[メイン015]「モテる」技術 みんな逆をやる

☆[メイン015]「モテる」技術 みんな逆をやる

さて、前回は「「自分」という幻想から自由になる方法」ということで、

[メイン014]「自分」という幻想から自由になる方法

そもそも、「私」ということ自体が、正確に「自分」を捉えているものではないし、

「悟り」の世界の話で言えば、「私という個人が存在する」ということ自体が「勘違い」であるというお話をしました。

最後の方では「赦し」についても書きましたが、そこからの派生的な内容で、

今回は、「モテる技術」ということで書いてみたいと思います。

◎モテる技術?

さて、ここで書く「モテる技術」は巷にあふれている、

「こういうファッションで、こういう話し方で、こういう場所に行って・・・」ということは書きません。

そういうのは、色々な本が出ているので、そちらをチェックしてもらうとして、

ここで書くのは、「心構え」とか「思い込みを変える」という部分です。

サイドコンテンツでも過去に、

[サイド018]あなたが本当に愛される方法。これをやると嫌われる

↑で「愛される方法」を書きましたが、

それとは違った角度から。

◎完璧な男性・女性を目指さない

これは、まず付き合う前、恋人募集中の時に大切ですが、

あまり「完璧な人」を目指さない方が、恋愛でも仕事でも良いです。

まず、人間、若いころや調子のいいときは、あらゆることに気を配って、「完璧」と思えるような行動、仕事をできるのですが、

どうしたって、調子の悪い時もあります。

そうなると、今までがすごくて、調子の悪い時でも十分「できてる」のに、

「あら、あの人ちょっと落ちてきたじゃない?」みたいに思われますwしんどいですよね?

しかも、そうやって「完璧」に見せていると、周りは

「下手に手を出さない方が良い」「あの人には助けは必要ないんだな」

恋愛なんかでも、「この人のそばに入り込む余地がない」と感じられてしまって、

人が寄ってきにくくなってしまいます。

「すごい人」と思われて、尊敬されたり、認められたり、人から愛されようと頑張ってきたはずなのに、

その「完璧さ加減」が逆に自分を人を寄せ付けにくくし、孤独にしていってしまいます。

まあ職人や「一流のプロ」を目指すなら、そういう気持ちも必要でしょうけど、

もっと気楽に「ありのまま」を出していった方が、みんな寄り付きやすいです。

◎ちゃんとしようとしない

そして、こちらも「完璧主義」に似ているんですが。

これは占いで恋愛鑑定をやったり、恋愛講座の方でも感じましたが、

みんな、「彼(彼女)の前ではちゃんとしないと」と頑張り過ぎです。

確かに付き合い始めとかに、良く思われようと頑張ってしまうのはよくわかりますが、

いつまで頑張り続けますか?

最初にすごく頑張って、「できる彼氏」「できる彼女」を演じてしまうと、後々、しんどくなっていきます。

また、最初にすごく色々やってしまうと、途中から段々と「できない」方が目立ってしまいます。

相手からしても、「最初の頃はあんなことこんなことしてくれたのに、最近してくれない。愛されていないの?」と感じてしまいます。

◎追いかける恋になりがちな人

連絡でも、最初の頃はこまめに連絡くれたのに、段々と慣れてきて、用事がある時くらいになってくると、

本来はそれが普通なのに、最初に頑張った分、落差で「連絡してくれなくなった」と感じてしまいます。

だから、最初からあまり「良いように見られたい」と頑張らない方が良いんです。

特に恋愛である程度付き合って、自分が追いかける立場になりがちなのが、

相手は「通常(日常)モード」になっていってるのに、自分だけいつまでも「ちゃんとしないと」と

例えば、「こまめに連絡を入れる」ということを気を付け続けて、

でも、相手が「通常モード」になってきているので、相手からの連絡が減ってくる。

でも、そこで自分の方からも連絡を減らすと、相手も連絡してこなくて、疎遠になってしまうんじゃないか?

というような心配をし始めて、「追いかけるモード」になって、

不安になるから、しょっちゅう連絡して、相手は「どうせ連絡してくれるから」ということで、いよいよ連絡してこなくなって、さらに心配になって・・・

となりがちです。

まあ、こうなってしまってから、自分の方から連絡を絶つというのは気持ち的に難しいでしょうけど、

この状態を解消するためには、「もっといい加減になる」方が良いです。

そもそも、恋愛にそこまで全精力を注がない方が良いです。あまり一途にならない方が良いです。

いつでも、「他の候補も探している」くらいの気持ちの方が良いです。

だって、現に、「相手から連絡が減ってきた」から、焦って、余計に自分の相手に対する気持ちが強くなっている。

自分からどんどん連絡してしまう。

「相手がいい加減」であることによって、自分の気持ちがグッと相手に持っていかれている。

つまり、相手からグッと思いを寄せてもらいたかったら、あなたも適度に「いい加減」になったほうが良いんです。

お互いにどこかで「危機感」を持っている方が良い。

「この人、下手したら、すぐにどっか行くかも?」と感じさせてるくらいの方が良い。

◎自分の人生を一番に考える

もちろん、僕もグッと恋愛にのめり込んだこともありますから、そういう時にいくら色々言われても、

気持ちを止めることができないことも分かりますが、

それでも、やはり「恋愛」「相手」のことを第一に考えちゃダメです。

どんなに好きな相手でも、「自分の人生を彩る一人」くらいで居る方が、かえってすべてうまくいきます。

「相手がずっと居る」前提で、相手の都合に合わせてしまうと、

相手は安心しきって、自分の都合で動き始めます。

逆に、あなたが相手の都合に合わせずに、自分の都合で生きていると、

「この人と合うには、ちゃんと都合を開けておかないと」と相手の方がなっていくので、その方がよくありませんか?

それでも、そうなってこない相手は、それほど良い相手ではなかったということです。

また、何度も言いますが、二人の関係がすごくうまくいっったとしても、そのまま結婚して幸せに過ごせたとしても、

それがいつまでも続くとは限りません。

何らかの理由で一緒に居られない、相手が亡くなってしまう・・・ということも起きうるのです。

そうなった時に、「相手に合わせて」生きていれば、一気に人生の計画が狂って、焦らなければいけません。

多くの夫婦のように「旦那の愚痴ばかり言ってるけど、一向に別れない」というのも、

みんなではありませんが、「別れたら経済的に困る」という理由で別れられない人も多いでしょう。

恋愛にしても、夫婦にしても、やはりどこかでは「一人になっても生きていける」

という心づもりが必要だと思います。

だから、やはり「自分の人生」を第一に考えて、「もし、私一人で生きていくとしたら、どうするべきか?」

という言うことを思い描いて、「それにはこういう習い事をして技術を身に付けておこう」とか、

「こういう知識を学んでおくべきかも」という感じで、自分の人生を創り上げていって、

その上で、その時に「一緒に歩ける」人と付き合っていく。

さらに、その思い描いた人生に「こういう人の助けが必要かも」と感じたら、そういう人物を探していく。

そういう風に自分の人生を明確にしていくと、自分の役割はもちろん、相手にも最適な役割を持たせてあげることができて、

お互いにお互いの人生に貢献しあえる関係になっていきます。

そして、最悪その関係が終わりを告げるとしても、自分の人生は続いていき、

また、その時に必要な人間関係ができていく。

そういうスタンスで生きている人はきっと一生モテるでしょう。