[サイド074]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![8]

☆[サイド074]あなたの人生を豊かにする「100の習慣」実践![8]

◎習慣71:誠実である

成功する人は「自分に嘘をつかない」をモットーにし、成功しない人は軽はずみに嘘をつく

二〇〇二年、マサチューセッツ大学心理学部教授のロバート・フェルドマンは、人間はわずか一0分間の会話の中で、二、三個の嘘をついていることを明らかにしました。他の多くの研究も、人間が基本的に嘘つきであることを示しています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私たちは、「嘘つき」というよりも、元々私たちの「思考」という物が一貫したものではなく、

その時その時湧いてきていると言っても良いものです。

これまでの人生でも、思い返してみると、「なんであの時あんなことを言ったのだろう?」

「あの時なんで私はあんなことを考えて、決断したんだろう?」と不思議に思うことがあります。

最近の研究では、腸内細菌が「善玉」か「悪玉」か、どちらに片寄っているかによって、「食べたくなるもの」が変わると言います。

つまり、私たちは「自分の意志で決めている」と思っていても、無意識のうちに、「身体にコントロールされている」ということもあり得ます。

ぼんやりと生きていると、「いつの間にかそうしていた」「なぜかそう考えて行動した」という感じになりやすいのです。

なので、できるだけ常に、「私はこうする、こう生きる」ということを明確にして、頻繁に確認することで、

「自分の思い通りに生きる」ことができると言えるでしょう。

「自分に誠実である」ためには、とにかくその時その時、目についたこと、気になったことなどを、どんどん行動に移すということ。

毎日できるだけ、「私はやろうと思ったことは全部やった。」と言えるくらいにしていく事が「誠実である」と言えるでしょう。

勿論、「今日は体が動かない、気力が出ない!」と感じるなら、思い切って休むことも、「誠実」と言えるでしょう。

あなたの気持ち、心が求めることに正直に生きることです。

◎習慣72:専門分野がある

成功する人は専門性を高めるための訓練をし、成功しない人はスキルを磨こうとしない

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これはビジネスに限らず、「自分の得意分野」がはっきりしていることは、

自然と「自己肯定感」にもつながりますし、仕事をする上でも、「私はこの分野を任せてください」と言いやすいので、

自分も相手も分かりやすくていいでしょう。

特に、あなたが「好き」「得意」「興味がある」ということは、「才能」と言えます。

その「才能」を常に伸ばすこと、磨くことを考えていく事は大切でしょう。

これから毎日その「得意分野」について、1時間でも勉強することで、1年後、3年後、どれだけの差がついていくでしょうか?

あなたが得意分野を伸ばすことは、「その分野のことを人の代わりにやってあげる」ことができるので、

他人、世界に貢献することにもつながります。

「芸は身を助く」とも言います。何気ない「才能」でも、それがあなたを助けることもあるでしょう。

あなたの「才能」を見つけて、それを常に磨いていきましょう。

◎習慣73:素直に謝ることができる

成功する人は自分の非を認めることができ、成功しない人は意地を張り「ごめんなさい」が言えない

~~~~~~~~~~~~~~~~~

これは、「ありがとうと言える」ということともつながりますが、

感謝したり、謝るということが、「相手に負ける」みたいに考えて、なかなか言えない人も居ます。

しかし、あなた自身もそうだと思いますが、「ありがとう」や「ごめん」と素直に言える人の方が好感が持てると思います。

それにこれまで何度も言ってきましたが、10人いれば10通りの「常識、正解」があります。

「私が正しい」ということはありません。

あなたにそのつもりが無くても、相手が怒っていたり、悲しんでいるなら、

「ごめん、そんなつもりはなかったけど、言い方が悪かったかも」という感じで、

素直に謝ることも必要でしょう。

また、常に「私は正しい」と思いこんでいると、もっといい方法や生き方があるのに、その可能性を見逃す、スルーしてしまうことにもつながります。

常に、「人は間違うものだし,自分の常識がいつも通用するとは限らない」ということを念頭に置いておくことは大切です。

また、子供がいるなら、子供の意見が間違っていると思わないことです。

子供は、私たちよりも、「現代」の空気の中を生きています。

子供たちの方が「進化した考え方」をしているかもしれません。

「アドバイス」をするのは良いですが、「こうするべき」「こうした方が良い」と決めつけないことです。

◎習慣74:旧友を大切にしている

成功する人は古い友人との旧交を温め、成功しない人は過去の友情を軽視する

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これも個人的には、昔からの友人にこだわる必要はないと思いますが、

同じ価値観を持った人、一緒に居て心地の良い人との付き合いは大切にするべきだと思います。

いざという時に頼りになるのは、心を許せる家族、仲間だと思います。

あなたが何かによって成功し、忙しいからといって、家族や友人をないがしろにしていれば、虚しい人生になってしまうかもしれません。

あなたにとって、本当にこれからも続けていきたい関係は意識して、親交を深めていきましょう。

◎習慣75:視点が大きい

成功する人は長い目で物事を見て、成功しない人は小さなことでイライラする

~~~~~~~~~~~~~~~~~

これも何度も言っていますが、あなたが怒ったり、イライラしてしまう原因は、

あなたの「思い込み」「常識」「信念」が原因です。

あなたが何にもこだわっていなければ、何の怒りも湧いてこないはずです。

例えば、あなたが一流のピアニストであれば、誰かがピアノを弾いていたら、細かい音程やタッチが気になって、イライラするかもしれませんが、

全くピアノに詳しくなければ、余程ひどい演奏でなければ気にならないでしょう。

あなたの中で「こうでなければならない!」という思いが強ければ強いほど、「許せないこと」が増えていきます。

それは同時に、自分自身の生き方も堅苦しいものにしていきます。

あなたが仕事で、同僚や部下に対して、「まあみんなそれぞれの働き方、考え方がある」と捉えられれば、それほど怒りが湧かなくても、

「仕事ってこうするべきでしょう!」とこだわっていれば、イライラしてしまいます。

全てにおいて、「私はこうしたいからこうする。あなたたちはご自由に」という感じで、

あなたができることをしたら、あとは、お任せ。という心構えで居られれば、何事も楽になっていくでしょう。

◎習慣76:テクノロジーを受け入れている

成功する人はテクノロジーとうまく付き合い、成功しない人は自分で壁をつくっている

テクノロジーのプラス面を受け入れることで、効率を高め、人とのつながりを保ち、情報を発言できる。それは、あなたが成功するための心強い味方になる

~~~~~~~~~~~~~~~~~

何事も、「新しいこと」を必要に応じて取り入れるということは大切です。

以前もどこかで言いましたが、この時代に、「私はガラケーが好きだから、スマホは使わない!」と言っていれば、

別に悪いことではないですが、時代から取り残されるのは確かです。

勿論なんでも新しいことを取り入れよう!というのではないですが、

例えば、生活の中で無駄なエネルギーを使わないために、効率性をアップさせるようなアプリや技術であれば、積極的に取り入れたほうがいいでしょう。

どうしても年齢を重ねると、「いやあ、最近のことはよくわからなくて」という感じで、新しい技術を嫌厭してしまいがちですが、

あなたの人生を見つめた時に、「もっとこうなればいいのに」とか「こういう風にするにはどうしたらいいだろう?」

と感じることがあるなら、それを楽に実現させる方法や技術を探して、手に入れる、活用するということを常に意識しておくことも大切です。

「自分なりのこだわり」を持ち続けることも良いですが、それが「それ以外を認めない」という風になってしまってはもったいないです。

特にこれからは「AI」の技術がどんどん進化して、活用法を知っているのと知らないのでは、

どんな面でも効率が変わってくると思います。

自分の生活の中で、自分が特にこだわって、「自分の手でやりたい!」という部分以外は、

新し技術に代行してもらうことも、自分の人生を楽しむコツだと思います。

◎習慣77:努力を継続できる

成功する人は「あと一歩」をふんばり、成功しない人は簡単にあきらめる

「私たちの最大の弱点は、すぐにあきらめてしまうことだ。成功を引き寄せるために必要なのは、あと一回挑戦することなのに」

ートーマス・エジソン(アメリカの発明家)

フィニッシュラインにどれくらい近づいているのかは、自分ではわからないこともあります。そこでやめてしまうのは、とてももったいないことです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

勿論、「引き際も肝心」という部分もありますが、

何かに挑戦して、「あれ?無理かも?」と思っても、もう少し、あと一歩頑張ってみる、ということも大切です。

もしかすると、あと少しで、「成功」するかもしれません。

自分の気力が続く限りはやってみることも良いでしょう。

人生ではもちろん「成功」することも良いですが、とにかく何事も「やってみる」「挑戦してみる」「体験してみる」

ということの積み重ねが大切です。

その結果として「成功」が手に入れば、それは良いことですが、

もし「失敗」だとしても、「それに挑戦した」「体験してみた」ということが人生の糧、楽しみになっていきます。

例えば、この肉体から旅立って、「あの世」で、今回の人生を誰かに語って聞かせるとしたら、

どれだけの「体験」「思い出」「面白いエピソード」が話せるでしょうか?

「冥途の土産」をどれだけ増やせるか?が人生のテーマと言っても良いでしょう。

何事も、「もう少しだけ」頑張ってみるのも良いでしょう。

◎習慣78:何かに依存していない

成功する人は中毒にならないように自分をコントロールし、成功しない人は何かに依存している

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

これは、「成功している」ように見える人でも、「成功中毒」になっている場合もあります。

「(社会的に)成功していないと意味がない」とか

「結婚して、素晴らしい家庭を築いていないと幸せに離れない」とか、

もし、「お金持ちで素晴らしい家族を持っている」としても、「それこそが幸せ」になってしまうと、

それは「依存」と言えるでしょう。

「それを失うことで幸せじゃなくなってしまう」というものはすべて「依存」です。

もちろん、大切な家族と別れたり、失たりすることは悲しいこと、落ち込むこと、やる気を失うこと、

それは仕方のないことですが、それでも、「私の人生は終わった」となってしまわず、

「それでも私の人生は続いていく。私が居る限り、大丈夫」という気持ちで居られるか?

そして、その覚悟ができれば、逆に、今誰かと一緒に居られる、

「家族が居てくれる」「恋人が居てくれる」「友人が居てくれる」

「住む家がある」「仕事がある」「健康である」・・・

そういう当たり前のことが、「すごくありがたいこと」だと感じられるのです。

「~~が居る、あるから幸せ」ではなく、

「生きていること自体で、すでに幸せな私が、色々な出会いや体験をしていける人生」。

何かに依存して「それが無いとダメ」になるんじゃなくて、

「それが在ってくれることは、凄くラッキーなことで、私の人生を彩ってくれるもの」

「この、今に感謝して、『来るもの拒まず、去るもの追わず』で居よう」

◎習慣79:自然と接する機会が多い

成功する人は自然との触れ合いでリフレッシュし、成功しない人は自然の癒やしを得るチャンスを逃している

『ジャーナル・オブ・エピデミック・アンド・コミュニティ・ヘルス』に掲載された

研究によれば、緑の豊かな環境で生活していると、ストレスや不安を感じにくくなります。

日本には「森林浴」という言葉があります。森の中を歩くだけで、血圧やストレスのレベルが下がることがわかっています。

屋外で過ごすことには、多くのメリットがあるのです。

日光を浴びると健康に分かせないビタミンDが生成され、肌の色が健康的になり、日常の行動にも良い影響が生じる。

新鮮な空気を吸うことで様々なメリットがあり、免疫システムも強化される。

都市の人工物やテクノロジーから遠ざかると、幸福感が高まり、気持ちが穏やかになり、心が安定する。

樹齢数百年の大樹やゆったりした流れの川のそばにいると、心が洗われる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

私たちは、「進化した人間という生物」として、「自然とは別個の存在」という感じで生きてしまいがちですが、

私たちはやはり、「自然の一部」なんです。自然なくしては生きられないのです。

車がバンバン走っている都会で、「深呼吸」をしようとは思いませんよね?

そうなると、どうしても呼吸が浅くなって、さらにスマホばかり見て、前かがみになるので、呼吸がもっと浅くなる。

1日30分でも、自然の多い公園などを散歩する、太陽に当たる。そこで深呼吸を意識する。

ガーデニングでも、「土に触れる時間」をとる。

そういう習慣を身につけるだけでも、体調なども、もっと良くなるでしょう。

特に、「スマホ、パソコン」などから離れる時間を増やすだけ、体調面も精神面も良くなっていくでしょう。

◎習慣80:知能を磨いている

成功する人は意識的に得意分野の「能力」を高め、成功しない人は知能を高める訓練をしていない

「人間は、誰もが天才だ。だが、木を登ることで能力を測られた魚は、死ぬまで自分が愚かな生き物だと信じて生きることになるだろう」

アルベルト・アインシュタイン

「知能のCHC理論」によれば、私たちの知能は大きく一〇の領域に分けられ、さらに七〇の下位領域に分けられます。これらの下位領域には、情報を処理する速度から未知の情報を扱う能力まで様々なものがあります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

僕も今まで色々な「スピリチュアル」「自己啓発」「脳科学」などの本を読んできましたが、

結局、最終的な結論としては、

「自分の特色、才能、能力を知って、それを生かしていく事こそが幸せに生き抜いていく方法」と言えます。

↑本の引用でも「木を登ることで能力を測られた魚は、死ぬまで自分が愚かな生き物だと信じて生きる」

と言っているように、あなたが本当は「文系」なのに、「理系」の学校に行っていれば、「落ちこぼれ」だと思ってしまうでしょう。

今からでも遅くありません。

「私は、鳥なのか?魚なのか?猿なのか?ライオンなのか?」

勿論たとえですがw「何者か?」を知ってください。

そして、その特色に最適な生き方をみつけてください。

そうでなければ、あなた自身にとっても、世界にとっても損失でしかありません。

続きは次回!