを手放すことです。「許す」ことです。

「許す」ことが、あなたの幸せにつながる唯一の道です。

だから、キリスト教では「赦し(ゆるし)」ということが中心のテーマになっています。

あなたがすべてを許せば、あなたはあなたの思い込みから自由になれる。

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