☆[サイド056]最近入手した「健康情報」[2]
◎「白髪」はある条件を揃えれば黒髪に戻る!
さて、この話は昔からというか、一般的にも「そうだろうな」と認識されてきたとは思いますが、
今回それが科学的にも認められたというお話。
アメリカのコロンビア大学の研究チームの研究によると、
「白髪」の進行は「不可逆的ではなく」、「可逆的」であると分かったと言います。
勿論すべて元通りになるかは分かりませんが、
やはり、「白髪の進行は、老化だけではなく、『ストレス』が大きなカギを握っている」ということ。
被験者の髪の毛を調べ、(色素の違いによって)過去の1年間の「ストレスが強かった期間」を特定することができたというのです。
つまり、「ストレス」と「髪の毛の色素」の相関関係が立証されたということ。
よく漫画や、歴史上の話で、「非常にショックなことが起こって、一気に白髪になってしまう」という描写がありますが、
(マリーアントワネットが処刑前夜に髪の毛が真っ白になってしまった、と言われるように)
実際、強いストレスを受けると、「白髪」が増えるのです。
逆に、白髪から黒髪に戻った人を調査すると、なにかストレスがかかっていた環境から解放されたとか、
まとまった2週間の休暇をとった、というような後に、白髪が減っていったということも分かっています。
まあ、ここからは僕の考察ですが、僕も40代に入ったあたりから白髪が目立ち始めましたが、
ある特定のエリアばかりが白髪になるので、
「その人が良く使う脳の部位?ストレスを受けやすい体の部位?」などによって、その人の「白髪になりやすい場所」が違うんじゃないだろうか?ということです。
まあいずれにしても、体と心のリラックスを意識すれば、白髪も、老化も「可逆的」に「取り戻せる」ということですね。
◎「オートミール」は「食べるインスリン?」
このお話は、「重度の(Ⅱ型)糖尿病患者」においての実験なので、
糖尿病ではない人の結果については定かではありませんが、
ある患者は、糖尿病で入院し、1日に200単位のインスリンを必要とするほどでしたが、
5日間の「オートミール(オーツ麦)+野菜」の食事療法によって、
朝一番の血糖値が250⇒100に低下し、一日の必要インスリン量も少なくなったそうです。
そしてまた、数日間オートミール中心(患者の場合は、糖尿病を悪化させる食材は避けて)の生活をするだけで、
その後約1か月間は必要インスリン量が40%減らせるということも分かりました。
つまり、オートミールの血糖値調整効果は、数日間の摂取でも、そのあと約1カ月ほど持続するということです。
糖尿病を患っていない健常者であれば、2週間~月に一回くらい2日間、「オートミール」中心の食事をすれば、
血糖値をそれほど気にしなくてもいい生活ができるかもしれませんね。
まあもちろん、「オートミール食べてるから」と暴飲暴食したら意味ないでしょうけどねw。
◎ココナッツシュガーで糖尿病が治る?
さて、こちらも「糖尿病関連」ですが、糖尿病ではない方にも有用な情報でしょう。
「ココナッツシュガー」は知っていると思いますが、ココナッツシュガーはそもそも、
「ココナッツの花の枝(花序)」を傷つけることで得られる「樹液」に含まれ、
一本の花序から一日約1.5リットルの樹液が採取でき、それを煮詰めることで、約200gのココナッツシュガーが採れます。
そう考えると、なかなか貴重なものな気がしますね。
そして、ココナッツシュガーは、「血糖値に影響しにくい、低GI(血糖指数)食品」と言われていて、
GI値が55以下のものを「低GI食品」というのですが、はちみつが「60」なのに対して、ココナッツシュガーのGI値は35~54で、
かなり血糖値に影響しにくいと言えます。
また、糖尿病の原因の一つとして、「酸化ストレス」があるのですが、
その「酸化ストレス」を低減させる、「ポリフェノール」が豊富に含まれていたり、
血糖値の上昇を抑えると言われる、食物繊維の一種である「イヌリン」も含まれ、
抗糖尿病作用があると考えられている、「ロイシン、アルギニン、イソロイシン」といったアミノ酸が含まれており、
マウス実験で、糖尿病になっているマウスに、「ココナッツシュガー、ココナッツオイルを含んだコーンビスケット」を4週間与え続けたところ、
「正常なマウス」と同じような数値になったということです。
なので、普段から「甘み」はココナッツシュガーで摂取すると良いかもしれませんね。
まあこちらも、たくさん食べたら同じですけどね。
◎サツマイモで血糖、ガンを抑制できる!?
さて、こちらもついでに「血糖値」繋がりで、
私たちも日常的に食べる「サツマイモ」ですが、最近の研究でも、昔からの研究でも、
サツマイモを食べることで、色々な「ガン」の発生、細胞分裂、拡散を抑制することができる、
ということが分かっていて、さらに「サツマイモの葉」にも「血管の炎症」を軽減し、「動脈硬化」や「心血管疾患」を予防する効果があるそうです。
また、サツマイモは抗糖尿病の作用を持ち、インスリンの抵抗性を低下させることで、異常なグルコースと脂質の代謝を改善できることが分かりました。
さらに、サツマイモは食物繊維が豊富で満腹感が得られるため、血糖値とインスリンの変動を起こしにくく血糖値のコントロールに役立ちます。
サツマイモには繊維質と抗酸化物質が豊富に含まれているため、腸の健康維持に役立ちます。
と健康効果満載です。
便秘の解消はもちろん、「全ての元」である腸内環境を整えてくれるので、体調全般にいい影響があると言えるでしょう。
ただ、でんぷんを多く含むので、「糖質」が多いため、食事に取り入れる場合は、その分ご飯を減らす方が良いようです。
また、食べ過ぎには気を付けましょう。これは実体験です。
一度、あまりにおいしいサツマイモをいただいたので、かなり大きめのサツマイモを、蒸したものを一本半、食べたら、
一日トイレが友達になり、3キロ以上痩せました。ゲッソリでしたww
◎やっぱり納豆が最強かも!?
さて、僕の記事やInstagramの投稿でも、何度も出てきていますが、
やはり、海外の研究でも、「納豆(ナットウキナーゼ)」が最強かもしれないですね。
2021年の研究では、新型コロナウイルスを抑制し、感染によって体内で増える、「スパイクたんぱく質」を破壊するし、血栓予防効果が強いので、
新型コロナ感染自体の症状軽減はもちろん、ワクチン接種による副作用も抑えることができるということです。
さらに2013年の研究では、人間と共通する遺伝子をもつ「線虫」が、
納豆の水抽出液を与えることで、「酸化ストレス」「熱ストレス」に強くなり、16%長生きした、
また、細胞の老化マーカーである、「リポフスチン」の蓄積を効果的に遅らせることができ、納豆抽出液を与えた方は「リポフスチン」の蓄積が15%減少した。
つまり、納豆は「アンチエイジング効果が期待できる」ということ。
血管も若返らせる
納豆1カップには19グラム以上の脂質、主に多価不飽和脂質が含まれていて、
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を低下させることにより、心臓病や脳卒中の予防に役立つ可能性があります。
ノースイースタン州立大学の研究によると、ナットウキナーゼは血管を洗浄し、血栓を減らす可能性があります。これは虚血性脳卒中や心臓病のリスクを減らします。
さらに、「血圧」も下がる効果が期待できるようです。
「ガン」抑制効果もある
そして、先ほどのサツマイモもそうでしたが、納豆にも
「胃がん、前立腺がん、結腸癌」などの抑制に効果があるということです。
「納豆の摂取量」と「(がんによる)死亡率」に相関関係がある。
つまり、「納豆を食べているほど、死なない」ということです。
腸内環境を整え、ダイエット効果も
そして、納豆には「腸内細菌叢(腸内フローラ)」も整える効果があるので、
「セロトニン」などのあらゆるホルモンの調整や、免疫力のアップ、さらにダイエット効果も期待できます。
骨粗しょう症も予防効果
アメリカの管理栄養士、イェレナ・ウィーラー氏によると、
「納豆にはビタミンK2も多く含まれており、カルシウムを引き寄せる骨形成タンパク質を活性化することで骨の健康を維持します」
また、日本では、ビタミンK2は骨粗鬆症の治療薬として認可されています。
日本の研究では、納豆は閉経後の女性の骨粗鬆症予防に役立つ可能性のあるメナキノン-7を多く含みます。
やっぱり、「納豆最強!」かもしれない。