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[サイド074]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![8]

☆[サイド074]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![8] ◎習慣71:誠実である 成功する人は「自分に嘘をつかない」をモットーにし、成功しない人は軽はずみに嘘をつく 二〇〇二年、マサチューセッツ大学心理学部教授のロバート・フェルドマンは、人間はわずか一0分間の会話の中で、二、三個の嘘をついていることを明らかにしました。他の多くの研究も、人間が基本的に嘘つきであることを示しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私たちは、「嘘つき」というよりも、元々私たちの「思考」という物が一貫したものではなく、 その時その時湧いてきていると言っても良いものです。 これまでの人生でも、思い返してみると、「なんであの時あんなことを言ったのだろう?」 「あの時なんで私はあんなことを考えて、決断したんだろう?」と不思議に思うことがあります。 最近の研究では、腸内細菌が「善玉」か「悪玉」か、どちらに片寄っているかによって、「食べたくなるもの」が変わると言います。 つまり、私たちは「自分の意志で決めている」と思っていても、無意識のうちに、「身体にコントロールされている」ということもあり得ます。 ぼんやりと生きていると、「いつの間にかそうしていた」「なぜかそう考えて行動した」という感じになりやすいのです。 なので、できるだけ常に、「私はこうする、こう生きる」ということを明確にして、頻繁に確認することで、 「自分の思い通りに生きる」ことができると言えるでしょう。 「自分に誠実である」ためには、とにかくその時その時、目についたこと、気になったことなどを、どんどん行動に移すということ。 毎日できるだけ、「私はやろうと思ったことは全部やった。」と言えるくらいにしていく事が「誠実である」と言えるでしょう。 勿論、「今日は体が動かない、気力が出ない!」と感じるなら、思い切って休むことも、「誠実」と言えるでしょう。 あなたの気持ち、心が求めることに正直に生きることです。 ◎習慣72:専門分野がある 成功する人は専門性を高めるための訓練をし、成功しない人はスキルを磨こうとしない ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これはビジネスに限らず、「自分の得意分野」がはっきりしていることは、 自然と「自己肯定感」にもつながりますし、仕事をする上でも、「私はこの分野を任せてください」と言いやすいので、 自分も相手も分かりやすくていいでしょう。 特に、あなたが「好き」「得意」「興味がある」ということは、「才能」と言えます。 その「才能」を常に伸ばすこと、磨くことを考えていく事は大切でしょう。 これから毎日その「得意分野」について、1時間でも勉強することで、1年後、3年後、どれだけの差がついていくでしょうか? あなたが得意分野を伸ばすことは、「その分野のことを人の代わりにやってあげる」ことができるので、 他人、世界に貢献することにもつながります。 「芸は身を助く」とも言います。何気ない「才能」でも、それがあなたを助けることもあるでしょう。 あなたの「才能」を見つけて、それを常に磨いていきましょう。 ◎習慣73:素直に謝ることができる 成功する人は自分の非を認めることができ、成功しない人は意地を張り「ごめんなさい」が言えない ~~~~~~~~~~~~~~~~~ これは、「ありがとうと言える」ということともつながりますが、 感謝したり、謝るということが、「相手に負ける」みたいに考えて、なかなか言えない人も居ます。 しかし、あなた自身もそうだと思いますが、「ありがとう」や「ごめん」と素直に言える人の方が好感が持てると思います。 それにこれまで何度も言ってきましたが、10人いれば10通りの「常識、正解」があります。 「私が正しい」ということはありません。 あなたにそのつもりが無くても、相手が怒っていたり、悲しんでいるなら、 「ごめん、そんなつもりはなかったけど、言い方が悪かったかも」という感じで、 素直に謝ることも必要でしょう。 また、常に「私は正しい」と思いこんでいると、もっといい方法や生き方があるのに、その可能性を見逃す、スルーしてしまうことにもつながります。 常に、「人は間違うものだし,自分の常識がいつも通用するとは限らない」ということを念頭に置いておくことは大切です。 また、子供がいるなら、子供の意見が間違っていると思わないことです。 子供は、私たちよりも、「現代」の空気の中を生きています。 子供たちの方が「進化した考え方」をしているかもしれません。 「アドバイス」をするのは良いですが、「こうするべき」「こうした方が良い」と決めつけないことです。 ◎習慣74:旧友を大切にしている 成功する人は古い友人との旧交を温め、成功しない人は過去の友情を軽視する ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも個人的には、昔からの友人にこだわる必要はないと思いますが、 同じ価値観を持った人、一緒に居て心地の良い人との付き合いは大切にするべきだと思います。 いざという時に頼りになるのは、心を許せる家族、仲間だと思います。 あなたが何かによって成功し、忙しいからといって、家族や友人をないがしろにしていれば、虚しい人生になってしまうかもしれません。 あなたにとって、本当にこれからも続けていきたい関係は意識して、親交を深めていきましょう。 ◎習慣75:視点が大きい 成功する人は長い目で物事を見て、成功しない人は小さなことでイライラする ~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも何度も言っていますが、あなたが怒ったり、イライラしてしまう原因は、 あなたの「思い込み」「常識」「信念」が原因です。 あなたが何にもこだわっていなければ、何の怒りも湧いてこないはずです。 例えば、あなたが一流のピアニストであれば、誰かがピアノを弾いていたら、細かい音程やタッチが気になって、イライラするかもしれませんが、 全くピアノに詳しくなければ、余程ひどい演奏でなければ気にならないでしょう。 あなたの中で「こうでなければならない!」という思いが強ければ強いほど、「許せないこと」が増えていきます。 それは同時に、自分自身の生き方も堅苦しいものにしていきます。 あなたが仕事で、同僚や部下に対して、「まあみんなそれぞれの働き方、考え方がある」と捉えられれば、それほど怒りが湧かなくても、 「仕事ってこうするべきでしょう!」とこだわっていれば、イライラしてしまいます。 全てにおいて、「私はこうしたいからこうする。あなたたちはご自由に」という感じで、 あなたができることをしたら、あとは、お任せ。という心構えで居られれば、何事も楽になっていくでしょう。 ◎習慣76:テクノロジーを受け入れている 成功する人はテクノロジーとうまく付き合い、成功しない人は自分で壁をつくっている テクノロジーのプラス面を受け入れることで、効率を高め、人とのつながりを保ち、情報を発言できる。それは、あなたが成功するための心強い味方になる ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 何事も、「新しいこと」を必要に応じて取り入れるということは大切です。 以前もどこかで言いましたが、この時代に、「私はガラケーが好きだから、スマホは使わない!」と言っていれば、 別に悪いことではないですが、時代から取り残されるのは確かです。 勿論なんでも新しいことを取り入れよう!というのではないですが、 例えば、生活の中で無駄なエネルギーを使わないために、効率性をアップさせるようなアプリや技術であれば、積極的に取り入れたほうがいいでしょう。 どうしても年齢を重ねると、「いやあ、最近のことはよくわからなくて」という感じで、新しい技術を嫌厭してしまいがちですが、 あなたの人生を見つめた時に、「もっとこうなればいいのに」とか「こういう風にするにはどうしたらいいだろう?」 と感じることがあるなら、それを楽に実現させる方法や技術を探して、手に入れる、活用するということを常に意識しておくことも大切です。 「自分なりのこだわり」を持ち続けることも良いですが、それが「それ以外を認めない」という風になってしまってはもったいないです。 特にこれからは「AI」の技術がどんどん進化して、活用法を知っているのと知らないのでは、 どんな面でも効率が変わってくると思います。 自分の生活の中で、自分が特にこだわって、「自分の手でやりたい!」という部分以外は、 新し技術に代行してもらうことも、自分の人生を楽しむコツだと思います。 ◎習慣77:努力を継続できる 成功する人は「あと一歩」をふんばり、成功しない人は簡単にあきらめる 「私たちの最大の弱点は、すぐにあきらめてしまうことだ。成功を引き寄せるために必要なのは、あと一回挑戦することなのに」 ートーマス・エジソン(アメリカの発明家) フィニッシュラインにどれくらい近づいているのかは、自分ではわからないこともあります。そこでやめてしまうのは、とてももったいないことです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 勿論、「引き際も肝心」という部分もありますが、 何かに挑戦して、「あれ?無理かも?」と思っても、もう少し、あと一歩頑張ってみる、ということも大切です。 もしかすると、あと少しで、「成功」するかもしれません。 自分の気力が続く限りはやってみることも良いでしょう。 人生ではもちろん「成功」することも良いですが、とにかく何事も「やってみる」「挑戦してみる」「体験してみる」 ということの積み重ねが大切です。 その結果として「成功」が手に入れば、それは良いことですが、 もし「失敗」だとしても、「それに挑戦した」「体験してみた」ということが人生の糧、楽しみになっていきます。 例えば、この肉体から旅立って、「あの世」で、今回の人生を誰かに語って聞かせるとしたら、 どれだけの「体験」「思い出」「面白いエピソード」が話せるでしょうか? 「冥途の土産」をどれだけ増やせるか?が人生のテーマと言っても良いでしょう。 何事も、「もう少しだけ」頑張ってみるのも良いでしょう。 ◎習慣78:何かに依存していない 成功する人は中毒にならないように自分をコントロールし、成功しない人は何かに依存している ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これは、「成功している」ように見える人でも、「成功中毒」になっている場合もあります。 「(社会的に)成功していないと意味がない」とか […]

[サイド073]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![7]

☆[サイド073]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![7] ◎習慣61:健康的な食生活をしている 成功する人は食生活に気を使い、成功しない人は無頓着に好きなものを飲み食いしている ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも、個人的には「ヴィーガン」など、そこまでシビアにするのもどうかと思いますが、 まずは、「マーガリン、人工甘味料」など、「百害あって一利なし」の物をできるだけ食べないようにする。 基本的には、(特に30代越えたら)できれば1日2食にするか、一回の食事を「腹7,6分目」にしておく。 定期的に水分を摂る。 糖分はできるだけ減らす。 これだけでも意識すれば、身体もスッキリするし、精神的にも落ち込みにくくなるでしょう。 まずは、できるだけ少食にして、余計なものを食べないことからはじめて、 その後に、「健康に良い」と言われるものを積極的に食べるようにする。 ◎習慣62:周りと調和がとれている 成功する人はハーモニーを奏でるように生き、成功しない人は調子が外れている。 あなた自身の調和が保たれていないとき、周りの人々との調和を保つことは困難です。 ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスは「自分自身と調和して生きる者は、宇宙と調和している」と述べています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも、無理に周りに合わせるとか、周りに好かれるように生きる、 ということとは違って、 そもそも、あなた自身が「調和がとれているか?」「自分の生きやすいように生きられているか?」ということが重要です。 多くの人は、「社会的な常識」に縛られて、「自分は本当はどう生きたいか?」ということがよくわからずに生きてしまっています。 そして、いつもどこかで「不足感」「不満感」を感じて生きています。 まずは、「私はこの世界で、この人生で、どのように生きたいのか?」ということを、常に意識してください。 「私は何者で、どんな人物として生きていたいのか?」ということをできるだけ明確に知っていることが必要です。 そして、できるだけ「本当の私らしく生きる」ということができて初めて、「周りと調和する」ということも可能になります。 あなたが、あなたらしく生きるからはじめて、「そんなあなたに合う人」もあらわれてきます。 極端な話、あなたが「セレブな生活」を演出していて、でも実際はそれが本当に好きでなければ、 「セレブなお友達」がたくさんできても楽しめないように。 あなた自身が明確になっていなければ、あなたの周りに現れる人も、明確ではない人ばかりになっていきます。 あなたの「思っていること」「言っていること」「やっていること」が一致しているから、 周りの人もあなたを理解できて、一緒に過ごすこともしやすくなります。 本当の意味でみんなと調和するためには、 「自分を知り」⇒「思い、言葉、行動を一致させ」⇒「明確に生きる」ことです。 ◎習慣63:ワークライフバランスを保っている。 成功している人はメリハリをつけて働き、成功しない人はダラダラと残業している。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 日本人の多くは、「働かざる者食うべからず」というような言葉が象徴するように、 「真面目に働くことこそ美徳」という感じで考える人が多いですが、 そもそも「仕事」とは、「人生を豊かにするためにする、お金稼ぎの手段の一つ」です。 勿論、「仕事こそが人生の喜びだ」という人もいるでしょうけど、ほとんどの人は、本来、「生きるための手段」として働いているはずです。 しかし、いつの間にか、「仕事をクビになったらどうしよう」という感じで、 「仕事のために生きている」ような状態になっている人も少なくありません。 そうなってくると、「評価されるために、ずっと働いていないといけない」という風になっている人も居ます。 しかし、「怖れ」からダラダラと仕事をしても、どれほどの「創造性」を発揮できるでしょうか? 「人生の喜び」の為に働くのと、「生きるために仕方なく働く」のでは、出せる成果も違うでしょう。 一度、あなたが何のために、今の仕事をしていて、それこそがあなたがするべき仕事なのか? 「人生を楽しむ」という目で見た時に、今の仕事が最適なのか? そういう目で、自分の日常や仕事の在り方を見つめ直すことも大切です。 そして、日常の中にもっと「人生の楽しみ」を増やしていきましょう。 バランスが取れてこそ、仕事でも最高のパフォーマンスが出せるでしょう。 ◎習慣64:老後をシミュレーションしながら生きている 成功する人は今から老後を想定した生活を送り、成功しない人はすべてを引退後に考えようと思っている 私は最近、引退後の人たちに会い、 「もし、若い頃の自分にアドバイスできるとしたら、引退後に最高の人生を送れるようにするための秘訣として、どんなことを伝えますか?」と尋ねました。 答えは大きく三つありました。 1,よく運動し、ヘルシーな食生活をして、健康を保つこと。 2,もっと旅行し、「人生のやりたいことリスト」を減らしておくこと。 年をとったときに思い出があるほうが、若い頃にできなかったことを後悔するよりもはるかに良い。 3,急に引退すべきではない。 突然仕事をやめるのではなく、まずは仕事量を減らしたり、パートタイムの仕事をしたりして、少しずつ慣れていくこと。 ◎ 老後の生活を今日からシミュレーションする 多くの研究が、仕事をやめた後でそれまでの生き方を大きく変えるよりも、徐々に引退生活に入るほうが望ましいと指摘しています。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 引退まで毎日仕事に通っていて、引退した人が、「一気に老け込む」「認知症になる」「鬱になる」など、 せっかく「老後のために」と頑張って働いてきたのに、実際に「老後」を迎えてみると、 「やること、やりがいが無くて、何もすることがない」という風になって、 精神的にも、肉体的にも、一気に衰えてしまう・・・ということが起きるようです。 どのような「引退生活」を送りたいかをイメージして、 「人生の内でやっておきたいこと」のリストなどを作っておきましょう。 また、自分が子供の頃から好きだったことや、興味のある事などもリストアップして、 今からでも「新しい趣味」などを始めてみるのも良いでしょう。 また、「老後」が本当に来るとは限りません。 誰しも、人生、いつ終わるかなんてわかりません。 「老後にしよう」じゃなくて、できるだけ、今からできる範囲で、「やりたいこと」をやっていきましょう。 そういう「習慣」が身についていれば、「老後」を迎えても、変わらず、 「自分が人生でやっておきたいことを追究する」人生が続いていくのです。 ◎習慣65:ボディランゲージを活用している 成功する人は身振りをうまく使ってコミュニケーションをしていて、成功しない人は非言語コミュニケーションに鈍感である ~~~~~~~~~~~~~~~~ これはちょっとわかりにくい概念かもしれませんが。 人間は「言語」が発達したために、ほとんどの「意思疎通」を言葉によって行っています。 しかし、普段意識しませんが、言葉以外にも「表情」や「雰囲気」からも情報を得ていて、 「良い人だけど、なんか信頼できない」とか、言葉以外の情報も、無意識に内に受け取っているものです。 ある、常に成長を続けている会社の社長も、 「一時期、新型コロナの影響で、リモートワークが主流になった時期があったけど、 段々コロナ前の状況に戻ってきてみると、やっぱり、実際に会って話して、会議したほうが、 クリエイティブなアイデアが出やすい」 と語っていて、やはり、人同士が「触れ合う」ということは、お互いの信頼や創造性を刺激する という意味で、大切なことなんだと分かります。 単純な話、いつも笑顔で話す人の方が付き合いやすいですしね。 大げさでも、あなたの気持ち、伝えたいことを、身振り手振りを使って表現してみましょう。 ◎習慣66:友人を選んでいる 成功する人は自分を成長させてくれる友と付き合い、成功しない人は悪影響を及ぼす友人と付き合う ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まあ、これも、あなたが居心地が良ければ、無理に「良い友人」を増やさなくてもいいでしょうけど、 「いつも愚痴ばかり言う人」とか「批判ばかりする人」などと付き合っていても、 良いことがなさそうなのは、簡単に想像できますよね? そういう人との付き合いは減らしていき、 あなたがはっきりと自分の意見を言っても、離れて行かないような人を選んで付き合っていきましょう。 自分が理想とする生き方をしている方と付き合うのも有益でしょう。 とにかく、寂しいというような気持から付き合っているけど、あなたを傷つけたり、良くない気持ちにさせる人とは距離を置きましょう。 ◎習慣67:好奇心がある 成功する人は自分で問題を見つけ出し、成功しない人は問題を立てる前に結論を出してしまう これをもっと簡単に、速く、美しく、安くするにはどうしたらいいだろう? この問題を新しい方法で解決するにはどうすればいい? このサービスを面白く楽しいものにするには? このアイデアを自分のデザインに取り込めないだろうか? 世界的にこの魅力をアピールするための方法は? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ […]

[サイド069]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![3]

☆[サイド069]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![3] ◎習慣21:大切なものに愛情を注いでいる 成功する人は永続的な愛を大切にし、成功しない人は刹那的な欲望にとらわれる 「誰かを十分に愛することさえできれば、あなたは世界で一番、エネルギーに溢れた人間になれる」 エミット・フォックス(アイルランドの思想家) 愛は、「刹那的な欲望」と「永続的な愛」の二つに区別できます。 ★刹那的な欲望 ある対象に夢中になり、所有したいと強く思うことです。衝動買い、浮気、新車やおもちゃへの強い羨望などが典型例です。人やモノを強く欲しているときに感じる刹那的な欲望は、私たちを一時的に興奮させます。しかし、それは長続きしません。 ★永続的な愛 一見すると、刹那的な欲望よりも興奮せず、格好良くもないと思えます。しかし、外見にだまされてはいけません。この愛は、真に成功した人生をつくるために不可欠です。これは、私たちが有意義な人間関係で感じ、経験する愛です。 ◎ 自分自身を愛する 成功を手に入れる秘密は、「永続的な愛」で自分自身をとり囲むことです。それは、まずあなた自身を愛することから始まります。 1,人は誰でも完璧ではなく、あなただけが欠点や弱点を抱えているのではないことを理解する。 2,どんなに不完全でも、自分のありのままを認めてあげる。 3,過去の過ちや失敗のことでいつまでも自分を責めるのをやめる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ このブログでもたびたび書いてきたと思いますが、どんな場面でも、 結局は、「ありのままの自分を認め、受け入れ、そこからスタートする」ということが大切です。 そして、「ありのままの自分」を愛することが出来なければ、本当に「愛する、愛される」ということは理解できません。 「私は、仕事で成果を出しているから、素晴らしい。」 「私はみんなから認められているから、愛すべき存在。」 「彼・彼女は、私にとって有益なこと、高価なものを与えてくれるから愛してあげる」という、「契約の愛」になってしまいがちです。 しかし、まず自分が自分を「ありのままに愛する」ことができれば、同時に、他の人のことも、 「この人はこういう人だ」とありのままで受け入れることができるようになっていきます。 そして、最初は忍耐が必要かもしれませんが、あなたが相手のことを「ありのままで受け入れる」ことができれば、 段々と、相手も、あなたを「ありのままで愛する」ようになり、 お互いに緊張感や罪悪感のない、「そのままで居られて、認め合える関係」になっていきます。 そういう関係が築けてこそ、「自分の真価」を発揮できるようになっていき、 お互いに高め合う関係になっていくでしょう。 その場その場の欲望に流されて、刺激を求めているだけでは、いつまでも、 「自分を満足させてくれるものを探し続ける永遠のレース」に参加し続けるだけです。それはドラッグと一緒です。 「ありのままを認める」ということは、一見「遠回り」に見えるかもしれませんが、 あなた人生が本当の満足を感じたいと思うなら、この地道な、一見派手ではない道を選ぶ方が、実は「近道、早道」です。 「自分」も「あの人」も、「今のままでいい」。 お互いにそれを受け入れつつ、協力して何かを創り上げていく。 そんな関係を見れば、自然と人が集まってくるでしょう。 ◎習慣22:たえず自分を刷新している 成功する人は常に自分を新しくしようとし、成功しない人はいつまでも古い自分にしがみつく 成長し、成功を手に入れたいのなら、自分を刷新していかなければならない ◎先回りして変化を起こす 1,やめるべき思考や行動、態度は何か? 2,始めるべき思考や行動、態度は何か? 3,何をすれば、自分に大きな変化を起こせるか? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これもまた、「自分を変えよう」と頑張る必要はありませんが、 常に、「何か新しいことを楽しんでみよう」という視点は大切です。 時々、年齢を重ねると、「もう私、最近のこと(技術)はよくわからなくてねえ」と言いながら、 最新の機器などを嫌厭してしまう姿を見ますが、 勿論別に最近の機器を使えるようになりなさいということではないですが、 人生は、特に人生の後半は、なかなか「目新しい経験、体験」が減っていきます。 すると、段々「人生が色あせていく」という感覚になる人も少なくないでしょう。 だからこそ、自分から「何か新しく試せる、挑戦できることは無いか?」と常にアンテナを張っておくということが必要です。 できるだけ毎日、「昨日まで体験したことのないことを探して、やってみよう」という意識を持つだけで、 日々の彩りが変わってくるでしょう。 「いつもなら見ない番組・動画を見てみる」でもいいでしょう。 僕も昨日、普段なら「見ないだろうな」と思う、「MONDAYS」という日本映画をNetflixで見ましたが、これが意外と面白くて、 奥さんにもすすめたくなりました。新たな発見です。 そうやって、「昨日よりも一つでも豊かな自分」を創り上げていきましょう。 ◎習慣23:健康に気を配る 成功する人は「健康第一」の価値を知っていて、成功しない人は「健康を後回し」にすることのリスクを知らない 強いストレスを抱えながら働いて健康を損ない、医療費を稼ぐために仕事をしているような状況に陥るのはナンセンスだ ◎健康を一番に考える お金なら、ある年に破産しても、翌年にはそれを取り戻すだけの収入を手にできることもあり得ます。しかし健康の場合、いったん大きく損ねてしまえば、簡単には取り戻せません。 最近のイギリスでの研究によると、毎日二〇分、一定以上のスピードで散歩をすることで、寿命が七年延び、心臓発作のリスクが大幅に低減する。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~ 僕と奥さんの中で最近、共感して「テーマ」となっていることは、 「これからの(風の)時代は、より一層「カラダ」が重要になってくる」ということです。 当たり前ですが、どんな「体験」をするにも、「カラダ」は重要です。 いくら頭が良くて、素晴らしいアイデアを持っていても、動ける体がなければ、 それを実現していける確率は一気に下がるでしょう。 そして、本の引用にも書かれていたように、お金は失っても、努力次第で取り戻すことができる可能性はありますが、 身体は、特に脳や内臓などは、一度壊してしまうと、二度と戻らないという部分も多いです。 その時その時の欲望や、自己慢心によって、「まあ大丈夫だろう」と健康のことを後回しにしていたら、 取り返しのつかないことになることもあるでしょう。 まずは、何をするにしても、「健康」のことを第一に考えて計画して、行動しましょう。 そして、身体が快調であれば、行動や、出る結果も快調になっていくでしょう。 ◎習慣24:「許すこと」の価値を知っている 成功する人は許すことのメリットを知っていて、成功しない人は憎しみのデメリットを知らない 「人を許すとは、囚人を解放すること。そして、その囚人が自分自身であったと気づくこと」 –ルイス・B・スメズ(アメリカの作家) 「あの憎い相手のことは、絶対に許さない」-あなたがこんなふうに思っていても、誰も得をしません。 他人を許すのは、決してあなたが弱い人間だからではありません。あなたが傷ついていなかったわけでも、怒りが的外れだったわけでもありません。許しとは、「私はもう、この人のために自分の貴重な心のエネルギーを無駄にする必要はない」と自分に宣言することなのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これも僕がいつもよく書くように、 「憎しみや批判の声も、一番近くで浴び続けているのは自分である」。 このことに気を付ける必要があります。 誰かを批判したり許さないという、態度や言葉を一番近くで体験しているのは「私」です。 ネガティブな言葉や思いの影響を一番受けているのは「私」です。 あなた自身が、誰かや世界を「許さない」ことで、自分自身の幸せも「許さない」ことになっていくのです。 また、多くの人は無意識のうちに、特に両親などの家族に対して、 「あの時、あの人があんなことを言ったり、やったりしたから、私は引っ込み思案になって、幸せになれない」という風に、 大人になっても、その影響を抜け出せないで居ます。 そして、その「許せない人」への「復讐」のために、「幸せにならないでおこう」としています。 これは、自分で意識できていなくても、 「私がこんなに不幸なのは、全部あなたのせいだ!」という感じです。 しかし、そんなことに無駄なエネルギーを使っていて、誰が得をするのでしょうか? 別に「その人を許して、愛してあげて」なんて言いません。 ただ、「その人に向けているエネルギーを止めてみませんか?」ということ。 そして、「その余ったエネルギーを、新しい習慣に使ってみませんか?」ということの提案です。 あなたが「思いっきり幸せになる」ことで、復讐してみませんか? ◎習慣25:自分に合った集団に帰属している 成功する人は集団とうまく付き合い、成功しない人は人付き合いでストレスを溜め込む 自分が居心地の良い集団を見つけよう。 ◎集団を賢く選ぶ まず、自分が所属している集団をすべて書き出します。書いた内容をよく見ながら、次の点について考えます。 1,この集団に所属することでどんなメリットがあるか。自分は集団にどのように貢献できるか。 2,この集団の一員であることのデメリットは何か。自分の成功の妨げになっている点はないか。 3,この集団を離れるべき時期に差し掛かっていないか。 4,他に所属すべき集団はないか。 […]