☆[メイン022]この世界にある「法則」
さて、世の中には「引き寄せの法則」のように、「~~の法則」と呼ばれるものがたくさんありますが、
僕がこれまで色々な本を読んだり、経験してきた中で、
「この世界にはこういう法則があるなあ」と感じたことをまとめておきたいと思います。
1,「信じていることが見えてくる(引き寄せ)」の法則
これは、このブログでも書いているし、「NLAメソッド」の根幹部分でもありますが、
世の中で「引き寄せの法則」と言われているものは、
「思うことで何かが引き寄せられる」という感じで捉えられていますが、
それならば、世の中に「引き寄せだけで100兆円引き寄せたから、みんなにお金配ります」
という人や、「引き寄せだけで、世界トップの企業を作りました」という人が居ても良いはずだけど、
結局世界の富裕層はすべて、「実業家」。
「思ったことが引き寄せられる」のではなくて、
「その人が信じていることが、そのまま『現実』として見えてくる」法則と言ったほうが良いでしょう。
つまり、スティーブジョブズは、「Mac」などのパソコンから始まり、「ipod」「iphone」などを思いつき、
「私にはこれができる」と信じ、「これはたくさんの人の役に立つ」と信じ、それを実行に移したから、
その「信じた」分だけ、資産を創り出せた。
勿論、本当に何もしなくても、「私は世界一の資産家になれる」と信じられれば、そうなるだろうけど、
何もせずにそれを心底信じることは難しいでしょう。
その「自信」を持つために、行動は必要になってくる。
「強く思う、願う」のではなく、「当然だと信じられた」分だけ、
(行動して、「自信」を強めた分だけ)
その通りの「現実」が見えるようになっていく。
2,「自分が愛した分だけ、世界から愛される」の法則
これも、先ほどの「信じた分だけ見えてくる」の法則と共通しますが、
結局、あなたが「自分を好きじゃない」とか「自分が十分じゃない」と思うのはなぜでしょう?
それは、「このままの私では、世界から認められない」とか、「このままの私では幸せになれない、愛されない」と
勝手に思いこんで(信じて)きたから。
つまり、「目の前に起こっていることは、正しくない、十分じゃない」と信じている状態。
だから、その通りに「私は十分じゃない」という「現実」が目の前に映し出される。
あなたの意識は「映写機」で、あなたの「思い(信念)」はそこに掛ける「フィルム」です。
あなたが持ち続けている「思い(フィルム)」が目の前に再生され続けます。
「現実」を変えたければ、その「思い(フィルム)」を変えるしかありません。
あなたが、自分を愛するということは、「全てを信じる」ということ。
「私は今、このような人として存在し、このような人として生きる」
それこそが、自分にとって「最良である」と信じられた時に、道が開かれていく。
あなたがあなた自身を愛するように、他人が、世界があなたを愛し始めます。
店主が「こんな商品なんか」と言っているお店で誰も買わないのと同じ。
3,「エネルギー保存」の法則
物理学にも「エネルギー保存の法則」がありますが、
それと同じようにあなたの「思い」「感情」「言葉」などもすべて
「エネルギーの動き」であって、あなたが発している「エネルギー」が保存され、
その「エネルギー」に対応した「現実」が生み出される。
自分自身に「なんでこんなダメなんだ?」とつぶやいてみたり、
「なんであの人はあんな人なんだ!」と批判したり、
テレビを見ながら、「あんな人最悪」とか言うたびに、あなたの中に
そういう「エネルギー」が保存され、そのエネルギーに対応した現実を見せてくれる。
だから、スピリチュアルや自己啓発では、「批判や判断をしない」と言われる。
人のことであれ、世界のことであれ、何かを批判したり、判断していると、
その想いや言葉のエネルギーを一番近くで浴び続けるのは自分自身。
心理学なんかで、「インナーチャイルド」とか「トラウマ」と言われるようなこともすべて、
この「エネルギー」が保存されている影響。
だから、どんな形でも、その「エネルギー」を発散させることを意識していけば、
笑いたいときは思い切り笑って、怒りたいときは思い切り怒って、泣きたいときは泣きじゃくる。
やりたいことをどんどんやって、辞めたいことはスッパリやめて・・・
どんな時も、あなたの中に起こっている「エネルギー」を感じて、それを発散する方向にもっていけば、
あなたの「現実」に「問題」を生み出すことは減っていく。
4,受け入れないと創造力が弱くなるの法則
これは「[サイド044]「現実を受け入れると」創造力が上がる!」でも書いたように、
よくスピリチュアルや自己啓発などで、
「まずは、現実を受け入れて」と言われるのは、これまでの3つの法則ともかぶるけど、
「自分の運命、命(神)の生み出したもの」を信じるということ。
僕がこうやって「占い師」を経験してみて思うことは、その人の「現実」に起こってくることというのは、
必ず、「それが起こる必要がある」こと。
それがたとえ、悲劇的なことだとしても、その人が人生を生きる上で、その人が持っている「人生のテーマ」を効果的に描くには必要なこと。
「もめにもめたあげく離婚した」というのも、それくらいどうしようもない状態にならなければ、離婚まで至らなかったし、
その人が本当に求めるものを手に入れるには、「離婚」するしかなかったということ。
だから、しっかりと、それによって湧いてくる感情は感じきって、発散させたら、
「はい、離婚しました。次はどうしよう?」と次に進めば、それを超える展開、「幸せ」が待っているのに、
そこで、「なんで離婚してしまったんだろう?」「私が悪いから?」「相手が悪かった!」と
いつまでも受け入れずに、向き合わずにいると、それが長引いてしまう。
それは、「自分の運命、命の采配」を信じずに、疑っているということだから。
映画で主人公が、敵のボスにやられて、
「なんでこんな目に合わないといけないの?」
「私だけがなんでこんな不幸に?」「あの人がもっと手伝ってくれれば」
なんてやっていたら、いつまでもストーリーが進まない。
さらに、「自分の運命、命の采配」を疑っているわけだから、その通りの
「自分の運命を信じられない現実」が創り出され続ける。
どんな「悲劇」が起こっても、しばらくは落ち込んだとしても、
「はい、じゃあ次はどうする?」と受け入れていけば、創造力は上がっていく。
5,「豊かさは人を豊かにさせた分返ってくる」の法則
お金もそうだけど、結局「豊かさ」は、誰かを豊かにさせた分だけ、自分に返ってくる。
それは「お金」に限らなくていい、
「誰かを笑顔にさせた」「誰かの興味を満たせた」「誰かの知識欲を満たした」
「誰かの問題を解決した」・・・
そういう、あなたができることで、相手に「豊かさ」を感じさせた分だけ、
違う言い方をすれば、誰かの「感情・気持ち」を動かせた分だけ、
あなたに何らかの形で「豊かさ」が返ってくる。
だから、どんなことでも、まずはあなた自身の「感情・気持ち」が動くことを思いっきりやろう。
必ずあなたに「共鳴」する人が出てきて、それは増幅して、広がっていく。